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Monthly Column

(03/05)


三谷幸喜の「オケピ」というミュージカルは、ステージ下の暗闇で仕事をしているミュージシャンの生態を生々しく描いた秀作です。担当する楽器によるキャラクター設定も的を射ていて、自己主張の強いトランペット奏者、仕切屋のコンマスなど、そのまんま。ヴィオラ奏者は影が薄くて、名前さえ誰も知らないというのには笑えます。(jurassic

おせっかいな解説

トランペット奏者が「今日はやりたくない」と言うので、
大慌てで他の楽器の人が代わりを演奏することになります。
ヴァイオリンはヴィオラ奏者が弾くことになったとき、
「じゃあ、ヴィオラは?」と訊くと、指揮者は
「ヴィオラは元々必要ない」と言うので、
影の薄いヴィオラ奏者は思い切り落ち込みます。

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