KILLER-Kに――priceless(笑)。
もう、お金じゃ買えません(*>_<*)。
この公演中ずっとこのシリーズ(「KILLER-Kに○○円!」)を
続けるつもりだったのだけど、早々に諦めました。
だって素敵すぎるんですもの。お金じゃ買えない。
本当はこのためだけに当日券で立ち見を買って
「KILLER-Kに1,500円!…安っ!」とかやりたかったんだけどね(爆)。
そんなわけで気を取り直して。
2004年4月1日、日本では小売店での税込価格表示が義務づけられ、
営団地下鉄が東京メトロとなりました。
そしてもう一つ大切なイベントが日比谷で行われたのです。
――それは、瀬奈じゅんさんのBIRTHDAY☆
あさこちゃん(瀬奈じゅん)の新しい年齢を10倍しても
足りないくらい大勢(笑)のファンが日比谷に集結し、
終演後の楽屋出で、お祝いイベントが催されました(*^ ^*)。
とは言っても、場所は天下の公道。
去年みたいに台詞を叫ぶこともなく(笑)、
ひっそり(?)とあさこちゃんに
一輪ずつ下の写真みたいな薔薇の花を手渡したのです。
(ピントが合ってなくてスミマセン(^ ^;;)

楽屋口前から帝国ホテル側の道路までを埋め尽くす赤いコートの集団
一人一人に「ありがとう」と言いながら薔薇を受け取るあさこちゃん。
その笑顔に、ありがとうなのはこっちだよ〜〜(*T-T*)と思いつつ。
本当に最高の笑顔でした。
途中、後ろのギャラリーにいた
外国人の男の人が「♪Happy Birthday」と歌って
笑い声が上がるシーンなどもあったりして、
なんとも和やかな雰囲気です。
最後にはスタッフさんから台車に乗った大きな箱を渡され、
それを開けると、
まるで『天使の季節』でラストにアッサーラ王子が銀橋を渡って持ってくる
「休憩」のハート形風船のような、小さなハート形の風船三つに
「HAPPY BIRTHDAY」と書かれた横断幕が☆
あさこちゃん、礼儀正しくあっちにもこっちにも深く頭を下げて、
「ありがとうございました!」
車に乗ってからも身を乗り出して振り返り
いつまでも手を振ってくれるものだから、
私たちも中腰で手を振り続け、
おかげで次の日は太ももの筋肉痛に悩まされましたわ(笑)。
心からありがとう。
どう考えたってこのイベントはファンのためのものなのに(笑)、
あんな笑顔で喜んでくれて(*T-T*)。
あんな笑顔をもらえるなら、これからも頑張っちゃうよねえ。うわーん。
スタッフの皆さまも(ここを読むことはない…だろうけど(笑))
ありがとうございました! お疲れさまでした!!
舞台上でも祝福が☆
夜公演のショー、
MISSION-K(春野寿美礼)とKILLER-K(瀬奈じゅん)が銀橋で絡むシーン。
ちょっとコメディタッチであさこちゃんがオサちゃんの手を押さえて、
オサちゃんの頭にこっつんこさせる振りがありますよね。
あさこちゃんが「とりゃあっ!」とやけに元気に手を取ったかと思えば、
オサちゃんすかさず「Happy Birthday!!」
劇場中、歓声と拍手喝采!!!
あさこちゃんも「Thank You!!」と嬉しそうに応えてました(*^ ^*)。
誕生日といえばこの日はあさこちゃんの誕生日だけではなく、
そう、ジャイアンツ・桑田真澄さんの誕生日☆…だけでもなく、
宝塚歌劇の誕生日でもあったのです。
大劇場では記念式典が催されたみたいですが、
東京宝塚劇場でも終演後に組長さんとトップさんのご挨拶がありました。
(&全生徒の大階段で撮った写真ポストカードも頂きました!)
でもそんなことはすっかり忘れていた私、
昼公演のグランドフィナーレが終わり、幕が閉まるかと思いきや、
まるで初日の舞台のように途中まで下りた幕がまた上がって来るのを見て、
「なになに? まさかあさこちゃんのお誕生日のお祝いでも?」と、
超ファンらしい身勝手な勘違いを(笑)。
そんなわけで、お二人のご挨拶のイメージです(笑)。
夏美よう組長
「皆さま、本日は花組公演をご観劇いただきまして、
誠にありがとうございました。
おかげさまで本年宝塚は創立90周年を迎えました。
そして本日4月1日は宝塚歌劇が初めて上演された日でございます
(なんとなく客席どよめき(笑)。そうなんだ〜〜、みたいな)。
大正3年4月1日、その時は20名にも満たなかった、
まだ10代の少女ばかりの合唱にて始まりました宝塚歌劇は、
90年の間、世界恐慌、二度の世界大戦、また阪神大震災など、
大きな時代の波を乗り越えることができ、
本日に至るまで上演し続けることができました。
これはひとえに、こうして客席にお越し頂きますお客様がた
お一人お一人のお力のおかげと、心から感謝いたしております。
本当にありがとうございました。
私たち生徒一同、90年間諸先輩方が築いてこられたこの伝統を
この手にしっかりと受け継ぎ、
100周年に向けて邁進してまいる覚悟でございます。
100周年に向かい、お客様により喜んでいただける舞台を作り上げ、
心を一つに、頑張ってまいります。
どうぞ今後とも、宝塚歌劇をよろしくお願い申し上げます」
春野寿美礼さん
「皆さま、本日は花組公演をご観劇いただき、
誠にありがとうございました。
90年目という節目の年にこうして宝塚の舞台に立たせて頂いていることに、
大きな誇りと、深い深い重責を感じております。
宝塚歌劇に在籍している私たちにとりまして、
宝塚歌劇が90年前に産声を上げた今日は特別な日でもあります。
その特別な日に、宝塚の原点を見つめ直し、
一回一回の舞台を大切に務めていきたいと思っております。
今後とも、宝塚歌劇団をどうかよろしくお願いいたします。
本日は本当に、ありがとうございました」
そうそう、4月1日といえばもう一つ、
最近私自身は忘れて久しいエイプリルフールというイベントがございました。
それにちなんだんじゃないかな〜と思われるアドリブが
『天使の季節』であったので、ご報告を。
それは国王陛下がギスターブとの結婚を許して後のこと。
(あ、このあたりのやりとりも、大劇場の頃と変わってたわ。
ちょっと簡潔になって、そのぶん
「ええ〜? それじゃあアッサーラでなければいいだけじゃん、
ギスターブじゃなくたって、別の金持ち探せばいいじゃん」という疑念を
抱かせるすきを与えなくなった気がします(^ ^))
大劇場の頃は「あなたがギスターブですか?」と尋ねると、
ゆみこちゃんも蘭とむくんも
「いえいえ、彼の方が格好いいです」と答えていた記憶があるのですが、
東京で前回見たとき、
「いえいえ、ぼくの方が格好いいです」に変わってたの(笑)。
お、言うようになったねえ(^_-)☆
そしてそれがさらに今日。
まずオサちゃんも「カッコ良くて有名なギスターブ様はあなたですか」と
前振りがついていたのですが、
ゆみこちゃん「いえいえ、ぼくの方が格好いいです」(笑)。
と、次にオサちゃん、蘭とむくんに向かって
「じゃあ、一応聞きますが、あなたがカッコ良くて有名なギスターブ様ですか」
と聞くと、蘭とむくん「はい。仰せの通りでございます」☆
国王も「それでは話が終わってしまうではないか」と(笑)。
このネタ、昼も夜もやってました(*^ ^*)。
この「嘘」は誰もツッこまなかったけどエイプリルフールだからかな〜と
思ってたのですが、いかがかな?
「嘘」といえばもう一つ。
アッサーラ王子が客席に降りて隠れるシーン、
ここも大劇場の頃よりいくぶんか短くなっているのですが、
ここの昼公演でちょっと可愛らしいことがありました。
一列目SS席端に小さな女の子が二人座ってたのね。
そこにアッサーラが「隠してください!」と言って銀橋の下に隠れた後、
女官の皆さまが探しに来ます。
「アッサーラ王子を知りませんか〜!」と。
そうしたらその女の子、「かくれてるよ〜〜」と!
いや、そこは嘘ついてあげてよ(笑)。
むかしむかし、ドリフの『全員集合』で志村けんに向かって
「うしろうしろ〜〜!」と
大声で教えてあげる子どもたちを思い出しました(*^ ^*)。
そうして私も嘘がつけないので語ってしまいます。
スミマセン、昼公演のとき、
私ってばみわっち(愛音羽麗)に一本釣りされてしまいました(*>_<*)。
しかも会席に座ってたのに!(爆)
すごい下手の、でも素晴らしく素敵なお席を頂いたワタクシ、
しかも酒場組の皆さんとは離れてしまったが故に
いつものように「あ、またみわっち見てる〜」といじめられることもなく(笑)、
あさこちゃんの出ていないときには(←ココ重要(笑))
みわっちを見ることができたんですね。
衛兵隊の彼…彼女から
「きゃ! 目線が来た!」なんてドキドキしたりしながら(笑)。
そうしたら。
ショーのパッション・ノワール。
緑のお衣装で出てきたみわっち、ちょうど私の真正面だったんです。
私は赤いお衣装を着ている人を見ていたはず…だったのに。
――来た! 一点集中砲火!!
あたし、赤いお衣装を着た人を見なきゃいけないのに!!
目が外せない!!
助けて!!!
…そんな私の姿を、
あろうことか二列後ろにいたルーシーさんが観ていました(笑)。
公演終了後、開口一番「みわっちに一本釣りされてたでしょう〜」と糾弾され。
いやあなたこそ、舞台観て下さい(笑)。
ああでもおかげで、そのシーンのラストの、
あさこちゃんの握りつぶすかのようなウィンク、
しかも下手のこちら側に来たウィンクを見損ねたのよ(T-T)。
自業自得です。ごめんなさい、あさこちゃん…。
そうそう、そのお席のおかげでもらえたもう一つのプレゼント☆
大劇場でノンノンさんがハッチさんからハートをモリで一突きされた(笑)
件のシーン、
私の目の前には舞名里音ちゃんがいました。
わーい、可愛いわ〜〜〜(*^ ^*)、とドキドキしながら
満面の笑みをたたえて見上げていた私に、
彼女はまるで春のそよ風のように手を差し出してくれたのです(*T-T*)。
それは決してモリや矢ではありませんでしたが、
「北風と太陽」に出てくる太陽のように、私の心をノックアウトしました☆
思わず頭を後ろにばったり倒してしまった私。
あまりにも嬉しかったので最後のパレードの時も
花道にいる彼女を振り向いて見上げたらまた微笑みかけてくれたのです。
あ〜〜ん、可愛すぎ〜〜〜(*T-T*)。
思わずお手紙を書いてしまいそうな勢いでございます(爆)。
でも、大劇場・東京と数回見てきて、
ようやく少し心のゆとりができてき…た、かな。
「SAVAGE-K」で
噂の「ジャージにタオル」姿の園加ちゃんを見ることもできたし(笑)、
同じシーンで貴玲良ちゃんに顔を蹴り上げられてるハッチさんも
目に飛び込んできたし(笑)、
でもあのシーンで蘭とむくん以外に歌ってる何人かの男役さん(?)、
それが誰なのかは観ることができずにおりますが(^ ^;;。
そうそう、「ソワレ・ド・パリ」で
あさこちゃんが下手から出てくるときに、
一緒にふーちゃん(ふづき美世)・(遠野)あすかちゃんと出てきてたことも
今日初めて知りました(笑)。
ああ、恋って盲目(爆)。
fin
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