2004年9月25日〜27日 私のイーハトーブ見つけたよ編
ここに掲載した写真は、240ピクセル×180ピクセルの縮小版です。大きいサイズで見たいと言う方は掲示板にリクエストしてください。
ただしサイト容量の関係もあるので期限付き掲載としたいと思います。
大宮→新花巻→釜石→宮古→茂市→岩泉→小本→田野畑

浄土ヶ浜ターミナルビルの裏側 |

看板と浄土ヶ浜ターミナルビル |

山田線 宮古−茂市間の景色 |
いつも起きない時間に起床し、出発!大宮駅で友達と待ち合わせをし、弁当と茶を買って新幹線で新花巻へ。
新花巻で「さんりくツーデー・パス」を購入し釜石線に乗り換え。釜石に到着。山田線の列車が来るまで時間があるから改札外の待合所で「ボォ〜」として時間つぶし。今思うと
もったいなかった。駅の隣にある「シープラザ釜石」で時間をつぶせば・・・。
山田線宮古行きの列車に乗車し宮古へ。宮古から奥浄土ヶ浜ゆきバスに乗車し「浄土ヶ浜ターミナル」に到着。しかしバスの所要時間が意外に掛かり、船はあきらめ宮古へとんぼ返り。駅前の店で海鮮丼(並)を注文。1100円ちょっとでボリューム満点。安い!!

宿の窓から見える朝日。北山崎方面 |

数分後、ズームと角度を変えて撮影 |

花巻温泉 千秋閣は中央の建物 |

フォルクローロ遠野駅 |
ホテル千秋閣はグループ3館(ホテル千秋閣・ホテル花巻・ホテル紅葉館)が連絡通路を通じて行き来でき、3館の温泉を堪能できる最高の宿でした。なんと言っても露天風呂派の自分らはホテル紅葉館に何度も通って露天風呂を楽しみました。
そして朝市、朝市に抽選券を持っていくと、宿泊券とかが当たるそうで、それは やらにゃ損と言う訳で朝風呂の露天風呂上がりにホテル花巻の会場に到着。会場では「果物・野菜」「松茸」「そば」など地元の物が並べられ、多くの宿泊客で賑わってました。買いもしないのに松茸のパッケージを手に取り匂いをかぐと、「松茸でーす!」という高級な香りがし、充分朝市を楽しみました。
そして抽選会場で三角くじを引く。「3等賞」が当たった。商品は「ゴマだれドレッシング」。自宅に持ち帰り美味しく味わいました。ちなみに友達はハズレのポケットティッシュ。
←JTBの支店で泊まる宿を友達が決めた、自分は点で結ぶ作業を担当し、2日で仕上げた行程表です。これに基づいて実際に旅をしましたが、誤植が数カ所あります。また一部、実際に旅をしていて多少の変更をした部分もあります(全体の行程に影響が出ない程度)。
実際にこのルートで旅する際は最新の情報をお調べの上、旅をお楽しみ下さい。
宮古駅構内に掲げられた横断幕。暗い跨線橋にあったから真っ黒に写ってしまったが、画像補正で何とか読めるレベルに修正してみました。
初日はあいにくの空模様でした。宮古駅始発の岩泉線直通岩泉ゆきに乗車し、途中で景色を撮影してみました。このように低い雲が立ちこめ雨模様でした。間違っても山火事の写真ではありません。

茂市駅 |

山田線は左、山へ。岩泉線は直進 |

宮古から乗ってきた岩泉ゆき |
宮古駅から乗車した列車は、途中の茂市駅で時間調整で止まりました。
せっかくだから列車から降り駅構内を散歩。列車から降りて散歩する観光客は、自分と友達の2人だけでした。

岩泉駅舎。東北の駅100選の1つ |

線路は藪の中へ…。小本方面 |

岩泉駅終点 |
茂市駅を出発し終点の岩泉駅に到着。地元の方が数名と観光客が2名が下車。この2名とは、自分と友達。
到着後、バスで龍泉洞と思っていたが、土・日・祝は運休と、これまた無茶なダイヤ編成…。駅前からタクシーで行く計画を立てていた。
しか〜し、タクシー乗り場(駅舎前の屋根のある所)に車がない!駅長にタクシー呼びたいと言ったら、逆に呼んでくれて感謝でした。
龍泉洞タクシーの女性ドライバーの方も気さくな方で、方言混じりので会話に花が咲きました。また、同時に「観光客が電車を使ってこないのよ」と嘆いてもいました。

昭和47年2月6日開業記念碑 |

岩泉駅舎2階左に掲げられてる看板 |
この路線は特殊で、朝と夕方と夜の1日3往復しかない。観光客を無視した路線です。龍泉洞という観光資源がありながら、もったいない。
観光を意識したダイヤにして、地域住民のために存続し続けて欲しい。タクシードライバーと会話してて、つくづくそう思った。

第1地底湖 |

第3地底湖 |
タクシーを降り、目の前に龍泉洞が。さっそくチケットを購入し入口へ。その手前に龍泉洞の天然水が飲めるようにと
しゃくが置いてあり飲んでみる。無味無臭で軽い感じ。本物の水を体感しました。
龍泉洞の中に入ると、そこには素晴らしい光景が!綺麗な水と鍾乳洞は絶景です。
なんて悠長な事を言ってる暇はなく、25分後に出発する、小本ゆきバスに乗らないといけないので、さっさと見て歩き回りました。
ここは、また絶対に来たい場所。
写真もたくさん撮ったけど、うまく撮れてたのは2枚だけ。
龍泉洞から小本(おもと)ゆきバスで小本駅前で下車。三陸鉄道 田野畑駅近くにある宿「ホテル羅賀荘」に宿泊。
そこからの景色は最高でした。波の音が「ザザーン!」
田野畑駅舎に見えるこの建物は実は公民館です!

中央の白い建物は宿泊した羅賀荘 |

えさ(パン)目当てのウミネコ |

田野畑駅。東北の駅100選の1つ |

北山崎のリアス式海岸! |

レトロチックなサーモン号車内 |

北山崎全景 |
田野畑駅より乗車し、次の島越(しまのこし)駅で下車。目的地は遊覧船「北山崎めぐり」に乗るため。徒歩5分掛かる場所だが、駅でのんびりしてたら残り5分になってしまった。これはまずいと走る走る走る。乗船券売場が見え、船員さんが声を掛けてきた。
船 員「島越から来た方ですか?」
自分ら「そ、そうです!(走り続けかなり疲れてる…)」
船 員「走らなくても大丈夫だよ」
自分ら「・・・」
船 員「チケットはこちらで購入してください」
と、乗船券売場に案内され、無事にチケット購入完了。
2階席の最前面に陣取る。平日にも関わらず船は満員だった。自由席にも関わらず最前面があいてるとは(笑)。
船が動き出すとウミネコたちも動き出す。すると船員さん達がウミネコの餌としてパンを売りに来るが、自分らは買わなかった。
社会科の授業で習って聞いていた三陸海岸の断崖絶壁群が姿を現す。実際に実物を目の前にして「おぉぉぉ!」「すっげー」と連呼してた。
ここも、また絶対に来たい場所に決定。
遊覧船を下船後、駅に向かったのは、自分らを含め4人程。ほとんどの人が車を利用して来てるようだ。意外に電車で来れることを知らない人が多いらしい。現に船に乗ってる最中の隣の会話。
女「あれ駅じゃない?」
男「ああ」
女「意外と近いんだね」
次は島越駅から宮古駅を目指す。駅に到着した列車はイベント列車の各駅停車宮古行き。普通料金で乗れる。レトロ調なのに「サーモン号」とはいかに…。
←暗く写ってしまったが、画像処理をして明るくしてみました。カーソルと当てると違いが分かります。
宮古に到着後はJR山田線に乗り換え釜石、釜石からはJR釜石線に乗り換えて花巻へ。で1日が終了。宿は花巻温泉
ホテル千秋閣に宿泊。
花巻駅から釜石線に乗り遠野駅に到着。
友達の話で「暮坪(くれつぼ)そば」が美味しいと聞き、駅前のそば屋に行く、が休みだったので隣の民宿御伽屋の食堂に入った。メニューを見て、すっかり暮坪そばの事など忘れ「鴨ねぎそば」(700円)を注文した。そばも美味しいし、なんと言っても鴨も最高だった。さらに値段も安い。暮坪そばを思い出したのは店を出て
のぼりを見てから。友達に至っては関係ない「うどん」と「焼肉」を注文していた。焼肉を半分もらい満足。
その後、観光案内所で自転車を借り、市内を自転車で回った。のどかな大自然が最高で思わず遠野の中心で○○と叫んだ!。伝承園、かっぱ淵、たかむろ水光園(休館日で引き返した)、福泉寺を回り、川沿いのサイクリングコースを走り、駅に戻った。自転車を返し、徒歩で市立博物館、とおの昔話村に行った。なお遠野市では高校生のカップル率が非常に高いようで、随所で目撃した。
さて、今回の岩手日記は如何だったでしょうか?
正直申し上げて、今回も2泊3日の行程で無理に見て回った感じで、今回も下見旅行って感じでした。岩手は良いところで、本当にまた行きたい気分です。今回の失敗はこれだけではなく、デジカメのメモリ不足と言うこともあり、今回はこれくらいしか撮影できませんでした。反省。前半で撮りすぎて後半では泣く泣く我慢。旅人として、あるまじき行為ですね。
次回の旅行では、この点を踏まえメモリには十分気を付けたいと思います。
下見旅行は今後も続けるかも・・・。(駄目じゃん)。
なお、副題の「私のイーハトーブ見つけたよ編」のタイトルは、NTTドコモ東北のCMより拝借しました。