今日の禁断 アトモス


 高校野球もクライマックスを迎えているようですね。正直、ああいう「根性物」は苦手です。そもそも、なぜ同じ県の代表校を応援しなければいけないのか、いまいち理解に苦しみますし。いや、県が1回戦でぽしゃったとなると、今度は「地方」の学校の応援に回る、という神経も、私の思考回路には存在してはいません。
 ですから、テレビにかじりついて「感動する」と言った体験とはまったく無縁ですから、自分の部屋で高校野球のテレビ中継を見るなどということは、まずありませんでした。それが、番組を予約するためにテレビをつけたら、たまたま高校野球をやっていて、その音がサラウンドだったのにはびっくりしてしまいました。しっかり「5.1」でしたからね。確かに、以前オリンピックの中継などでサラウンドになるようなことを聞いたことはありますが、実際にこんな風にスポーツ番組でサラウンドを体験したのは初めてのことです。
 昔の番組表を見て調べてみたのですが、最近のプロ野球とか、相撲などには「5.1」とか「SS」という表示はなかったので、これは高校野球だけのことなのでしょうか。あるいは「100回目」ということでの特別サービスだとか。
 もう、私の中では、映画などはサラウンドで見る(聴く)のが当たり前になっているのですが、それはあくまでWOWOWだけのことで、他の局ではやってはいないようですね。最近は、ドラマも映画も同時に作っているようなところがあるので、ドラマでもサラウンドにしてもいいのに、と思うのに、私の知る限りまだそれはないようですね。とりあえず、N響の放送が5.1になっているぐらいでしょうか。
 でも、なぜだか、NHKは今の画面でも十分なのにその上の「4K」とか、さらにその上の「8K」などという規格を実用化させようとしています。それに並行して、音声の方も「22.2」という、スピーカーが24個も必要なシステムも開発されているんですって。映画館の最高のスペックが「9.1」のはずなのに、いったい何を考えているのでしょう。その録音のためのワンポイントのマイクはこんなんですよ。もう笑うしかないですね。マジで狂ってます。
 こんな無意味なものを開発するぐらいだったら、受信料を下げてほしいですよね。というか、受信料を払っている人は、誰もこんなものを望んではいませんって。まあ、甲子園球場ぐらいの広さの家を持っている人だったら、原寸大で「22.2」のサラウンドを体験できるでしょうけどね。
 そのNHKの甲子園番組のためにミュージシャンのFさんがテーマ曲を作ったのだそうです。今日ラジオで初めてフルバージョンを聴きましたが、そのアレンジでオケがバンドではなく吹奏楽になっているところがあるんですね。まあ、高校野球と吹奏楽と言えば切っても切れない縁なのでしょうから、こんなことを思いついたのでしょうが、私はこれを聴いて、いかに吹奏楽のサウンドがダサいか改めて知ることが出来ましたよ。そういうダサさを含めての「根性」を、編曲の中に生かしたかったんでしょうね。
 そんなダサさを一手に引き受けているのがサックスだ、なんて言ったら、怒り狂う人がたくさんいるでしょうね。いや、あくまで私見ですが、あの楽器は本来はクラシックで使われるために開発されたものなのに、ジャズのミュージシャンが使うようになってそこで始めて楽器としての存在価値が認識されたのではないでしょうか。ジャズの楽器としては、これ以上のものはないと人々が認めた時、彼らが最初に目指したクラシックのための楽器としての命は終わったのですよ。
 まあ、本当に上手な人だったら、そんな偏屈な人も頷かずにはいられない音楽を奏でることができるのでしょうが、そこまでのスキルがない人にかかると、これは楽器以前のものに変わります。音だけは馬鹿でかいのに、ピッチはデタラメ、そんなものを聴きたい時は、日立システムズホールのパフォーマンス広場に行けば、いつでもお目にかかれますよ。
 そんな騒音地獄を抜けて表に出たら、こんなところにニューフィルのポスターがありました。これはいつものような合成ではないことを証明するために、あえて前を横切った人も入れて撮ってます。
Aventure Number : 2988 date : 2017/8/18


今日の禁断 セレナード


 やっとお盆も終わって、普通の日々が戻ってきました。結局、先週は休みを取らなかったので、明日で12日間連続出勤していたことになります。まあ、今年はお盆と週末がくっついてしまっていたので、仕方がありません。
 でも、そんな中でも、夜になればフリーになりますから、そこで初めての「KAYトリオ」の練習をすることになりました。と言っても、会場はやはり私の職場なので、なんか昼間を引きずってますけどね。
 練習開始は7時なので、一旦家に帰って晩御飯を食べていると、Yさんから「早めに行きたいんですけど」というメールが届きました。気合が入ってますね。もちろん、すでに鍵を開けて冷房も入れてきましたから大丈夫です。私も合流し、定時前にはKさんもやって来ましたから、これで面子は揃いました。Kさんはとても重たそうにヴィオラを抱えています。やはり、いつもヴァイオリンを弾いていると全然重さが違うと感じるのでしょうね。私も、アルトフルートなんかを持つと、確かに重く感じますけどね。というか、今のニューフィルの曲はピッコロが主なので、フルートでさえ重たいと思えてしまいます。
 とりあえず最初から合わせてみることにしました。最初は私のソロなので、いつも自分で練習している時のテンポで始めたら、その後にヴァイオリンとヴィオラが入ったらガタッとテンポが落ちてしまいました。仕方がないので、そのテンポで吹くことにしてみると、いままで指がもつれていた高音のパッセージがすんなり吹けてしまいましたね。どうやら、私のテンポ設定が早すぎたようです。
 これが、アンサンブルというものなんですよね。まずはきちんとみんなでそろえるところを見つけて、そこからもう少し早くなっても大丈夫なポイントを見つけていけばいいのでしょう。おそらく、本番までにはもう少し早いテンポでも大丈夫になっているはずですよ。なんたって、このお二人ですからね。
 フルートが休みでヴァイオリンとヴィオラだけで演奏するパッセージがあったのですが、最初はちょっと危なっかしいところもあったのに、次にもう一度やった時には、見事にそこがクリアされていましたから、さすが、と思いましたね。
 なんたって、アンサンブルをやっていると、他の人がやりたいことがストレートに伝わってくる瞬間があるんですよね。それに応えてこちらも一緒に音楽を作っていくと、いつの間にか美しいものが生まれている、そんなことが何回もありましたよ。別にお客さんの前で本番をやらなくても、3人だけでこんな素晴らしいことが体験できるのですから、その時間を大切にしていきたいものです。
 でも、それは音楽をやっている人だからこその特権なのかもしれませんね。普通の世の中には、相手のことを全く考えずに、がむしゃらに自己の欲望だけを追求する人に良く出会いますから。
 先日の「ゆうメール」なども、そんな人たちの醜さのあらわれなのでしょう。そして、今日になったら、同じ郵便関係の「ゆうちょ銀行」から、こんな通知が届きました。
 私の職場では、お掃除料などを主に郵便振替を使って送金してもらっているのですが、その料金が今までは窓口で130円、ATMだと80円だったものが、これによるとそれぞれ200円と150円に値上げされるというのですよ。ATMなどは、ほとんど倍ですよ。世の中にはたくさんの値上げがありますが、普通は80円だったらせいぜい90円とか、まあちょっと多くても100円ぐらいが、許せる範囲ではないでしょうか。それをいきなり150円ですよ。こんな乱暴な話が通用すると思っている人たちは、どこかが狂っています。それは、真夏の炎天下でオリンピックを開こうとしている人たちと同じ種類の狂い方なのではないでしょうか。
Aventure Number : 2987 date : 2017/8/16


禁断ばっくなんばあ

IDとパスワードが必要です。