朝起きて待ち合わせの韮崎に向かう時、空がどんよりしていたので、少し心配したが、小川山に到着してみると、快晴だった。やっと、念願の晴れ!この日を待っていた〜。 今日はやるぞ〜と、意気込んだが、いきなり核心にぶち当たった。ソラマメスラブへの道が分からなかった…。前回、セレクションの帰りに道を覚えたつもりだったのだが…。しかし偶然出会ったおじさんにソラマメスラブの場所を尋ねたら、なんと案内して下さった。そして、おじさん達はウォーミングアップをどこでしようかと迷っていたらしいのだが、私たちがソラマメスラブを尋ねたので、急遽ソラマメでウォーミングアップすることに決めたようでした。でめたしでめたし。 |
![]() 久々のお天気!喜びぃ〜。 |
無事に到着したけど、すでに先客がいたため狙っていたソラマメ下部スラブのルートには取り付くことが出来なかった。仕方なく、違うルートを登ることにした。
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ウォーミングアップに利用しました。なんだか、小川山久しぶり(2週間ぶり)なので登りにくい感じがしました。自称スラバーの私ですが、すぐに登り方を忘れてしまう…。 しかし、5.7というグレードなので、かなり舐めてかかって登っていて、3つ目のクリップをした後、何も考えずにまぁどうにかなるでしょと、左側を登ろうとしたら手詰まりになってしまい、一度クライミングダウン。テンションしながら、う〜んと考えていたら、先ほどのおじさま達が(多分、ロングロングアゴー(5.10b)を登っていた)ロワーダウンしながら私の方をみて「なぁーにをそんなとこで止まってるんだぁー」と言われてしまいました。てへっ。恥ずかしい。 |
![]() れれれ? |
気を取り直して、次は、ソラマメというルート。典型的スラブで、スラブ入門ルートらしい。スラバーNaoko燃える! 最初のボルト2つ目までは全然スラブって感じじゃない。しかしその後は、爽快なスラブ。スメアで登ってもフリクション効きまくり!こういうところがスラブの楽しいところですね。なんだか、スラブを登ってるといつもトカゲ気分になります。なんとなくムーブがトカゲチックになるので。星二つついてるだけあって楽しいルートでした! |
![]() わーい!楽しいな! |
先ほどのおじさまたちが「尾根岩2峰は楽しいよ。お勧めだよ。ここの道からすぐだから後で行ってみな!」と言われたので、行ってみましたが…。 なぁーんと、11台や12台のルートばかりで到底登れそうなところがありませんでした。先ほどの私の登りを見て、ここの岩登れるっておじさま思ったのかなぁ〜???謎だ…。でもせっかく来たので、ダイアモンドスラブを登りました。 ダイアモンドスラブに行くには、あのクラックルートを登らなくてはならなかった…。(他に5.5を登るルートもあります。)カムを使いたい私はリードしてみたんですが…。こないだは、濡れてるから登れないんだと思ったらなんと乾いていても登れなかった…。ついつい濡れてることを良いことに言い訳にしてましたが、、、クラック難しいですね。こんな短いクラックで、カムを3つも使用してしまった…。またまた必殺A0でした。前回、小川山レイバックでけん様は、あんなに長いのにカムを3つしか使ってなかったなぁとふと思い出し、改めてけん様の凄さを実感。 | 残念ながら、写真なし。 |
前に来た時密かに登りたいと思っていたのですが、なんと、今日は空いてました!やったぁ! スラブ〜、スラブ〜♪とご機嫌で取り付いたのですが…。おやおや?全然登れない…。全然核心にも到達しないところでかなり長時間がんばったんですが…だめでした。親切なおじさんがいろいろ教えて下さったんですが、、、断念。しかも、そのおじさまパーティが回収までして下さいました。本当にありがとうございました。(とここでお礼を述べてもこのページ読まないよね…) おじさまパーティが登り方の見本を見せて下さいました。登り方は、分かったんだけど、実際、次回来て出来るかなぁ?でもせっかく教えてもらったので、次回はがんばるぞ! 全然関係ないけど、前回も小川山で会った、イケ面ガイドさんにまたまた会ってしましました。相変わらず爽やかさんでした。今回は、個人レッスンのようで、上品なおばさまと二人で来てらっしゃいました。また会えるかなぁ〜? |
![]() 登り方を教わりました!サンキューサンキュー。 |
夜はミッシェルねぇさまと二人で、テントでお泊りでした。金峰荘のお風呂は気持ち良かった〜。 しかし、他パーティの方達は、非常に美味しそうな物を食べていました。そんな中で私達は、まるで長い縦走に来たかのような食事…。もっと、美味しいそうなものを持ってくれば良かった。量だけはたくさんありました。 私たち、代わりばんこにおトイレに行ったり、歯磨きしに行ったり…。その度に、テントの位置が分からなくなり、中々テントに到着できず。しかし、朝起きてみると、なんと、水場からもおトイレからも、めちゃくちゃ近かったです。お互い、なぜかいつも「え?なんでそんなところから?」という方向からテントに戻って来てました。 |
![]() 3人前を二人で食べちゃいました。フフフ ![]() 私たちの寝床を大公開! |
父岩に朝8時に到着したのですが、既にたくさんの人数のパーティが占領していました。今月の岳人に掲載されていたのを読んで、とても楽しみに来たのですが…。因みに占領していたパーティに尋ねてみると7時過ぎに来たらしいです。そのくらいにこないと駄目なのか…。7時なんて、のんきに朝食食べてました。 でも、とても親切パーティで、「せっかく来たんだから、小川山ストーリーを代わりばんこで登りましょうよ。」と提案して下さった!ラッキー、クッキー、ハグッキーだ! 小川山物語、人気ルートだけあって、本当に楽しかった!なんだか高度感もあって、空にだんだん近づく感じがして、これは爽やかな晴れた朝に登るのには最高のルートでした。ご親切に、ロープまで貸して下さいました。というか、トップロープをかけて下さいと言われたので、まぁ持ちつ持たれつというところか。60メートルロープだとロワーダウンできて面倒臭くなくて良かったです。 ひとつひとつのボルトが遠いって意外にはこれといって核心が無いような気がしました。手も張らないし、長いけど、たまに休憩できる箇所もあるし。楽しめるルートでした。最近、神経が図太くなってしまって、ボルトが遠くてもまぁいいやぁと思うようになってしまいました。 |
![]() 気分爽快! |
父岩は、混み混みで他に登れるルートが無く、母岩に行くことにしました。なんだか、結局いつもの定番に落ち着いてしまう形に…。タジヤンとか登りたかったなぁ〜。せっかく岩は乾いたけど、混雑していてルートに取り付けない。とほほー。次回はもっと朝早くに来るぞ! そして、無事母岩に行く途中でマツムーさんに出会うことが出来ました!
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最初は、ミッシェルねぇさまが登ってヌンチャクをかけて下さいました。しかし、このルート4つ目のボルトにどうしても手が届かない…。どうやってヌンチャクを掛けるのだろう??と謎のルートでした。レイバックの体勢に入ると絶対届かないし、ヌンチャクをかけるには、わざわざかなり右側に出て、微妙な体勢でかけないといけないことになる。そしてかけたら、また左に戻るのだ。普通、クリップって安定して掛けれるはずだし、こんなにルートから逸脱するものなのだろうか?クラック沿いに行くのが正規の行き方のはずなんですが…? クラックに入るまでは、トラバース気味に行くのです…。トラバース、やっぱり嫌い。多分クラックが核心のはずなんですが、クラックよりも、この下部の方がずっと嫌いな感じでした。 右の写真、2つ目。これ以上上に行くにはクラック沿いにレイバック体勢に入ってしまう。レイバック体勢に入ると上のガバを掴むまでクリップできないことになってしまうのだ。この辺りが一番安定する場所なのだ。これは、怪物くんしか届かないと思う。かーいかいかい、かーいかいかい、愉快痛快怪物くんは怪物らんどのプリンスさ♪まぁ、怪物くんなら、いきなり終了点まで届いてしまうけどね。近頃のちびっこは、怪物くんを知ってるかなぁ? もしくは、3つ目の写真のようにかなぁり右側に体を出してしまう。でも、このまま登ると隣の5.9のルートになってしまうし…。やっぱり10bというからにはクラック沿いを登るんだと思うと、また、かなり左側に戻ることになる。左側に戻るのに丁度良いガバはあったんだけど…。でもこれだけ体を右側に出してもやっぱりボルトに届くには手を凄く伸ばさないといけない。リーチの差とかあるかもしれないけど、分からん分からん。 一応テンション無しで、終了点までめでたく行けました。でも、ヌンチャクかかってる状態では、ピンクポイントとか言うのかな?やっぱり次回ちゃんとヌンチャクも自分でセットして、レッドを目指します。 家に帰ってからJにこの話をしてみたら、「クラックがあるんなら、そこにカムをセットすればよいじゃん」と一撃されてしまった…。そっか、そんなに無理してクリップしなくてもカムを使えば良いんだ…。しかもカムを持っていたのに、全然そんな発想、微塵も有りませんでした。 |
![]() 最初はトラバース気味よ! ![]() こんなに手が伸びる人見たことありません… ![]() または、こんなに体を右側に出すの? ![]() 一応終了点まで行ったけど、謎が残るなぁ |
このルート、前回トップロープで練習したので、今回は落としたい!と密かに狙ってました。マツムーさんもレッドを目指していたらしく気合十分。そして、なぁーんと、レッド成功したのでした!パチパチすごぉーい。 因みに、私は、最初の最初で粉砕されてしまいました。最初の登り方、なんだか忘れてしまっていて、ずりずり落ちてしまった…。ガビーン。とりあえず、また最初から登り直せば良いというルールにして、何回か登り直しましたが、、前回、ここでこんなに苦労したっけ? それでも気を取り直して、ハング手前までがんばって行ったんですが…。やっぱり、ハング越えでテンションしちゃいました。もう1回テンションしちゃうと、留め金がパカーンと外れたかのように、何度もテンションしちゃった。へへへ。実は、ちょっとクライムダウンすれば、テンションしなくても十分休める位置があるのですが、、、もう今日はレッドを諦めるということで。ご勘弁。 マツムーさんは、ハングを右側に体を出して登ってましたが、私は、左側を直登するような感じでレイバック風に登るのが一番、楽ちんでした。人によって登り方が違うみたい。ハングを越えても、上部であんまり手掛かりが無いのです。でも、このルートの核心は取り付き部分だけで、核心を越えると、全然10cとは思えないほど簡単に登れるのです。あとは、最後のハング越えに備えてなるべくパワーを温存して登れるかどうかがポイントかな?次回は絶対落とすのだ!ムフフ。 |
![]() 超真剣!絶対、落とすわ! ![]() るるるーん ![]() ふぅー。やっと越えれた!! ![]() 可愛いキノコ発見!西カーさんに見つかりませんように! |
憧れのNPルート登っちゃいました。と言っても5.5。でも、大満足しました。カムをセットするだけでウキウキしちゃいます。でも、カム、1個しかセットする場所が無かった…。どうせなので、ありったけセットしてみれば良かったかなぁ? 例によってテンションをかけてみました。静過重では、へっちゃらでした。もっと、NPルート登ってみたいんだぬーん。 |
![]() シャキーン。しっしっし ![]() うひょひょひょひょ。 |
最後は、もう精魂尽き果てたので、登ったことの無い小川ママを登ってみることにしました。核心がどこだったのか分からないくらい疲れてました。すごく短いルートで、かなりガバガバでした。 しかしいきなり終了点で懸垂の準備をしていたら、虫にチクっと刺されて、これが、結構痛くて痛くて…。そういえば、前回も母岩のこの辺りで同じ虫に刺されてとても痛かったです。どうやら母岩に生息する虫らしい。 |
![]() 今日はこれでおしまい!! |
![]() ひ、額に、りゅ、流血の痕が…。このテルテルぼうずの作者はきっと、最近の悪天候に激怒しているに違いない。そして、天に向かって 「天気を良くしないと、血を見ることになるぞ!」 という脅しなのかもしれない…。クワバラクワバラ。お天道様、どうか晴れにしてあげて下さい。ちなみに古屋邸にて発見しました。 ![]() 宝の山を発見。2,3個減ってもばれないと思います。次回お邪魔した時は…ふふふふふ ![]() きゃぁ。激写されちゃった! ![]() いやぁ〜。まじっすか〜。 ![]() 青りんごではなく、青柿。結構美味しかったです。大発見。青くても美味しくいただけることが判明しました。しかし、なぜか、他の人たちは食べるのを拒否。 ![]() こんなん出ましたぁ〜。岩の上でお姉さん座り。しかも、これ、ルートの途中です。 ![]() 母岩付近で見つけました。ものすごい、ゴムのような弾力のあるキノコでした。西カーさんのおみやげに最適。きっと、歯応えがかなりあると思います。 ![]() 食べても食べてもちっとも減らない定食…。 |