訛る(なまる)教師は ナゼ多い?   しょの1


 NHKラジオのリスナーには、圧倒的に第1放送のファンが多いけれど、
その陰にあって 地味ながらまじめな第2放送が俺は好きだ。
カルチャー、教養教育番組が居並ぶ中、
高校講座は なかでもよく聴くプログラムである。

 その番組にあって、まえから気になって仕方のないことがあるのだ。
それは、担当講師のイントネーションのひどさ。
一度、「現代文」担当の 木村某という女の語り口を聞いてみよ。
とても 国語の教師とは思えない、異郷のなまりに、唖然とすること請け合いである。
先週のタイトルは「詩を味わう」だったが、この人が発音すると
「死を味わう」
に聞こえてしまうのだから 困ったもの。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2007/radio/r2_genbun/archive/chapter015.html

せっかくいい内容の回でも、ひとたびこの訛りが耳につくと、
そちらに気をとられて、肝心の中身が うわの空になってしまう。

いみじくも 現代文の講師だぜ。
もう少し正しい日本語を勉強したらいかがなものか?

前にいちど NHKに意見したことがあったけれど、後日番組にチューニングしたら 
やっぱりというか あー 変わってなーい・・
局アナのしゃべりに人一倍気を使うNHKが、「教師」のしゃべりには
いっこうに無頓着なのは何故なのだろう?
放送大学の講師にも、いちじるしく訛る講師が散見されるしまつ。
そういう連中の講座に限って 講義は大変優れていたりする。
だから よけい残念でならないのである。

次の項では、彼らの訛りがなぜとれないのかについて考察したい。