1JZ-GTEの白煙対策(ワンウェイバルブの交換)



 JZX81の1JZ-GTE搭載車のマフラー交換をすると、よく白煙を吹くというトラブルが
ありますがタービンのブローバイがマフラーに戻るのがその原因と言われています。
その対策を '91.7〜'92.8までのいわゆる後期物はその対策パーツがあり、それをして
白煙対策をしようというものです。また今回作業の行ったワンウェイバルブも良くないらしく
こちらも対策品があり、こちらは後期車でも装着されていないものが多かったです。
対策車でもこれは交換した方が良いみたいです。

私の車は '90.11の車なので、正にブローバイ対策をしないといけない車両なのですが
不思議な事にマフラーも換えているのに一度も白煙を吹いた事がありませんでした。
ですがネガを潰しておいた方が良いという事で、今回、白煙対策をしようと思った次第です。

後期車に乗っているのにどうも白煙が・・・と言う方はこのワンウェイバルブの交換をすると
直ると言う話も聞いた事があります。

左の写真で、青い線で囲んだものが白煙対策前のパイプです。黄色い線で囲んだ部分のエンジン本体にささっている物が今回交するワンウェイバルブです。

この車の写真は後期の白煙対策がされた車両の写真です。上の私の車の写真と見比べて頂くと分かりますが青い線で囲んだ部分のパイプの形が違う事が分かります。ただ、黄色い線で囲んだワンウェイバルブは後期車なのに対策されていません。

今回は交換が比較的簡単なワンウェイバルブの交換をしました。所要時間は10〜15分と
いったところでしょうか。パイプの交換は時間がある時にしたいと思います。

写真左がベンチレーションホース、写真右がワンウェイバルブです。

・ベンチレーションホース
 12261-88401 \370-
・ワンウェイバルブ
 12204-88402 \740-

トヨタ共販もしくはディーラーで注文出来ます。私は早く欲しかったので共販で購入しました。

黄色の○で囲んだ物が作業前、対策前の物です。

黄色の線の部分をプライヤーもしくはペンチなどで挟んで矢印の方向へ引っ張ると簡単に外れます。

ワンウェイバルブとベンチレーションホースを外した所です。サージタンク側はクリップでペンチレーションホースを挟んでいるだけなのでクリップをペンチなどで挟んで締め付けを緩くして外します。場所が狭いのでペンチが入りにくかったです。先の曲がったペンチなどあれば作業はし易いと思います。

写真上の物が対策前のバルブとホース。写真下の物が対策後の物です。明らかに形が良くなって効率が良くなってそうなのが分かります。

ちなみに、バルブの置く向きを間違ってしまいました。

後はハメ込むだけの作業です。(^^;)

ベンチレーションホースにクリップを先に通しておきワンウェイバルブにも通して先にエンジンヘッド部分へバルブを挿してからバルクヘッドの方を挿しました。言うのは簡単ですがバルクヘッドの方は場所が狭いのでクリップがなかなかはまりませんでした。ちょうど弟が居たので私がクリップをペンチで緩めてベンチレーションホースを弟に押し込んでもらいました。

黄色い○で囲んだ部分が今回交換した物です。青い○で囲んだクリップを懸命につかんでいたら、ペンチがエンジンのヘッドカバーに当たっているに気付かず、ヘッドカバーを傷つけてしまいました(>_<)
赤○の部分です。

ここにはウエスを敷いて作業をした方が良いと思います。

ワンウェイバルブの情報提供、ガクさん

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