Home

ニュース

2008年のニューストップに戻る


今回の参加で3年目となり、黒帯連中はほとんど知った顔だ。 同行の甲畑先生は英語もでき、とても社交的なので幹部連中とはよくコミュニケーションがとれていてとても頼りになる。 こちらもつたない英語でなんとかやっているが、相手も英語をほとんど解さない者も多く(ハンガリーの公用語はハンガリー語)結構苦労する。 稽古の時は英語の通訳がついてくれるが、自らの英語力の乏しさにはがゆい思いをすることしきりである

お互い、講師と受講者の立場をわきまえながらも3年目となるとかなり打ち解けてくる。 特に幹部連中とは、毎晩夕食を共にし、酒も飲む。家族で来ている者もいるので奥さんや子どもとも仲良くなる。 甲畑先生は上戸なのでバリンカ(ハンガリーの強い酒)やトカイワイン(ハンガリーの貴腐ワイン)を毎晩楽しむ。 こちらは下戸なので食事の後は、若手と一緒にディスコダンスを楽しむ。みんなが泊まっている宿の地下に小さいダンスホールがあり、 そこで踊ったり、車で30分ほど走って大きなディスコに連れて行ってくれたりする。

写真:キャンプ参加者の娘さんと。

日本発祥の空手において、このように海外で多くの人々が熱心に練習をしているのを見るのは大変喜ばしく感じられる。 また、空手は多くの場において口承で伝えられるので、日本人の指導者が適宜現地に赴いて直接指導をすることは、正しい解釈をするという点でとても意義のあることと言えると思う。 今回の派遣において、世界の空手道を志す若者たちのレベルとモチベーションアップへの一役を担えたのではないかと思っている。

甲畑先生 ディスコ
 流暢な英語で参加者との交流をはかる甲畑先生  ディスコで盛り上がる若者たち

〜レポート終わり〜

Copyright (C) 2007-2010 奥町道場, All rights reserved.