紅葉会の活動状況

  令和4年度より紅葉会の活動拠点を、黒須憲先生のご自宅兼弓道場の遠刈田温泉「梨割道場」としますので、紅葉会員と日置流伊達印西派弓術研究会の方々と一緒に活動することになります。

1月月例射会
令和5年1月28日(土曜日) 遠刈田温泉「梨割道場」にて
 今年最初の月例射会を行いました。昨日までの雪の影響で開催も心配されましたが、時折小雪が舞うくらいで、開催には支障なく岩手県など遠方よりの参加者もおり5名の少数ではありましたが、いつものように充実した例会となりました。 優勝は、阿部公嗣さんでした。

令和5年 新年射会
 令和5年1月7日(土曜日) 遠刈田温泉「梨割道場」にて
 新春を迎え、梨割道場にて新年射場開きが開催されました。練習会の後参加者全員により一手体配を行いました。

令和4年12月 月例射会・冬至射会・納射会
  12月24日(土曜日) 遠刈田温泉「梨割弓道場」にて開催
 今年最後の月例射会と冬至射会を兼ねて射会を行いました。師走のクリスマスイブでもあったことからか、参加者は少なかったけれど遠方より参加してくれた方もありました。
 優勝者は南條さんでした。ブービー賞には渋谷さんになり、黒須先生からの記念の品が送られました。
 納射を行い、今年一年を締めくくりました。

利府町「リフノス」フェスティバルにて演武
令和4年9月18日(日)

 宮城県利府町の「リフノス」にて開催された、「ALL RIFU 産業祭」にて、腰矢組弓の演武と弓矢体験を行いました。
 オリンピックのサッカー競技の開会セレモニーで行う予定だった、流鏑馬と腰矢組弓の演武がコロナの感染予防対策のため中止となっておりましたが、黒須先生と熊谷町長の熱意でこの度実現することができました。
 天候にも恵まれ、多くの来場者があり、弓矢体験では定員100名があっという間に埋まるほどの盛況でした。
熊谷町長と参加者
十和田乗馬クラブの方々の流鏑馬の演武 弓矢体験
鏑矢を披露しました  

工学部弓道場閉所式
令和4年7月23日

 多賀城市内の工学部キャンパスが、来年度より仙台市内の五橋キャンパスへ併合することになり、工学部の弓道場も撤去されることになりました。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、2年間以上学生の活動も出来なくて、入部する部員もなかったことにより、道場は荒れ放題でしたので、道場の片付けを紅葉会の会員と遠刈田温泉梨割道場で稽古されている方にも手伝っていただき、7月16日に行いました。

 工学部三代目の弓道場として、平成10年の5月に「飛雲館」と命名し24年もの間、多くの学生が弓道の稽古に励みました。が、残念ながら閉所することとなりました。

 「飛雲館」命名の由来は
   飛雲 : 高い空を自由に飛び行く雲のごとく
   秘蘊 : 学問、芸術などで最も奥深く大切なところ 
  をかけまして、「物事にとらわれず、のびのびと清らかな気持ちで、学問、武芸に励み、心身ともに修練する所」という意味を込めて命名されました。

 閉所式には、宮城県内はもとより、青森県、岩手県、山形県、福島県よりOBやOGが駆けつけて、工学部弓道部の歴史と道場に名残を惜しみました。

 閉所式では記念射会が行われ、優勝されました日向大志さんには「紅葉会飛雲杯」のクリスタルの盾が授与されました。

 最後に、参加者による納射が行われました。

 閉会式では、長年掲げておりました飛雲館の看板(書道家の靉翠洋先生作)を降納し、黒須先生へお渡ししました。今後は黒須先生の遠刈田温泉の「梨割道場」に掲げられて、弓術修練の場としての飛雲館の伝統を受け継いでいただくことになりました。

 そして、垜幕も納めて24年間お世話になった道場の鍵を閉めて、54年間の東北学院大学工学部弓道部の歴史を終えました。
 
 
   
黒須憲先生 紅葉会会長 上野和男様
遠藤春男先生 紅葉会飛雲館杯のクリスタル盾
 
< 納 射 >
 
   
   
   
松浦青宏様 看板降納
 
   
   
飛雲館の看板は、梨割道場に掲げられました 垜幕は使い納め
 
閉所式に参加してくれた方々
最後に道場の鍵を閉め、24年間お世話になった道場と別れました
   
   
藤春男先生へ感謝の会
 
令和4年7月23日 ホテルキャッスルプラザ多賀城にて
 
 長年(約20年間)工学部弓道部の部長先生として、お世話になっておりました、遠藤春男先生が今春に大学を退職されましたので「感謝の会」を開催しました。新型コロナウイルス感染症対策のため飲食を行わないで、式だけとなりました。
 残念ながら、現役の弓道部員がおりませんので、紅葉会員だけでの会となりました。

 主催者を代表して、紅葉会会長の上野和男様よりご挨拶をいただき、黒須憲先生からは、遠藤先生に弓道部の部長を引き受けていただいた経緯などをお話していただいた後に、遠藤先生よりご挨拶をいただきました。

 遠藤先生には、現役学生だけでなくOBとしても大変お世話になりましたので、紅葉会から感謝の意を込めまして記念品を送らせていただきました。

 また、OBとして一番遠藤先生にお世話になったであろう萱場直樹様より、感謝の言葉を述べていただきました。

 さらに画像で、弓道部の創部当初からの思い出を振り返り、最後に当日参加できなかった鈴木明子様からの遠藤先生へのメッセージを司会から紹介し、閉式となりました。

 遠藤先生には、本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。今後の遠藤先生のご健勝をお祈り申し上げます。
 
   
紅葉会会長 上野和男様より開会の挨拶
黒須憲先生のご挨拶
遠藤春男先生よりのご挨拶
記念品と花束贈呈
萱場直樹様より感謝の言葉
   

令和4年6月月例射会 令和4年6月25日開催
  今年度2回目となる月例射会を「梨割道場」にて開催しました。
梅雨なのに猛暑を思わせる暑い中、遠方からの参加者もいて8名にて行われました。
 優勝は、上野和男さんで16中でした。
 次回は、7月30日(土)午後1時より、黒須先生と上野さんがヨーロッパに弓道の指導に行かれる壮行会も兼ねて行います。

 

「第38回 仙台・青葉まつり」 にて要前演武を披露
 
弓術体験会の様子

 

腰矢組弓の練習

令和4年5月1日・3日・5日・7日 梨割道場にて
  
    5月14日に開催される、第38回「仙台・青葉まつり」にて、伊達日置流印西派弓術「要前演武」として腰矢組弓を行います。
 コロナ過のため昨年・一昨年と中止となり三年ぶりの演武となるため、このゴールデンウィーク期間中の四日間集中して練習を行いました。初めて参加される方もいるので繰り返し練習しました。
  青葉まつりでの実施場所は、錦町公園で14日に12時からと午後2時からの2回行います。また、合間には弓術体験会も行う予定です。

 


令和4年観桜射会及び月例射会を開催
 
 「梨割道場」でコロナ以前開催しておりました観桜射会を、普段練習に参加されている方々だけで行いました。また、昨年より始めました月例射会も兼ねました。
満開の桜のもと9名と伊藤様家族も応援に来てくれました。
 射会は、各自20射での的中数で競われました。結果は、優勝は阿部公嗣さん、準優勝はシャノン・イエクリさん、第三位に上野和男となりました。
因みに、昨年の月例射会はコロナの影響で4回しか開催出来ませんでした。優勝者は上野和男が3回、目黒寿和さんが1回でした。