今日の禁断 ワーグナー


 きのうの「おやぢ」で取り上げたシンガーズ・アンリミテッドの音源ですが、あれから調べてみたらすでにほとんどのアルバムがハイレゾでダウンロードできるようになっていたことが分かりました。きのうの時点で見てみたのは例の「e-Onkyo」だけで、そこでは「In Tune」と「A Cappela I」の2枚だけが、それぞれ88.2/24のWAVとFLACとで配信されていました。アルバムでしか販売されてなくて(1曲だけでは買えません)、価格は税込み3240円です。
 ただ、現在のMPSのサイトに行ってみると、どうやらハイレゾの音源は扱っていないようなのですね。サイトから買えるのは「digital」、「audio tape」、「vinyl」、そして「cd」なのですが、「digital」というのはハイレゾではなく「AAC」なんですよね。「vinyl」は私が買ったもの、さらに、きのうも書きましたが「audio tape」というのがすごいですよね。オープンリールのテープですよ。サイトのスペックでは「38cm/sec」としかありませんが、おそらく2チャンネル、いわゆる「2トラサンパチ」という、それこそ往年の最高峰のオーディオ・ソースでしょう。かつて「寅さん」にも、これが登場していたことがありましたね。それは1972年に公開された第10作目の「寅次郎夢枕」、米倉斉加年が「インテリ」役で、とらやの2階に下宿するという設定でした。その、本来は寅さんの部屋だった殺風景なところに、米倉さんはすごいオーディオ装置を持ち込んでしまいました。ここで聴いていたのは「ワルキューレの騎行」でしたね。
 そのメインとなっていたのが、この「2トラサンパチ」、TEACのA-7030GSLという機種です。この頃は、こういうマニアのために録音済みのテープが販売されていました。実は、今でも本当にわずかですが、これがまだリリースされています。それを、この新生MPSも行っているのですよ。なんでも、1本のテープにはLPの片面分の音が入っているのだそうです。つまり、レーベルがカッティングの際に用いたカッティング・マスターと全く同じものがコピーされて入手できるということですね。
 アナログではそんなマニアックなことをやっているのに、デジタルではそんなに音にはこだわっていません。「AAC」なんて、あの悪名高いNMLと同じスペックですよ。2トラサンパチに比べたら雲泥の差のはずなのに。
 ですから、いくらe-Onkyoが88.2/24を配信しているとは言っても、その出所はちょっと怪しげな気がしたので、いったいこのデータはどこが用意したものなのか、調べてみました。moraでは、同じ2つのアルバムが、やはり88.2/24のFLACだけでしたが、ドイツの「Highresaudio」というところを見てみたら、なんと全15枚のオリジナル・アルバムのうちの13枚までが、88.2/24FLACで配信されているではありませんか。「Christmas」は無くても当たり前ですから、「Sentimental Journey」が抜けているだけです。ということは、日本だけで勝手に作られたわけではなかったのですね。それで一安心、というか、こんなものが見つかってしまってほとんど狂喜状態ですよ。しかも、このサイトだとアルバム1枚が15ドルですって。今のレートだとe-Onkyoの半額ですよ。これはもうダウンロードするしかありません。
 なんだか、アカウントを作るのに何回もエラーが出たり(パスワードの設定)、クレジットカードもなかなか受け付けてくれなくてちょっと苦労しましたが、無事「A Cappela I」がダウンロードできました。とりあえず、自宅でPC出力で聴いてみると、曲間のスペースが全然ないとか、何か所か気になるところがあったので、明日職場でしっかりとチェックしなおしましょう。他のアルバムをダウンロードするかは、その結果次第です。
Aventure Number : 2684 date : 2016/9/25


今日の禁断 パナソニック


 今回の朝ドラもあと1週間で終わりですね。実際にモデルとなった「暮らしの手帖」のシーンになってくると、なにか違うな、という気がするようになっていましたが、それも、最初からそのつもりで見ていたら、それほどのショックでもなかったかもしれませんね。
 それとは対照的に、BSでその15分前から始まる「裏朝ドラ」(昔の朝ドラの再放送)は、最初のころは本当につまらなくてよっぽど見るのをやめようかと思っていたのに、次第にその「つまらなさ」がだんだん「面白さ」に変わってきたのですから、世の中は分かりません。この10年以上前に放送されたドラマは、主人公たちが大きくなるにしたがって別の人に替わっていきます。その最初のころはひどいものだったのが、最後になったらなんと上野樹里とか上原多香子とか、私が大好きな人たちが出てきたりするんですからね。上野樹里は、これがほとんどドラマ・デビューみたいなものですから、とんだ掘り出し物ですね。なんか、この頃から存在感がありましたね。上原多香子は、昔からかなり気になってました。スピードの中ではあまり目立たなかったようですが、歌はソロを取っている他の2人みたいな変な癖がなくてずっと好きでしたね。その上原多香子が、このドラマの中でその歌声をしっかり聴かせてくれるのですから、もうたまりません。モデルになっていたのがいしだあゆみだということで、「ブルーライト・ヨコハマ」を紅白で歌ったりするんですよ。そのアレンジが、オリジナルのコードをほんの少しいじってあってとても新鮮、もちろん、彼女の歌も素直でいいですねえ。
 さらに、これはどうでもいいことですが、彼女の顔がニューフィルの人とそっくりだということに気づいてしまったのですよ。さあ、それはいったい誰でしょう。
 今の朝ドラに話は戻りますが、今朝の回では何とも懐かしいアイテムが登場していましたね。
 レコードプレーヤーとラジカセですよ。その前に出てきた洗濯機なども、脱水用のローラーなどが付いている昔懐かしい機種だったので、いったいどこから探してきたのか、と感心していたのですが、これもあの時代の製品をそのまま使っていましたね。調べてみるとレコードプレーヤーは、コロムビアの「GP-3」という1970年代の製品でした。
 ここで、ターンテーブルとアームの間に置いてある手裏剣みたいな形をしたものは、EPをかけるためのアダプターです。
 こんな風に、真ん中の穴が大きいので「ドーナツ盤」と呼ばれていたEPをかける時に、その穴の大きさを補正するためにこれをまずセンター・ピンに刺して、そこにEPを置く、というのが正しい使い方です。ところが、さっきのドラマの中では、それがLPの上に乗っかっていますよ。LPの穴はセンター・ピンの大きさなので、こんなものは必要ないのに。おそらく、これを用意したスタッフは、このアダプターの使い方を全く知らなかったのでしょう。いや、そもそもレコードプレーヤー自体を触ったことがなかったのかも。なんか余ったパーツがあったので、とりあえず乗せてみた、と。そのように「物」自体はすぐに手に入るのに、その使い方を知っている人がどんどんいなくなっている、というのはちょっと困ったことです。
 ラジカセの方はナショナル(当時)の「RQ-537」という、1977年に作られたものです。ネットで画像検索をしたら、すぐに見つかりました。そのほとんどがオークション・サイト。こういうものを出品する人がいっぱいいるんですね。ただ、このままではメーカーのロゴがはっきり見えてしまうので、あそこではその上にシールを貼って隠していました。
 アップにすると、白い横線が少しカバーできていないことが分かりますね。でも、ここでNHKが用意したこのブランドは、いったいなんなのでしょう。おそらく「CHANOKKA」という文字列のようですが。これをそのまま検索してもなんだかタイあたりのサイトが引っかかるだけで、全く意味が分かりません。でも、前に「あまちゃん」でもありましたが、こういうものには必ず意味があるはず、そこで思いついたのが、文字を入れ替える、ということです。いろいろやってみて、真ん中あたりから切って前に持ってくると「OKKACHAN」となりました。「ととねえちゃん」と「おっかちゃん」、なんかつながりがあるとは思えませんか?
Aventure Number : 2683 date : 2016/9/9


禁断ばっくなんばあ

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