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目次


編・執筆
磯田健一郎

●執筆(
50音順)
井田重芳
伊藤康英
梅沢敬一
緒方英子
片山杜秀
国塩哲紀
小貝俊一
木幡一誠
白石美雪
津堅直弘
長生 淳
外囿祥一郎
本間 篤
諸石幸生
山尾敦史
山田治生
吉松 隆
吉村 溪

序章 魅惑のブラバン

巻頭エッセイ〜吹奏楽の悦楽
14
用語解説〜「ブラバン」って何だ……?
16
インタビュー〜佐渡裕が語る《吹奏楽の喜び》
18
音楽史の視点から〜吹奏楽における編成と楽器解説、その歴史的変遷
20

第1章 音楽史的に聴く吹奏楽

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
 王宮の花火の音楽
24
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
 グラン・パルティータ
25
フランソワ=ジョセフ・ゴセック
 軍隊交響曲、葬送行進曲
26
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン
 行進曲ニ長調、ポロネーズニ長調他
27
フェリックス・メンデルスゾーン
 管楽のための序曲ハ長調
28
エクトル・ベルリオーズ
 葬送と勝利の大交響曲
29
カミーユ・サン=サーンス
 行進曲《東洋と西洋》
30
ニコライ・リムスキー=コルサコフ
 
Trbと吹奏楽のための協奏曲他 31
ジョン・フィリップ・スーザ
 ワシントン・ポスト他行進曲群
32
リヒャルト・シュトラウス
 セレナード、組曲変ロ長調
34
シャルル・グノー
 小交響曲 変ロ長調
36
パーシー・グレインジャー
 ヒル・ソング第2番
37
ヘンリー・フィルモア
 ローリング・サンダー、サーカス・ビー
38
フローラン・シュミット
 ディオニュソスの祭り
39
グスターヴ・ホルスト
 吹奏楽のための組曲第1番、同第2番
40
イーゴル・ストラヴィンスキー
 管楽器のためのシンフォニーズ他
42
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ
 イギリス民謡組曲、トッカータ・マルツィアーレ
44
ゴードン・ジェイコブ
 組曲 ウィリアム・バード
46
ボフスラフ・マルティヌー
 チェロと管楽器、ピアノ、打楽器のためのコンチェルティーノ
47
クルト・ヴァイル
 ヴァイオリンと管楽オーケストラのための協奏曲
48
エドガー・ヴァレーズ
 アンテグラル
49
パウル・ヒンデミット
 吹奏楽のための交響曲変ロ調他
50
ジャック・イベール
 チェロと管楽器のための協奏曲
51
ポール・フォーシェ
 交響曲変ロ長調
52
ドミトリ・ショスタコーヴィチ
 ソヴィエト民警の行進曲
53
クルト・ヴァイル
 小さな三文音楽
54
グスターヴ・ホルスト
 ハンマースミス前奏曲とスケルツォ
55
オットリーノ・レスピーギ
 バンドのためのバラード《ハンティングタワー》
58
ニコス・スカルコッタス
 9つのギリシア舞曲
59
フランシス・プーランク
 フランス組曲
60
セルゲイ・プロコフィエフ
 行進曲作品99
61
シャルル・ケックラン
 民衆の祭のためのコラール
62
パーシー・グレインジャー
 リンカーンシャーの花束
63
ニコライ・ミャスコフスキー
 交響曲第19番変ホ長調
64
モートン・グールド
 ジェリコ
65
アーノルト・シェーンベルク
 主題と変奏
66
サミュエル・バーバー
 コマンド・マーチ
67
ダリウス・ミヨー
 フランス組曲
68
アーロン・コープランド
 市民のためのファンファーレ
69
まだまだあるぞ
 音楽史の吹奏楽秘曲
70

第2章 戦後アメリカの吹奏楽作品

ウィンド・アンサンブルの父
 フレデリック・フェネルとは……?
74
アルフレッド・リード
 交響曲第2番、同第3番、同第4番
76
モートン・グールド
 交響曲第4番「ウェスト・ポイント交響曲」
80
ジョセフ・オリヴァドーティ
 序曲《バラの謝肉祭》
82
アーロン・コープランド
 戸外の序曲
83
ポール・クレストン
 アナトリア、祝典序曲
84
H・オーウェン・リード
 メキシコの祭−メキシコ民謡による交響曲
86
ロバート・ラッセル・ベネット
 シンフォニック・ソング、古いアメリカ舞曲による組曲
87
ウィリアム・シューマン
 ジョージ・ワシントン・ブリッジ、チェスター
88
ウォルター・ピストン
 ターンブリッジ・フェア他
89
ヴィンセント・パーシケッティ
 交響曲第6番、《ああ、涼しい谷間》
90
ピーター・メニン
 カンツォーナ
92
ハワード・ハンソン
 ディエス・ナタリス
93
クリフトン・ウィリアムズ
 ファンファーレとアレグロ、フィエスタ
94
ハロルド・L・ウォルターズ
 リートニア序曲、ジャマイカ民謡組曲
96
ヴィットリオ・ジャンニーニ
 交響曲第3番
97
アラン・ホヴァネス
 交響曲第53番「星の曙光」
98
ウォルター・ハートレー
 23管楽器のための協奏曲
99
インゴルフ・ダール
 アルト・サクソフォン協奏曲
100
レナード・バーンスタイン
 J・F・ケネディ大統領就任のためのファンファーレ他
101
ジョン・バーンズ・チャンス
 呪文と踊り、朝鮮民謡の主題による変奏曲
102
ロバート・ジェイガー
 ダイヤモンド・ヴァリエーションズ他
104
ロバート・ウォッシュバーン
 交響曲
106
ウォーレン・ベンソン
 落葉
107
ジム・アンディ・コーディル
 吹奏楽のための民話
108
ロナルド・ロ・プレスティ
 あるアメリカ青年へのエレジー
109
ヴァーツラフ・ネリベル
 交響的断章、2つの交響的断章
110
ノーマン・デロ・ジョイオ
 アベラールの歌、『ルーブル』からの場面
112
ジョン・ジェイコブ・モリセイ
 組曲「百年祭」
113
フランシス・マクベス
 カディッシュ
114
カレル・フサ
 プラハ1968年のための音楽
116
ポール・ウィリアム・ホエアー
 交響曲第1番「ストーンヘンジ」
118
ジャレッド・スピアーズ&チャールズ・カーター
 バンドのための第3組曲、クイーンシティ組曲
119
ロン・ネルソン
 ロッキー・ポイント・ホリデー
120
レックス・ミッチェル
 海の歌、大草原の歌
121
ロジャー・ニクソン
 パシフィック・セレブレーション組曲、太平洋の祭
122
ジェームズ・カーナウ
 シンフォニック・ヴァリアンツ
123
ジョセフ・シュワントナー
 ……そしてどこにも山の姿はない
124
フランク・エリクソン
 序曲祝典
126
アーン・ラニング
 シンフォニア・フェスティーヴァ
127
ジェイムズ・スウェアリンジェン
 インヴィクタ序曲、センチュリア
128
ジェームズ・バーンズ
 交響曲第3番、アルヴァマー序曲
130
クロード・T・スミス
 フェスティヴァル・ヴァリエーションズ他
132
デヴィッド・マスランカ
 イン・メモリアム
134
ジョン・ハービソン
 18管楽器のための音楽
135
ウィリアム・ヒル
 セント・アンソニー・ヴァリエーションズ
136
マイケル・コルグラス
 ナグアルの風
137
デヴィッド・ホルジンガー
 イースター・シンフォニー
138
ダナ・ウイルソン
 ピース・オブ・マインド
139
エリック・ウェッテカー
 ラスベガスを食い尽くすゴジラ他
140
マーク・キャンプハウス
 ウォッチマン、テル・アス・オヴ・ザ・ナイト
141
レズリー・バセット
 カラーズ・アンド・コントアーズ
142
ボブ・マーゴリス
 テレプシコール
143
フランク・ザッパ
 ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
144
ジョン・アダムズ
 ライト・オーヴァー・ウォーター他
145
まだまだあるぞ
 アメリカの現代吹奏楽作品
148

第3章 戦後ヨーロッパの吹奏楽作品

パーシー・グレインジャー
 ローマの権力とキリスト教徒の心
152
カール・アマデウス・ハルトマン
 交響曲第5番
153
オリヴィエ・メシアン
 異国の鳥たち、天国の色彩
154
アンドレ・ジョリヴェ
 トランペット協奏曲第2番
156
セルジュ・ランセン
 マンハッタン交響曲
157
サー・マイケル・ティペット
 プレリューディウム
158
ホアキン・ロドリーゴ
 管楽合奏のためのアダージョ
159
クシシトフ・ペンデレツキ
 ピッツバーグ序曲
160
ゴードン・ジェイコブ
 吹奏楽のための協奏曲
161
イダ・ゴトコフスキー
 炎の詩、交響吹奏楽のための協奏曲
162
フリードリッヒ・グルダ
 チェロと吹奏楽のための協奏曲
163
ヨハン・デ・メイ
 交響曲第1番「指輪物語」他
166
ハーディ・メルテンス
 アルマゲドン
167
ヤン・ヴァン=デル=ロースト
 交響詩 スパルタクス
168
エドワード・グレグスン
 剣と王冠
169
フィリップ・スパーク
 イヤー・オブ・ドラゴン
170
ジャン・アプシル
 祭典
171
マイケル・ナイマン
 『オウガー』オリジナル・サウンドトラック
172
まだまだあるぞ
 ヨーロッパの現代吹奏楽作品
176

第4章 日本の吹奏楽作品

序論
 戦前日本の吹奏楽
182
兼田 敏
 交響曲
184
保科 洋
 古祀、愁映、風紋
186
西村 朗
 巫楽
188
川崎 優
 祈りの曲第2「悲歌」
189
三善 晃
 深層の祭
190
小山清茂
 吹奏楽のための木挽歌
191
大栗 裕
 大阪俗謡による幻想曲
192
田中 賢
 メトセラ
194
伊藤康英
 吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」
195
藤田玄播
 天使ミカエルの嘆き
196
夏田鐘甲
 吹奏楽のためのファンタジー
197
櫛田朕之扶
 飛鳥
198
矢代秋雄
 白銀の祭典
199
黛 敏郎
 トーンプレロマス'55
200
浦田健次郎
 メタモルフォージス
202
北爪道夫
 風の国
203
間宮芳生
 吹奏楽のための序曲
204
伊福部昭
 ブーレスク風ロンド
205
名取吾朗
 永訣の詩
206
長生 淳
 英雄の時代
207
武満 徹
 ガーデン・レイン
208
岩井直溥、他
 ニュー・サウンズ・イン・ブラスシリーズ
210

まだまだあるぞ
 日本の現代吹奏楽作品
212

第5章 吹奏楽団/演奏家を聴く

東京佼成ウィンド・オーケストラ
218
大阪市音楽団
219
シエナ・ウィンド・オーケストラ
220
航空自衛隊航空中央音楽隊
221
日本のスクールバンド
222
イーストマン・ウインド・アンサンブル
223
ダラス・ウインド・シンフォニー
224
アメリカの軍楽隊
225
ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
226
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
227
英国の吹奏楽団
228
須川展也
229
外囿祥一郎
230
モーリス・アンドレ
231
クリスティアン・リンドベルイ(リンドバーグ)
232

インタビュー

須川展也1「私のこの一曲」
233
須川展也2「ウィンドオーケストラ(吹奏楽団)のコンサートマスター」
238
セルゲイ・ナカリャコフ「ブラバン・アイドル」とは?
234
西村朗〜《巫楽》と吹奏楽を巡って
239

コラム

アレンジ作品の楽しみ
56
ファンファーレの"傑作"
72
三羽烏の「吹奏楽」〜ミニマル篇
146
三羽烏の「吹奏楽」〜ダルムシュタット篇
174
録音エンジニアが聴いたマーキュリー・レーベルの録音風景
150
映画コーナー『ブラス!』
164
トルコの軍楽
173
バンコクにて〜アジアの吹奏楽の胎動
180
「課題曲」というジャンル
209
コンクールとは何か?
216
吹奏楽の指揮者たち〜そしてわずかな蛇の足
236
「吹奏楽」を書くということ
240
私が「吹奏楽」を書かないわけ
241
あとがきにかえて〜20世紀ノスタルジア
242

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