9月3日 9月18日

2005年9月18日 日曜日 旧暦8月15日

加太 晴れ

大潮  満潮 5:58 干潮 12:27   

小アジのノマセでメジロ釣り。小アジの唐揚げも美味しいし、たんまりと小アジを釣って帰ろう。左ミヨシに席を取り朝5時10分くらいに出船。まだ太陽は昇っていない。日の出も遅くなりすっかり秋の海だ。中戸の手前に船が集結して小アジを釣っている。前と違って仕掛けを入れるとすぐに掛かってくるが小さい。しかも青アジかと思うほど痩せている。なんでや。

アジのサビキをしにきたわけではないのでエサのアジの大きさを嘆いても仕方ない。エサ釣りはすぐ終了となり中戸へ。加太港から淡路島に流れている。潮はけっこう動いていて期待できそう。鯛も釣れるといいんだが。

鼻掛けにして小アジを放り込む。着底して底取りをしながらの釣り。神経使うわ、まったく。 とすぐに艫でメジロがかかる。威勢よく引いている。こっちにも来ないかなぁっと思いつつ底取りを繰り返しているとアジが暴れ始める。オモリが底についたから仕掛けがたるんでいるのか、青物におびえて暴れているのかは微妙な違いである。

いずれにしても少しリールを巻いてロッドで聞きながらの釣り。ちょっと遅れると根掛かり・・・めんどくさいなぁ。おっと今度はアタリだったか・・の繰り返し。重くなるとまず根掛かりと考えてしまうからロッドをあおってしまって釣り損ねる。ナマリ一個がそんなに惜しいのかと情けない。

朝一からの流れではメジロは不発。8時くらいからギジをつけて鯛を狙ってみるもアタリすらない。潮が流れていないからアタルわけもないか。10時くらいには下げ潮になってメジロが再び釣れるはず。潮もすっかり止まり、下げにかかるのを待つ。ようやく潮が動き始めた。


潮待ちも終わりでこれから流すぞ

最初の流しでアタリがあり、アジは食いつかれていた。ヨシヨシ、まずは一匹釣るぞ。カケアガリに差しかかってくるとアジが暴れ始める。ちょっと底取りにも慣れてきて、底にナマリが当たったらまずロッドを上げてからリールを巻く。底取り数回、ついに一気に持ち込まれた。

引きはあい変わらず強いなぁ。ロッドを立てて、突っ込まれるときにはラインを送ってやる。このロッドでもメジロは上がるのは実証済み。ロッドでためてやると思いのほか魚が浮いてくる感じ。上がってくる場所が中戸の終わりで波が荒いから揺れるし、メジロは引っ張り回すし腰にくるわ。

ようやく仕掛けが見えてきて船頭がタモ入れ。やっと一匹。今日のノルマは2匹だからまだがんばる。メジロも深い所で掛かれば潮も緩いし上げやすいけどなぁってなことを考えているときたきた、深い所でアジが暴れて誘い上げてみたら喰いついた。これは今までにない強さで引いていく。パワー全開でまったく上がってこない。

船は浅場に差しかかり、根掛かりが気になるがなかなか上がってこないぞ。左ミヨシに座っていたが、魚に引っ張られて舳先を回って右側に移動した。そうこうしているうちに他の船の人と祭ったみたい。まずいなぁっと思っていると船頭が竿を受け取るそぶりを見せたのでパス。

少しリールで巻いていたが道糸を手でたぐり始めた。やっと寄ってきてあと5メートルってとこで走られ、その拍子にラインが船頭の指に絡まってハリス切れ。ラインが船頭の小指に絡まって食い込んでいた。指落とさなくてよかった、よかった。

プレジャーボートが中止の勧告も聞かずに中戸を流している。その船を威嚇するように船を近づけたり、監視したりと釣りだけに集中というわけにもいかない状況になってきた。段々潮も早くなってきて、もう終わりも近いなぁっと思っていると根カガリでオモリが切れた。

仕掛けを巻き上げていると途中でメジロが喰いついた。アタった途端に一気に持っていく。品ないなぁ、こいつら。ナマリもないし、根掛かりの心配もないのでゆっくり上げてくる。 メジロも三匹目になると腕にくるし、腰もつらい。でもせっかくの獲物だから大切に上げてくる。プレジャーボートではジギングをしているので、船頭がいうには「メジロがそれにつられて上がってきてんとちゃうか」とのこと。アジを落としているときに暴れるときがあるので、中層にもメジロはいるんでしょうか。ま、ほとんどが底ギリギリで来るんですが。

その後はアジも暴れなくなり終了となりました。船4人でメジロが8匹ですからまずまずでしょうか。捌いたメジロの身が脂で白くなっていました。寒さが増してくると味はもっとよくなるでしょうね。鯛も魚探には映ってきているので、もうすぐ鯛釣りもできるんちゃうかって言うてましたわ。もっと涼しくなったら根掛かりの心配の少ないギジの鯛釣りが始まります、楽しみっす。


メジロ二つは上出来っす。一つは田舎に送りました。

 

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2005年9月3日 土曜日 旧暦7月30日

加太 くもりのち晴れ

大潮  満潮 5:46 干潮 12:24   

今日はイワシを掛けてそのままエサにして釣るイワシ鯛に挑戦できるかも、楽しみだ。到着したのはビリ。親父さんの船はアジを狙いに行くとのことなので、アキラ船の船頭席に。イワシの群れがいるかどうかで全てが決まるらしい。

海底からわき上がってくるような群れの広がりがあれば一番いいみたい。そういうときは底まで落として五回くらい巻いて待ってたらいいで、という。さてまずは中戸でイサギ釣り。 一投目流し終わる手前でググンとアタリ。追い食いしていたようでけっこう重い。潮が早いのでその重みも伝わる。上がってきたの三連のイサギ。型は22〜24センチくらい。塩焼きサイズだ。 潮がかなり早く、ポイントはアッという間に去っていく。イサギもすぐに喰わなくなって、いよいよイワシ鯛だぁ。し・か・し、イワシの群れがない・・・。

水深は浅いところで20メートルちょっと、深くても40メートルまでだ。イワシの群れはときおりあるが、水面 近くに帯状にしかなく、「こんな群れやったら喰わん」とのこと。少し大きい群れに当たるがすぐに途切れてしまう。その繰り返しが続く。それでも何度かイワシの群れに仕掛けを入れてチャレンジしてみたが、鯛が喰う気配がない。

胴で30センチちょいのチャリコが上がったが、それはギジにきたらしい。イワシの周りに鯛はいないのか。イワシを求めてあっちにこっちに魚礁 を転々とする。一度大きな群れに遭遇したが、それでもだめだった。どの船も苦労しているようだ。


台風の影響が見える波

10時くらいにイワシの群れをあきらめて中戸の流す。下りの中戸だ。メジロも来るから気ぃつけや、と船頭からのアドバイス。先日のノマセのときに根掛かり連発したので、どうもメジロは苦手だなぁ。。艫の人はメジロ欲しいらしく、底ギリギリを狙っている。メジロなぁ、メジロ。鯛よ、来い。。。

ときおりアタリがあるがイサギだ。イサギも30センチくらいのが釣ったが、それくらいあればけっこう引いてくれる。一度落ち込み途中で生き餌がかかり、それにメジロらしきアタリがあったが、早めに竿を上げてしまって頭しか残っていなかった。しまったなぁ。

艫の二人、左ミヨシで同じくらいにメジロがかかる。でも結局上がったのは一匹だけ。丸々肥えたメジロでした。今年はイワシが多いので鯛も太っているらしい。そうなんだ、釣ってないからわからんわ(笑)。

イサギはポロポロ釣って、六匹と思っていたが八匹釣っていた。今年初のイサギだし、釣れなかったとはいえ、イワシ鯛釣りができたのでヨシとしましょう。 台風14号の影響はまだなかったが、島にうち寄せる波は台風のうねりのものだった。潮は小さい潮のときのほうがイワシが群れを作るのかなぁ。いやー、わかりませんわ。


イサギばっかりです。。

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