平成30年11月23日久し振りの更新です。
 異常に暑かった夏も過ぎ、あっという間に晩秋になってしまいました。
 11月18〜19日にかけて群馬県の伊香保温泉に行って来ました。
 今までにも何度か行きましたが、いつも夜に着いて宴会、翌朝出発するという宴会だけのパターン
 が多かったのですが、今回は午後3時前に到着しましたので石段街を散歩することができました。


石段の始まり地点 途中の石段街


伊香保神社の鳥居 頂上にある伊香保神社
 石段は全部で365段あるそうです、今回はじめて上がりました。
 翌日は、沼田市のリンゴ農園でリンゴ狩りをしました。リンゴにも当たりはずれがあるようで、蜜のたっぷり
 入った甘いものは美味しかったです。


リンゴの木 皮むき機(これ欲しいです)
 二日間ともまあまあの天気に恵まれました。

平成30年5月8日電気おもちゃ:その2
 今年は季節が速く進んでいるようです、4月なのに真夏日のような日があったりしましたが、今日は3月並みの気温です。
 以前から気になっていたワンボードマイコン、ラズベリーパイ3 Model-Bを購入してみました。
 マイコンと言っても、名刺サイズ大で価格も本体だけなら4,000〜5,000円程度のものです。
 最近ではラズパイゼロと言う格安(500〜600円位)のボードも販売されています。


本体上面 本体裏面 MicroSDカードと本体
 しかし、本体だけでは何もできません、MicroSDカード(16G以上)と電源(5V/3A)やUSBキーボード、マウスが
   最低必要です、その他HDMIで接続できるターミナル(テレビ)も必要です。
 このマイコン(Raspberry Pi 3)は、2016年3月に発売されたもので、64ビットCPUコア数は4でメモリー容量は1GBあります。
 CPU内部クロックは1.2GHzでWi-Fi機能もあり、数年前のノートパソコン並みの処理能力があるといわれています。
 実際に動作させるには、OSをMicroSDカードにインストールする必要があります。
 代表的なOSはRaspbianというLinux系のOSです、パソコンで専用サイトから無料でダウンロードできます。
 その他Linux系のアプリは基本的に無料でダウンロードできるようです。
 詳しくは専門の雑誌が沢山出ていますので、興味のある方はそちらを参考にして下さい。
 今回は、40年位前に夢中になったボードマイコンを思い出し、自分自身のボケ防止にとラズパイを始めました。


Raspbian起動時の画面 GUIで簡単操作 ブラウザも起動しました
 Windowsと同じようなGUI環境で動作しました。
 LANケーブルを繋げばインターネットにも繋がります、勿論無線LANを設定すればWi-Fiでも接続できます。
 そして、DOS窓と同じLXターミナルも開きます、通常はこのターミナルで作業します。
 先ず初めに専門雑誌に載っていた音楽プレーヤーを作成しようと、必要なパーツを購入しました。
 電気店で買えば数千円で小型高性能な製品が買えますが、敢えてボケ防止のため二万円近くをつぎ込んでしまいました。


ターミナル画面 拡張ボード 小型液晶表示器(128×160)


表示器裏と音楽データ用SD TI社の32ビットDAC 全ての追加パーツ
 拡張ボードに各パーツをコネクターで接続し、ラズパイ本体に40ピン(20ピン×2列)コネクターで接続します。
 音楽プレーヤーとするには、OSのRaspbianの代わりに音楽プレーヤーのソフトを組み込んだ、microSDカードイメージの
 圧縮ファイルをダウンロード解凍して、superdac.imgというイメージファイルを得ます。
 これらは全てパソコンで行います、そしてWin32DiskImagerでmicroSDカードに書き込みます。
 書き込んだmicroSDカードをラズパイに挿入し、ハードを組み上げた上で電源を投入してターミナル画面にログインします。
 この音楽プレーヤーは、赤外線リモコンで操作するようになっています、そこで市販のDVD/TV用のリモコンを用意して、
 ラズパイに使用するリモコンボタンのコードを覚えさせます、この作業がとても面倒で何度もやり直しました。
 ターミナル画面で、リモコンコードを読み込むコマンドを打って、使用するリモコンボタンを順番に打っていきます。
 リモコンの登録が終了したら、パソコンで音楽プレーヤーに演奏させたい楽曲(mp3)と、ジャケット写真(jpg)等を
 対にしてディレクトリを作り、フルサイズのSDカードに書き込みます、このSDカードはLCD表示器の裏のソケットに挿入します。
 写真は128×128がmaxです、曲は1曲あたり5MB程度なので8GBのSDカードなら1500曲位入る計算です。


動作環境 音楽Player動作モード 楽曲データSDカード挿入
 これで電源を入れれば音楽プレーヤーが立ち上がり、上の写真のような画面が表示されます。
 ここからは、音楽プレーヤーとしての操作はリモコンでできます。


昔のTVドラマ曲です 使用しているリモコン 左はヘッドホンアンプ
   使用しているD/Aコンバーター(TI社 PCM5122)は、出力インピーダンスが1KΩ以上の規格なので、基板上で
 470Ωが直列に入っていますが、直接ヘッドホン(16Ω)を繋ぐには不安です。
 そこで写真のようなヘッドホンアンプを繋いでいます。
 このヘッドホンアンプは、サブミニチュア管という双3極小型真空管を1本とオペアンプ2個で構成されています。
 音質は普通だと思いますが、殆どお遊びクラスのアンプです、電源オン・オフのポップノイズが大きく問題です。


真空管ヘッドホンアンプ 赤外線センサー
 この音楽プレーヤーは、楽曲データSDカードの読み出しに時々失敗することがあり、まだ原因が不明です。
 どうもSDカードのバスクロックに関係しているらしいのですが、情報を集めて対処したいと思っています。
 今から30年以上前、MS-DOSで動くプログラムを作っていた頃を思い出しました、今後はPython(パイソン)という
 C言語より簡単で、コンパイラーが不要なインタープリター型の言語(昔のBASICみたい)を覚えて他のおもちゃを
 作ってみたいと考えています。

平成30年3月26日(月)春が来た!
 3月21日の雪には驚きましたが、季節は春になりました。
 3月の初めに撮っておいた枝垂れ梅を載せておきます。


この枝垂れ梅は3月4日撮影 この枝垂れ梅も3月4日撮影
 庭の木々もすっかり春の装いとなり、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、コゲラ等多くの小鳥が訪れています。
 

自然に生えているスミレの原種です 雪やなぎ 雪やなぎとボケ
 小鳥の撮影はなかなか難しいです、近づけば当然逃げますから望遠で撮影しますが、ピントは素早くマニュアル
 で合わせないと、前後の枝などに邪魔されて小鳥にフォーカスできません。
 やっとの思いで枝垂桜の枯れ枝に巣穴を掘っているコゲラと、電線に止まっていたシジュウカラが撮影できました。


木に穴を空けているコゲラ 空けられた巣穴 コゲラ(キツツキ科)
 コゲラには以前にも梅の枯れ枝に巣穴を空けられました、まるでドリルで空けたようにきれいな穴を空けます。
 時々、頭の赤いアカゲラも見かけます。
 電線に止まっていたシジュウカラは、オートフォーカスで簡単に撮れました。

 メジロはすぐに椿の木の中に隠れてしまい、なかなか撮影できません。
 やはり餌で撮影し易い木におびき寄せないと難しいのかも知れません。

平成30年2月27日(火)電気おもちゃ
 まだ会社に勤めていた平成12年頃に購入した、電気おもちゃを引っ張り出してみました。
 オーム電機から電子冷却学習用キット(9V/2.2A ACアダプター付)として販売されていたものです。
 今現在でも販売されているようです、周囲温度が25℃で10W程度の冷却能力を持つ物です。
 10Wの能力とは、860ccの水を1時間で10度上昇又は下げる熱量だそうです。

3台のキットと冷却素子 実際に使用されてる冷却素子 完成品の単品(LEDは付属しない)
 これに使用されている電子冷却素子(ペルチェ素子)の大きさは、30×30mm 厚さ4o、消費電力は20W位のものです。
 銅電極でサンドイッチされたP型とN型の半導体が、数百個直列並列に接続されセラミックの板で絶縁されています。
 この素子は本当に不思議です、片面で吸熱しもう片面では放熱します、その温度差は無負荷状態では約27℃(カタログ値)です。
 また電流の方向を逆にすると、吸熱/放熱の面も逆になります。
 この素子を何枚も重ねると、温度差は何倍にも大きくなるそうですが、実用的には70〜80℃位のようです。
 発熱側は吸熱した分と、自己発熱した分で何もしないと火傷するほど温度が上がってしまいます。
 そこで放熱側には、強制空冷の放熱器を付けてなるべく室温程度に保つと、吸熱側は室温よりも20℃以上温度が下がります。
 具体的には次の写真のように、放熱側を放熱フィンとファンで空冷します。


アルミの放熱フィン 底にはファンモーター 素子は熱伝導シートで保護
 通常の室温ならば、キット上面のアルミ板(50mm×50mm×8t)に垂らした水滴が氷になります。
 会社にいた頃には、このキットを机の上に置いて缶コーヒーや缶ジュースを横に寝かせて冷やしていました。
 車載用の保冷/保温ボックスには、必ずこの素子が使用されています。次の写真はAC/DC両用の保冷/保温ボックスです。
 平成15年頃に購入したもので、TWINBIRD社製のものです。


正面 裏面 電源入力と保冷/保温切替SW
 内部は次のようになっています。
 アルミの放熱板とファンモーターで熱交換しています。
 使用されている冷却素子は、40×40oのもの1枚です。
 庫内側の熱交換器(アルミ)には、温度センサーや冷却素子に直列に入るサーマルスイッチが組み込まれていました。


裏ブタの内部(下側はAC/DC電源) 使用している冷却素子 庫内側の熱交換器もかなり分厚い

平成30年2月14日(水)まだ寒い日が続きます。
 自宅付近には1月22日に降った大雪がまだ残る中、2月11日(日)御殿場線の下曽我に流鏑馬(やぶさめ)を見に行ってきました。
 私は初めて行ったのですが、御殿場線の線路わきの田んぼで行われていました。
 まだ梅の花は殆ど咲いていませんでしたが、大勢の人が流鏑馬を見に来られていました。


御殿場線の下曽我駅 会場入り口 早咲きの梅だそうです
 馬や騎手の方は、鎌倉の鶴岡八幡で行われる流鏑馬に出ているそうです。


観客の人々 出場する馬と騎手 後方の電車は御殿場線


疾走する馬と騎手 疾走する馬と騎手 疾走する馬と騎手
 疾走する馬の写真は、シャッタースピードを1/2000で撮影しました。
 原画は6000×4000ピクセルですが、HPに掲載するために320×213まで落としています。

平成30年1月11日(木)新しい年が明けました。
 一年経つのは早いもので、あっという間に過ぎ去りました。
 松の内が過ぎた1月9日(水)、気晴らしに八王子にある高尾山(標高599m)に行ってきました。
 平成27年の4月にも高尾山ケーブルカーの清滝駅近くまで行ったのですが、乗らずに帰ってしまい残念な思いをしたので、
 再度行ってきました、比較的近い所なのに頂上に行くのは今回が初めてです。
 当日はお天気も良く、暖かい日であったため良い行楽日和でした。
 今回は、電車(JR横浜線ー京王線)で行ったので午前10時過ぎに自宅を出て、清滝駅には12時頃到着しました。


ケーブルカーの清滝駅 清滝駅の乗車口 ケーブルカーの終点 高尾山駅
 ケーブルカーの終点駅(高尾山駅)は標高472mで、ここからは徒歩で登ることになります。


高尾山駅からの遊歩道 途中にあるだんご屋 山頂
 ケーブルカーの終点駅から山頂までの標高差は127mあります、普通に歩いても約40分で到着しました。
 途中には真言宗のお寺がいくつもあり、お守りやおみくじを沢山売っています。
 山頂からの眺めは素晴らしく、この日は遠方まで良く見えました。


山頂の茶屋 南アルプスと富士山 横浜・房総方面
 山頂にあった茶屋でお蕎麦を食べて帰りました。
 お正月休みの後だったので、観光客が少なくてどこでも待ち時間が無く快適な一日でした。

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