ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)の清掃



最近、エアコンを切ったらアイドリングが、500rpm台であったり、エアコン使用時でも
アイドリングが不安定になる事もあったので、思い切って、ISCVの清掃と、消耗品の交換を
してみようと思いました。

ISCV清掃について、先に既に清掃されていた、パンダマンさんのHPをご参考にさせて
頂きました。パンダマンさんに感謝すると共に、私のDIY作業も載せてみました。


ISCV清掃に当たって、以下の交換消耗品を
準備します。(2007.06.18 現在の価格)

・ISCVチェックバルブ
 25748-88400 1,070円(税別)
・ISCVガスケット
 22278-88400 200円(税別)
・ワッシャ
 90210-25001 140円(税別)
・オグジュアリ エア ホース
 22233-88400 640円(税別)

ホースは共販になくトヨタ本社から取寄せでした。
黄色い矢印の部分は、今回交換する【オグジュアリエアホース】です。

赤い矢印の部分がISCVに付いているホース類で、3本ISCVに入っています。また、赤い○印のナットを緩めれば、ISCV本体が外れます。

このホース類を外すのに大変手間取りました。81のエンジンルームはただでさえ狭い上に工具が入らない、1JZ-GTEエンジンの構造上?で、途中何回諦めかけたかw

パンダマンさんがえらい苦労したというのを直に感じると共に、よくこんなのが外せたなと関心しました。
何とか気合い!で外しました。ここまでで、既に疲れてしまっております。

写真では、既にISCVガスケットは取り外しております。
ISCVを外した後、サージタンク側に付いている、ISCVチェックバルブ、ワッシャ(ゴム製の黒い輪っか)を交換します。
上の段が、古い物、下の段が、新しい物です。
17年間お疲れ様でした。しかし、ISCVチェックバルブは
真っ黒で凄い汚れです。そりゃあ、アイドリングも不安定になるということろでしょうか。
こちらは、反対側にして写真を撮ったものです。
ISCVチェックバルブのラッパ部分(パンダマンさんの言い回し引用)も錆びてて、こりゃいかんなという状態です。
新しいISCVチェックバルブとゴム製ワッシャをサージタンク側に入れた所。新品のISCVチェックバルブの赤色がまぶしいですね。

ここに後、ISCV本体を付ければ終わりですが、その前にISCVガスケットをつけるのを忘れてはいけません。
ISCV本体を外す時に予通り破損した、オグジュアリ・エアホースです。17年も熱いエンジンルーム内で、完全に硬化してしまい、ISCV本体から外す際、裂けてしまいました。(黄色い矢印部分)

私と同じようにこのホースを外すのが始めての場合は新品のホースを用意しておいた方が良いでしょう。
高い物ではないですし。ただ、共販には在庫が無い場合があるので、先に注文しておくの良いと思います。

私の場合も取寄せでした。いつも部品はディーラーで注文してますので、問題なかったですけど。直接共販に買いに行かれる場合は注意が必要です。
黄色い矢印部分から、ブレーキクリーナーやエンジンコンディショナーなどを吹き付けて、中のススけた黒い汚れを取り除きます。

そうそう、ISCV本体は6万ほどするらしい高価な部品ですので、取り扱いには十分注意して下さいね。
こちらが洗浄後のISCVの本体です。上の写真と比べて頂くとかなりキレイになっているのが分かると思います。
別角度のオグジュアリ・エアホースをつなぐ部分からISCV内部を撮影。中もピカピカになっているのが分かると思います。

ここで、ISCV内部を洗浄した時のクリーナーが乾くまで暫く放置します。ちょうど30分くらい休憩も兼ねて放置しました。
ISCVガスケットをサージタンクとISCVバルブの間に入れるのを忘れずにISCV本体を取付、外すときの逆の手順で取付け完了す。


作業を終えて、最後のISCV本体を戻す取付作業ですが、簡単に書いておりますが
実は、この戻し作業だけで、1時間程掛かっています。冒頭に書きましたが、何しろ狭い
エンジンルームで、工具や手が入らないという劣悪な状況なので、かなりイライラしました。

もう2度とやりたくない作業ですね(笑)

しかし、苦労のかいもありまして、エアコンオンの時、オフの時のどちらでも、指定アイドリング
回転数である、650rpmを保持するようになりました。

これで当分は安心して乗れるので一安心です。

今回の作業に関しまして、場所と機材の提供提供して下さいました、jackyさん
実際の取り外し、取付作業の手伝いをして下さいました、おっじさん、たどさん
本当にありがとうございました。1人だったらきっとまた延期していたと思います(爆)

そして、今回の作業工程を予習でHPの作業レポートには、大変お世話になりました。
パンダマンさんにも厚くお礼申し上げます。




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