二十六番札所 山際観音堂
                                     十一面観音
                                        入閻市宮寺1708
       
                   
             

       

茶畑がひろがる山裾の一角に
ぽつねんとお堂がある。
(赤い屋根がみえる)
明治初年編纂の宮寺地誌略に
「保元 平治の頃、村山貫主頼任の息、
宮寺五郎家平堂塔を建立す、との口碑あり」
と記されている(平清盛の治世)
昔の本尊は明治年間に盗難に遭い、その後
北海道に渡り、その地で信仰を集めているとの
噂もあったが、真実はわからない。

現在の観音堂は 昭和45年に寄付を募り
建立されたもの。
茶の影踏みをする婦人(おかみ)