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竹本 健治 |
ウロボロスの偽書 |
講談社 |
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作家・竹本の書いた小説にいつの間にか殺人犯の手記が加筆されていた。それは実際に起こっている事件
そのままで、竹本を驚かせる。さらには同小説内に併記されている架空のミステリ「芸者ミステリ」の主人公らが
実在し、竹本の書く内容通りに事件に遭遇していた。虚構と現実がウロボロスの如く輪を作り、入り乱れる…。 |
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ウロボロスの基礎論 |
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クレシェンド |
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緑衣の牙 |
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田中 啓文 |
鬼の探偵小説 |
講談社ノベ |
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鬼丸刑事はアメリカ帰りの陰陽師ペニー芳垣とのコンビに戦々恐々としていた。普段は能なし刑事を装う鬼丸の
正体は鬼なのだ。女郎蜘蛛や河童など物っ怪連中に情報をもらいつつ表だって自分の手柄にしたがらない鬼丸の
正体に薄々気づきつつ、管轄内で次々と起こる猟奇事件に必ず参上し、相方に鬼丸を選ぶペニーだった。
鬼と陰陽師コンビの猟奇殺人事件の短編集。 |
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蓬莱洞の研究 |
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高里 椎奈 |
銀の檻を溶かして |
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高橋 克彦 |
竜の柩 |
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新・竜の柩 |
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偶人館の殺人 |
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日明 恩 |
それでも警官は微笑う |
講談社 |
2002 |
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無骨で真っ正直な刑事・武本。彼が長年追っていた拳銃密売事件とl厚生省麻薬取締官が追っていた麻薬密売事件
が錯綜する。縄張り意識と偏見が入り混じり敵対しつつも目指すところが同じだと知った時、両者は……。
タイトルにあまり惹かれなかったが、読み始めたらとまらない。警察小説然とした事件もそうだが、登場人物がいい。
武本ほか義を通す上司の安住、頭脳派な甘ったれの潮崎。麻薬捜査官で元獣医の宮田、警官嫌いの樋口、温厚な
加藤とみながそれぞれ魅力的。 |
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鎮火報 |
講談社ノベ |
2005 |
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屈折した思いで消防士になった雄大はなるべく楽したいと願っていた。だが、そんな雄大は熱血漢揃いのチームと
クールな仁藤、巡りあってしまったこちらも屈折した不法滞在外国人捜査官の小阪、そして引きこもりの中年男・守と
マブダチの裕二らに半ば偶然、半ば必然である連続放火事件に巻き込まれる。消防士としての雄大、組織、
それぞれの思いが交錯する。その時、雄大は……。男臭い内容ながら泣けるし、ミステリ的な雰囲気もあって
すんごく面白い。こんな男っぽい内容を女性作家さんが書いているとは驚き! |
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そして警官は奔る |
講談社 |
2004 |
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「それでも警官は微笑う」の続編。幼児虐待、児童ポルノ、不法滞在で生まれた子供……。武本は新たにコンビを
組んだ冷血漢の和田、温厚派の小菅の正反対ともいえる刑事としての態度に悩み、励まされつつ先の見えない
事件を追う。そしてそこには国家試験に受かったという潮崎の姿もあった。
内容が重いのと展開がまどろっこしいのが難点。 |
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田中 芳樹 |
創竜伝1〜12 |
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摩天楼 |
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つ |
司 凍季 |
首なし人魚殺人事件 |
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司城 志朗 |
ゲノムハザード |
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気の長い密室 |
ハルキ文庫 |
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ミステリ風なサイコ、SF、ファンタジー、ホラーなど15作の短編集。
「世にも奇妙な…」とか「トワイライトゾーン」系な短編集。現れる死人や時間の遅い部屋、喋る靴など不思議系な話。 |
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辻 真先 |
デッド・ディテクティブ |
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天使の殺人 |
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積木 鏡介 |
歪んだ創世記 |
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と |
トマス・ハリス |
ブラック・サンデー |
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羊たちの沈黙 |
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ハンニバル |
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鳥飼 否宇 |
中空 |
角川書店 |
2001 |
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カメラマンの猫田は鳶山と共に竹の花の写真を撮りに竹茂村を訪れた。他との接触をなるべく断ち、
閉鎖的でも平和で静かに暮らしていた村で彼女らの到着を待っていたかのように殺人事件が相次いで起こる。
他殺のような、自殺のような3件の事件。村人が頑なに守る秘密と宝とは? そして犯人は?? |
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非在 |
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