か行作家読了本


加賀美 雅之 双月城の惨劇 光文社ノベ
ドイツ郊外に建つ古城双月城に滞在中の精神科医からパリ市警の敏腕刑事に内密の事件依頼が舞い込んだ。
そして時を同じく、刑事のかつてのライバルであるドイツ市警の警部もその城を訪れる。2人の探偵が揃うのを
待っていたかのように起こる密室での連続首切り殺人…。謎を暴くのは誰だ??
正統派のミステリ。二階堂黎人推薦だけに「人狼城〜」の雰囲気が。

監獄島上・下 光文社ノベ

上遠野 浩平 殺竜事件(事件シリーズ) 講談社ノベ
戦地調停士のED、女大尉のレーゼ、風の騎士との別名を持つヒースロゥ。不死身だったはずの竜が殺された
事件を追う…。呪術士や騎士、戦士、姫から商人まで登場するRPGのような設定と
世界観は読み始めた時はちょっと取っつきにくい雰囲気だけど、面白い。

海賊島事件(事件シリーズ) 講談社ノベ
水晶の結晶に閉じこめられ殺されるという奇妙な事件。

紫骸城事件(事件シリーズ) 講談社ノベ

しずるさんと偏屈な死者たち 富士見ミステリー文庫

ソウルドロップの幽体研究 祥伝社

禁涙境事件(事件シリーズ) 講談社ノベ

加門 七海 死弦琴妖變

人丸調伏令

晴明。


くぐつ小町

大江山幻鬼行

おしろい蝶々

環蛇銭

北村 薫 冬のオペラ 中公文庫
真実が見える名探偵「巫」に出会った姫宮あゆみ。作家志望でワトソン役を申し出る彼女と名探偵に
ふさわしい事件だけしか請け負わず、探偵料も請求せず、アルバイトで食いつなぐ巫との連鎖集。
どれも人に纏わるモノで、平凡だけどジンワリとする話。

北山 猛邦 『クロック城』殺人事件

『瑠璃城』殺人事件

『アリス・ミラー城』殺人事件

『ギロチン城』殺人事件

貴志 祐介 黒い家

十三番目の人格〜ISORA〜

天使の囀り

クリムゾンの迷宮

青い炎

硝子のハンマー 角川書店
六本木のオフィスビルの最上階から3フロアを借りていた会社社長が殺された。
暗証番号が必要なエレベーター、各所にある監視カメラ、羽目殺しの窓…とその部屋は完璧な密室だった…。
本格ミステリ。鍵の話やロボット、その他の蘊蓄に関しては細かく説明はあるが、こと人物像に関しては
殆どノータッチって感じが…。そのせいか入れ込めない感が最後まで続く。
しまいには探偵役による謎解きがなく、徐に犯人目線での話が始まる。読みにくい…。

菊池 秀行 銀月譜

楠木 誠一郎 十二階の柩

黒崎 緑 柩の花嫁〜聖なる血の城 講談社文庫
フランスで挙式をした二人が内輪で行うパーティー会場として選んだ小さな城。日本から訪れた新婦の友人、
新郎の弟と写真家の友。そして城の関係者。無関係だった者たちにある関係が出来、或いは過去に繋がりが…。
新郎を追って来た元恋人が謎の死を遂げ、次は…。それぞれの視点からの描写になっていて、皆怪しい(@_@)
フランス滞在中から事件は日本に帰国後へと飛び、スケールもたっぷり。
但し、個人的にはあまり好きではないラストだった。

マックス・アラン
コリンズ
CSI・科学捜査班 ダブル・ディーラー 角川文庫
翻訳本は人の名前が覚えにくく、面白そうなんだけどなんかいまいちとってつけたような分かりにくい表現とか
が間々ある気がして苦手だったけど、これは面白い。アメリカのドラマのノベライズで、ドラマを見ていたから
登場人物もすんなり入ってくるし、たぶん翻訳の方の力が大きいように思う(鎌田三平さん)。

CSI・科学捜査班 シン・シティ

CSI・科学捜査班 コールド・バーン 角川文庫
学会に訪れたグリッソムとサラはニューヨークで、その他の面子は地元のラスベガスでそれぞれ事件が起こる。
ニューヨークではいわゆる雪の密室、ラスベガスでは冷凍された遺体……。

小森 健太朗 駒場の七つの迷宮

ネメシスの哄笑

小林 泰三 密室・殺人

古処 誠二 UNKNOWN(朝香&野上シリーズ)

未完成(朝香&野上シリーズ)

少年たちの密室 講談社ノベ
事故死として処理された少年、宮下の葬儀に向かう途中、マンションの地下駐車場で教師である塩澤と生徒七人は
震災にあい、閉じこめられた。檻と化した密室で起こる殺人。
新聞記者の久賀と阿武隈は彼らの救出後意外な真相に迫る…。

ルール

近藤 史恵 天使はモップを持って 実業之日本社ノベ
大介は新入社員として出勤したビルで掃除婦と出会う。彼女はなんとど派手な格好をしたうら若き
少女・キリコだった。彼女は完璧な掃除だけでなく、謎を解く能力もあった…。

凍える島


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