綾辻 行人

館シリーズ 十角館の殺人 講談社ノベ 1987
十角館=大分県東岸S半島J岬の沖合5qの角島。ミステリを読み出したきっかけとなった一冊。
水車館の殺人 講談社ノベ 1988
水車館=岡山県北部、A町から車で一時間程の山間。マスクの当主、未来を描く画家等怪しげな
雰囲気たっぷり。
迷路館の殺人 講談社ノベ 1988
迷路館=丹後半島、T村の山手「被害者=執筆者」の小説を書く作家面々の死に様が猟奇的!
作家の中にいる「鹿谷」はさて誰でしょ?
人形館の殺人 講談社ノベ 1989
人形館=京都郊外。館付近で続発する幼児殺し。館の至る所に飾られた顔のないマネキンが
見つめるモノは…?
時計館の殺人 講談社ノベ 1991
時計館=鎌倉。自ら館を密室と化した江南ら。百八の時計が見つめる中、仮面を被った殺人鬼が
俳諧する…。
黒猫館の殺人 講談社ノベ 1992
黒猫館=??(ネタバレのため、内緒。)記憶を無くした老人が持参した殺人告白本・・・。
記載された場所に確かに館は存在したが…。
暗黒館の殺人 講談社ノベ 2005

囁きシリーズ 緋色の囁き 詳伝社ノベ 1988
名門女学園の寮を舞台に「魔女狩り」の如く殺人事件が…。記憶がテーマでサイコホラー色も。
暗闇の囁き 詳伝社ノベ 1989
別荘地に住む双子の兄弟。彼らの家では次々と人が死んでいく。無邪気さの裏側にある双子の
顔は…。
黄昏の囁き 詳伝社ノベ 1993
「ねぇ、遊んでよ…」殺人鬼はそう言った…。幼い頃の記憶に殺人鬼のその言葉の意味が…。

方程式シリーズ 殺人方程式 光文社ノベ 1989
新興宗教教主が首を切られ殺された…。遺体切断の理由は?? キャラが印象的な本格ミステリ。
鳴風荘事件 光文社ノベ 1995
六年前に死んだ姉とうり二つに変身した妹。そして起こった殺人事件で犯人は黒髪を持ち去った…。

ノンシリーズ 霧越邸殺人事件 新潮社 1990
雪の密室モノ。緊迫感たっぷりなバリバリの本格。
眼球綺譚 集英社 1995
身体の一部に関するホラー短編集。グロだけど怪しげで不思議で魅力的。
フリークス 光文社ノベ 1996
精神病患者の日記を元にした中編集。
どんどん橋、落ちた 講談社 1999
連鎖型ミステリ短編集。ちょっと意地悪で洒落てます。犯人当ては不可能!?
最後の記憶 角川書店 2002
白髪になり、記憶がなくなるという奇病に冒された母。遺伝性の可能性に怯える森吾は母の
残された記憶と家族を捜しに行く…。ミステリチックなホラー。


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