倉阪 鬼一郎

ゴーストハンターシリーズ 百鬼譚の夜 出版芸術社 1997
コメディタッチのモダンホラー。
赤い額縁 幻冬舎 1998
奇書を巡る大迷宮。ホラーかと思うとミステリ、ミステリかと思うと…サイコ。
混迷を極め、極めたまま終わる。
白い館の惨劇 幻冬舎 1999
人間の生き血も吸わなければ、太陽も恐れず、世界中に支部までがある吸血鬼軍団の中の
凸凹コンビ。自称名探偵だけど解決よりも事件を楽しんでるゴーストハンターと堅実な
黒川コンビのホラーな事件。
青い館の崩壊 講談社ノベ 2002
ミステリというよりやっぱりサイコ。
紫の館の幻惑 講談社ノベ 2005
卍卍教という新興宗教の教祖が吸血鬼だった。潜入捜査を試みるゴーストハンターだったが、
全て教祖に筒抜け。教団の建物内で起きた殺人事件の只中、拘束されてしまう……。
サイコ的でもあるけど今までよりはミステリ的要素もあり。

ノンシリーズ 緑の幻影 出版芸術社 1999
サイコホラー。表紙のオドロオドロしさが内容を物語る。
迷宮Labyrinth 講談社ノベ 2000
ホラーミステリ。バリバリな密室殺人、病院を舞台に不気味な雰囲気だが最後はサイコホラー。
不可解な事件 幻冬舎文庫 2000
タイトルのまま、不可解なコメディミステリ系。
四重奏 Quartet 講談社ノベ 2001
悪魔的な館で起こる連続殺人事件モノ。
サイト 徳間書店 2001
ワンダーランドin大青山 集英社 2001
田舎で起こる村興しと化けるキツネのファンタジー系な話。
死の影 ワンツーマガジン社 2004
廣済堂出版から99年に刊行されたノベルズ版。「青い館〜」系の狂ったマンションと宗教、
殺人事件の話。


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