リヤスピーカー交換



リヤのスピーカーが古くなってきたので、既にKENWOODの物を入れてましたが、
フロントドアのスピーカーに合わせて、交換をしました。

今回入れるスピーカーは、バランスドームツィータ付きの KENWOOD KFC-LX170 です。
セパレートタイプの流れを組む高音質タイプのスピーカーです。

今までのスピーカーはその血統の先祖である、KFC-U1791 と言うモデルでした。
U1791 → U1792 → LX17 → LX170 と、ちょうど3世代後のモデルになります。
既に外品のスピーカーの装着していたので、交換は本当にポン付けレベルでした。

昔、KENWOODから、X80系専用リヤスピーカ KFC-TM179 という製品が出ていました。
これは特殊な、X80系のリヤにポン付け出来るステーと配線がセットになったモデルでした。

このモデルのステーと配線を買うことは出来ないかと言う事で、以前、サービスセンターで
注文して、取付たのでした。このステーを使うと、どのメーカーの17cmスピーカーでも
ポン付け出来る優れものです。

今回はそのステーを取り外して、新たに購入したスピーカーに付け替えて取付してます。


まず、リヤシートを外します。
下の座面を外してから、背もたれの取り外しを
します。
写真がちょっとボケてしまっていますが、
座面をよく見ると左記のような黒いピン
みたいな物があります。これを上に引っ張る
ようにしてシート自体を持ち上げる様にして
座面を外します。左右に1ヶ所ずつあるので
2ヶ所同じようにして外します。
座面が外れると、背もたれ左右下の布切れを
めくると写真のようなボルトが出て来ます。

こいつを外します。写真は、運転席側です。
こちらは、助手席側です。
同じようにボルトを外します。
写真は、既にシートを外した状態ですが
黄色い○印3ヶ所のフックにシート背もたれが
引っかかっているだけなので、背もたれを
黄色い矢印方向へ下から押し上げる様にして
シート背もたれを外します。

初めて外す時はかなり固いかもしれません
ので、2人で作業するといいかも知れません。
(画像はクリックすると拡大します)
リヤシートを外して、リヤトレイを外すと
写真のようにスピーカーが出て来ます。

リヤトレイを外す時、Cピラーのカバーを
外した方が作業はやりやすいです。
リヤトレイも結構、キッチリとハマっています
ので、割らないためにも面倒ですが、ピラー
カバーを外される事をお勧めします。
今まで付けていた、KFC-U1791 です。
スピーカーのフチには、エーモンの防音テープ
をつけています。切らずにそのままつけたので
かなり分厚くなっています。^^;

1本見えてますが、ボルト2本でスピーカーが
固定されているだけなので、ボルトを外します。
写真が助手席後ろ側になっていますが、
ボルト2本で止まっているのは一緒なので
ご了承を。

ボルトをラチェットで外している所です。
両方外すと、こんな感じになります。
助手席側のリヤスピーカーの穴です。
中からトランクの荷物が見えます。

黒いバーみたいなのは、トランクのトーション
バーです。
新旧スピーカを並べて比較します。
どちらもKENWOODの物なので、そんなに
見劣りする事はありません。しかし、技術の
進歩(デザインの進歩)は伺えます。

U1791についてる物が、例のステーです。
これをLX170に付け替えます。
付け替えた所です。違和感なくボルトオンです。
これが無かったら、取り付けはかなり苦労
します。

他の方の取付DIYを見ても色々と大変みたい
ですからね。昔にこのブラケットを手に入れれ
て、本当に良かったです。
裏側は、こんな感じになっています。
LX170の方には大きなコンデンサが見えます。
この辺が音質に関係あるのかな?と。
これも、車両ハーネスとスピーカーをつなぐ
専用ハーネスです。これとブラケットがセットに
なっていたので、取付は本当にポン付けなの
です。

これだけで、1,500円もします・・・
自分で作ったら、500円もしませんね。
取付は逆の手順で行います。
写真は、2個とも交換した後のものです。

防音テープは1ヶ月ほどまえに付けたばかり
だったので張り替えました。問題なく使えます。
取付たスピーカー部分の拡大写真です。
既に使い古しの防音テープなので変な形に
変形してますが、問題ありません。

後は逆の手順で、リヤトレイ、シート背もたれ、
シート座面を戻して、終わりです。



取付後の感想ですが、以前もLENWOODのものを付けていたので、劇的な変化ってのは
感じませんでした。純正から、以前のモデルに替えた時は、物凄くびっくりましたけど。


今回は、スペック的に、下は同じものの、上が、30,000Hzから70,000Hzまで出るバランスドーム
ツィータ付きのモデルになりました。もともと、人間の耳には、20〜20,000Hzまでしか聞き取れ
ないので、意味ないじゃないかと思われがちですが、そうではないのがオーディオの奥深い
ところではあります。

実際に聞いてみた感想ですが、音が全体的に広がった感じがします。
フロントのスピーカーと共に前後バランスの良い音になりました。やはりスピーカーは前後一緒
だと統一感があります。見た目は一緒ですが、今回、スピーカーの入れ替えをして良かった
と思います。



トップへ
トップへ
戻る
戻る