JVT completes categorisation of first camp
ネパール・ブータン合同立証チーム(JVT)は、最初のキャンプのカテゴリー分けを完了

Kinley Dorji  著
(クエンセル紙 2003年5月10日号掲載)

  ジャパ地区にあるクドゥナバリ難民キャンプの人々をカテゴリー分けする2ヶ月の厳しい書類事務の後、ネパール・ブータン合同立証チームは、とても楽観的な調子で5月6日にティンプーでのその仕事を終えました。

 ブータン・チームのリーダー(Dasho Sonam Tenzing氏)が、その作業は「非常に成功裏に」進んだと評した一方、ネパール・チームのリーダー(ネパール内務省の共同秘書であるSushil Rana氏)は、ネパール・ブータン合同立証チームが良い進展を示したことに「とても満足している」と言いました。

 両国政府の職員は、困難で複雑な作業であったにもかかわらず、「非常に友好的で、暖かい雰囲気」で彼らが働くことができたと、見解が一致しました

 双方のチーム・リーダーがクエンセル紙に語ったところによると、1年以上の遅れの後に2月にカトマンズで開催された第12回閣僚級合同委員会、そして3月25日にティンプーで開催された第13回閣僚級合同委員会において、ネパール・ブータン合同立証チームが直面していた多くの問題が解決され、カテゴリー分けへの道が開かれた、とのことです。

 Rana氏は、ネパール・ブータン合同立証チームの仕事は「ユニークで複雑な作業」と評し、クドゥナバリ・キャンプでの経験が、残る6箇所のキャンプでの良いガイドラインを与えてくれるだろうと語りました。

 彼は、作業はまだ初期段階ではあるが、「プロセスが軌道に乗り出し」、そこには良き理解が存在すると語りました。

 ネパール・ブータン合同立証チームの一人は匿名を条件に、「(キャンプの)人々の70パーセント以上のカテゴリー分けを行うことができた。残りの30パーセントは政治的判断によって解決されるだろう」と語りました。

 第14回ネパール・ブータン合同立証チーム会合(訳注:「閣僚級合同委員会」の間違いと思われる)は、5月19日から22日までカトマンズで開催される予定である。立証プロセスは2001年3月26日にジャパ地区で始まった。

これは私的な翻訳です。引用などに際しては必ず原文にあたってください。

原文は以下のリンク
http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=2835


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