三善晃の「遠い帆」は、日本人が作ったオペラとしては最近ではベストのものではないでしょうか。長過ぎて退屈なだけの「TAKERU」や情緒にさえ訴えれば良いと思っている「忠臣蔵」が忘れ去られても、この作品は後世に残るはずです。地元紙で「三善サウンド」と形容されていましたが、この言葉を使ったのは私のほうが先です。(jurassic)
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