今日もレゴラスは、グロールフィンデルの傍らで――正確には、足下で本を読んでいる。グロールフィンデルは、膝のあたりへかかる重みを心地良く放置しながら、レゴラスの頭が寄りかからぬほうの膝に、時代物のリュートを据えて調弦を続けていた。
うらかかな初夏の陽射しが、床に投げ出されたレゴラスの膝の辺りまで忍び込んで来ている。緩慢な午後の空気の心地良さに、頁を繰るレゴラスの手も自然、止まりがちである。
一本の弦を、ぴぃん、とはじいてグロールフィンデルが、低く穏やかな声で問うた。
「眠いかい、緑葉くん?」
レゴラスは居心地悪げにもぞもぞと、グロールフィンデルの足下で座り直す。見上げてくる常磐緑の視線にわずかな非難が浮かんでいた。はじいた弦の音が狂っていたのが、この王子にはお気に召さぬご様子である。
「眠くありませんから、ちゃんと音を直してくださいよ!」
「シンダールはうるさいね」
「シンダールでなくたって、音の狂った楽器が好きなはずがありません」
「はいはい」
きりきり、きりきり、と弦が巻き上げられていく。
目が冴えてしまったのだろう、ぱたんと本を閉じて、レゴラスはグロールフィンデルの膝に頭を乗せ、じっと、調弦の作業を眺めている。
かと思うと不意に言い出した。
「歌を教えてください」
「いやだよ。どうしてノルドールがシンダールに歌を教えなければならないの」
リュートから目も離さず言い返しても構わず、「教えてください」とレゴラスは駄々をこねる。
最近のこの若君は、異文化の吸収というものに積極的に挑戦しているらしい。使者としても、他国の王子としても立派な態度には違いないが、どうも言うことが突拍子もない。
こんな子供の――外見だけは何とか青年の姿になってはいるものの――我侭を聞くのなど、実に1000年ぶりではあるまいか。そう思いつつグロールフィンデルは、たわむれにリュートをかき鳴らしてから手を止め、レゴラスの常磐緑の瞳を覗き込んだ。
「それで、きかんきの坊やはいったい何の歌を習いたいんです? しかも、伝承にお詳しいエルロンド卿ではなく、わたしに」
レゴラスは、グロールフィンデルの態度が軟化したと見て嬉しそうに眼を和ませ、そして答えた。
「ライア・クー・ベレグ(偉大なる弓の歌)!」
「却下」
即答を受けて目を見開く。「どうして!」と癇癪を起こしそうになる若君の姿が、グロールフィンデルを喜ばせた。この、第3紀にはめったに生まれることのないエルフの「子供」の、若く豊かな感情の輝きは、グロールフィンデルに、日光浴にも等しい爽快感を与えてくれる。噂に聞くエルフの石のように、とグロールフィンデルは心中に思った。
この性根幼いエルフの王子を、こうして傍らに甘えさせておくことは、グロールフィンデルにとってひどく楽しい。「若返る」感覚があると言って良い――年寄りじみた発想だが、実際彼は、エルロンドの父親より年上なのだから仕方がない――。彼は、レゴラスに敬愛される「伝説のエルフ」であるという立場を、最大限に利用して彼の信頼を勝ち得るつもりであるのだった。
だがそんなことはおくびにも出さず。飄々たる保護者代わりの顔を崩さぬまま、グロールフィンデルはリュートに視線を戻す。
「あのね、緑葉くん。わたしはこれでも一応、エルフの間でも伝説になっている上古のノルドなんですけど」
「知ってますよ、バルログ殺しでしょう」
「そのわたしがどうして、シンダールの英雄の歌を君に教えてあげなきゃいけないのかな?」
「……だってゴンドリンで歌われていた歌なのでしょう?」
「さぁ。わたしは自分より弱いものの歌なんて歌わなかったからね」
「ベレグはあなたより弱かったのですか? でも弓の腕はきっとベレグの方が上でしたよね?」
不思議そうにレゴラスは眼をまたたく。
「知らないよ。競ったことなんてないからね」
ビン! とグロールフィンデルは弦を一本つまびいた。
要するにグロールフィンデルは、この若者の尊敬を一心に集めている故ベレグが羨ましいのだが、そんなことに若いエルフが気づくはずもない。
「グロールフィンデル卿は、ベレグの弓の腕をご覧になったことがありますか? どんな弓を引く人だったのだろう? わたしも強弓とたたえられるようになれるだろうか!」
グロールフィンデルの膝に頭を乗せたまま、レゴラスはうっとりと宙を見上げている。
「……ベレグに憧れているんですか?」
なぜかグロールフィンデルは、不吉な想いにかられてリュートを脇に置いた。
ちりり、と耳の奥に何かが警鐘を鳴らしたような気がして、これは、自分がベレグに嫉妬しているせいではない、と確信する。
「それはもちろん、わたしは闇の森の射手なのですから、ベレグはわたしの目標なんです」
レゴラスは眼を細め、くるん、とグロールフィンデルによりかかったまま体勢を変えた。彼の脚に背を預ける形になって、窓の外を遠く眺める。
「でも彼はトゥーリンの、……人間の手にかかって死んだんだよ」
レゴラスの、その常磐緑の視線が見えぬことに奇妙な焦燥を感じて、グロールフィンデルは、目の前の白金の髪にそっと手を置く。
「彼はとても愛していたのですね、トゥーリンを」
夢を見ているように頼りない声で、レゴラスはおっとりと答えた。
「なぜだろう、わたしにはいとしい人の子などいないのに、彼の気持ちがわかるような気がするんです。
……わたしも彼と同じ道をたどるんだろうか? シンダールの弓使いは、みな同じ道をたどるんだろうか……」
レゴラスの声に、高処よりもたらされた霊感がほのかに漂ったことを、グロールフィンデルは悟った。
「『レゴラス』」
めったに呼ばぬその名をしっかりと、力を込めて――上古のエルフたるその力のすべてを輝かせて、言霊を込めて低く呼ぶ。
びくり、とレゴラスの肩が震える。
「……グロールフィンデル卿?」
まじないを編まれたと、気づくことはできずとも、わずかな怯えを感じはしたのだろう。振り返って少し身を離そうとしたレゴラスに、ひどくやさしく笑いかけてグロールフィンデルは、その肩を掴んだ。
「グロール、フィンデル、……」
「ベレグの歌はね、トゥーリンが作ったのだ」
「……トゥーリンが、」
「だからね、いさおしの歌ではなく、とてもかなしい、その死をつむいだ歌なんですよ」
「死を、つむぐ」
ぼんやりとレゴラスは繰り返す。
「そう、だからね、『レゴラス』」
再び名を呼んだ時、グロールフィンデルはその音の名残にわずかなひっかかりを感じて眉を寄せた。
「はい」
そのグロールフィンデルの屈託には気づかぬ様子で、レゴラスはとろん、と返事をする。
グロールフィンデルは己の勘に賭けて囁いた。上古のエルフの魔力を、声に力の限り注ぎ込んで。
「『お父上も教えてくれないような歌は、聴いてはいけません』」
「……はい、グロールフィンデル卿」
うつろに見上げる常磐緑の瞳の中に、まじないが編み込まれていくのに気づいてグロールフィンデルは確信する。
この緑葉の王子の、父たる森の王もまた、ベレグを恋うるレゴラスの言葉の中に、予見の響きを感じ取ったに違いない。
だが彼は呪をもって息子を縛ることはせず、ただ、不吉なその歌を教えずにおくという行動にとどめたのだ。
――実にシンダールらしい、萎縮した事勿れ主義だ。
ノルドらしく勁烈な一言をもって、スランドゥイルの思惑をグロールフィンデルは切り捨てる。
彼は己の持てる全力を使って、この、エルフの黄昏の最後の残光とも言える常磐緑の光を、生者の世界にとどめることにためらいはない。
それこそがノルドの黄金の獅子たる、グロールフィンデルの生き様そのものであった。
「『レゴラス』」
名を呼ばれてぼんやりと、レゴラスはグロールフィンデルを見上げる。
あくまでやさしく、あやすように笑ったまま、グロールフィンデルは膝の上にリュートを据えて言った。
「今日は別の歌を教えてあげよう。……シンダールの、たおやかな美しさをたたえる歌を」
力なく、膝に頭を乗せて己を見上げる常磐緑。グロールフィンデルはそのすめらかな頬を撫でいつくしんでから、ゆっくりとリュートをかき鳴らし、歌いはじめた。
帰ってきた途端に、疲れたと言って森へふらふらと出かけようとする我が子の肩を、スランドゥイルは掴んで無理矢理引き寄せた。
何か黄金の輝きが、緑の瞳の中にちかりとまたたいたような気がして顔を覗き込む。
「父上? どうしました?」
「……いや」
己の声がひどく低く恐ろしいものになっていることを自覚しながら、スランドゥイルはレゴラスの肩を放して軽く押した。
「身を清めてから、泉の傍ら、木々の狭間で休め。眠れぬようなら父を呼べ」
「……は? 父上を?」
「行け」
ふらり、と突き飛ばされて眉を寄せるも、こういう時に父は決して説明などしてはくれぬと、知っているがゆえにおとなしく一礼する。
そして、伴の者につきそわれて音もなく、王の私室を滑り出た。
ひとり私室に佇むスランドゥイルは、黙ってレゴラスが置いていった手紙を開く。
グロールフィンデルより個人的に手渡されたものだ、と言っていた。つまり、エルロンドは関与しておらぬということか。
読み進めてぎしり、と歯が軋る。
「……自然を歪めることしか知らぬ、身の程知らずのノルドールめが!」
ぐしゃりと手紙がつぶされた。
確かにスランドゥイルは、ベレグを恋うるレゴラスの瞳に、ヴァラールの織り成す宿命の交響曲の欠片を聞き取った。この子は人をいつくしむであろう。その為に命を落とすことがあるやもしれぬ。
だがスランドゥイルは、呪をかけてまで、我が子をエルフの世界に縛ろうとは思わない。
どちらが正しいか、それは誰にも判らない。あるいは、己の力を最大限行使するノルドールの方が、歴史の眼にはかなっているのかもしれない。
――されどあれは我の子よ。
ぎらぎらと、蒼の瞳を怒りに燃やしてスランドゥイルは立ち尽くす。
――己が呪力で、我の子の自然に湧き起こる心を縛れると思うのならすれば良い。おお、縛り通せたら礼の一つも言うてやるとも。傲慢なノルドの黄金の獅子よ。
煮えたぎるスランドゥイルの心中に、響きつづける声がある。
なぜ、かくも人の子にすぎぬトゥーリンを気にかけるのかと、遠きいくちとせの昔に、ベレグに問うた時の彼の声。
『わたしは恋は知らないんだが……もし恋情というものがわたしにあったとして、彼に寄せる想いというのは、きっと、恋を超える想いのように感じるんだよ、わたしには』
銀の髪をさらりと結い上げながら、あの男はスランドゥイルを振り返って、それはそれは、美しく笑って言ったのだ。
『彼がいとしいのだ。どんな乙女に捧げる想いよりもなお、彼がいとしい。それは、恋情でも、欲情でも、ああ、そうとも、きっと同情でもないのだけど、彼が、100年か、200年かそこらで死んでしまう生き物だと思った時、わたしは、彼のためにすべてを捨てても構わないと、強く思ったのだ』
本当に彼はすべてを捨ててしまった。家族を、王を、……命さえも。
涼やかな、遠くを見張る薄い色の瞳、常に背を伸ばし、高らかに魂を輝かせる彼こそ、人の子の手にかかってひっそりと死んだ、ドリアスの弓手ベレグ・クーサリオン。
凛と強弓ひくその横顔に、重なる彼の緑葉の姿。
『スランドゥイル、我が友、いつかきっと君にもわかる』
友の声がこだまし、スランドゥイルはきつく瞳を閉じた。
わかりたくなどはない。
わかってほしくなどはない。
『きっとエルフにも変わり者がいるんだよ。
100年か、200年かしか生きない生き物に、命を懸ける価値があると、思ってしまう変わり者が』
「よくお父上が、君の出馬を許したものだね」
並んでレゴラスと歩きながら、アラゴルンがつくづくとその旅装を眺める。
「だって、エルフの代表に選ばれるなんて、光栄なことじゃありませんか」
不思議そうにレゴラスは首を傾げた。
「それはそうだけど」
アラゴルンは、闇の森を訪れるたびに向けられる、ひどく冷たいスランドゥイル王の眼差しを思い出す。
よほど箱入りなのかと思っていたが、一度、思い切ってエルロンド卿に相談してみた時に、長年の疑問は氷解した。
『レゴラスは、ベレグ以来のシンダールの弓の使い手だ』
おだやかに打ち沈んだ表情で、エルロンドはそう言ったのだ。
『だからかの王は、そなたがトゥーリンになるのではないかと危惧している』
「……アラゴルン?」
常磐緑の瞳が目の前にある。
いや、と言葉を濁してから、アラゴルンはふと、その瞳を覗き込んで尋ねた。
「レゴラス、ライア・クー・ベレグを知っているか? トゥーリンが作ったという、伝説の」
「ベレグの……?」
きらり、と瞳の奥に金の輝きがきらめく。
おや、とアラゴルンが見返すと、レゴラスは夢から醒めた、といった表情でぱちぱちとまたたき、そして低く叫んだ。
「なんということだろう!? わたしはベレグの歌を知らないよ、ああなりたいと常々思っていたというのに!」
「……知らない? シンダールの君が?」
「だって父上は滅多に歌を教えてはくださらなかったのだもの」
ああ、知りたいなぁ、と今更ながらに溜息をつくレゴラスにおかしみを覚えながらも、アラゴルンはやわらかく笑ってその肩を抱いた。
「お父上は、君がベレグのように悲しい死に方をするのではないかと、心配されていたのだよ」
「なぁんだ、そんなこと!」
なつくようにアラゴルンの肩に頬を寄せ、レゴラスはくつくつと翳りなく笑う。
「たしかに、わたしはベレグがトゥーリンを想ったように、あなたという人の子をこよなく大事に想ってはいるけれども。
あなたがトゥーリンではないように、わたしはベレグではありませんよ」
真っ直ぐに、伸びやかに、繰り返される歴史をものともせぬ第三紀の、乱世のシンダール。
アラゴルンは一度きつく腕に力を込めてから、その顔を覗き込んでしっかりと言った。
「わたしもそう願うよレゴラス。
わたしはトゥーリンではないけれども、わたしのせいで君を喪ったら、その嘆きはトゥーリンにも負けはしないという自信がある」
沈黙も、呪力も、必要とせぬ――人の子の、欲望をまっすぐに伝える強い言葉。
レゴラスはアラゴルンの頬に手を添え、からかうようにつねってから頷いた。
「死なないよ、だって、死んだらあなたに逢えないからね!」
「……ツ!」
かき鳴らしたリュートの弦が、ビン! と音を立てて切れ、グロールフィンデルの手を打ったのは、アラゴルンが、レゴラスの瞳の奥に金の光が砕け散ったのを見た、そのまったく同じ瞬間だった。
手の甲を滴る血を軽く舐め取ろうとして、手首をしかと掴まれる。
「……エルロンド卿」
グロールフィンデルに対しては何も言わず、エルロンドは人を呼んで手当の道具を持ってこさせ、長椅子、グロールフィンデルの隣に座って手早く治癒の術を施しはじめた。
「すぐに治ります」
血がエルロンドの長衣に滴り、グロールフィンデルは息を呑んで手を引こうとする。それを許さず、エルロンドは包帯を巻きながら、ちらり、とグロールフィンデルに視線を走らせて言った。
「……呪が毀ちたか」
「ご存知だったのですね」
グロールフィンデルは瞳を伏せた。傷口が白く覆われていく、その様子をじっと見つめる。
「いくらそなたでも、我が館の中で呪を織れば感づかれて当然であろう?」
エルロンドは包帯を巻き終えて手を離し、ゆるるかに立ち上がると窓へ歩み寄った。
「レゴラスはベレグではなく、アラゴルンはトゥーリンではない」
「ええ。……けれども、同じ悲劇を二度起こすことだけは許したくありません」
グロールフィンデルは暗い炎に満ちた瞳で己の傷を見つめた。
手段を選ばぬ者と罵倒されようが構わない。誰よりもいとしい主君であるエルロンドにとっても、あるいは、グロールフィンデル自身にとっても、レゴラスは必要な存在だった。彼らの身に降りかかる予見の力によって、アルウェンには別れの予感がつきまとう。だから一層、レゴラスは傍らにおいておきたかった。彼の父親の意思など、その前には無視したとて構わないと、グロールフィンデルは思っていた。
だが、ただひとつ。ただひとつだけ胸が疼くとするならば。
「……軽蔑しますか?」
グロールフィンデルは、窓際にそう呼びかけた。
誰よりもいとしい、誰よりも大切な、彼の、彼の唯一の主君。
呼びかけられてエルロンドは、ゆっくりと逆光の中グロールフィンデルを振り返った。
「わたしもノルドの血を引く者だ」
逆光のせいで表情が読めない。
「……何が正しいなど、誰にもわかりはしないのだよ、グロールフィンデル。
あの緑葉がいついつまでも瑞々しく、光に満ちて在ったとして、それが、そなたの呪によるものか、スランドゥイルの育て方によるものか、それとも、彼自身の在り様によるものか、アラゴルンの生き様によるものかは……誰にも分かりはしない」
「わたしは、あなたに軽蔑されずにすむのなら良いのですよ、エルロンド卿。緑葉くんの意志などどうでもいい。ただ、彼を手元に置いておきたいのです」
グロールフィンデルがぎらりと閃かせた笑みを見て、エルロンドは再び、窓の外に視線を向ける。
「軽蔑などしはしない」
エルロンドは囁いた。
「……そなたの呪を知りつつも、止めようといたさなんだわたしなのだから」
シンダールの血もノルドールの血も引くペレジルは、すべてを見届けながら、もはや動くにはあまりに重くなりすぎた己の身を、嘲笑うような表情をかすかに浮かべた。
純潔のノルドはその背を見つめ、純潔のシンダールのためにおった手の甲の傷を、見つめてきりり、と歯を軋らせる。
誰が正しいか。
誰が間違っているのか。
誰にも分かりはしないけれども。
「アラゴルン、わたしはきっと、たとえ海に焦がれたとしても、あなたの傍を離れはしないよ!」
「レゴラス、わたしはきっと、そんな君を無駄にはかなくさせる行いは決してすまいよ」
スランドゥイルはひとり、私室で低く歌をつむぎ。
グロールフィンデルは小さく笑って手の甲にくちづけ。
そして、エルロンドは窓枠を一瞬、きつく握りしめた。
三者三様の生き様を負い、伸びやかに身体で陽光を表わすあの緑葉を、奇しくも三者、同時に想って。