今日の禁断 ベルリオーズ


 最近、Facebookページのカバーのレイアウトが変わったようですね。今までは、基本的に普通のFacbookのように、カバーの左下にプロフィールがかぶさる、というものだったのですが、今ではそれが完全に分離して、こんなことになっています。よそのページですけど。
 こういう風に変わったことが分かったのはつい最近なのですが、それは私のPCの場合だけで、実はMacあたりではもうちょっと前から変わっていたらしいというのは知ってました。つまり、OSによってレイアウトが違っていた状態がしばらくの間続いていたのでしょうね。もちろん、Facebookのことですから、それがいつからすべてのOSに適用されるのかなんて情報は伝わってきませんから、その時点でチラシのパーツを使わせていただいて私が作ったニューフィルの定期演奏会仕様のカバーは、普通にプロフィールで隠れる部分には文字情報が含まれていないものでした。
 私の場合ニューフィルのFacebookページを覗くのは新しい書き込みをするときだけですから、そんなに頻繁なことではありません。ですから、いったいいつから変わったのかは全く分からないんですが、きのう見てみたら、見事に変わってしまっているではないですか。つまり、この間抜けな隙間の空いたカバーが、何日かの間表示され続けていたということですね。もうすぐにでも直したかったのですが、これの元になったレイヤーは職場のPCにしか入ってないので、今日までほったらかしておくしかありませんでした。
 そして、今日になって作り直したのが、これです。
 使える空間が広がったので、チラシにはあった指揮者の写真も入れました。さらに、前はレイアウトの制限があったので、マーラーの顔を裏焼きにしたのですが、ここではちゃんとオリジナル通りになっています。つまり、こうなれば作ったものがそのまま表示されるのですから、デザインの自由度がはるかに上がります。というか、やはりFacebookページというのは宣伝用のツールなのでしょうから、最初からこのようにするべきだったんでしょうね。これがまた元に戻らないことを、祈るばかりです。
 ところで、夕べの「クラシック音楽館」はご覧になりましたか?私は、普段はこの番組をリアルタイムで見ることなどまずないのに、始まると同時にかじりついて見てしまいましたからね。仙台でもサントリーでも、前半の「幻想」の時はリハーサルも含めて全く目にすることはできませんでしたから、これが初めて。あんなことをやっていたなんて初めて知りましたよ。ただ、ハープは4台用意されていて、我々の入るリハーサルの時にそのうちの3台は片づけていたので、それが本番では4台編成になっているのだけは知ってました。これはサントリーだけのバージョンですから、ハイレゾで聴いていた仙台とは音も違っているはずですね。確かに、その4台のハープがフィーチャーされた第2楽章はゴージャスの極みでしたね。
 そして、番組の上ではあたかも連続して演奏されたように「レリオ」が始まりました。これはなかなかすごいこと。本番ではまず不可能なことでしたから、こんな風にして作曲家が意図したとおりに見れるというのは、感激ものです。合唱が入るカットも、さすがNHKという手慣れたものでしたね。合唱が見えてほしいという時には、きちんと頭から合唱のアングルに変わっていましたからね。
 ただ、私が立っていたところは、ちょっと微妙な位置だったので、もう1人分カメラを振ってくれれば入るのに、というカットがいくつもあったのは残念でしたね。あとは、ステージの上から合唱がいたP席を撮っている無人のカメラがあったのですが、そこからのアングルだともろに前にいた〇枝くんの顔が私と重なってしまって、私のちいさな顔はまるまる隠れてしまっていましたね。
 でも、それなりには全身が映っているようなところもあって、「すぐに分かったよ」みたいなことをいろんな人に言われたりしましたね。でも、「ソリストが暗譜なのに、なぜ合唱は楽譜を見ているの?」と言ってる人もいました。確かに、あの「山賊の歌」だけは暗譜で歌いたかったですね。仙台では暗譜でしたから。
 それにしても、テレビを見ながらつい歌を口ずさんでしまう私。3か月も経ったのに、まだしっかり覚えているなんて。
Aventure Number : 2657 date : 2016/7/25


今日の禁断 ベーム


 きのうの「おやぢの部屋」では、懐かしいアイテムをご紹介させていただきましたが、その中でもっと書きたいことがあったのを、字数の関係で削除しなければいけませんでした。別に、ただのブログですから、そもそも「字数制限」なんてあるわけはないのですが、私が勝手に1回分は必ず1500字から1600字の間にまとめるという「制約」を設けているものですから、それに従っているだけのことです。こういうフォーマットを決めておくと、意外と楽に書けるようになるんですよね。それと、たまにこれをニューフィルの「かいほうげん」にコピーして使うこともありますから、そのちょうど1ページ分に収まる字数だ、ということもあります。
 ということで、はみ出してしまった部分を、せっかく思いついたのでこちらに書いておきましょう。
 あのアルバムは久しぶりにきちんと聴いたのですが、そこでパパゲーノが歌うアリアのバックに「グロッケンシュピール」のオブリガートが入っています。それについて、以前こんなトークを作っていたのですが、SACDで改めて聴くと、それがグロッケン(鉄琴)とチェレスタの両方を使って演奏されていることがはっきり分かります。左手の部分をチェレスタ、右手の部分を鉄琴で弾いているのですよね。ただ、このアリアの「3番」になると、和音を押さえるようなところがなくなるので、そこでは鉄琴だけで演奏しているようでした。同じように、第1幕のフィナーレで、モノスタトスたちが踊り出すところでも、鉄琴だけで演奏されていましたね。この時代、「キーボードグロッケンシュピール」という楽器はまだ「復活」されていなかったので、普通はチェレスタで代用するところを、このようにオリジナルの音に近づけようという試みもあったのでしょう。
 ところが、よく考えてみると、そんな20世紀の半ばでも、「キーボードグロッケンシュピール」と呼んでも構わないような楽器はしっかり存在していたのですよ。それは、「ジュ・ドゥ・タンブル(Jeu de timbres 正確には Jeu de timbres a clavier」という楽器です。フランス語で「鍵盤の付いた鉄琴」という意味ですね。例えば、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」のスコアには、
 このように、その楽器の名前が書いてあります。どんなところで使われているかというと、「第2組曲」の最初の「夜明け」で最高に盛り上がる部分で、チェレスタと一緒にキラキラした音を提供しています。
 始まってから4分少々経ったあたりでしょうか。CDではなかなか聴こえませんが、初期のDECCAの録音、例えばピエール・モントゥーとロンドン交響楽団との録音などでははっきり聴こえてきます。それともう1か所、曲全体のエンディングでも楽譜上では大活躍していますが、他の楽器も目いっぱいがんばっているので、ほとんど聴こえません。
 この楽器は、チェレスタを発明したミュステルが作ったものです。外観はチェレスタとそっくりです。
 おそらく、先ほどのページで「キーボードグロッケンシュピール」となっていた演奏でも、実際にはこの「ジュ・ドゥ・タンブル」が使われていたのかもしれませんね。ただ、この楽器はモーツァルトの時代のキーボードグロッケンシュピールに比べると、やはり洗練された音になっているのでしょうね。
Aventure Number : 2656 date : 2016/7/22


禁断ばっくなんばあ

IDとパスワードが必要です。