2001年8月9日 13:30開演
宙組『ベルサイユのばら2001 フェルゼンとマリー・アントワネット編』
於 東京宝塚劇場


今日はベルばらMY楽でございました(*^ ^*)

夏休みのためか、平日の昼だというのにけっこうお子様が多い(ていうか、
私がなんで平日の昼に観てるんだ、というツッコミはなしで(笑))。
あと、初観劇らしい初心者&おじさまが多い。

…ので、モンゼット夫人にとても笑いが起きたりしていて、
そうか〜、笑うか〜、って感じでございました(笑)。
でも私もオスカルへの投げキッス三連発には笑っちゃったけど。

宝塚にそれほど慣れていないお友達を連れて行くとその反応が楽しいのが、
やっぱりオープニングですね。
「ベルサイユのばら」という電飾。
ろうそく型のシャンシャンを持った小公子・小公女たち。
「これぞタカラヅカ!」と思って嬉しがってくれる。
そしてなにより巨大な原作イラスト(アントワネット・オスカル・アンドレ)!
必ずどよめいてくれるので楽しい(笑)。
(自分でも最初はどよめいたよ。なんじゃこりゃ〜、って(笑))

それから、「今宵一夜」の場面のアンドレの台詞、
「俺は…今まで生きてきて…よかった…!」(笑)。
やっぱりねえ、場面が場面(「アンドレ、私を抱け…!」の後)だけにねえ、
「アンドレ…(^ ^;;」って思っちゃうよね(笑)。

それから、 もちろん「ゆけ! フェルゼン」の背景(笑)。
そしてその時の歌。自らを鼓舞するフェルゼン。

そんな宙ベルばらも、気がつけばもう明後日(13日)は千秋楽ですね。
観には行けないけど、たかちゃん&宙組の皆さん、がんばれ〜☆

そうそう、5回目にしてようやく気づいた伏線があったの。

少女時代のアントワネット(麻生あくら)がウィーンを去って
フランスに向かうところでの台詞、
「さようならお母様、さようならウィーン、さようならオーストリア!」
というのって、
アントワネットが断頭台に向かうラストの台詞、
「さようならパリ、さようならベルサイユ、さようならフランス!」
と対になってたのね…(^ ^;;。
いや、対になってたのは分かってたんだけど、
その表情の違いに今回はじめて気づいたのです。
あくらちゃんの純真な、明るい未来を夢見る笑顔と
はなふささまのすべての想いを捨て去って決然と死に向かう表情との
対比を思って、涙してしまいました(おそすぎや…)。

あとは、フィナーレの男役群舞の頂点に立つたかちゃんのかっこよさに
今更ながらメロメロになって、
終演後にそのシーンの舞台写真を買ってしまったことや、
同じシーンでのたかちゃんの表情がちょっとマミちゃんに似てるように見え、
そういえば『宝塚スターの小部屋・真琴つばさサヨナラ特集』での
たかちゃんからマミちゃんへのメッセージで
「昔からマミさんに間違えられることが私の自慢でした」みたいなことを
言ってたのを思い出したことくらいかな、
特に今回思ったのは。

どうのこうの言って、
やはり『ベルばら』は宝塚だからこその作品だろうな、 と思いました。

池田理代子先生がベルばらのオペラを作る、という噂もありますが、
どうでございましょうね。
きっとやるとなったらご本人様がアントワネットをお演じになるのでしょうが、
フェルゼンが錦○健だったりしたら泣くかも、私(笑)。

ああでも、次やるとしたら、
ぜひ『フェルゼンとマリーアントワネット編』では
オペラ座の仮面舞踏会のシーンを入れてね、植○先生(*^ ^*)
そしてフェルゼンの「少しも早く」と
「そんなむごいことは言われないはずだ」を直してね(*^ ^*)
それからアランも出して、アンドレの目は見えなくしてね(*^ ^*)
それからそれから…(エンドレス)。


fin