アイルランド旅行記 / 7 日目 |
Kilkenny 観光編 |
この日もバスで数時間で行ける街を選んで行こうと思い,町中に中世から 残る建物が散りばめられているという kilkenny へ.Kilkenny はダブリンか らバスで 2 時間程度の小さい街です.ダブリンの南西方向にあります.バス 代は往復で $7 (火曜,水曜,木曜).
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バスはちょっと街からはずれの鉄道駅につきます.とは言っても,City Centre には歩いて少し.Kilkenny は本当に小さな街で,City Centre をぶら ぶら歩くだけだったらホンの数時間もあればお釣りが来そうです.しかし,町 並みはすごく雰囲気が良くて,たしかに中世からの建物が残っているという雰 囲気です.歴史の街という感じです.街をブラブラしているだけで楽しくなっ てくるような独特の雰囲気がありました.見るべき施設はそんなになくて,ま, 目玉は Kilkenny Castle でしょう.鉄道駅の方から歩いてくると,川を渡る のですが,そこから見ると,森のなかに建っているような本当に中世の古城と いう感じです.
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しかし,表の入り口からはいると広大な庭のなかに建つ,明るい感じの建 物でした.片側はきちんと整備された小さな庭,もう片側は広大な芝生の広場 でした.天気が良ければ,その芝生に寝転んで,昼寝をしたり,城を見たりし て時間がつぶせそうです.
城はアイルランドの文化財ではよくあるような,ガイドに従って建物の中 を見て歩くタイプです.比較的わかりやすい英語だったと思いますが,やっぱ り言っていることはほとんどわかりませんでした.この手の城に共通するよう ですが,部屋ごとにテーマが決まっているような感じです.印象に残ったのは, ヴァイキングの船のような形に設計されたロングルームで,非常に天井が高く, 大きな肖像画などが壁にずらっと架けられており,壮大な感じでした.
でもやっぱりこの城のいいところは広大な庭から見る外見ですね.子供連 れの家族が遊んでいたりもする緑のきれいなところで,ゴロンとなって絵はが きを書いたりしました.建物の中のガイドツアーに参加しなければ,敷地内は 誰でも入れます.
他に,キルケニーの名前の由来となったとかいう,聖カニース大聖堂
(St.Canices Cathdral) や St. Francis Abbey などという見所もありますが,
これらを見る頃には,もう教会は結構見ていて,あんまりかわりばえしないなぁ,
なんて思っていたので,それぞれの建物がどうというよりは,町中の風景の一
つとして教会があると,結構雰囲気がでて,いいなぁと思うような感じでした.
特にこの街の歴史的な街並みにはなくてはならない風景のような感じですし,
また,歴史的な街並みの中にそびえる教会を見ると,それはそれで大都会の教
会とはまた違った雰囲気で見ることができます.
この日は,ダブリンに帰ったあと,アイリッシュダンスのライヴの見れる 店へ行きました.アイリッシュダンスはタップダンスの原型とも言われている ようで,音楽をバックに,とても早いテンポで打楽器的に床を靴で打ち,足を 挙げたり,ぐるぐる回ったりする迫力のあるダンスです.バックの音楽の打楽 器的な役割を果たしているようでもあり,音楽にも迫力を加えています.生の 迫力というのもあるのでしょうが,気に入りました.観光客丸出しで,シャッ ターを切っていましたが,あまりうまく撮れなかったなぁ.(^_^;)