The book read by the theme 人文書を読もう!
 
テーマで読む本

本の読み方は人様々ですが、結構自由に読んでいる印象の人は少ないようですね。ぼくの友人に、内容の読み方とは違うんですが、購入した本を外へ持参し易いように表紙をやぶり捨て、本体を100ページ位にバラバラにカットして、読む方法を取っている人がいます。また、自転車に乗りながら文庫本を読む危険な方法を楽しんでいる友人もいます。
 ぼくは今、特定のテーマをキーワードにした本を読んでいます。
「本」「石」「タイムスリップ」「」を中心テーマにした本を、歴史物語からミステリー、普通の小説、記録もの小説、純愛小説と何でもOKで、より好みせず、読んでいるのです。この方法ですと、例えばミステリーや歴史ものに片寄ったりせず、幅広く色んな作品を読めるので、本を見つけ、読む度に新鮮な感覚が味わえ、「テーマ」の扱いによって様々な「テーマ毎」の顔が現れてくるのです。自分の好みといった「我」をあまり出さずに済むので、ちょっと他人に振り回された感じもあり、次に読む本が次第に愉しみになってくるのです。こんな快感は長年読書をしてきたぼくでも味わうことのなかった読書の愉しみなのです。但し、本を見つけるのが大変なのはお察し願えると思います。
 ラッセルヴィット記

本をめぐる本 掲載
石の想像力 未定
タイムトラベル 未定