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ホームページ開設までの顛末

(98・6・7記)


発端
 
199844日、第29回定期演奏会の客演指揮者江原功さんとの最初の練習が青年文化センターであった時のことです。休憩時間にロビーでパンをかじっていたら、TpのK重君が話しかけてきました。「jurassicさん、かいほうげんのウェブページを作ったら良いんじゃないっすか。」
 この一言が、ズブの素人の私を個人ホームページを持つなどというだいそれたことに向かわせるきっかけとなったのです。

準備
 それまでも、他人のページのソースを見たりして、HTMLの仕組みは何となく理解は出来てました。そこでためしに、今使っているワープロソフト「
Word98」の「HTML文書で保存」という機能を使って適当なWord文書をHTML化してブラウザで見てみたところ、なんと本物のホームページが出来てしまったのです(あたりまえっちゃーあたりまえですが)。これで味をしめた私は、ついにホームページ作りという泥沼に片足を突っ込んでしまったのでした。
 この作業にのめりこむのには時間はかかりませんでした。素人にはなんだか難しそうな"
FTP"や"Telnet"も簡単にクリアできるということで、IBMの「ホームページビルダー」というエディターソフトを購入したのが517日(ほんとうはもっと早く欲しかったのですが、連休明けに買いにいったら在庫切れになってて、この日やっと入荷しました)、プロヴァイダーから転送用のIDが届いたのが530日(ほんとうはもっと早く届くはずだったのですが、サーバーの故障とかで、この日まで待たされました)。完成したファイルはだいぶたまっていたので、その日のうちに転送をしました。

挫折
 ファイルは完璧に転送されたかにみえました。ところが、URLを入力してみてもディスプレイには「そのようなファイルはみあたりましぇ〜ん」という非情なメッセージ。これはサーバーの更新に時間がかかっているせいだと勝手に決めつけて、とりあえず一晩置いておくことにしました。
 しかし、次の朝になっても事態は全く変わっていませんでした。そこで、恥をしのんでサーバーに電話をしたところ、「転送した時点で見られるようになるはずですよ。ちょっと見てみましょう。あ〜、ファイルはちゃんと届いてますけど、新しいフォルダーが出来ているのでそのURLではだめですね。」という親切なお答えでした。
 そうなのです。転送先の設定を間違えていたために、よけいなフォルダーまで送ってしまっていたのです。あわててサーバーのフォルダー(「ディレクトリ」と言うべきなのでしょうね)を削除して、ちゃんとした設定で転送し直しました。(予想どおり、「ホームページビルダー」だとこういう作業はかんたんに出来てしまいます。)
 というわけで、
1998531日午前1130分、「ジュラシック・ページ」はなんとか世界へ向けて発信されたのでした。

展開
 私が加入していたプロヴァイダーは、パソコン(富士通デスクパワー)を買った時にいっしょに付いてきたもので、ホームページは5MBまでしか使えませんでした。作りはじめたころは、これだけ有れば十分だと思っていたのですが、画像ファイルをめいっぱい圧縮していたにもかかわらず、この時点で転送量は1MBを越えていました。出来れば、あまりしみったれた画像は使いたくありませんし、将来のことを考えると、とうてい5MBでは足りそうもありません。そこで、もっとたくさん使えるプロヴァイダーに乗り換えることにしました。
 25MBまで使用できて、おまけに料金も安いという格好のプロヴァイダーを見つけて、登録したのが6月4日。「手続きに1週間はかかる」と言っていたのに、なんと6月6日、定期演奏会当日の午前中にIDが届いてしまったので、その場でダイアルアップ接続の設定を変更、新しいサーバーに転送しました。
 これで、ファイルのサイズを気にしないで存分にホームページ作りに専念できます。ご期待ください。

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