Monthly Column

(12/6)


日本における音楽評論の先駆者、吉田秀和さんが亡くなりました。吉田さんが築きあげた評論のスタイルは、音楽のみならずすべての分野の芸術を網羅した、まさにそれ自体が芸術と言えるものでした。残念ながら、今の「評論家」でそれを受け継げる人は誰もいません。享年98歳、せめてヒャク歳までは長生きしてほしかったものです。(jurassic

おせっかいな解説

そもそも、最近は「音楽評論家」という肩書を
名乗る人が、ほとんどいなくなっています。
レコード会社の提灯記事しか書けないライターに、
「評論家」気取りはみっともないだけです。



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