2013/8/18 東京

丘陵地帯でミヤマクワガタトラップ採集は成功するのか?
を8月上旬から観察し始めたある日の早朝、絶対こんな所で人と会うことは
まずないであろうと思ってたら山の斜面を下って来る年輩の人を見かけた。
右手にカメラ、反対の手にはビニール袋。

もしかしてクワガタ採集?トラップに気づいて採りに来たのか?
遠くからようすをうかがってるとなにやら白いものを草むらに拡げ始め写真を撮ってる。
興味津々、思わず近づいて声をかけてしまった。
これは何のキノコなんですか?
すると、これはニセクロハツと言ってすべて同じキノコとのこと。
シロウトの私にはとてもすべて同じキノコにはとても見えない
毒キノコで数本食べると死にも至ると教えていただいた。
なぜこんなにも早朝にこんなにも集めてるのか?と思ってると
実は、図鑑の写真だけでは区別がつきにくいので自分でいろんな形の
ニセクロハツを集め自分なりの図鑑を作って仲間内?に教えるためなんだそうで・・。
確かに本だけでは学べない経験が必要なんだなと改めて感じた。
ちなみにクロハツなるキノコはちゃんと調理すれば食べられるらしい。

クワガタ採集の趣味の私にはニオイコベニタケというキノコの名前を教えてくれた。
キノコ仲間ではカブトムシに似た匂いがするとのことで有名とのこと。
でも世間一般カブトムシの臭いってどんな臭いと思ってるんだろう・・・か?
 
 トラップ近くに落ちてた絶命寸前のミヤマ
   
すべてニセクロハツ   カブトムシは来るんです。

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