7/30 東京・埼玉

久しぶりの平地めぐりはやっぱりカブトムシだらけ・・・。
毎年この時期前後1,2週間の間は、雑木林はカブトムシに
占領される。

ノコギリ・ヒラタ・コクワ・スジは申し訳なさそうに、樹皮のメクレに
隠れていたり、酒場からちょっと離れてようすをうかがっている。
さすがに大量発生の昆虫王者に立ち向かっては行かない。
カブトムシの子分のようなカナブン達は、立ち向かわず
隙間をぬって酒場に顔をつっこんでいる、さすが要領がいい。
この時期樹液場で一杯やっているメスをめぐって、オスは
バトルを繰り返している。さすがカブトムシの♂同士の戦いは
見応えがある。

たった2本の木を見ただけですでにもう40匹以上のカブトムシがいる。
樹液も何もない樹皮でヒラタがウロウロしていた。さすがに酒場には入れないんだろう。44ミリ

この木(4枚の写真)は毎年ものすごい数のカブトムシが集まる御神木。戦いに敗れた♂が足の踏み場もないぐらい落ちている。
下は数えてみると31匹。根元のメクレ、樹皮周り、頭上のメクレまでで24匹。見える範囲でメクレより上で29匹。
はるか頭上や周りを飛んでいるのを入れるときっと100匹以上はいそうだ。
これだけのカブトムシを一度に見ると5月に最初に見たカブトムシの感動はいったい何だったのだろう・・・。

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