2009/8/12 東京

カエデがどんな感じで樹液をだして、また、どんな感じでクワガタが
集まるのか今まで見たことがありませんでした。
今回、偶然にも樹皮から樹液をだらだら流しているカエデに
出会えました。
カエデはもともと糖度が高く、シロップの原料にもなったりしてます。
とくに秩父方面では、菓子などにも応用され販売されてます。

細いカエデの枝にクワガタが抱きつき、囓って樹液をだして
なめているような光景は過去にも見たことがありますが、大木から
樹液があふれ出ているのは初めて見ました。
とてもサラサラしており、なめると砂糖水を薄めたようなほのかな
甘みがあり、子供の頃よく砂糖水を木に塗ってカブトムシを採ろうとしてた
浅はかなトラップ?とあまり変わらないような味なのですが、本物の樹液には、
ちゃんとミヤマが集まっているのでとても不思議な感じがします。
クヌギの樹液のような発酵臭もないのにどうやってミヤマは、この酒場を
見つけたのだろうか?
   
これだけ流れでているということはよほど深い穴でも開いているのだろう。表面の傷だけではここまででないと思われる。 
もし酒樽のように栓ができたら、ミヤマクワガタを集めたいときだけ栓を抜いたり閉めたりするのだが・・・。(^^ゞ
   

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