正確には宝塚の公演ではないけれど、
ずんちゃん(姿月あさと)はヅカOGということで。
17列目サブセンターという席のせいもあるかもしれないけど、
前回のコンサートより面白かった(*^ ^*)
理由のひとつは選曲。
ミュージカルやオペラから取ったものも多く、
けっこう知ってるものが多かった。
(しかも日本語で歌うところがもとヅカらしい(笑))
「On my own」とかエビータの曲(タイトル忘れた)とか、
「雨に唄えば」とか、「ハバネラ」とか。
あとなにげに
「川の流れのように」が良かった(*^ ^*)
ファン層(おばさまがとても多いし(笑))を考えたのかな。
サビの「あ〜あ〜」って6度上がるところ(笑)で
「あ・あ〜」とヴォイスチェンジが入っちゃうのが可愛かった。
オケの指揮者さん(ロシア人だって)も面白かった。
ずんちゃんと並ぶととても背の低い人で愛らしい。
…ていうか、ずんちゃんデカすぎ(笑)。
いったいどのくらいのヒール履いてたのかしら。
でもね、最たる理由は声質かな。
前回は「私、女なんです!」とか「 私、歌上手いんです!」と
一生懸命アピールして空回りしてたように思うんだけど、
今回は低い声で(ドス聞かせて(笑))
宝塚時代のような歌い方をしているのも多く、
ファンにとっての違和感がなかったように思う。
素直に「うまいなあ」と思えたわ。
衣装はやっぱりなんだかすごいロングドレスばっかりだったけど。
あ、でも、オペラグラスで顔を見たとき、
ずんちゃんのおでこに「シュッ」
(『宝塚GRAPH』5月号「OSA・ASAの お悩み相談」参照(笑))
を見つけてしまった(笑)
あれはずんちゃん、宝塚辞めてもお気に入りなのかしら(*^ ^*)
もちろん私のことなんで、
いろいろ不満はあります(笑)。
なんでせっかくオケついてるのにマイクで集音しちゃうの!!!
フルオーケストラが入ってくるのを見て、
(それぞれの譜面台についてるマイクに不安を覚えながらも)
生オケなのね〜(*^ ^*) とうっとりしてたのに、
オケだけでイントロダクションをはじめた途端、
音が前方全体ではなく 右側のスピーカーから出てきたのには
思わず力が抜けてしまった。椅子からずり落ちちゃったよ。
まあ、オペラ歌手じゃあるまいし、
オケに生声で対抗できるとは思わないけど、
どうせなら、生のオケを聴きたかったなあ。
そのために箱(ホール)が小さくなったっていいじゃないの。
…とは、事務所は思わなかったのかしらね。
ああ、あと、これを書くと怒られちゃうかもしれないけど。
ファンに対する感謝の言葉が、やっぱりなかった(T_T;。
アンコールの時かな、
ずんちゃんが挨拶をしていて、
「この場を与えてくださった…」と言いかけたのだけど、
次なる言葉が「東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん」と
拍手を求める挨拶。
結局最後まで、ファンに対する言葉は何もなかった、ですね。
ダブルアンコール(これが会ったこと自体凄いのかもしれないけど)
のときでさえ、歌い終わって一言も言わずはけてしまったし。
別に、ファンに感謝しろ、とは言わないけど、
彼女にとってこのコンサートは
大きな大きな「カラオケボックス」なのかしら 、という気さえしてしまった。
彼女にとって初めての「男性とデュエット」もあったんだけど、
合わせてくれてたのは彼(ごめんなさい、お名前忘れた)の方で 、
ずんちゃんは相手の顔も見ず、自分一人で歌ってた…。
最近(というかけっこう以前から)、
オペラを家で歌うためのCDとか売ってるけど、
あれのスーパーゴージャスバージョン…みたいな。
結局、観客は見えてないのかな〜、ってね、思えてしまいました。
ごめんね、ファンの方々。
でも、 なんだか淋しくて、 帰ってきてから、
奇しくも今日BSでやった、
宙組2代目トップ和央ようかさんのお披露目公演
「ミレニアム・チャレンジャー」のビデオを観てしまいました。
(「望郷〜」は飛ばした(笑))
オープニングから、今となっては☆ベルばらのアンドレが二人で
銀橋を渡ってる! という、贅沢なシーンの連続(笑)。
一気に元気復活しましたです。
でもね、面白いは面白かった。
一緒に行ったずんちゃんファンの母が
このコンサートの大阪公演の頃ちょうど大阪にいるので、
「行ってきたら?」とそそのかしてます(笑)。
fin
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