2016/8/7 東京

さて、東京産ヒメオオクワガタ採集を目指して今年で何年目だろうか???
2001年に初めて山梨で偶然ヒメオオを見つけ、翌年から本格的に東京でのヒメオオクワを
探し始め、2003年には材からヒメオオクワの生息を確認することができたが
夏場の日中のヒメオオを何時かは・・・と思いつつも今日まで至ってしまった。
(過去の採集記を見てください)

稲村岩の先は、一昨年、腰のOPをする前までに2回チャレンジしたが、道が険しく
ロング網を使うことも、蹴り採集することもできなかった。
今回は、秘密兵器を持参して3度目のチャレンジである。
なぜこの場所にこだわるのかは、東京ヒメオオを見てください。

写真左 目指すは中央に見える稲村岩の左奥あたり

 
 日原の駐車場に停めてここから歩きます。500円  「稲村岩-鷹ノ巣山コースは奥多摩でも随一の急登り」 毎回読むたびにめげます・・・・。 
   
ここからが本格的な登山になります。   最初に下るのが毎回もったいないなぁ〜と思いながら歩いてます
   
巳の戸橋   ここでも来るたびに登山やめてアカアシ狙いにしようかな・・と一瞬心が折れそうになります
   
 遠くに鹿が・・心が癒やされます。 抉られた跡? 
   
こんな道はまだまだ序の口です。   すべったらころげ落ちるだろうなぁ〜 
   
 最初の分岐 岩山の横を行きます。このあたりはもう稲村岩の下なのか?? 
   
岩場の山歩きみたいなところ進みます。昔のわさび田のあとみたいな所も・・・。 
   
おーい、何時まで続くんだぁ-! けっこう小石が多くて滑るんです。 最後に難所が・・。怖いよ〜!
   
 分岐到着! ここからが本番のヒメ獲りなんですが・・。足が棒だぁ・・・・。 ちなみに左を見ると、稲村岩の頂が少し先に見えますが歩く道は見当たらない・・。
   
 この急斜面を登っていくとブナ帯が現れ始めます 今回は秘密兵器のトンカチ! 振動で落とします!
   
   
 斜面が急なため叩いて何か個体らしき物が落ちるが拾えない・・。下手に動くと滑落する。 奥多摩において樹液採集は、夢のまた夢
 
 やっと何か落ちたのを拾えたのがヒメオオの♂この時ばかりはミヤマでなくよかったと・・。 帰りはまたこの急斜面を降りる・・・。ここが一番怖い! 
結局2時間ぐらい斜面をうろついて、叩いては反応をみて移動、また叩いては移動の繰り返し・・落ちてもなかなか個体らしき物を確認できない、の繰り返しであった。
やはり奥多摩ヒメオオの日中採集は難しい! テントを張って燈火採集の方がいいのかもしれない・・。

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