今日の禁断 シベリウス


 もうだいぶ前のことのような気がしますが、ちょっと興奮してしまうような「発見」があったもので、それをお伝えしておきましょう。ニューフィルでは毎年12月に角田市の合唱団の方々と一緒に「第9」を演奏させていただいています。毎回その前プロとしてオケ付きの合唱曲も加わります。それが、今年は今まで演奏したことのない曲をやる予定だ、と聞かされていたのですが、タイトルだけ分かってもそれがどういう曲なのかは全く分かりませんでした。そもそもオリジナルなのか、楽譜が発売されているものなのかも分かりません。でも、今頃はもうすでに合唱の練習は始まっている時期でしょうから、なにか情報があるのでは、とおもって、その団体のサイトを探してみたら、団員の方のブログがリンクされていて、そこにしっかり初練習の模様がレポートされていたではありませんか。どんぴしゃですね。
 さらに、そこにはその日に練習した曲の楽譜の写真までアップされていました。確かに「第9」と、「ふるさとの四季」という楽譜の表紙です。ちょっと小さくてよく分からなかったのですが、確かにそれは印刷されて出版されている楽譜のようでした。
 そこで、そのタイトルを元に検索してみたら、すぐにそれがカワイ楽譜から出版されているものだということが分かりました。表紙が全く同じだったんですよね。それはピアノ伴奏の楽譜でしたが、カワイのサイトでは、オーケストラ用のレンタル譜も用意されているということで、楽器の編成もしっかり書いてありましたよ。これだけで、情報としては十分です。フルートパートが何人か、というのは微妙な問題ですからね。
 さらに、編曲者の名前を頼りに検索してみたら、それを実際に演奏している映像が山ほど見つかりました。それは殆どピアノ伴奏のものでしたが、そこからリンクされて、なんとオケ伴奏の映像まで見つかってしまいましたよ。それを両方聴き比べてみると、オケ版はピアノ版よりイントロや間奏が長くなっているようですね。さらに「村祭」ではピッコロの長いソロまで入っていますよ。これはいったい誰が吹くことになるのでしょう。
 その映像は、カメラを3台使って適度にアングルを変えたカットに切り替えたりしている、かなり高度なものでした。これが、メインの中央からの画像です。
 ピアノまで入ってますね。これはさっきの編成に確かにありました。合唱専門の人がオーケストレーションを行うと、よくピアノが入ります。ただ、面白いことに、さっきの楽器編成にはなかった楽器がここには見られます。
 少し下手よりのカメラからの画像だと、それがよく分かります。バリトン・サックスと、ユーフォニアムでしょうか、あるいはチューバ?。金管にはあまり詳しくないので、よく分かりません。このオケにはどうやらオーボエとファゴットが足らないようで、おそらくファゴットのパートをバリトン・サックスで代用させているのでしょうか。そんな、いかにも「手作り感」満載の映像です。
 さらにもう1台のカメラで指揮者の顔もアップにされています。演奏はともかく、曲全体のイメージはとてもよく分かる映像ですから、何度も見ることはありませんが、一度ぐらいは見てみたらいいのではないでしょうか。ニューフィルのFacebookページからリンクされています。
 そういえば、今度の日曜日には千葉県でJAOのフェスティバルがあるんですね。入場ハガキだけは入手してあったのですが、なんせ会場がアクセスのとても不便なところなので、行くかどうかはギリギリまで待ってみました。でも、最寄りの駅からホールまでの道をストリートビューでシミュレーションしてみたら、どうやら地下道を通って線路を横切る場所があるようなので、行ってみることにしました。それでも「徒歩15分」ですって。でも、いくら遠くて不便でも、まともな音楽ホールがあるだけ、ましだとは思いませんか?宮城県でこのフェスが開催されないのは、そんなホールがないせいなんですから。
Aventure Number : 2670 date : 2016/8/24


今日の禁断 ボヘミアン


 ニューフィルの恒例行事としては、春には「たけのこ、掘りたいかい?」がありますが(これは非公式行事)、夏の恒例行事は去年から始まった「あんさん、ぶりたいかい?」ではなく「アンサンブル大会」でしょう。きのうは、そのイベントの当日でした。スケジュールとしては朝のうちからリハーサルがあって午後1時半から本番が始まる、というものですが、ご存知のように私はリハがお昼すぎだったのでその頃までに行っていればいいということ、その前にまずマンションの防火訓練の「避難訓練」(外階段を使って駐車場まで避難)だけに参加して、出席を取った後、前もって別の所に置いてあった車に乗って会場に向かいます。そのタイミングで車を正規の駐車場から出そうとすると、そこは消防車が邪魔をしているので出られなくなってしまうことが分かっていましたから、朝早く隣のパチンコ屋に移動してあったのでした。
 旭ヶ丘についてもまだ時間があったので、いつもの広場で軽く練習です。いちおうモーツァルトを全曲通しておかないと不安ですからね。リハがおわったメンバーなどが何人か来てましたね。そして、上の交流ホールに行って、まずはフルートだけのアンサンブルのリハーサル。去年はこの段階でかなりヤバいところがあったのですが、今回はそんなことのないようにしっかり練習をしてきましたから、何の心配もありません。
 そして、別のグループを挟んで、モーツァルトのリハです。結果的に、D-durの全楽章をやることになっていたので、参加グループの中での最長の演奏時間になってしまいました。練習の時にはそんなに大変だとは思わなかったのですが、リハとはいえ周りに聴いている人がいるとなんだか余計なところに力が入って、すぐにばててしまいますし、なんてことのないところでミスをしたりして、こうなるとただの「ヘタな人」になってしまったな、という気がしてしまうほどの演奏になってしまっていました。恐ろしいですね。ここで、第2楽章には休むところが1ヵ所もないことに、ハタと気が付きました。今までそんなことはなかったのに、もう楽章の後半は全く初心者以下のアンブシャーになってしまいましたよ。
 それから、あわてて買っておいたパンをその場で食べて、本番に臨みます。出番は最後近くですが私は最初から写真を撮らなければいけませんからね。去年も思いましたが、みんな本当に素晴らしいですね。もちろん上手なんですが、それが高い次元で音楽になっているという感じが、間違いなく伝わってくるものばかりですよ。こうなると、私の演奏なんかがこんなところで披露できるものなのか、自信が全くなくなってきます。
 本番はモーツァルトの方が先、さっきのようなふがいのない演奏にはならないように、適度に緊張感をもって臨みます。それでも2楽章はちょっと怖いので、極力無駄な力は使わないように、伸ばすところは早めにブレスを取ってひたすら休むことだけを考えていました。まわりの人たちもちゃんとついてきてくれていますし、全体の演奏に破綻はないはずです。まるで本当のコンサートのように、楽章の間の拍手も起きず、とうとう最後まで一気に演奏してしまいました。
 そのあとは、フルートだけの「くるみ割り人形」。私のパートから始まる曲だったのに、2つ目で一瞬メガネがずれて楽譜が読めなくなり、別の音を出してしまうというハプニングがありましたが、まあまあ大事故もなくいったことでしょう。
 打ち上げは、久しぶりに料理がとてもおいしいところでした。最初の冷しゃぶが絶品、これだったら期待できるな、と思っていたら、ここの専門である焼き鳥が期待通りのおいしさ、さらに、厚揚げなどというサプライズまで。これは、定義山にはかないませんが、なかなかでした。演奏についても、お互いに相手を褒めあっているという和やかさ、とりあえず、聴いている人に何らかの印象は確実に与えられたことだけは分かって、ほっとしているところです。
 思いがけなく、モーツァルトの四重奏曲をきちんとやる機会が出来たので、私としてはベストを尽くしたつもりですが、やはり場数を踏まないことには解決できないところもあることを痛感です。たぶん、来年も、こんどはC-durあたりを演奏できそうですから、楽しみです。
Aventure Number : 2669 date : 2016/8/22


禁断ばっくなんばあ

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