7/2 東京・埼玉

まだ明るいうちにミヤマクワガタを探しに丘陵地帯へ
丘陵部は、クヌギの樹液の出が遅いため、ハンノキの若木、枝先を
見て回るか、またはコナラ、ミズナラの樹液を探すのがセオリーだと
思いますが、それはあくまでも昼間の採集法であって、夜でかけるの
ならやはりメクレクヌギを見つけておくのがいいと思います。

今年初めて丘陵地帯に足を踏み入れてみるが、思った通り樹液の
でかたは今ひとつ・・・。それでも唯一頭上のめくれクヌギに小粒ながら
ミヤマ♂とカブトがついていた。
今年初ミヤマ。 写真左 ハンノキ

続いて明るい内にいつものシラカシポイントへ移動
シミチョロ樹液場に真っ赤なノコギリとコクワが群がっている。
地面が固い神社のような所だと昼間、カブトやノコなどは、どこに
隠れているのだろうか?近くの畑から飛んでくるのだろうか?
地面から出てきたばかりなら大抵は薄汚れているはずだ。
図鑑や雑誌などは、昼間は落ち葉や地面などに隠れている
というような記載がほとんどだ。
でもいつも出会うカブトムシは、ピカピカに綺麗なのが多い。
折りたたみイスと蚊取線香をだして離れて様子を見てみることに。
大型のカブトムシは飛んでくるとすぐにわかるので見つけやすい。
しばらく観察しているとどうやら木の上から降りてくるのが多い。
枝木が密集している神社などのシラカシの大木は、格好の隠れ家
なのかもしれない。
横のほうから飛んできたのは、メスだった。
土が付いているので産卵のため潜っていたのだろうか・・・。
カブトムシが増えてきたと思ったらいつのまにかノコギリは消えていた。
神社近くのクヌギには、先日のヒラタと思われるのがまだメクレに潜んでいた。

続いてカラカラクヌギポイントを再度見に行く。わずかに樹液がにじみ始めていた。そろそろ楽しみな時期かも知れない

続いて今年始めて住宅地近くの緑地帯ポイントへ
毎年相変わらず樹液を出しまくっているが、何もついておらず・・。
先行者がきた様子だ。
この後、近くのクヌギも見てみたが、やはり何もおらず・・・。
コクワもいない時は、大抵誰かがきた後ということとなる。
まあ、ここは激戦区だからしょうがないのかもしれない。

続いてノコギリが多いポイントへ移動。
ボクトウガが顔を出している。
ここは相変わらずノコギリが多い。
カブトムシもいよいよ増えてきた。
本格的な夏の到来を感じさせる。

来週当たりいよいよ、メクレアベマキの様子を見に行くとしよう。

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