Semi-Hard OnBulk&Junk
(参考後の実行は自己責任にてお願いします)
「ストラト道2」2007/08/25
「儲かりまっか?」2006/11/11
「儲かりまっか?」「ボチボチでんな・・・」という、関西での挨拶は、御存知の通りですね。
「最近どう?」、「How are you doing?」「How have you been?」など、地域によって色々あるけど、とりあえず何もなければ「まぁまぁだね」と答えるのは、古今東西共通ですね。
ところが、某島国の一部の特殊な業種の方々の中では、違った答えが定番になっています。
まず、東洋の方では、博打にのめり込んでいて、カモられないように常に相手を牽制しなければいけないような人達は、必ず「もうフラフラだぁ」「KO寸前だぁ」と答えます。
一方、西洋の方の「業界人」の間では、(ある時期は)「だめだめ、落ちっぱなし!」と答えてたそうです。
この時の一般的な比喩として「Iron Butterfly」(鉄の蝶々)と言っていたそうで、後に「鉛の飛行船」である「Led Zeppelin」という言い方が流行ったようです。
「Led Zeppelin」というのは、The WhoのK・ムーンが使い始めたそうで、飛行船の発明者の地元での初期のライブでは、「やかましい黄色い声でわめくサルたちに当家の名は使わせない」と訴訟騒ぎになり、「Mad Dogs」とか「Iron Butterfly」と名乗っています。
その後、「有名になって権利料でも払って和解した」かとかは分かりませんが、本家の飛行船のZeppelin社は、原子番号1番の水素使用による有名な炎上墜落事故のしばらく後、原子番号2番の(燃えないで安全な)ヘリウムの使用やラジコン技術の進歩が容易になったことも追い風となり復活、最近では、例えば「ヘリや飛行機の音を聞くと逃げてしまう動物の生態」「住宅地や深夜で音を出したくない」調査用などで、需要・売り上げは伸びていると、少し前に音楽とは無縁なドキュメンタリー番組でやってました。
J・ページの守銭奴振りは有名というのが、この話の落ちというところでしょうか
「ストラト道2」2007/08/25
自分が子供の頃、30年以上前ですが、「最初の電気ギターがストラトだと、ギターは上手くならない」という「定説」が、結構信じられてました。
「アームのせいで調整がムズかしいし、(チューニングが合わないから)いつまでも音感が付かない」ということなら、確かにあるかもしれません。
他には、(HB付きストラトが一般化してなかったこともあり)「歪み易いHB付きLP等で、最初はなるべくエフェクターを使わない歪で弾く方が良い」とか「軽くて薄いけどデカい」「片連ペグ・角度無のヘッドとネックで、生ギターとの併用が困難」等、マコトシヤカナ説が乱立してました。
後略
「英訳」(by Ryanzo@編集長)2007/07/07
「間違いだと思ってるのに放置しとく」のが嫌なので、ぺーじさんは、最近、娯楽的には、音楽・楽器関係のHPは、ほとんど見ないとお伝えしてましたね。
ツッコミを入れるとなると、一応裏を取ったりしないワケにもいかず、そちらに時間を取られるならば、ここで一行でも多く書くべきだと思ってるようです。
そこで、僕が「こんなんありましたえぇ〜」とメールするのですが、「それはダレソレが、○○の頃に言ってたよ。」と、9割以上は速攻で却下されてしまいます(笑)
PEの音源を、改めて聞き直した内容を伝えても同様です。
中略
ましてやちょうどジェイク・E・リーが活躍してた時期でもあることを考えれば、混乱する人も多いだろう、と、リアルタイムで感じていたそうです。
ところで、ページさんがPEで一番面白かった質問葉書は、
中略
という意味だったというものだそうで、音源でも、しっかり確認することが出来ますね(笑)
「固定観念」2007/03/10
少し若い友人に、アート系のデザイナーがいます。
バンドでギターも弾いていて、さいたま市なら(笑)ライブハウスでギャラが出る位のバンドではあるようです。
2・3年前、彼に仕事を依頼した際、「初ギャラの記念に、形のある(残る)もので欲しい」という希望で、「ギターでは?」という提案に、彼はOrville by Gibsonの黒いLPカスタムを選びました。
その後、「少し手を入れても良いか?」というメールが来て、「アートペインティングでもするのかな?」と思いつつ「いちいち断らなくてもいいのに」と言ったのですが、独立の御祝儀も兼ねて少し「イロを付けた」のに気を使ってるようで、ナカナカしっかりした律儀なヤツです。
先日、久しぶりに彼の工房兼ギャラリーに行ったら、そのギターが飾ってありました。
「切った貼った(塗った)はしてなくて、パーツだけ換えさせて貰ったんですが・・・」
「へぇ〜、J・サイクス好きだったのか。確かウチにダーティーフィンガーが余ってたから・・・・」
「???????????誰ですか?それ。」
「???????????」
黒のLPカスタムのパーツを全てCr(シルバー)系に換えてる人を見て、J・サイクスの話を出さない「非素人」はいませんよね?
ところが、Rock 'n' roll系でもある彼は、J・サイクスなど全然知りません。
「黒カスタムは格好良いのですが、ゴールドパーツは、どうも違和感がありましてね」
「確かに、くすんできたりするとCrとかよりは・・・」
「いえいえ、新品の色でもあまり・・・・」
「????????????」
彼と一緒に、ノーマルの綺麗なLPカスタムの画像をいくつか見ることにしました。
「ね、変でしょ?」
「はて?時計なんかでも黒と金は組み合わせで良く使うでしょ?金のフレームなら文字盤とベルトは黒とか。黒い服やバッグの金具も金でしょ?ほとんど。」
「仰せの通りですが、ギターに関しては違和感ありませんか?」
「30年以上、これはこういうもんだと思って見てたけど・・・」
「黒のボディなら金物は金色」というのは王道の配色に対して、アートのプロである彼には、ギターに関しては視覚上の致命的な欠点が、ごく当たり前に写ったのですね。
・・・・・・・・・・・・・・(略:by RYANZO@編集長)・・・・・・だとしたら、逆に我々は違和感を覚えるでしょうね。
「関連」2007/01/20
最近、ネット徘徊でギターを見る時には、(自分用には、そうそう買うことはないのだけれど)
@「STMなどのPE関係物」
A「初期のFender JAPAN(JVシリアル)」
B「Orville by Gibson」
あたりを自然と見てしまうようです。
特に、去年末あたりは、JVシリアル(〜83年位)のSTのグレードを調べたりしてることが多く、結局不明な部分もあったまま売れたこともあるのか、ついつい今でもその手のモノを最初に探してしまいます。
そんな中、「JVシリアル!」とあったので見てみると、SquireのSSTー314でした。
「なるほどねぇ。@ABは別に見るのが当然だと思ってたけど、@とAが繋がることもあったワケか・・・・」と、しばし考え込みました。
機種別の売り上げで1位になり「Fender ST-314」に昇格した時には、Eシリアル以降ということになり、ちょうど85年に工場見学させて貰った時には、「314物は他の工場」と、フジゲンの創業者の息子さんに聞いた覚えがあるので、「昇格はしたが、フジゲン製ではないモノもある」というところだと思います。
STMに関しては、サンプルがあるそうなので、前期か後期のどちらかの時期に、少なくとも設計はフジゲン絡みに戻ったみたいです。
SSTー314の頃の方が勢いがあったようで、STMの頃の方が、工場の資料や関係者の記憶があまりないようです。
(一部改稿:Ryanzo@編集長)
「Eyes(合図)」2006/02/03(Ryanzo@編集長)
会員ページで、ぺーじさんが権利関係のことを述べた直後に、ビートルズの曲をピアノ演奏で聞かせていた店が、著作権法違反で摘発。
歪みの話で、温泉の効用を例に出した直後、50年ぶりに、温泉の成分効用を全国的に見直す調査が決定の報道・・・。
単なる偶然か、はたまた・・・。「やはり、この方、敵にまわすのは恐ろしいだろうな」というのが本音です。
舞蹴るさん曰く、「「お品書き」の「PAGE TOP」というのが、嫌味やわ」だそうです。
「そうそう、ちょうど時期か。あいつの弱点は豆や」
「????豆をぶつけた位じゃ、対抗できないでしょ?」
「あいつは、上手い豆があると食いすぎて、酒も進む。相乗効果で、翌日気持ち悪くなるから、午前中に叩けばええわ。」
「対抗手段は、その程度ですか・・・」
「それから、素手じゃぁ、3人以下では確実に負けるで・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「定価と低価」2006/11/10
ブリッジに続き、STM DSー2から派生した話をもう一つ(笑)。
大分前に知り合ったPEリスナーの友達がいて、例えば、後期STMに関する彼の話を参考にすると、
「このギター、いくらっすか?ロゴやブリッジからすると、アメスタの安いちっこい日本版みたいなモンすか?ボディ材もポプラ、やっぱそう(安物)か・・・」(←これは僕もよく言われました)
「当時の定価は5万5千円だけどね、ミディアムスケールでFenderの正式なストラトはもうなくて、少し前には近いモデルはあったけど、ネックやブリッジが中途半端なモノでね・・・。最近はヤフオクやそれを見た業者の中古価格を見てもらえれば、同じ価格帯の物よりずっと高い・・・・」
要するに、自分で使っていて売る気もないから、ツブシ塗装ならボディ材なんかなんでもいいんだけど、ある程度の年になっても弾き続けてると、こういう時に「Fenderブランドで、定価10万以上」と言えると、面倒がないそうです。
若い衆は特には、まず値段とブランドから見るからで、その後、ミディアムスケールなどの効用を話したりするそうです。
最近では、80年代の○ーカイのLPなどは高値も認知されていますが、○ェルナンデスのRST(リバイバルシリーズのST:定価5〜8万円)の質が好きで使ってる人などにも言えるようで、PE物に限った話ではないようです。
つまり、「実売はどちらでも良くて、定価が高い方がありがたい」ということもあるようです。
(「Hard On U」より。ほぼ原文のまま)
「渋谷」 2006/11/14
ちょっと整理をしていたら、カードなんかが出てきました。
上は旧掲示板で少し書いたけど、松下工房のVIPカードです。
最近の会員システムは分からないけど、これは、今の場所(渋谷)に移転する時に、以前の場所からのお客に「移転のご挨拶」として配布した物らしいです。
旧所からの客では最年少だったので、払った料金の割には色々教えて貰えた僕も、人生半ばに差掛かりました(笑)
当時使っていたのは76年の白ローズのストラトで、シャーラーM6ミニへの交換(モロ御大もどき・・・笑)・ノイズ処理・調整などを○タリックスというIY氏の工房にお願いしていたんだけど、F社のカスタムショップに入る前の準備なんかで国内に不在がちになったため(現在はG社のカスタムショップ在籍)、松下さんとこにも行き出したのだと思いました。
IY氏はレコードも出していて、その後リペアマンになってYMM P誌にリペア・ハードウェア講座を連載、楽器ショーのレポート記事なんかも書いていたんだけど、テキサスのライブハウスで地元の凄腕ギタリストと意気投合、ステージにも上がって一緒にやったりしてた記事もありました。
その凄腕さんはもう亡くなってしまったのですが、確か名前は、スティービー・レイ・ボーンといったはずです。
(「Hard On U」より。後半略。)
「歪み(最終章・・かな?)」2006/11/05
BBSに、むしゃさんが書いてくれた説明の中に
『これは、まさにGuyaの歪です(と私は感じました)。細かい歪で、よく歪みます』という一文があります。
時同じくして、HIROさんのHPに「アッテネーターを通すと、本来の1959の音より、若干角が取れて、・・・」という話が紹介されています。
各製品に関するお二人の感じ方が僕と同じだとすると、この「細かい歪」「若干角が取れて、・・・」という二つの表現が、ギターアンプの(歪みの)音、特に「1959の音」と言われるモノの音を考えるキーワードだと思います。
(詳細は、会員用ページに連載中)
「ミ○○ィ」2006/10/31
先週の21日(土)に、桃爺と一緒にmixiに登録しました。
どちらも入ったばかりで、自分のプロファイルも日記もありませんし、紹介してくれた友達は、僕と共通の趣味はあまりない方です。。
そこで、検索して覗かせて貰ったら、早速HIROさんからメッセージとお仲間登録のお誘いをいただき(←ありがとうございます)、今のところ僕の方は、HIROさんとそのお仲間の日記を見させて貰ってます。
時同じくして、A藤M姫さんが久々に国際大会で優勝しました。
トリノ五輪後には、18歳での引退も考えていたそうです。
僕は、社会現象にもなった、所謂「ミキ○ィ・ブーム」の頃はほとんど知らなくて、彼女のことについて少し知りはじめたのは、トリノ五輪前の「落ち目」っぽい時期に入った頃で、「(ボクサーと同じで)成長しちゃったから、体格的に4回転は無理なんじゃ?」と思って見ていました。
しかし、厳しい状況の中でもチャリティ事業をこなす姿は健気で、僕も微力ながら協力させて貰い、○ゥインクルバンドなるものを数本、購入しました。
今回、更に感慨深いのが、ショートプログラムで採用された曲が、僕が高二の頃、定期演奏会・コンクールの自由曲で1年間演奏していた、比較的マイナーな曲だったことです。
歌い手に恵まれていない人は、元々音数の多い物でなく、この手のメロディの綺麗なクラシカル曲を、自分に可能な範囲で音数を増やしてアレンジしてみると良い結果になることが多いと思ふ。「治○不可」みたいに(←訳すと、なんかスゴい変・・・・)。
「整理」2006/10/22
画像用に「WORK ROOM」を増設してからは、そっちがハードウエア関係専門、こちらは「どうでもいいような精神論」を中心にするはずだったのが、こっちにも画像倉庫を足してからは、なんだかワケ分からなくなってきました(笑)。
最近では、「WORK ROOM」はPE関係の機材の記録、こちらはそれ以外という感じでしょうか。
思いつく順に書いておきますが、今後メンバールームで予定している内容です。
@御要望の多い「自爆日記」の(旧掲示板分も含む)未完結部分・未発表分の掲載。
A一連の「ラジオ〜ビデオ」の内容の誤解されやすい部分の補足事項
(SPか修正パッチのようなもの。「初級編のビデオ」に関しては、旧掲示板で少し触れています)
B日米楽器業界の裏事情(先日の某ギターの空洞のようなこと)
CECのスロー・ハンドの語源の「ド素人説・素人説・玄人説」の三説。
D「手首のピッキング」に関する新説
Eストラト・レスポールの本来の使い方と進化(退化)
FEVHモデルとストラト・レスポールとの比較検証
G日本人と(ロックを含む)外来文化
H(中級家庭料理〜初級プロには参考になるかもしれない)料理講座
I(中級以上には、効率の良いかもしれない)学習講座
ETC・・・・
「格差」2006/10/19
DGさんのところも、作業スペースの関係で、しばらくは新規の受付はなさらいことにしたようですね。
「DGさんところでオーダー入れてるのは、ほとんどここの参加者ですな」と、旧掲示板にHIRO氏がカキコくれたのは、もう何年前でしょうか?オーダーも随分増えましたよねぇ。
僕も、一時は一人で仕事をしていたり、友達のリサイクル店の手伝いで、楽器やPCが散乱して収集がつかなかった時期があるので、少し気持ちは分かります。
サラリーマンでない仕事人には、「仕事が重なって断らざるを得ない」「少し体調が悪いけど休めない」「仕事が途絶えてしまった」、どれも出来れば避けたいものですが、「暇で場所も空いてるから、料金大幅値下げしました!頼むからオーダーしてくれぇぇぇ!」とかいうのよりは、はるかに良いのでしょうけど(笑)
そういえば、先日、フ○ゲンのカスタム工房に行ったついでに渋谷に寄って、久しぶりにM下工房にも寄ったのですが、以前は水曜定休だったはずが、ここ何年も店休日は取れてないそうです。
ギターの価格帯が、下にも上にも広がった関係からか、「ちょっと使って止めてしまう」とか「(リペア料のが高いけど)直してでも使う」「高級機やオーダー物が売れる」という2極化が進んだような気がします。(「価格帯的にFenderJAPANが苦しいのでは?」というのの一因でもあると思ふ)
少し前のちょうど同じころ、定価63000円のモバイル用ヘッドフォンや50万円の漆塗りPC用キーボードが、採算ライン以上の売り上げがあると聞きました。
前者の担当者によれば、「ネット普及によるクチコミで、1億3千万人のうち、50人/月くらいは、買ってくれる人が出てくる」そうです。
「体格」2006/10/19
年齢的に、家を買ったり、子供部屋の都合で引っ越す同年代者、そろそろ遺品の生前整理をし始めた上齢者(笑)たちから、「こんなの出てきたけどいるか?」「確かお前のだったよな?これ」みたいな話で、(実家が無駄に広いので)結構、機材が集まってきます。
○ード・オフに持ってっても数千円にしかならない、そのままでは使えないから、若い衆にはタダでも貰ってもらえないような、この調整中の2本もそうです。
どちらもロングスケールなので自分では使わないし、微修正・清掃で使えるようにはなりますが、普通なら、良くても一万円位でしょう、手間を考えると、そうそう気合は入りません。
ところが、この2本、造りがしっかりしているし、致命的ダメージ・欠品がないので、少しの手間で、○万円位にはなるハズです。
そうなんです、どちらも83年製のいわゆる「JVシリアル」モノなんですね。
「自分の青春期ど真ん中に発足したFenderJAPAN、
自分が生まれる前から関わりのある工場製ゆえに尊ばれる初期モノのJVシリアル物、
自分か身内しか使ってない実質ワンオーナー物、それが20年超の歳月を超えて、自分が少し手を加えれば十分使える。」
これらを考えると、両方自分で使い倒したいところなんですけどねぇ・・・・。
やっぱ薄いけどデカくて、ネック角もないから、ガンガン「弾き回す」には、
180cm以上はないとねぇ・・・・。
同じような位置付けで、Orville by Gibsonモノもあったけど、こっちは、ネックが太めだったので、すでに売却済み・・・・。
まぁ、僕は平均よりちょい上の175cm位なので、服や車のサイズなんかを考えると、日本で暮らすのには「イジめられないし、金もかからない」一番良いところだと思ふので、仕方ないでしょうかね。
手はデカいので、腕が変に長ければ、演奏上は問題ないでしょうが、見た目が不気味でしょうね(笑)
2m近い友人もいますが、格闘技体格以外の日本人に、手の大きさで負けたことってないんですよね。
人より金かかって不便だと思ふのは、ゴムやポリの手袋買う時位です(爆)
「ストックでスタック」2006/10/12
大分前に近所のハード○フで、ジャンクで数千円で出てて、「ハコだけでも使えればいいか」と買ったのを忘れてました。
Simuratorのクセに、ECC83が1本入ってるというのが、よく分かりません(笑)。
(「Tube Amp.Simurator」だから、「チューブアンプ」で一回言い切って、何種類かのチューブアンプの音のシミュレーターなのかしら?まぁ、いいか・・・(笑)ところで、少し前にHIROさんが軽くツッコんでたけど、「シュミレート」って言う人は多いですね。最近では、軍事関係の評論家がTV出てること多いでしょうから、「軍事演習」「CGによる再現・予測」なんかの話題の時に、よく聞いてみましょう。「趣味レート」というのは、趣味に使う時間・費用の割合ってことで、ある雑誌で僕が使った言葉ですが、あまり浸透しませんでした・・・・)
プリアンプの形態なので、エフェクトループのセンドから、ちょうど底面の大きさが同じ位の懐かしのH&M10のリターンへ接続。
結論から言うと、小さい音では、H&M10よりも、はるかにネバっこいMarshallに近い音が出ます。
最近のMarshallのノンチューブの小型のシミュレートタイプの音は、管無しの割りには、悪くないと思いますが、それに「一応タマが入ってるから、少しカドが取れて良い」という感じです。
後発の分、90年代までのGUYAのコンボアンプのエフェクトループのセンドからライン録音するとかよりも、ノイズも少なそうです。
「メイン」2006/10/11
光ケーブルTVは、番組とビデオをセットで契約しています。
一番よく見るのは、トップに書いたようにアメリカの連続ドラマなのですが、
いつでも見られる便利さから、合間には音楽ビデオもチョコチョコ見たりしてます。
リッチー以外のパープルとか、メイデンやジューダスのヘビメタ系、ロック以外のモノ、JーRock・JーPOPなど、「レンタルDVDでは半額でも借りない・TVでやっててもジッとは見てられない」ようなモノでも、試しに触りだけ見てみるなんてことが出来るのは、便利ですね。
意外なところでは、後輩のオールスター達をバックに従えた、ロイ・オービソンなんか、よかったですね。
ああいうのは、日本では「ムード歌謡のディナーショー」みたいな客層かと思いきや、若い女性が結構いたりして、そちらも面白かったですね。
僕は、「バンドも曲も歌手の声も違いが全く分からない」ヘビメタよりは、(VHがプリティ・ウーマンをとりあげたみたいな)ポップスや軽いロックをハード目にアレンジしてやったりするほうが好きです。
少し前にCMで何回か取り上げられたドナ・サマーとか、ロッド・スチュワートなんかの曲を、リフを少し歪ませた音でよくやったりします。
○ッチが昔の曲を歌う時に、○ッちゃんが横で似た感じでやってたりするのも、少し前によく見ましたね。
結局は、「歌メロがちゃんとある曲・声質が自分の好みでしっかり歌えるシンガー」かどうかということなんですが・・・。
歌モノの曲のギターの伴奏部分を一人で家で弾いてても仕方ないので、最近では、カラオケでも洋楽が充実してますから、それで練習したり、移調して弾けるようにして自分で歌えるようにした方が、アマチュアは活動の場が広がると思います。
幸運にもマトモなシンガーがいるバンドにいる人は、その人にギターか鍵盤が弾けるように、頑張って貰いましょう。
やはり同じ曲の単独の歌メロを歌ってても限界があります。
和音を付けられれば、キーのことも分かるし、メロをイジるなり、コーラスのパターンを考えるなり、オリジナル曲を作るにも役立ちます。
「横暴か!」2006/09/28
先週あたりは、シンクロナイズド・スイミングが、結構盛り上がってたようです。
ずーっと座って観てたワケではないのですが、大会前の特集で面白いモノがありました。
ロシアは別格として、日本の当面のライバルのスペインは、数年前に、世界のシンクロの転機ともいえるような大胆な振り付けを発表したそうです。
ところが、国民性で、細部の繊細な動きなどにはどうしても鈍感だった為、その辺が得意な日本のメダリストを現在のコーチに迎えました。
そのコーチによると、「日本人には考えつきにくい大胆な発想や動きは出来るけど、細部を揃えるとか、きちんと時間に集まるとか、日本人には当たり前のことが出来ない」 と感じたそうです。
「日本人は、〜」「外人は、〜」というのは、上のようなことを、様々なジャンルで話を聞いたり、いくつかは外国で体験した後、集計・分析して、自分なりの考えをまとめるしか,
理解の方法はないと思います。
欧米から来たものは、最初は「日本人は出来ないが、外人は出来る」という話になるのは当然で、やたら否定されている気になった人もいるでしょうが、どちらかというと、日本人に優位性のあることを実感したときに、「逆のコトって、もちろんあるんだろうな」と考えた方が、理解しやすいでしょう。
ある結論に達したAさん、別のルートも持つ後発のBさん。
大筋で合意する面もあれば、きちんと体験後に考えたからこそ、「そこは違うだろ!」と言えるところも出てきます。
一番情けないのが、過去のAさんの話はほとんど全部覚えているけど、自分ではなにも発見・体験出来てないのに、Bさんにカラム、盲信者のCさんです。
過去の日本人メジャーリーガーのAさん、(少しメジャー経験があるような)なんとか現役のBさん、そこへ硬式のボールなんか触ったこともないようなCさんが、「Aさんはそうは言ってなかった」「おまえ達なんか、Aさんとは比べモノにならない」と、Bさんや新人選手のDさんに、飲み屋でクダ巻いてカラむのにソックリです。
「斡旋2」2006/09/13
下の写真を、分かり易いモノに入れ替えました。
この2本のボディカラーは、肉眼でも、光の加減で同じ位に見える時と下の写真位違って見える時があって、面白いです。
左のギターは、アッセンを白に戻すと「CAG(キャンディアップルグリーン)/メイプル指板/黒アッセン」のDSー2と、ヘッドと金属部以外は、ほぼ完全に反対色なんですね。
(現行では、PG裏の全面シールド・CRLのSW・3ノブ等を考えると、PUのグレードが同じならアッセンはDSー2より好みです)
僕のイメージでは、ストラトは、3シングル・SSHなら3個、2ハムなら2個、1ハムなら1個という具合に、(見た目上)PUとノブの数が同じなのが、しっくりくるようです。
「斡旋」2006/09/11
ここのところは、頼まれた関係で生ギターばかり弾いていたので、電気物をイジるのは、久しぶりです。
まず、上はスパロゴ1号機ですが、リヤPUを縦に巻き数の多いモノに交換。
下は、予備のピックガードとPUカバーを黒く塗って、真っ黒だとB・ギルスっぽいので、リヤは余ってたゼブラにしてみました。
実は、配線はどちらも「3シングル」、3ポイントのF/F+R/Rのテレキャス配線SW、マスターVo・フロントTone・センターの加速配合機です。
上のギターは、リヤPUが積層ハム位高さがあるけど、コイルが縦にちょっと多いだけでポールピースは太くないシングルコイルなので、出力の違う逆磁巻きのセンターと直列で繋ぐと、周波数の強調・相殺のバランスが妙で、ちょっとワウが掛かったような音になり、バリエーションとしては、あっても良い面白いモノになり、大成功。(ノーマルハムとM・シェンカーの間位の音かな?)
下は、通常のセンターはダミーで、ノーマルSTMのPUの裏の磁石を外して付けています。
通常のリヤPUをシングル二つに考えて、タップではなく、ネック側のコイルが無段階でブレンド出来ます。
通常のタップやパラレルで、片方のコイルが「All or Nothing」だと、なんとか使える音に
なる時とならない時がありますが、ブレンダーにしとくと、抵抗値を変えたり、コンデンサをかましたりすれば、融通が利きます。
こちらは、配線の考え方は同じですが、「加速用無段階配合機」というよりは、「減速用無段階分配機」というのが正解かもしれません。
「エッジ」2006/09/05
DS−2を分解調整したついでに、(ササキアーニさんの御質問もあったので・・・代替案は、まだありませんが・・・)、コマを入れ替えたり、久しぶりにトレモロ関係をいじってみました。
そこで思い出したことが一つ。
画像は後期STMのノーマルのブロックですが、(10本以上見たうちのほぼ全てが)アームダウンすると、青丸の部分のコーナーが、赤丸部のエッジより先にボディのザグリの面取り部分に当たってしまいます。
これは設計ミスとまでは言いませんが、どうせなら、もう少し追い込んで欲しかったですね。
僕は生産中止前に、予備パーツをかなり買ってあるので、赤青丸部分を面取り程度削ったモノも一つ使っています。
FRT以前より、ここのエッジや、そこが当たるボディ側を削るというのはあったけど、「ノーマルで調整出来るとこは、全て追い込んだけど、もっと稼動範囲が欲しい」人で「生産中止品で同じパーツはほとんどない(元に戻せない)」「新たな問題(ナット部で弦が外れる等)の可能性」を享受できる人は、観察・実行してみるとよいかもしれません。
逆にノーマルのまま派手にアームを使う人は、青丸の当たるボディ側にクッションをかませた方が良いと思います。
「個体差等」
個体差については、素材単位・部品単位・組み込み方も含めた複合要因等、特定は難しいですが、ほとんど話題にならないけど要因として小さくないものに、磁石の磁力・磁界のパターンがあります。
スピーカーの近くに置いたことや脱着の際のちょっとしたことから磁力を落としてしまったり、積層ハムの複雑・デリケートな構造からくる不調などがありえます。
この点からしても、PUは着けてみないと分かりませんし、更に中古だとすると、ある程度リスクは仕方ありませんね。こちら用のテスターも手頃な値段であれば欲しいところです。
また、普通は配線関係で音色がロスする(聞いて差が分かりやすい)部分は、主に高域だと思います。
Virtual Vintage系で、「高域がコモってシングルっぽい音にならない」というのは聞いたことありますが、こちらの対処法は「ハダカ線を収縮チューブで覆う・+と−を逆にしてみる」等が公式ページで紹介されています。
よって、「使えないショボイ音」でないならば、高音が目立つ方の固体がこのPUの本来の音で、ノーマルのハムに近い方が高域がロスされたモノという可能性も否定出来ません。
また、WコイルPUの場合、各ボビンの始点と終点とハダカ線の5本の配線ミスや二つのボビンの組み合わせ・巻き方向のミスも結構あるようですので、中古や並行輸入モノを自分で配線する人には、アナログテスターは必須アイテムです。
ハンダに関しては、「古いモノをしっかり除去して、ピンセットやヒートクリップ
でパーツとリード線をしっかり密着させてからハンダを最小限被せる」ことです。
小技としては、「ポット裏やPUカバーの古いハンダがなかなか溶けない場合は、新しいハンダを上乗せしてから、道連れで一緒に溶かす」「コテ先が楕円になるように斜めに削って、ハンダに触れる面積を大きくしたモノも併用する」等があります。
最近、僕もハンダ吸い取り線を使うようになりましたが、やはり消耗品としては高いですし、古いハンダがなかなか取れない時は、熱伝導が良いため、作業中に熱くなりますので、左手の火傷にも注意が必要です。
ハンダ吸い取り棒の代わりに、「掃除機用のアダプターを作って、歯医者の唾液吸い取り機のようなモノを稼動させる」というのもあります。
細いチューブが繋げるようなモノを作っておくと、ロングチューブに差し替えて、車のエアコンの吹き出し溝の掃除にも使えます。
ギターのフレットやナット同様、ハンダも除去時の方が注意が必要です。
「右手にハンダゴテを持ち、左手のピンセット等でリード線が浮かないように固定しながら、長めに切って口に加えたハンダの先を被せる」等の荒技は、密着固定には結構有効ですが、健康・人格、更には人生をも損ねる可能性を享受できる方以外は、避けておきましょう。
「原点回帰2」
60〜80年代の英米ロックを自分の根っこにして考える人は、フットボールで言えば、ラグビーのプレイヤーに当たると思います。
どうでもいい人には違いがわからない、それ以降の日本も含むある種の「バンド」はアメフトに当たり、「パーマネントなタイコがいなくて、どこがロックじゃ!ましてや打ち込みってなんじゃ!」「キープレーヤがギターも鍵盤も弾けないからベースやってるってのは、なにかの冗談か?」というのは、「自分で走らずに前にボールを投げていいってのは、紳士として最も恥ずべき行為、邪道中の邪道!同じ形のボールを使われるだけでも許せん!」とラグビー屋がアメフト屋に思うのにそっくりです。
そこへ「元々、サッカーの最中に興奮してボールを持って走った、子供でも分かる最大の反則したヤツがいたのが発祥の理由のラグビーの、「どこが紳士のスポーツじゃ!」と、ツッコムのも恥ずかしいわい!」というサッカーの達人は、クラッシックやブルースプレーヤーに当たります。
(そういえば、「チョーキング」「ライトハンド」「エフェクター」と言わないのに、なぜ「ブルース」なんだろう・・・・)
「原点回帰」
あるレスポールのマニアックなサイトを複数見ていると「音的に目指すのはテレキャス」というのが、結構あります。
「STのより弱めのフロント・強めのリヤPUで、そのミックスも可能」という配線が、最近は僕も気に入っていて、TLMをよく鳴らしています。
STしかない場合でも、フロントを下げ気味にするとか、リヤだけちょい強いモノにして、F+R可かつセンタートーンをセンターVoにして加速機配合にするのが、低予算で効果があって好きです。
ギターにフレットがある最大の利点は、和音を鳴らす時に発揮されるので、電気物でも指弾きも併用する方が、色々発展も多いはずです。
TLMに余っていた10.5mmピッチのコマを付けたところ、両E線の外側のイモネジを少し高目にすれば、ズレることもなく、ちょい真ん中寄りになって、ほぼSTMと同じ間隔かつ感覚で使えました。(「1番線」という言い方は、駅のホームみたいなので、僕は使いません。クラシックでは「G線上のアリア」みたいに使いますが、E線が二つあるギターでは、「ハイE線」というのが面倒なんで、使わないのでしょうか。)
スケールが同じ場合、多くのセッティングでは、STよりTLの方が、テンションが高くなるので、それもコマズレしないことにプラスに働いているようです。
「学習能力」
F・マーキュリーで思い出したけど、かつてB・メイは、「生まれ変わったらペンギンになりたい」と言っていました。
それでペンギンについて思い出したのが、あるドキュメンタリーで、一列に並んで歩く何百匹ものペンギンが、みんな同じところでつまずいて転んだり、子供のためにおなかに食べ物を貯めて帰巣する際、いつも同じところでお腹が引っかかって、先に進めくなっていたシーンでした。
かつて友人だったヤツが、普段は高尚なことを言ってるクセに、例えば金を振り込まなければいけない時に「ちゃんと期日に振り込んだけど、機械操作(入力)を誤った」、入社試験などでは「ほとんど分かったけど、解答欄をズラして書いたしまった」と、同じ言い訳を繰り返すウチに、まともな会社や友人達には、誰からも相手にされなくなりました。
「光明」
と、いうことで、めでたく光も開通しました。
そこで、やっとXPのSP2をDLしたりしてます。(ISDNでは12時間位かかった(笑)。自作派は、2000かSP1位の人が多いけどね。)
いままでISDNで我慢してた人間が、多数派のADSL組に少し優越感を持てるというのでは、芸がありません。
そこで、少し前に「CPU交換機」というのを購入。
ディスプレイ・マウス・キーボードを共有出来る
モノで、
光電話用のルーターもLANポートが4つありますから、ネット環境も含めて、最少スペース・ワンタッチ切り替えで4台使えます(ルーターだと、ネット接続の設定は1台目だけだしね)。
6・7年程で溜まってしまったPCパーツを組み合わせると、ワタクシ、PenMMX〜Pen4中期位までのマシンは、なんでも組めます(笑)
(DOS/V用のモニタが使えるMac互換機も含めて、OSもほとんど全てあります)
現実的には、電源やメモリが変わってしまったけど、なんとか使えるPenV後期位のマシンが生かせるのがうれしいところですね。
長めのLANケーブルを買うついでに、近所のショップに何軒か行ったんだけど、
今までは、どうしても必要で容量の大きいファイルはショップのおじさんにDLして貰ってたり、古めのPCで新しめのソフトを動かす方法を(ムカつくヤツに)教えて貰ってたりしてたんだけど、(店員も含む)プチおたく連中相手の立場は、逆転しました(爆)。
国産メーカー機ではまず不可能、
ショップ機で50万、自作機でも30万のマシンでやっと出来ることが、2・3台でワークシェアリングすると、(ジャンク・バルクで、格安で集めたものばかりなので)総額5万円程で出来てしまいます。
逆に、PC同士をLAN接続しなければ、自分に必要な環境は壊さずに、壊れても構わない「4th機」あたりで、手軽になんでも試すことが出来ます。
「Win98SEで、このソフト使えますかね?」「XPのみ対応とあるけど、2000にプラウザやフラッシュを組み込めば、ここのゲームサイト、なんとか出来ると思うんだけど」みたいなことを、何軒か引き受けてきました。(当然、世話になったことある人以外は有料で、吹っ掛けた分は寄付します(笑))
お互いに明言はしませんでしたが、速度とリスク面がクリアされたので、やろうと思えば、いわゆる「無修正動画」も楽勝なのが、羨望の眼差しの第一要因なのかもしれません(爆)
「軽量 再2」
下の話を書いた後、「生鳴り・生音」の話に持っていったのは、「(気付いた方にとっては)完璧な流れ」と思ったのですが、いかがでしょうか?(笑)
僕が初めてこれらの某遺跡の柱跡のことを聞いたのは、15〜20年位前に(「StoneBridge」ではない方の)I楽器の輸入担当者からで、その後も、複数の楽器店店員から聞きました。雑誌のライターなんかは、大っぴらには言いませんでしたけどね(笑)
僕は以前から「LPスタンダードと見た目が同じで、セミアコ構造のLPがあればなぁ」と思っています。
ソリッドの代表のように言われているLPも、実際にはコントロールとSWのザグリは、結構大きいですしね。
トップのメイプル材の厚さやブリッジ周りをイジらなければ、バックのマホ部をかなり大胆にくりぬいても、ネックのリシェイプやペグを重いモノにするより、音への影響は少ない位だと思います。
僕がカスタムショップにオーダーするとしたら、具体的には、トップのメイプル材はそのままに、335のようにセンターブロックをメイプルで通して、バックのマホ材の左右をなるべく対称にくりぬきます。
ネックも強度を考えて、メイプルにしてもらうでしょうね。
実際には、いくらになるか分かりませんので、現実的には、ヒストリックとは言わずとも、50’・60’、Classicを安く買えて、ネックを外さずにバックのマホ材を上手く格安で外してくれる木工所でもあれば、くりぬいてみたいですね。
「○ibsonなのに、よくやるねぇ」と言うのが普通かもしれませんが、「見た目もネックの感じも好きだけど、重くて(特にライブでは)ほとんど弾かない」という人は結構います。
「○ibsonなのに、くりぬいちゃう人」というのは、「プレイヤーとして現役で、ハード面も人まかせにしない、綿密かつ大胆な工夫をできる知識・経験と技を持つ人」です。
更には、リセールバリューを考える必要がない位、本業でしっかり稼げる人でもありますので、敬意を表すべきです。
僕は、「ちょっと違うかなぁ」と思っても(嫌味に感じられそうだから)指摘もせずに、安易な「ヨイショ・持ち上げ」の類のことだけを言ってることほど、ツマらないことは無いと思ってますので、「無責任な傍観・不要なヨイショはしない」姿勢でいるつもりです。
「軽量 再」
名言を避けてきましたが、証拠を掴んだ方(笑)がいらっしゃるので、「あの穴達」のことを再掲載しておきます(爆)。
『自爆日記の続きがこちらというのも変かもしれませんが、まぁ、良しとしまして(笑)
良く「重い」といわれ、それだけで敬遠されることも多い某社の某電気ギターですが、設計思想・体積と木材の密度等から(パーツの軽量化は難しそう)、そんなに軽く出来るはずはありません。
ライバルの某々社のギターと中間的なスケールの某々々社の発展・飛躍には、
「高級感がありながら軽量」という要因が少なくないようです。
ところが、物によっては本国以上のマーケットのある東洋の島国からの「もっと軽く!軽く!」という長期に渡るしつこいリクエストに切れ気味(←推測)の某社は、数年前から、文字通り秘策に出ました。
あるギターを、歯科医の友人にX線を撮って貰って、初めて見た時は、「ここまでやるか?!」と感動すら覚えました(○リオットという個人ビルダーも歯科医で、亡くなったんでしたかな?)。
と、話はここまでにせぜるを得ませんが、「重い」のが普通の某ギターの不自然に軽い物を「軽いし、生音劇鳴りじゃんか!超当たりだな、ラッキー!ちょっとキツイけどボーナス併用でなんとかいくか!」と有難がって清水ジャンプをする前に、「(パーツ全体の重さは、そう軽くなるワケないし)凡その体積と木材の比重位は調べて、トータルの最低重量」の把握はしたほうが良いと思います。
そりゃぁ、軽いし生音デカイはずですよ・・・あれじゃぁね(笑)』
業界では、結構知られた話です。
「Soft on」
「音楽というのは「音」なんですから、その音を自分の耳で聴いて,自分で研究する事が大切で、譜面というのは単なるメモにすぎないと僕は思います。」
上は、大分前に、ある掲示板での、A氏に対するB氏のレスです(笑)。
それに対しての僕の意見を書こうと準備していたのですが、ログが飛んじゃったようで、下の内容が浮いていました(笑)ので、加筆して載せときます。
PEでも「スタジオミュージシャンの仕事の際は、キーとコード(の関係)が分れば良い」と言ってましたが、その際は譜面で細かく弾くことが決められていたりしても、一人位は読譜が出来る人がいるでしょうから、鍵盤等で一度弾いてもらって覚えれば良いのでしょう。
とはいえ、もちろん読めない方がいいというワケではないですよね。
語学などでも、「小さい時から周りに話す人がいて、文法など知らないけど話せる」「文法用語は分らないけど、自分でパターンをそれなりにつかんだ」ということもありましょうが、ある程度年がいってからは特に、音のない(出せない)時にも勉強できたり、音がある時でもあえて視覚面から本を読んだり、併用したり、いくつかの方法があった方が、気分転換的にもなりますし,モチベーションが上がるということもあると思います。
よく「外国人の方が、文法に詳しいけど会話ができない、できてもカタコト」ということがあるように、「譜面が読めて理論もわかるが、音も取れないし、楽器も弾けない」というのでは話になりませんが、「時間と根性があれば、たくさんの曲から自分で音を聞き取って、ある程度パターンを掴むことも可能だし、(理論書などは読まなくても)LM音楽用程度の理論も身に付けられる。しかし、誰しも時間と根性(主に年齢からくる気力の持続時間の低下(笑))がそうそうあるわけではないと思いますので、「耳で聞く、自分でパターンを掴む」のを最優先としながらも、ある程度(初見でバリバリ弾けなくても、下から数えなくても分る程度)の読譜力をつけて理論書を読んだり、(最近は小さめの安いモノもありますので)キーボードも利用して、コード進行やスケール・モードのパターンを掴む方法も併用したほうが、逆にコード等の音を取る際の助けにもなるし、ギターの指板上での音程を把握する助けにもなる」と思います。
最近では、フリーソフトでコードやスケール・モードを再生してくれるモノもありますので、それらも活用しない手はありません(これらも英語バージョンの方が、間違いが少ないです)。
J・ベックと同じ位、理論書などは読まない感じのP・タウンゼントも「ギタリストでも、鍵盤や理論書を全く使わないでやっていくのは難しい」と言ってますし、J・ページは、(一時R・ブラックモアの隣に住んでいた)ビッグジムサリバンの独占場だったスタジオミュージシャンでのギターの仕事に参入する前に、「突貫工事で、読譜の勉強をした」と言っていたと思います。
「歪み 再7」
まずは「パワー管(のみ)で歪ませた音もきちんと押さえる」ということです。
例のValbeeでも良いですし、「取り寄せ試奏《もさせてくれるスタジオ付きの島村楽器などで、FLIP5000等を鳴らしてみるのも良いでしょう。
更に「アンプの出音はほとんど歪んでなくても、大音量でハコ・スピーカーや周りの空気がドライブする」感じも掴んでおかないとなりません。
例えば、H&M10やGA50Fに一番歪む真空管を付けて近所から苦情の来ない程度の音量で鳴らしたものと、9V可のチビMarshallをフルアップにしたものを比べると、後者の方が、圧倒的にドライブ感があります。
「小音量で、(自分が聞いたこと無い)1959そっくり(と、しかも10年以上前に他人が言った)な音を追求するというのは、理解出来ないのが普通です。
少なくとも、英語や回路を勉強して、欧米のHPを見たり、新しいモノを試してからでないと、説得力はありません。
結局は、どうすれば良いかというと、「使い分ける」「分担させる」ということです。
同じアンプが複数使って、低音と高音用にして同時に鳴らすとか、切り替えSWで音色を分担させるとか、四分音符=120の16分音符程度のフレーズを録音して聞いてみて、音のツブが潰れずに聞き取れれば、デジタル物やトランジスタアンプ+歪み系ペダルでも構わないと思います。
この項は、やっと終わり・・・・・(疲)
「歪み 再6」
ちょっと脱線した人間関係の話は、いずれ自爆日記の方へスピンオフさせますので、本題へ戻ります。
そもそも、なんでこの話を書いたかというと、「その兄さんが声をかけてくれた頃の、真空管アンプの事情」を思い出したからです。
75年頃からの10年程は、コスト・技術両面での模索期間という感じで、アンプもギターも、今から思うと中途半端に思える物ばかりだったようです。
国産の30W前後のアンプで、真空管の入ったモノは、R社の「Bolt30か60」とジャグのStuff系だけだったはずです。(後者は、結構、ヤフオクでも出ていて、今でもそこそこ人気があるようです。ベッサーなんてのもそうだったかも)
クラプトンが広告に出ていた(デカイけど)MUSICMANも含めて、全てパワーアンプ真空管式のハイブリッドでした。
当時僕が躊躇していたのは「はたして、タマがパワーアンプだけのアンプに、結構な値段出す価値はあるのか?」と、ずっと思っていたからです。
その後、どちらかというと、フュージョン系から3Voのブギーが注目され、僕の知る限り、手頃なサイズ・値段では、初のプリアンプ真空管「JBX−Jr30」が発売、PEと時期的なリンクもあったのは、みなさん、御存知の通りです。
ところで、僕の高校の同級生で、JBX−Jr30が見つからず、パワーアンプ真空管のJBX−40を買ったヤツがいます。(そいつは、SST314が出る前にPEでプレゼントしていた「ロングスケールでスリム・ナローネック、ジョイントプレートにネーム入れしてくれるST」が当たったりしました(笑))
僕は、そいつの後にも関わらず、新星堂の支店に片っ端から電話して、店の在庫でJBX−Jr30を2個確保、更に、PEを知らない人が売りに出したモノを格安でゲットして、顰蹙を買いました(笑)。
別のドラマーの同級生の親が、市内に家を新築したばかりで、そのアニキもドラムをやるということで、木造2階なので限界がありましたが、一応、スタジオがあり、アニキの同級生のパワーアンプ真空管60Wのジャグのアンプが置いてあり、使わせてくれたので、運よく3台を弾き比べられました。
ここで、系統の似ているアンプで、パワーアンプ真空管アンプを体感出来たのは、かなり役立ってます。
やはり小さい音でもそれなりに歪むというモノは、なにかしらの、よく言えば工夫、悪く言えば細工があるワケで、「当然無理はあるが、大音量で出した音の雰囲気を出せるかも?日本の住宅事情では有難いけど。」という前提がないと、いつまでも迷走するだけです。
全編ハードドライブサウンドで通すなら別ですが、「クリーン・クランチ・歪み小・歪み大」とかを使い分けるなら、歪んだ音は「歪んでる」ワケだから、どちらかというと、クリーンとかクランチやプリで歪む境目の音の方を、(チューブじゃないと音のザラつきが目立つので)優先するほうが、多様な音色の組み立てはしやすいと思います。
「歪み 再5」
(ちょっと間が空きましたが)電車でいきなりアンプについて聞いてきたサラリーマンのお兄さん、2週間後に思い切って電話すると、
「今日は時間ある?ちょうどいいから、一緒に行こう。」と、車で迎えに来てくれました。
15分程で、なにやら普通の家とは一風変わったお家に到着。ちょっと躊躇していると
「若いこは歓迎されるから、紹介しとくよ。絶対、損はないから。ささ」
言われるままについていくと、初老の小柄な男の人が出迎えてくれました。
当時としては、メーカーにもないような機材が揃ったスタジオ(と僕は思ったのですが)に通されて、話もそこそこに、
「ささ、ここで座ってしばらく聞いてみて」
と、小一時間程、クラシック系の「レコード」を聞かされました。
そこの先生は、N岡T男という、オーディオ界ではカリスマ的な人でした。
「方舟」と名付けられたスタジオのようなオーディオルームは、音響上、あえて防音も吸音もしていないそうです。
「N岡式自作SP」とか、記事や本を読んだことある人も多いのではないでしょうか?(レコード針の最大手メーカーが「N岡」というのは、偶然だったのかしら?)
その後、なんとか自転車で行ける距離だったので、色々教えて貰いにいったり、余ったモノを貰ったりしました。
まぁ、オーディオアンプを真空管で組むほどの気合も財力もなかったので、オタク的な話の中から、ギターアンプやレコーディングに使えそうな知識を整理するのが大変でした(笑)
「ロックしか興味ない少年が、クラシックやブルースの先生の話を聞く」という感じです。
オーディオ面では、あまり熱心な生徒ではなく、高校・大学以後、他の興味ややるべきことが増える中、、その後は、要所でアドバイスを貰う程度で疎遠になっていってしまいました。
人間にとって、最も尊いのは「(愛情も含めた)意思・気力・モチベーション」で、健康の他の最大の財産は「知識・経験・人脈」だと、僕は思います。
僕にとって、「ありがたかったけど、のめり込む程ではなかった」と思える、その先生との出会いは、25年の歳月と世紀を超えた2005年の今年、ある少女の人生を大きく変えることになります。
「国内事情4 妥協2&私の事情」
二つ下に紹介したミディアムST、軽く計測してきました。
およそのネック幅が、ナット40mm、12Fで50mm、22F54mmで、
厚みが1・2Fの中間で22〜23mm、11・12Fの中間で24〜25mmです。
弦間ピッチは6個で63か64mmでしたので微妙ですが、どちらかというと63mmに近かったので、「10.5mmで取り付け時の膨らみ有?」だと思いますが、最悪でも10.8mmだと思います。
PUは、カタログではSSが斜めのSSHですが、ノーマルタイプの3Sが出ることもあるようで、基本的に弁当箱ザグリ・サークル・フレット仕様だそうです。
従兄弟によると、なにしろ無理に作らせた低価格帯のモデルなので、その時の状況で、各部のサイズ(特にブリッジコマ)等は、多少「ストック差」があるそうです。
いずれにしろ、測らせてくれる店で買う方が良いでしょうね。島M楽器は、以前から、店頭に無いものを取り寄せて試奏させてくれたりするので、融通は利くとこ多いみたいですからね。
僕は指が長いので(中指は95mmあります)、ネックの幅や厚みはあまり気になりませんが、スケールはGibson系と揃わないと対応時間がかかるようです。
それと、身長が175cmと微妙なとこですので、ボディサイズの点でも、STM・TLMを使っています。
手の小さい人は、ローポジはもちろんですが、ハイポジでのネック幅やジョイント部のカット(DGカットにする等)にも気を使う必要があるようですね。
(僕は、「LPで、正面からネック上に親指が見える位置でも、6弦の22Fを小指で押さえられる」ので、そちらも気になりません・・・・すいません(笑))
指は太くないので、STMでローポジコードも、なんとか全て弾けますが、
開放を使うAやDで、SUSや9thを交互にゴチャゴチャやる時などは、長い指がモツレ気味になります。
「Form2」(人差し指1フレでセーハ(バレーともいうらしい))のB♭では、3フレの中指が反り返りきらずに1弦をミュートしてしまうことがあるので、3フレは中指で押さえることもあります(笑)。
(それもあったので、渋谷のKSCのM田さんが「スパロゴだから184Rでオーダーしたんだよ」というSTMに飛びついて新品購入、現在DGさんにお願いしてるネックの物は、当時6本単位のショップオーダーの「色違いの次の6本ストックのうちの1本」らしく、シリアルは2番違いです。)
要するに、僕は、細いネックではコードの弾き易さ優先から、184Rや高目のフレットを好みます。
以前、HIROさんが、「弦間ピッチは、LPもSTも、元々は10mmだったらしい」と書いてくれたことがあり、御自身のDGSTも79年のLPも10mmみたいですが、僕は、STMしか弾かない時期に慣れてしまって、その後買ったLPがタマタマみんな、10.5か10.4とかだったので、10.5mm以外は、ちょっと弾きづらいですね。(僕の98年のClassic PPは10.5mmくらいでしたが、HIROさんのClassic plus'93やWネックは、どうなんでしょか?)
ピックも、昔はティアドロップでしたが、経済性と手のデカさもあって、ここ20年はオムスビ形ですので、その点でも、僕には10mmピッチは苦しいです。
TLMはフィンガーピッキングも考えて、STMよりは、ネックも弦間ピッチも大きくしてあるようですが、ネックは丁度良いものの、弦間ピッチは11mm以上あります。
10.8mmだと、丁度良くてありがたかったんですけどね。
「音色切り替え」
僕は、イントロやAメロなどをクリーントーンでコードストロークやアルペジオ⇒途中から歪んだ音、「シャカシャカシャカシャカシャカシャカ・・・・グギャー」「ティンタンティン、ティラリントンコン ティンタンティン、ティラリントンコン⇒ドグワァー」みたいなパターンを好むでよく使うのですが、エフェクターはあまり使わないし、絞っといたVoを上げてくと、途中のノイズで、「劇的変化感」が薄れてしまって、これまた面白くありません。
2ch以上のアンプで、フットSW切り替えが出来て、かつ各チャンネルの音色がソコソコなら良いのですが、音量と音色が丁度良いモノばかりではありません。
そこで、最近は、タップとか加速配合機、積層ハムバッカーなどをボチボチ試しています。
僕のような使い方で、恐らく一番有効な配線は「SW付きVoで、バイパス
可かつコンデンサ付」にすることだと思います。
ただし、クリーンから歪みに変えるときに、PUセレクターで変わるほうが、気分が良いんですよねぇ、ポットをプッシュするより(笑)。
こういう、どうでも良いコダワリのある時は、「利益に繋がるかもしれないからサービスで教える(調べる)」ショップ等で聞くか、検索・試行錯誤の中で自分で見つけるか、同様のオタク仲間のいるところを見つけるかするべきなんでしょうね。
「国内事情3 妥協?」
S村楽器のショップブランドのヒ○トリーは(積極的に公表はしてないけど)フ○ゲン製です。
Fenderブランドでは難しいものの、融通の利くショップブランドからならということで、(ボクの脅しに屈した?、年齢的に少し発言力が出てきた従兄弟等の身内連中の貢献が少しはあったようで)、ミディアムスケールのSTタイプが出ました。
昨日、ちょっとだけ時間があったので、速攻で現物を見てきましたが、実売価格41790円ですから、定価60000円弱位の造りという感じで、定価43000円のST43Mよりは、質感は良いかもしれません。
ボクのSTMとTLMを貸して採寸させたり、試作品を弾いて意見したりしたのですが、(旧掲示板に書いたことありますが)やはりロッドの仕込みとトラブル対処が難しいので、STM程はネックを薄くは出来ないそうです。
弦間ピッチも含めて、今度空いてる時に、各部を測って来る予定です。
リンク先では、画像がまだですが、仕様は二つ上と三つ上のロング物と同じです。
こちらの一番下
完コピが禁止された今、他社製の中では、一番ヘッドの形が本家に近いのは、御愛嬌というとこでしょうか(笑)
ある数以上売れれば1本現物支給、有り得なそうな数売れればマージンをくれるかもしれないそうです(笑)。
自分のギターを採寸させたり、少し意見も採り入れられて、「大物の気分を味わえた」ので(爆)、マージンは寄付するとします。
それはともかく、FenderJAPANの先行きが心配な中、押さえの妥協選択肢として残っていって欲しいですね。
(雑誌のような)Fenderのカタログも貰って来たのですが、随分安いモノや日本人のプレーヤーの紹介が増え、Squireがこちらに移ったりと、世界的に厳しい競争を強いられる中、日本市場を更に重視、、Y野楽器の提案・発言権を上げて、今までFenderJAPANに任せていた部分を、「Y野楽器経由で本家直轄統治&現地のY野の裁量権も上げて移行」という感じが伺えますね。
最近は、医者や弁護士もエバってるだけでは客離れするだけで、営業的になってたりしますが、今回のカタログからは、そんな印象を受けます。
STMやSTSの系統も、初心に帰って?またSquireからでも良いからと、Y野楽器経由で本家Fenderに頼んだ方が、発売の可能性が高いと思います。
ただし、文字通り「ネックになるのはネックの厚さ」で、仮に企画が通ったとして、ライン生産で、あの薄いネックのシビアなロッド仕込みに対応するのは、大変でしょうね。
高中氏のインタビューが前の方に掲載されていて、「成毛さん」「フライドエッグ」という文字も載ってるのが、明るい材料かもしれません。
高中氏も手は大きい方ではなかったと思いますし、メインのSTのネックは交換して使ってるようなので、それをミディアムのコンバージョンネックにして、「これは弾き易い!本格的にミディアムのSTでシグネイチャーモデルを作ろう!」とでもなりませんかね。
「生音 1」
さて、今度は次元を一つずつ上げて考えてみますか。
電気ギターの生音を@、アンプの出音をAにするのに対して、卓やPA、その他諸々を通って第三者の耳に聞こえる音をBとします。
よく、電気物で普通にバンドやってる人、特に歌の人がソロでシングルを出す際などに、自分で生ギターを弾いたりします。
「いつもバンドのガーーーって音の中で、声張り上げてるからね。疲れる時も多いんだよね。生ギターだと自分の声とギターの息吹が一緒になるとこも聞こえるから、安らいだ気分で歌えるんだよね」
みたいなことを言うと、ギターを弾かない、Bに縁のない人ほど「 (。・・。)(。. .。) (。・・。)(。. .。)ウン、分かるなぁ。こっちも聞いてても落ち着くわ。」と思うようです。
アンプラグドが流行ったのは、こういう人たちのほうが、数的には多数なんだからだと思います。
「生なんか、カッタルくてやってらんねぇよ。生鳴り?アンプもPAも使えば、そんなもん聞こえるヤツいるんかい?」という人が、バンドに理解のない人やある程度以上の年齢の人、特に女性から「ゴンゾーさん(仮名)って素敵!」と思われることは、まずありません。
「電気より生が良い」と言うほうが、広く、高尚な意見だと思われがちです。
ところで、初めて録音された時や留守電のチェックなんかで自分の声を聞いて「おれって、こんな変な声なの?」と思ったこと無い人は、少ないのではないでしょうか?
当然、自分の声は、内側から聞こえる声・振動、外から聞こえる声を他人には有り得ない耳の位置で聞いた物がミックスされて聞こえるワケで、生でBと同じように聞く機会は、一生ありません。
人気・実力のある歌手ほど「自分の声は好きじゃない」ということが多いのは、このギャップも、かなりの要因だと思います。
生ギターというのもこれに近くて、アコースティック(共鳴胴)が客側に出す音、Bにあたるモノと、弾き手の耳の位置と振動の影響を考えたミックス音は、結構ギャップがあります。
一方、電気ギターというのは、少し長いケーブルやワイヤレスを使えば、Bの音を、受け手と一番近い条件で、ライブで聞くことが出来るモノなんですね。
「音楽的にまともなドラマー」が、共通して必ず口にする悩みは、叩いてる時に自分に聞こえる音と、Bとのギャップが、一番ある楽器のひとつであるということです。
自分と同じように叩けるか、同じように聞いた音を感じて表現出来るローディーの必要性を説く人が多いですね。
「生鳴り4」
とりあえず、@「振動した方が良さそうなところ」とA「そうでないところ」を整理してみてください。
極論すれば、「@は弦の振動部だけで、あとはみんなA」ということを基本に考えた方が、整理はしやすいと思います。
よく聞く「ナットとブリッジからの振動をネックとボディ全体が受け取って振動、その振動が弦振動にフィードバックして、サスティンが増す」という話には、「ふむふむ、なるほろ」と思いがちですが、少なくとも、一つのギターが全ての有効音程の周波数に対して、丁度良い「返り振動」をするとは思えません。
ST等で、ブリッジをフローティングさせるとサスティンが増すことがありますが、リズムストローク時に、ギターの音色に疎くて音感のある作曲者などから、「音程が汚い」(クリケット奏法状態)とよく言われます。
やはり、ブリッジと周辺も動かない方が良さそうです。
当然、PUも動いちゃったら、弦の振動と相殺されるところが出るわけです。
マウント方法も色々ありますが、「直付けが一番振動しなさそう」と思ってやってる人も結構いますね。ほとんど影響のないジャイロマウントなんて出来たら試してみると、分かりやすいかもしれません。
結論としては、「生鳴りはしない方が良さそう」、特に、高いギターを買う際に、ワザワザ基準するのは逆効果。
ただし、気分的にあった方が良い人や、アンプを繋がなくても音量の大きい方が良い人は、出音がまともなら、それはそれで良い。
逆の例を考えると分かりやすいですが、生ギターにカッタウエィやPU・イコライザーを付けると、当然、生音にはマイナスですが、使用目的や利便性から、「僅かな犠牲に対して効果が大きい」と考える人は、それで良いワケです。
「生鳴り3」
以前、P誌でGibsonの@59年、A76年、BLP80と、国産のCT社とDG社のデッド・コピーのレスポールスタンダードを比較する企画がありました。
各音程のある程度のロングトーンで、ボディのどこが振動するかというのがメインでしたが、結果はGibsonの物はほとんど振動がなく、国産の物は場所によってバラツキがありました。
特にGibsonの物は、ブリッジ周辺での振動は皆無に近いものでした。
「@とCDが同じ傾向で、Bがちょっと近く、Aだけ違う」というなら話は分かりやすいですが、一番構造の違うAも、CDよりはずっと@に近い結果でした。
PEで「ストラトの国産コピーの音が伸びなかったのに、ロッドの仕込み溝を1mmずらしたら伸びるようになった。」「国産のワウペダルの部品を一個ずつ入れ替えていったら、コイルを入れ替えた後、クライベィビーと同じ音になった」という話が紹介されましたが、やはり本家のノウハウというのは「科学的根拠+説明の難しい経験からの勘」というものがあるようです。
いずれにしろ、出音がまともなら、生鳴りの良し悪しにあまりコダワル必要はないということです。
「生鳴り2」
楽器店での試奏時などは、爆音までは不可能でしょうから、「ね、お客さん、生音もよく響くでしょ?生音の良くないギターは、出音もいいはずないですよ」という風潮の方が、売るほうも売りやすいはずです。
電気ギターがメインの人は、古ければ古い程良い音で「枯れてるから生音も響くし、最高!」という人がほとんどですが、心配しなくても、切ってある木材で作ってるのだから、とっくに枯れています。
逆に、生ギターやバイオリンの音をちゃんと冷静に聞き分ける人は「(含水率が下がり過ぎて)もうピークが過ぎたから、同じのを作ってもらった」ということが少なくありません。
ところで、先日話題にしたLR氏、その新婦のヒット曲を作曲した人が新聞のコラムで、「マンションだと、生ギターの音量はちょっとお隣が気になる。かといって、ソリッドギターだと音量が小さい。そこで、セミアコが丁度良い」といってたのを思い出しました。
実際、深夜近くに仕事から帰ってきて、アンプやヘッドフォンに繋ぐのはメンドイが、ちょっとギターを持ちたいということが少なくない人もいるでしょう。
そういう時などに「ある程度生音の大きいソリッドギターは、やっぱり良い」というのも、それはそれでアリだと思います。
「ギターは結構弾いてるけど、しばらくアンプに繋いでないなぁ」って人も結構
いるのではないでしょうか?
ソリッドギターで「生音が大きくなってきて、出音が使い物にならなくなった」というまで弾いたというのは聞いたことありませんので、最初から生音がやたらデカイ物は別ですが、自分が使い込んでるうちに生音が大きくなったモノに愛着を感じて弾く時間が長くなれば、むしろ良い方向だと思います。
オールドやレリック物は「渋くていい感じだなぁ」とは思っても、プレイヤーとしての自分の歴史がそこになければ、弾けば弾くほど「浮いた気」がしてきます。
要は、新品か中古でもそれに近いモノを、生音が響く位弾き込むことが大切で、プレイヤーとして成功して、オールドギターを集めてる人も「どれか1本だけ残すとしたら?」と聞かれれば、ほとんどがアマからプロの初期にかけて使い込んだギターを挙げるはずです。
「生鳴り」
よく「電気ギターも生鳴りがいいほうが良い」「このギターも、最初はイマイチだったけど、使い込むうちに生鳴りもしてきて、その分、出音(アンプからの音)も鳴るようになった」という話は、聞いたこと無い人はいないと思います。
結論から言うと、生鳴りはしない方が、電気ギターの本来の姿だと思います。
もし、生鳴りが重要な要素であるならば、フルアコか生ギターにPUを付けたギターにかなうソリッドギターはありません。
厚くて小さいLPが、平べったくて大きくて弦長も長くてザグリの多いSTに敵うこともありません。
オールドや使い込んだギターは、含水率の低下や各部が馴染んだところで増し締めしたりして生音が大きくなり、軽くなって扱い易くもなるので、感情移入からもこういう話になったんだと思います。
野球の軟球と硬球のボールを比べると、ちょっと落としたり、素人レベルの力で打つには、軟球の方が弾みます。
しかし、ある程度以上のレベルの人が打つと、硬球の方がズッと飛距離が伸びます。軟球では、ツブれてしまって、スタンドに入れるということは、舞蹴るでも不可能です。
軟球が「生鳴りはするけど、出音の音量・サスティンが小さい電気ギター」、硬球が「生音は小さいけど、ちゃんとしたセットで、ちゃんと弾ける人が鳴らせば、出音の音量・サスティンが大きい電気ギター」と、僕はずっと思ってます。
「国内事情2」
いわゆるJVシリアルの、フジゲン製の初期の日本製のFenderのギターは、ヤフオク等でも高値で取引されてますね。
その後、他の工場で作られたモノは、細部の仕上げが甘いモノも多いようです。
海外のギタリストには、「ストラトは、(デッドコピーではなくとも、まだ、ヘッド形状がFenderと同じモノが許された頃の)Fernandsや初期のSquireが一番」と思って使ってる人も少なくありません。
エンドースの関係から、積極的に表には出しませんけど。
また、同じ歳なら女の方が大人というのはよく聞きますが、「短モノギター」に関してもそうで、男は身長や手の大きさ・腕の長さも考えずに、ヒョロヒョロ背の高いロングスケールの「ゴンゾー(仮名)・モデル」を低く構えて弾いたりして、
意気揚々とライブの音源記録を聞かせたりしてきますが、紛いなりにも卓経由で録音したものなのに、エフェクターとの相乗効果もあり、なにを弾いてるのかまったくわかりません。
女の子の方は「サクゾー(仮名)・モデルと見た目がなるべく似てて、小さいのってありませんか?」と、現実的な相談をしてきます。
造りの良さも以前程ではなく、短モノギターの機能性を尊重する風潮もないとなると、やはり、何か起爆剤がないと、日本製のFenderは、先細りになってしまうと思います。
「国内事情」
「ワタクシ共フジゲンは、元々はエレキギターを作る会社でして・・・」
3年程前、フジゲンで知り合い、職場結婚した従姉妹の結婚式に招かれた際、当然、挨拶を頼まれたフジゲンの重役の方の言葉です。
現在は、木材の仕入れルート等やノウハウから、住宅用の木材がメイン事業のようです。PEで「元々は、仏壇やミシンのケースを作ってた木工メーカーがギターに移行した」と紹介されたのと逆の動きが起こってるのですね。
(何度か言ってますように、僕の母の実家は、市の境同士のフジゲンから数キロのところにあり、僕の親戚とその親戚や友達が、何人も勤めています。)
元々、80年代のデッドコピー対策として発足したFenderJAPANですが、メキシコ製等との価格帯の重複から、最近では、明確な存在意義・価値を見出しづらいのは否めません。
ちょっとリサーチしたところでは、今の高校生や高校の頃始めて続けてる大学生には、J-POP、J-Rockしか聞かない人も多く、日本のバンドの「タイゾー(仮名)・モデル」といった、国産メーカーのオリジナルやプチ・オリジナルのギターを好む人が多いようです。
具体的には、Ibanez、ESP系、Fernandes系でしょうか。他には、M氏の影響から、本家は無理でもエピフォンのLP系など。
音楽性も、内外共に、打ち込みやヒップホップとの中間的サウンドが当たり前になっていたり、生ギターか軽いR&Rで歌と歌詞を聞かせるタイプ、Vai系の音数の多いテクニカル系、ギターなんかなんでもいいから自分でアートペイントのパンク系と、「ロック・バンド・ギターリフ・ギタリスト(ギターヒーローとまではいかずとも)・愛用ギターはノーマル目のストラト」という図式が、ほとんどないように思えます。
AriaのPEの話でDGさんと僕でちょっと盛り上がった際、例に出した他の「プチオリジナルのLP系ギター」がメインだった人が「やっぱ1本はGibsonいっとくか!」ということはあっても、「2HB・FRT・ピックガード無の元ストラトのギター」しかない人が、「やっぱ3シングル・シンクロのFenderのノーマルストラトも買わないとな」ということは、ほとんどないようです。
要するに、存在感のある国内のギタリストが「ノーマルのストラトが一番!両方持ってるけど、日本製の方が作りが丁寧で、こっち使ってる!」とでもいうことがないと、日本製のFenderが、国内でバカ売れするということはないように思えます。
「半田」
ということで、明日あたり新しい半田を買うことになると思ふのだけど、よく「ビンテージの成分・デッドストック」とか「全然音変わりますよぉ」とか言って売ってる人いるけど、??????????????ですよねぇ。
量産品などの半田付けは、パーツやコード類に熱をかける時間を最小限にするように「チョンチョン」って付けるから、コード・パーツ間に半田が入ってるのが普通で、そういう場合は、半田の成分自体も影響があるかもしれません(それでもわずかですけどね)。
例えばPUセレクターSWにコードを半田付けする場合、「コードが端子に密着するようにしておいて、上から半田で固定」するのが基本です。
「直繋がりより、高級な半田が間に入った方が良い」はずはないでしょ?
熱遮断用のクリップを数個使って、なるべく直繋がりになるようにして、ちょっと半田で固定するようにすると良いと思います。
「端子の方を暖めておくと半田が付きやすい」という人もいますが、ちょっと怖いですね。
いずれにしろ、慣れないうちは、コード・パーツ類を熱くさせてしまうことも多いので、ジャンク等の安いモノで練習しましょうね。
てんこ盛り半田で、接触不良直前になってるものもありますので、PU・SW・ポット交換の前に、良く観察してみましょう。
20年程前、高級なオーディオアンプで、「半田無し基盤」なんてのもありましたが、今でもあるのかな?
「張り切り3」
ゴマキのマグナムロックとH.A.Pは、「工具無でロック、どのギターにもペグポストの高さを合わせられる」という点で良いと思うのですが、どうも僕は「ペグポストが1本の塊」でないとシックリきません。
〜2000年位、あらゆるギターについていた後期STMのと同じペグが、僕の基準なのですが、材質やムーブレスポスト・オイルレスの新技術があるので、マグナムロックとH.A.Pになっても、精度やグラつき面で、お釣りがくるのかもしれませんがね。
現在ある6本のSTMと2本のTLMで、1本だけGOTOHの刻印が無いものがあるのですが、なにか動きが変です。
形は全く同じなのですが、GOTOHの刻印も、OEMのギターメーカーのロゴも無いものは見たことないので、GOTOH製ではないのかもしれません。予備が1セットあるので交換予定です。
30年程ゴチャゴチャやってきた中、ギターとそのパーツメーカーで、一度も失望させられたことがないのは、GOTOHだけですね。
ところで、本社は群馬のようで、旧姓が後藤さんの群馬出身の友達の妻がいるので、年賀状ネタにしてみるつもりです(笑)。
ふと考えると、マグナムロックやシュパーゼルの元ともいえる、クロコダイルというのは、FRTより大分前にあり、よくP誌に1/4ページ広告が出てた記憶があります。
雑誌の増刊号で初めてFRTの特集を見たとき、「取り付け込みで20万円。それでも輸入元は利益無」とあったのも覚えてます。
同じ本の中で、その会社のST用の400R指板ネックなんてのも紹介されてました。
そこのオリジナルトレモロ「フ○ッカー」は、「3Dのどこにもズレない、ナイフエッジじゃないから欠けない」支点の構造が良さそうですが、あれって、弦間ピッチはいくつなんでしょう?
それから、割り箸等での「なんちゃってクラプトンセッティング」は、ハーモナイズド・ベンディング等で、ベンドしない方の弦が下がる防止にも使えます。
正逆両方カマして、アームをずらせば外れる位にしておけば、ワンステージで、フロート状態の必要な曲と両方出来ますね。
「張り切り2」
後期STMを含む二点支持トレモロのセッティングについては触れましたが、下と合わせて、弦張りの際の注意です。
fourさんの投稿の中にあるように「3〜6番線張ってアームダウンして文庫を隙間にはさみ1、2を手あるいはラジオペンチで引っ張って張る」というのは、「標準化した方法+α」で有効な手です。
以前の僕は、消しゴムを挟んでましたが、厚みの丁度良い物があれば、幅が広い分、文庫本の方が良さそうですね。
しかし、モノによっては、挟んだところが支点になって、スタッドアンカーが浮いてくることがあります。
(後期STMでは、アンカーが接着してないものもあるようで、僕は全て、軽く接着しています。)
まぁ、長時間でなければ問題ないとは思いますが、接着してあったとしても、ここに余計な負担は掛けないに越したことはありません。
布類だと、押し込んでも潰れてしまい、十分にアームダウンした状態に出来ません。つまり、1弦がポストに巻き付く長さが増えるということですね。
「メいっぱい巻き数を減らして、なおかつ弦張り時のスタッドの負担を減らす」には、
壱:裏バネを外す・・・・裏パネ無しで、バネ3本張ってる人なら、1本外すのがそんなにメンドクなくてよいかも。
弐:柔らか目の棒、割り箸などを適当な長さ・形(楔形)に加工して、ボディのヘッド側とイナーシャ(トレモロ)ブロックの間に挟む(「一瞬逆クラプトンセッティング」)。
下のAの張り方で、挟み込むモノが布でも、そんなに調律は狂いはしませんので、僕は、最近は布を厚めに折り畳む程度で間に合わせてますが、気合を入れる時は、上の二つを実行しています。
なお、稀にいる「アップリセスがあるのに、ほとんどフローティングさせてない」人がやると、ペグを回さなくても、1弦の音程がEより上にいってしまいます。
「張り切り」
弦の張り方については
@最初に折り返さないで、数回巻き付ける。
A最初に折り返してひっかけて、なるべくペグポスト巻き付く回数を減らす。(SITのDSGのパッケージにある方法)
が、代表的なものだと思います。
PEで紹介していたのは、@のスペシャルバージョンで、「Bチューニングが完了した時点で、全弦が同じ回数(二回前後)巻いた状態になる」というものです。
また、@の別バージョンとして、「Cナットからペグまでの角度を揃えるように、巻き数を変える」というのもあります(実際は、ストリングガイドまでの角度に、他の弦を合わせる感じでしょうか)。
さらに、
Aを使えば、@を使う必要はないと思われますが、「最初に引っかかっていた方が良さそうだし、巻き数の余裕があれば外し辛くも無い」ので、昔からYAMAHAの弦のパッケージにあるように、「D最初に折り返して、数回巻く」という、合わせワザを使う人も少なくありません。
@では、ナットとネックの状態によっては、少し巻き数を稼がないと、低音弦の開放でビリつくこともあります(言い方としては、多分逆で、「@でビリついても、少し巻いて角度を付ければ、とりあえずあまりビリつかずに使えることもある」が正しいのかも)。
また、少し前にHIROさんが「手を大きく広げる必要のある音楽が流行ったからミディアムスケールが重宝がられた」みたいなことを書いていて、その通りだと思いますが、加えて、その時期は「ロック式トレモロ付」という名目も、それとセット状態で必要だった風潮で、手軽に付けられて、弦を上手く張れれば効果の高いENDROXが、開発・採用されたのだと思います。
しかし、ENDROXの出来る前からAの張り方は当然あったワケですし、ペグの高精度化・二点支持が採用された後期STMには、ENDROXはあまり必要ないのかもしれません。
ENDROXは、ボールエンドの横の弦の折り返し・巻きついた部分が、弦の他のところより固い為、アームダウン時のナットからの弦の飛び出し、戻した時の復元力の相違、プレーン弦での切れ等、結構、慣れないと難しいと思います。
僕は、ここ数年はLPとTLM、生ギターを弾くことが増え、BCDの巻き方を色々試してます。
ギターを弾く時間全体が増えたので、STMだけ弾いていた頃より、STMを弾く時間も長くなってますが、STMもBCDでなんとかチューニングが狂わないようにやってみて、ダメならラジオペンチで引っ張ってAで張りなおしてます。
DGさんとこにカキコしようと思ったけど、整理が終わる前に他の話題に行っちゃったし、長くなっちゃったのでこっちに書きました(笑)。
「歪み 再4」
僕は東京都の端っこのA区の生まれで、生後数ヶ月で3つ隣の埼玉のB市に来まして、実家は今もそこです。
他の土地に行った際や、住んでる友達に聞いた話をまとめると、この埼玉のB市周辺は、物価の安さと都心・郊外への両アクセスのバランスからすると、かなりポイントは高いようです。
分かりやすい例では、この辺は全国でもガソリンが最安値だそうで、理由は土地代と運送距離のバランスが良いところだからだと思います。
20数年前の中二のある土曜日、午後のパック料金みたいな設定のあるAB間の隣のC市のスタジオで、よく練習してました。
ミーティングがてらの軽食も食べて、7時過ぎに電車で帰る途中、僕のギターを見た30位のサラリーマン風の男性が話しかけてきました(まだ、週休二日が完全浸透してなかったと思います)。
「今の高校生って、どんなアンプ使ってるの?」
「(オレ中坊なんだけど・・・・まぁいいか(笑)でも、ギター持ってるの見て話しかけてくる人は結構いるけど、いきなりアンプのこと聞くなんて、素人じゃないのかな?)」と生意気な推測をしつつ(笑)
「なかなか手頃なサイズの真空管アンプがないんで悩んでるんですよ」
「おおおお!流石、分かってらっしゃる!」
と、やたらに丁寧なヨイショが入りました(爆)
当然、意気投合すると、裏に自宅の電話も書いた名刺をくれて、その時は別れました。
「歪み 再3」
GUYAのVA1000(だったはず)という、10Wの2chプリチューブアンプは、FCNが生産中止後、新H&M30出るまで、唯一、GUYAであった30W以下のチューブアンプです。
以前に他所で書きましたが、歪みはやや人為的ですが、ミッドナイトSWもあるし、家で使う分には十分という印象でした。
クリーンチャンネルの音量がもう少しあって、なおかつフットSW切り替えが出来れば、小さいハコのライブでも十分使えます(これ以上クリーンの音量を上げる設計だと、歪みっぽくなってしまうようです)
。
久しぶりに引っ張り出してきて鳴らしてみると、かなり攻撃的な歪みで、ハーモニックも極太です。
「こんなに派手なもんだったかなぁ?」と思ってると、SPが旧H&M30の物にしていたのを忘れてました(笑)
旧H&M30には、後付けで買ったG8Lー35を付けて売ったので、元SPが余ってたんですね。
しかし、どう聞いても「1959そっくりな音」ではなく、「「1959そっくりな音」と紹介された時の300FCの音」がします(笑)
5000円程で買えることもあるようですので、それ位で見つけたらなら(ノーマルSPでも)買ってみても良いかもしれません。
「歪み 再2」
アンプ同様、ギターも取り敢えずは「フルテン」で最初に特性を掴むのが普通になってると思います。
ところが、これもLPやSTの基本設計時には、「バリエーションの一つ」位だったのではないかと思います。
LPのリヤのToneやF+Rのミックストーンは、ほとんど使わない人が多いと思いますが、これは、「後に出来たHR・HM」でのことで、本来の使用目的のJAZZやそれに近いBLUES用などでは、アンプを「歪みツブれない」セッティングにしておいて「FRミックスで、各ツマミを「4568」「8647」」なんて「有り得ないと思っていた中途半端な組み合わせ」も色々試してみると良いと思います。POPな物にも合うセッティングがあるかも知れません。
「とりあえずToneを絞っておいて、必要な固さだけ足す」という物ですが、アンプの切り替え・エフェクター・PA・ローディー(ボウヤ)なんかが充実してくる以前は、ギター側だけで多様な音色を作れるようにしておく必要があったこともあると思います(Toneを絞っておいて、マージンを確保しておく・・・分かるかな?)。
STは、元々はハーフトーンの設定は意図されてないと思いますが、こちらもHR・HMではありえない、F+MでToneの組み合わせをイジってみたりしても、損はありません。
また、回路図ではなく、「実装配線図」(要するに「絵」(笑))をアップしてくれてる人もいますので、「F+R、F+M+R、RにTone」など、MのToneポットを利用すれば、何も買わなくても色々試せます。
気分転換に、アンプ・エフェクター・PU等、つい買ってしまう人も多いですが、既存機材のセッティングの活用や、戻せる範囲での小改造の方が楽しいと思います。
半田付けが苦手な人などは、ジャンクギターを買ってきて、練習するのも良いと思います。
ただし、その後、塗装にも挑戦したくなった場合は、熟考してからにした方が、身の為です。
休日を丸一日潰して、残った物は、タレ・ホコリ・色ムラ満載のボディ、異臭と汚れと家族の顰蹙、乾燥が終わるまで手直しも出来ずに、不安に駆られながら、次の休日までの一週間、仕事を続ける気力・根性があるか、しっかり自問してからにしましょう。
「歪み 再」
1959HWを鳴らしてきました。
手持ちの@71年の1959、A(ちょい前らしい、元舞蹴る所有の)1987、B数年前の1959のリイシューと比べてみましたが、真空管やスピーカーの状態が違うのでなんともいえません(笑・・・それらを入れ替えて試せればいいのでしょうけどね。SPは、持ってけば試させてくれるかもしれませんが・・・デカい)
ただし「ノイズがBよりもずっと@Aに近い」ので、やはり根本的から違うものなんでしょう。
ネックはやはり値段で、本物同様に個体差があるとすれば、ちょっとあれだけ出す気にはなりませんが、1959HWが出せるようになったことで、本物の修理やメンテに対応してくれるようになれば良いと、密かに期待しています。
また、セッティングに関して、「適当な音量で、Toneを全開にしてから、不要な部分を下げて、ちょっと(マスター)Voを上げる」というのが普通で、僕もたいていそうしてますが、「Toneを全部閉じて(ゼロ)にしてから、必要なところまで上げる」という逆の方法を取る人は、昔から(内外のプロにも)結構います。
これは、下げるより上げる方が、前の音色のイメージを払拭しやすいし、音の変化が積極的な感じがするからだと思います。
チューニングの際に、低い音程から合わせるのに似ていますが、なによりも(何度も言うように)「基本設計が、全開で歪んだ音を出すために作られているワケではないので、それを考えた上でのセッティング方法の名残」だと思います。
ある程度の知識と経験のある人は、全閉からの方法は必要ありませんが、イメージの掴みづらい人や、同じ機材で違うジャンルをやる時、自分の慣れていないアンプを使う時などに備えて、知っておいて損はないはずです。
「利き手」
DGさんのとこで少し話題になったので思い出しましたが、本来、右利きの人が左手でギターのネック側を受け持つ弾き方の根拠は、(PEでは「特に根拠はありません」と言ってましたが)普通に考えると右手で複雑なフィンガーピッキングが必要なクラシックからきていると思います。
まぁ、初めてなにか始める時には、どっちで初めても大差はないとは思います。
G・ムーアや岡本綾子氏(スゴイ組み合わせ(笑))は左利きだそうですし、イチローもゴジラ松井も左打ちにしてますものね。
変わったとこでは、SBの王監督は、ゴルフは右打ちでやってますがシングルプレーヤーです。
僕の兄は左利きで、第一子の長男ということで、(当時は当たり前だった)強制矯正するかかなり悩んで、参考文献を集めたりした後、結局、そのままにして育てたようです。
「間接技」
「YMM P誌」のバイトと、麻雀もそこそこやっている関係から、若い頃には、頭数合わせで「出版社系の麻雀大会」に出たこともあります。
その大会の象徴的存在の「麻雀○浪記」の著者のA田氏は、本名の方では、直木賞を取ってたりジャズの評論もしていましたので、K山T夫と交流が浅くなかったようです。
何度か参加している間に、そこそこ勝ったこともあり、A田氏に顔を覚えてもらえ、K山氏に紹介しても貰いました。
K山氏自身も、日米両国のパブで弾き語りをして、小ギャラを貰える位であったそうで、音楽話をしているうちに、ヌシ先生の若い頃の話を、結構聞かせて貰いました。
差し障りのないところ(笑)では、何かのイベントで、ジミヘンにそっくりの友達にそれっぽい衣装を着せてギターを持たせて、ポンッとステージの中央に押し出したところ、客は異様に盛り上がったそうですが、ギターなんか弾けないから、オロオロしていたので、慌てて、ソデに引っ張り込んだそうです。
他にも色々聞かせて貰いましたが、K山氏は、自身のエッセイの中で、「事実を元にウソで味付けする。若手相手の活字にならない話では、それがエスカレートして、原型をとどめないことも多い」と言ってますので、公表するのは止めときますかね。
「一寸先は・・・光?」
「ウチの親父さぁ、休みの日には色々料理作ってくれて、どれも結構美味かったんだけど、あの焼きそばと炒飯あわせたのだけは、嫌だったなぁ」
「時代劇も色々主役が変わったり、新しい企画も出たり消えたりする中、ズーっとほとんど固定パターンで続いてるのって、「暴れん坊将軍」だけだよなぁ?それ考えると、(イメージ的に)あのマツケンサンバだけは止めたほうがいいと思わない?」
前者は僕の友人の5年程前の発言、後者は僕が10年以上言い続けてることでした。
「なにが流行るか、まったく分かりません」というのの典型例でしょうか(笑)
また、数年前までの10年間程は、B級映画の主役紹介欄で「ドナルド・サザーランドの息子。一時はジュリア・ロバーツと婚約していた」と書いてもらうしかなかったキーファー・サザーランドですが、親父も元婚約者も年を取って一時程の勢いの無くなった頃「24」が異常にヒット、今では「あのキーファー・サザーランドの実父」「あのキーファー・サザーランドの元婚約者」というのが常識化してしまいました。
ちょっと調べたら、キーファー・サザーランドは、僕と一つ違いで、
なんと同じ誕生日でした。
そうなって考えると(謎)、僕も、もう一花咲かせるのかもしれない・・・・・頑張ろうかな(爆)
「意味深」
ヒスコレと現行スタンダードの中間的な立場の50’と60’のレスポールは、スモールヘッドや塗装など、大分オリジナルに近くなってきています。
しかし、ヒスコレとの差別化として、所謂、ディープジョイントにはしないようですね。
ここのところ、OrvilleとEpiphoneのLPを見て、再確認したことは、「ディープジョイントの必要性の疑問」です。
Orville by Gibson⇒Orville⇒Epiphone
という、日本製から韓国製への「木工レベルの下がる」動きの中で、最初のフジゲン製はディープジョイントではなく、その後、中途半端なディープジョイントやボルトオンのディープジョイントなんてのもありました。
また、LP80が出た直後には、ビンテージと76年以降の再生産品、LP80との比較の企画があって、「接着剤の違いが大きい!」ということから、楽器店でニカワが売ってたりしましたが、「実は、接着剤の質や乾燥中の固定の関係から、「強度を十分に稼ぐために」ディープジョイントは採用されていた」という説を、僕も支持します。
要するに、「良い接着剤・接着法があれば、必要ないかも?」ということです。
最近、上棟(建前)が終わったと思ったら、アっというまに家が出来ていたり、格安で短時間の自動車板金チェーンが出来たのも、乾燥時間が短く強力な接着剤やパテが出来たおかげですしね。(毒性の弱いモノに移行したので、少し後退はしたようですが・・・)
更には、「木材の間に接着剤が入らない」「(温度・湿度による木の変化に対応して)締め具合を調整出来る」点から、セットネックよりもボルトオンの方が、サステインに有利な気がします。
ボルトオンネックは、倒してぶつけた時に「逃がし」がある点も、無視出来ない要因です。
要するに「「重い・弾きにくい・壊れやすい・値段も高い」LPに、更に効果が謎なディープジョイントまで求める必要はあるのか?」ということです。
「Fis」
「♯6つ」というのは、歌や鍵盤の人にはキツイものですが、ギターには、響きと運指が結構向いてるんでしょうかね。
ある御大は、「指板の端から端まで使えるから好き」だと言ってましたが、要するに「アイオニアンの運指が、開放弦使わないで使える一番ローポジ側」ってことですね(Fkeyでも、開放弦の時はナットの上を押さえて、そのままの運指で弾くという、「強引」「荒技」という言葉さえ可愛く感じさせる、私の関西人の友人もいます。誰とは言うまい・・・・(爆)
また、その御大の方は、Keyの融通やハーモニーの感覚がかなり弱いと、本人もベーシストのプロデューサーも言ってますが、加齢やその日の調子でハイがキツイVoにKeyの対応をしないで、「あいつは歌えないヤツ」と言って毛嫌いしてるところもあるように感じます。ブートレグを聞くと、4人組みで、それぞれVoとDrの亡くなった英国の大御所バンドは、その日の調子で、かなりKeyや歌メロをイジってますし、初代のギターが亡くなった某バンドは、「A=440前後」からかなりズレテも、シンガーのその日の最高音に合わせて、「相対調音」でやってます。昔は、鍵盤のいないバンドにしか出来ませんでしたが、少し前からは、シンセも簡単にピッチトランスポートができますからね。ギターだけで弾き語りなんかする人は昔からやってるので、「相対音感」のある人は、「相対調音」でやってみると、案外いい結果出たりしますので、試してみてください。絶対音感あると、気持ち悪いかもしれませんが・・・)。
ついでですが、カラオケでKeyが高過ぎる場合、ピッチトランスポーターでKeyは落とさずに、なるべく上げてオクターブ下で歌う方が、音程も取りやすいし、全体の音も歪んだ感じになりづらいので、こちらも、忘年会に備えて試してみて下さい(笑)。
裏付例としては、速弾きで有名だったある米国人のギターリストは、やはり、バンドのシンガーが声が出なくなったのが嫌でバンド辞めちゃったんですが、その後シンギングギタリストを目指して、自分のソロライブで、(以前から好きだと公言していた)ある有名人の妻のいたグループの曲を歌う際、ベンド不可能な位ギターのチューニングを上げて、歌はオクターブ下で歌ってました。
Fisと言えば、例の「ダンダダ/ガダンダ」のリフで、ピックの返しやミュートが上手く出来なくて「ガ」がクリアに出せないとか、空振りするとかは結構ありがちですが、先日、親類の高校生のライブを見に行った時、
トリの対バンのギターの兄ちゃんは、後ろの3つの「ダンダ」がほとんど聞こえずに、「ダンダダ/ガッ ダンダダ/ガッ 」で全編押し通してました(爆)。
「あれじゃぁ、1959のリイシューが泣くよ。弾けないんだったら、ミュートした音で「ダンダダ/ガ×××」のが
まだマシだよ。それか5弦ハズしちゃうか、KeyをEにするか、6弦だけ半音か全音上げて開放と12フレットで鳴らしてみれば?」
と、雑用も必死でやる高校生に対して、我がもの顔でやたらエバってたんで、ちょっとイジめてきました(笑)
「英国」
「Queen 追加公演決定!」って、ホントにP・ロジャースでやってたんですね。
数年前、P・マッカートニーの「マーキー原点ライブ」では、イアンペイスとギルモアがやってたりもしました。
(ちなみにペイス先生、その前後にニュース○テーションで「煙上水」やった時、バチを落として難儀してましたなぁ(笑)「バスタムのホルダーから、いかに早く予備バチを取れるか」は、プレイ以上に大事だと言う人もいます。)
リユニオンや別ユニオンは色々なメンバー構成がありますが、一番笑えるのは、ELPにコージー・パウエルが誘われた理由が、「P」だからというものでしょう。
某国の「Pんた」さんじゃ、ダメだったのかな?やっぱ(爆)
更にDr.ネタとしては、普段「遠隔ボールジョイントの左足用バスドラペダル」(ちょうどPEの頃、ナイトレンジャーで有名になったアレ)を使ってるJ・ボーナムが、「移民グラントソングなんかの時は、ちゃんと左足を観客に見えるようにして、右足1本でやってるよ」というのも、プレイヤー以外には分からない無意味なコダワリですね(笑)。
「普段はストラトでアームを普通に使ってるけど、これやる時は、ちゃんとネックベンドで音程下げてるよ」ってのと同じかな(爆)
「コピーと本物」
みなさん御存知の「肉桂」というバンドのギターさん(薬剤師だったはず)
が、20年程前に、レギュラーラインにはないEDSー1275のオーダーを打診したところ「J・ページのどのヤツだ?彼は3本持ってるはずだ」と言われて、一番有名な長ヘッドのヤツと同仕様でと頼んだそうです。
ところが、「それに対応出来るシーズニング済の木材ストックがないので、短ヘッドなら数ヶ月で出来るが、長ヘッドは何年もかかる」と言われ、仕方なく、ヘッド以外はドンズバの物を90万円でオーダーしたそうです。
数年後、限定かレギュラーで長ヘッド物が60万で発売。その後、やはり誘惑に勝てず、結局、(オーダーやオールドかもしれませんが)長ヘッド物も購入したそうで、
今回、HIROさんの発信で、このエピソードを思い出しましたので、書いておきました(笑)。
音や質感は、最初のセミオールド材の短ヘッド物の方が好きらしいですが、バンドと本人の性格上(笑)、やはり長ヘッドは必須のようですね。
グレコのコピーには、広告に「ジェームス・パトリック・ページ的!」と「アタシ的にはぁ」の「「的」表現」の先駆け的コピーのドンズバ物もあったんですけどね。
やはり、LPやSGとは別にネック材を確保する必要もあるので、本家も他家も、長ヘッドは多くないのでしょうか。
当時のグレコの広告といえば、58’のコピーで退色系のEGF−1200(僕も一時所有)のには、当時その言葉がなかった「ディープジョイント」のアピール、最高機種のEGF−1800には、本物と両方使ってるツイストの松浦氏が出てましたね。
そういえば、世良氏のバーストは、AT氏に行ったんでした・・・(懐)
「情報」
予備校の例を出したついでですが、塾や予備校の講師が「ここは絶対出るから、しっかり覚えとけ。あんな参考書はダメだ!オレのやり方でやれば間違いない!」と言ったのを聞いて、後に「あんたが絶対出ると言ったことは全て覚えたのに、不合格だった。どうしてくれるんだ!」「オレも、その後教える側になったが、当時のあんたの指導法はおかしいよ。」
「宅の息子は、お宅の授業全部出て、この通りノートも全部取ってます。なのに不合格なんざますよ。「ここは絶対出る」って断言はマズいんじゃないざますか?それを完璧に覚えるのに時間を取られたから、不合格だったんじゃないかと思ってます。ワタクシもその後調べたざますけど、他の予備校や参考書とは、随分、違うこと仰ってたようじゃないですか!」という人っていますかね?
人にモノを教えたことがなく「不特定多数の実力を把握出来ない相手に対しての、ヤル気を出させるような情報発信」というのを理解出来ていない人は言うかも知れませんけどね。
断言タイプのカリスマ講師Aさんにキッカケを貰って、その教えを尊重しつつも全てを鵜呑みにするわけではなく、自分なりに試行錯誤後、それなりに成功したBさんがいたとします。
そこへ「「当時」のAの発言はおかしいよ。あそこはもっとこうするべきだったんだよ」と言う、一緒に授業を受けてたCさんって、よくいますけど、その人、いったい何がしたいんでしょうか?
「Bくん、キミは判断力もなく、調べることもしない人間で、Aさんの言うこと鵜呑みにする人間だった「はず」だから、(もう受験は終わっちゃったけど)後でオレが調べて会得したノウハウの方が「正しいこと」だから、「今はきちんと成功しててオレより影響力ある」キミが、「Aは間違いで、後でCが会得したノウハウ通りやってれば、もっと成功したはずだ。」と言っておくれよ。そうすれば、(今は教えてる)オレの生徒が増えるからさ。当時Aの授業を受けてた他のヤツラも、また、受験する気になって、オレのとこ来るかもしれないしさ」ってことなんでしょうか?
Cさんの言うことが正論だとしても、トータルではAさんに世話になったことの方が多い(まともな大人の)Bさんが、(少なくとも人前で)Aさんのこと否定するはずないでしょ?
Bさんにだけ言うか、Aさんとこに直接質問状でも出すべきじゃないのかな?
いずれにしろ、Cさんも断言してる段階で、矛盾があるんですけどね。
子供用の命に関わる薬の処方を、間違ってるのにしっかり調べもってせずに強要したとか、投資サギ的に資金を集めたとかなら、話は聞く価値もありましょうが。
(誤解を恐れずに言えば、アスベストの危険性が分からなかった当時に、その採用を決定した責任者を、今になって追及する人も、リスクを考えない投資家を擁護する必要もほぼ皆無です。)
僕の周りでも、浪人して予備校に行って、現役時代からは予想も付かないレベルの大学に合格した人のほとんどは、何回か一通りの授業を受けて、7月位からは、使えそうな授業を数コマしか受けないで図書館や自習室で自学した人ばかりです。
内容はあまり使えない(自分には合わない)けど、話が面白いから、息抜きに週一コマだけ「見に行く」なんてのも多かったですね。
要するに、自己責任の一般論を言いたいのですけどね。
「政党 3」
今回、予想以上の与党圧勝に終わりましたが、此処まで開くとは思わずとも、準備の出来ていない時に党首にされた野党第一党の党首が、、更に準備の出来ない時期の選挙に対応できるはずありません。
やはりトドメは、唯一最大の仕事である「国会審議をあきらめる党」が、「国をあきらめない」と言っても、信用する人はいませんわな。しかも、前の選挙の際、他の党の党首が考えたキャッチコピーだそうですし・・・。
OK田さんは真面目で「マトモな人間」で、僕は好きですが、誠実なビジネスマンとしては成功するでしょうけど、政治家としては難しいと思います。
KさんやO沢さんが党首になったら、与党より印象悪くなるんじゃないかなぁ。
これで、いつ切られてもおかしくなくなったコバンザメ党、だから、野党の時代の方が良いって言ってるのに・・・。
刺客や落下傘なんてのは、当たり前のことで、「ふるさとに守られた」なんて言ってる人は、県知事にでもおなりなさいって。
地元に利益誘導を期待してる人も、今の形体だったら、「地元の人を国会に送る」より「霞ヶ関で実績のある人に地元で当選して貰った」方が、遥かにメリットあるんじゃないかな?
いずれにしろ、政治家というのは予備校の講師みたいなもので、タレント要素も必要なのでしょう。
実際の予備校の質を決めるのは、入試傾向の分析・教材・模試なんかを作る人達で、これが公務員にあたります。
講師も、若い頃や担当コマの少ない人は、独自の教材なんかも作りますが、人気が出てくると「地方遊説」などで時間を取られてしまうところもソックリです。
「政党 2」
そんじゃぁ、こないだの1億円みたいに、主に企業や団体から入る政治家への「献金」って、どこへいくのでしょ?
直接間接の程度は様々ながら、結局は利益を受ける、選挙民に回ってるワケですね。
以前よりは規制も厳しくなりましたが、「あのセンセは、橋作ってくれた」「セガレの結婚式に、ン万包んでくれた」「あのヒトに地元のこと、ナニが分かる?」なんて言ってるヒトがいるうちは、政治改革などできるワケありません。
目先の利益追求も皆無とはいかないでしょうが、外交等をしっかり出来る政府を作る為の犠牲を、少しは受け入れる覚悟がないと、例えばオイルショックのトバッチリをモロに受けるのは、むしろ地方の方なんですけどね。
前々党首が某氏の従兄弟の野党第一党は、先日の審議拒否をした段階で、もう今回の敗北を受け入れてしまったのと一緒でしょう。
「別の自由主義政党」というコンセプトは理想かもしれませんが、改革政党は、30か40代のカリスマ性のある人が複数出てこないと、難しいと思います。
政治改革より、政教分離改革が必要なコバンザメ党は、野党時代の方が、その基本理念はともかく、福祉重視の個々の法案は支持出来るだけマシでした。
お宅の党の変わり身は、「そうはサセンザキ」。
今回なくなるかもしれないオムライス党でさえ言ってないのに、選挙前から「ウチは野党」と言い切ってるとこもありますね。旗の色が赤なのか白なのかハッキリさせてください。
福祉や労働組合がなくならない限り、「主流とはなりえないけど、発言力はそこそこある」1・2割位は議席があった方が良いんですけどね、ここが。
でも、お宅の党って、「税金はバンバン上げるけど、福祉・行政サービスは充実させます」ってのが、唯一最大の理念じゃないのかな?本来、所得税50%、消費税30%以上とかを目指すんじゃないの? (・_・?) ハテ?
結局、どうすれば良いんでしょうか?とりあえず白票でも良いから、選挙に行ってから、みんなで考えましょうね。
「政党」
旬ということで、各政党について見解を述べておこうかと思います。
まずは現与党ですが、ここの最大の罪は、政治運営にならまだしも、選挙にカネがかかるようにしてしまったことです。
よく「与党政治家はこのようにして私服を肥し・・・」などといいますが、こういう人達も「車好きだから、そのカネでフェラーリを色違いで3台購入して乗り回し・・・」とか「58・59・60のレスポールサンバーストを、1本ずつ各1000万円で購入し、それぞれのキャラの違いを堪能していた・・・」ということは聞かないはずです。
ほとんどが、次の選挙で安定票を取れる為の資金とか、そのカネの世話をしてやって、党や派閥内での発言力を挙げるため、つまり政治活動の為に使っているのです。
企業からの利益供与も、「東京での一等地のマンションの家賃を肩代わり」「第三秘書をグループ企業の社員扱いして、給与はそこから出してた」等、よくある「公務員が横領したカネを博打の返済や女性との交友費に使ってた」とかいうのより、「ワタクシしていた」という概念は弱いはずです。
例えば、ある会社の中間管理職の人間が、役得で、得意先から商品券や割引券を貰ったとします。
それを全て自分の為に使うワケではなく、(飲み会の経費も落ちなくなった昨今)換金して部下にオゴルのに使うみたいな場合に似ています。
「Identity U」
僕がマトモな電気ギターを初めて買おうと思った頃、「最初にSTなんか使うと、ギターは上手くならない」という風潮がありました。
全体に手軽に弾ける操作性・軽さに加えて、「R・ブラックモアならまだしも?(当時出始めた)EVHみたいにアームを使うと、アーム無では何にも弾けなくなる」とか「シングルコイルPUは歪まないから、エフェクターを使いがち。まずはHBでナチュラルディストーションの感じを掴んだ方が良い」みたいなことが盛んに言われてましたね、この国では(笑)
「どっちでもいいんだけど、STはロングスケールしかないから、LP系でネック細いの選んだ方が良い」というのなら、まだ分かりますけどね。
結局、行き着いた結論は、基本的には、自分に弾けることが全て弾けるのはSTMなので、最低1本は常に弾ける状態にしておいて、あまり音数が多くない方が良い時(パワーコード中心とか)はLP,R&Rの歌のバックなんかはTLM、ポップな歌のコードの感じを掴みたい時は生ギター、単音でもコード感を感じて、和音の広がりを模索する時にはベース、など、気分で使い分けてます。
STがメインで結構色々弾ける人が、タマにLPを弾く時の苦難は以下。
「(なんでだか分かんないけど、多分重いから)これが一番音が良くて、高いギターなんだよ。まいったか!俺だって、買ったんだよ。無茶言うなよ、ネックが折れ易いから、派手なアクションは出来ないんだよ。いいんだよ、いつもの6連符なんか弾けなくても。高い方もほとんど鳴らしてない?ハイポジが弾けないこと位、見れば分かるだろ?1弦が鳴ってない?これはこうやって低くして弾かなきゃならないギターなんだから、タマには1・2弦まで、ピック当たらないこともあるんだよ。いいんだよ、J・ページも使ってるんだから。J・ページとペグが違う?チューニングが甘い?だから、アームだって付いてないんだよ。ペグを変えるには、ヘッドに穴開けなきゃいけないんだよ。穴開けちゃったら、カネに困った時、売りずらいんだよ。ボディが重いんだから、ヘッド落ちの心配ないのに、なんで今だにプラ製のノブのペグなのか、オレだって分かんないんだよ。クリーンに鳴りきらない?
HBなんだよ、PAF直系で・・・パフィーのアメリカでのブレークとは関係ないんだよ!これが一番のハズなんだから、これでいいんだよ。変な横縞の線が出てるから安かったのかって?フザケルな!虎目、トラ杢、フレームメイプルを知らんのか!そうだよ、メイプルシロップのメイプルだよ!お前のギターのネックだってそうなんだよ!硬いから、ギターの材には最適・・・・そうだよ、でもこのギターのネックはメイプルじゃないんだよ。高いのは、メイプルリーフ金貨とは関係ないんだよ!木の原産国が一緒な位なんだよ!大○愛のヤツの方が色が綺麗でかわいい?・・・・もう許して・・・・ (ー''ー;)ウゥゥッ」
「Identity」
簡単に言って、「同時期にFender系とGibson系を使い分けているギターヒーロー」って、ほとんどいませんよね?
Beck師匠やClapton、Richie御大は、Gibson系使いだったのが、ある時期からSTへ、逆のパターンは、J・ページがTLからLP位しか、あまり知らないよなぁ。
普段はST使いが、たまにTL、LP使いがたまにSG・335なんてのがある
程度ですよね。
レコーディンでは、結構、ライブでは使わない他系統のギターを使ったりしているんでしょうけどね。(イングヴェィが、結構Gibson系を使ってるという、裏情報もありますが・・・未確認。J・ページは、結構TLを使ってると思ふ)
もし「どれか1本だけ」と言われたら、やはりSSHか2HBでタップ可能なSTだと思います。
自分のアンプを持ち歩かないことも多い、都内のスタミ・ギター屋さんにもっとも多いのが、そのパターンのギターです。
やはりSTは、「立奏時と座奏時の差が少ないけど、形が変じゃない」
というのが大きいからだと思います。
尖がった変形ギターにも、案外、差がなくて弾きやすいモノがありますが、置き場所や移動時、ケースの出し入れに気を使うことが多いですな。
HBのコイルタップも、メインのシングルコイルPUとしては使えませんが、Ch切り替えスウィッチのないアンプや、あってもHBでは歪みが残ってしまうアンプで、「クリーンでアルペジオ→歪みでグギャ〜」みたいな構成の曲には、有効でしょう。
J・ページやR・ローズやる時はLP、リッチーやイングヴェイやる時はST、なんて使い分けるのが楽しいところですが、アマチュアでも、ライブハウスなんかで名前の通ってる人は、イメージが定着してしまって、どちらかに絞ってる人が多いようです。
「ホントは、LPでZEPみたいなのやりたいんだけど・・・・いいVoがいないから、ギターの音数増やさざるを得ないから、やっぱ操作性でST使ってるんだよね」
「STだと弾きすぎて、Voの邪魔しちゃうんだよね」
変装して、別のバンドでやることをお薦めしています(笑)
「地元」
「タバコは地元で買いましょう」って、まだ、役所なんかには張ってあるのかな?広告禁止に触れるから、これもなくなったのかな?
タバコを吸わなくなってからも、基本的によほど安いとかでなければ、なるべく地元でなんでも買うようにしています。
選挙戦も始まるようですが、物乞い政治家と地元への利益誘導型の選挙民の関係と根本気質を変えない限り、政治「改革」は、まず無理だと思います。
メッキが剥がれても、なお絶叫しつづける某氏などは、どんな失言をしても、、親の地盤がある限り、落選することはないでしょう。
ところで、国際試合で「日本頑張れ」とか、国内のニュースで「埼玉県○○市」と聞くと「お、ウチの市だ」と思うことはあっても、「ウチの県の話だ、見なくっちゃ」ってことは少なくないですか?
議員というのも、公共事業などで地元に密着する市会議員や、大きい予算を動かせる国会議員と違って、県会議員というのは、中途半端で、なにもウマミはないそうです。
よって、公務員も、県職員は板ばさみ状態で、出来ることは少ないと思えます。
これは、(今はなんというのか知りませんが)F2とかF3000、フォーミュラニッポンというのが、F1とF3の間で、中途半端で定着せずに、ころころ名前や企画・規格を変えていて、レーサーにとっても、F1への腰掛の意義しかなかったのと、まったく同じでしょう。
つまり、都道府県の意義がないなら、廃止して市町村の権限を増やすなり、逆にしっかり立て直すなりして、地元密着の話はそちらに任せて、国会議員は、国レベルの仕事に専念出来るようにすることです。
国会議員は、毎期か二期ごと位に、出馬する選挙区をランダムにクジで決めて、全国募集の部員で成り立つ「県代表」による全国大会を、有力2紙がスポンサードして、公共放送が全試合放送する時間を、議員の活動内容の報告か討論会にでも使うべきでしょう。
「DIY」
スパロゴ2号のネックは、細部観察なしで慌てて拉致したため、指板の塗装剥がれ以外も、結構気になるところがありました。
DGさんから最終見積もりを貰って、例によっての良心価格を更に上回る(というか、「下回る」というか(笑)。「良心は上回り」「価格は下回る」ですね(爆))提示をいただいたので、速攻で入金も済ませました(爆)。
工程をアップしてくれるでしょうから、あまりこちらでは触れないようにしておきます(笑)。
さて、希少なネックはプロにお任せできたので、ひと安心。
そこで、昨日は、再生ブツ用の資材・道具を見てきました。
既述の5つの常用ホームセンターは、車で20分以内というところですが、
昨日は、30分位のところまで足を伸ばしてみました。
そこは、衣食住の総合センターみたいなデカイところで、DIY部門もかなりデカイです。
まず、目を付けたのが「ウレタンの2液のスプレー」。ワシン物の横にあったのですが、中で分割されている2液が、噴射時に混るようです。
「一日で使い切ること」と書いてありました。
HIROさん発信によると、ハケ洗いの薄め液の処理とかが、僕には大変そうなので、これのクリアーをシーラー代わりに使ってみようかと思います。
ボディ・ネックをまとめて何個か下地磨きしておいて、1個目がヨサゲなら、残りも続けて、一気に使い切らないといけないのが面倒ですけどね。
「ISAM」というメーカーのモノで、(1000円強のワシン物の2倍の)2000円強でした。
例の「使用後も返金可能」なところにもあれば、すぐ買って使ってみます。
(カネより、余ったスプレーって、処理に困るからね)
次に磨き関係を見ていたら、ペーパー系の横に綺麗な色のシートが、まぁ、どこのセンターにもありますな。
何番まであるのかと見ていくと・・・・「10000番」(汗)
中学の頃、美術の木工作品の仕上げ競争で、耐水ペーパーの「番手争い」があって(爆)、まだホームセンターがそうそうはない頃だったので、2000番を見つけて来たヤツが優勝したのを覚えてますが、10000番とはねぇ・・・・。
数字的にも、カメラのシャッタースピードの争いみたいですわ(爆)。
「奏法 V」
元PEリスナーであれば、ギターを選ぶ際、「手の大きさとネックの大きさを考えないといけない」というのは、今更聞くまでもありませんが、ほとんど触れられない、腕の長さとか体の大きさや形も、一度、しっかり把握しておいて損はありません。
仮に手が小さめでも、腕(正確には、体の幅も含む、心臓あたりから手首までの長さ)が長ければ、弦に対して垂直に指を持っていけるので、結構手が広げられるのが分かるはずです。
そこで、以前から僕は、例の「親指を外して、2弦の5フレと1弦の12フレを同時に鳴らせるか」という測り方より、「(座っても立ってストラップを掛けて弾いても)ローポジのFで、ロックンロールの6thと7thの基本リフが弾けるか?」という測り方を薦めています。
後者だと、手の大きさだけでなく、腕の長さとのトータルで測れるからです。
更には、前者だと「実際こうやって弾くワケじゃないけど、目安として・・・」と説明しても、「別にぃ、こんな弾き方するワケじゃなきゃ、出来なくてもいいと思うしぃ」という無礼者にムカつくという可能性がありますが、後者に対して「あたしぃ、こんなの弾かないから、出来なくてもいいしぃ」と言い切る人間には、「ロックを弾くことに関して、自分とは別世界の人間だから、指導不可能」という決断が可能という利点があります(笑・・・無)。
実際に、体型を考えずに選んだギターを弾いてる人が、12フレット位をヘソの下辺りにして弾いてるのを見ることが少なくないのが、この話の証明です。
(まぁ、5フレットより上を弾くことのない、ロックンロール系のバンドのシンギングギタリストが、TLやLPをあの格好で弾くというのは、一つの視覚効果もあるでしょうけどね。ST等のWカッタウエィでは、サマになりませんね)
また、最近、STM以外のギターを弾くことも多くなり思い出したのは、右腕の長さが、かなりピッキングに影響するということです。
ピッキングの場所・角度によっては、結構右腕を上に押し上げる格好になり、ヒジから肩にかけて力が入ることがあります。
更には、昔の雑誌のインタビューには、「ピックを弦に平行にして、トレモロピッキングの練習をした」という人が、複数いたものです。
ビデオの中でヌシ先生は、「ピックの角度はどうでもいい」と言ってましたが、僕は、「フラットピックでハミングバードのパターン位弾ける」ようにするのは、余計な力が入らないようにするとか、弦のテンションとピックのシナリ具合を体で覚えるのに有効な練習方法だと思います。
フラットピックだと、前回書いた「弦の振動範囲内にピックの存在する時間・面積が多くなる」ので、斜めに当てるより弾き辛くなるはずです。
逆にいえば、フラットピックでも弾ける位になれば、好きな角度で弾くときに楽ですし、「弦を切る捨てる・はじき飛ばすようなロック系のピッキング」では出しづらい、他の音色も出し易くなります。
トータルで考えると、普通にローポジからハイポジまで弾く気のある人は、ギターを弾くときだけ、右腕の長さを5cm位左腕に回せると、便利だと思いますね(爆)
「STM」
立続けに2本やってきました。
舞蹴るの物を取り敢えず「身内価格」で引き取って、ヤフオクには(出すとしても)、ボーナス時期までは出さないと思うので、ついに6本になってしまいました。
STM−75DMは、(DGさんのとこでも、ちょうど話題になってますが)やはり「全体ムラの妙な薄緑」です。
「変色を再現したピックガードのミントグリーン」というか、(ちょうどそうなってる)「センターPUのカバーの変色した黄色」みたいです・・・。
これがブルー系だったとは、ちょっと考えにくいのですが、この色になっていたので安く買ったそうなので、元色は謎のままです。
感じとしては、「白系統の上にクリアブルー+トップコートが吹いてあって、下の白が黄ばんで、薄緑になった」か、「薄緑から青味が抜けた」感じです。
弦が新しいので、交換時期まではバラしチェックせず、15年振り位のディマジオHS−3を試しているところです。
フルオリジナルっぽいので、売る可能性が高いものはいじりづらいですが、やはり5段切り替えSWは使いづらいですね。
同じ日にやって来た2本目のスパロゴ君は、やはり指板の剥がれが酷く、スパロゴ物は、ノーマルの塗装完了後に「変色を再現した飴色っぽい色」を上塗りをしていて塗装が厚いようで、剥がれとの段差も気になります。
なんとか弾けるので、普通なら2・3日弾いてからバラすところですが、「ボディは比較的綺麗なのに指板の剥がれとサビが酷い、奇妙な見た目」に耐え切れず
「クリーニング前に速攻拉致」したこともあり(笑)、ネック以外も早く綺麗にしたく、昨日、速攻でバラし、今日には、DG巨匠の元へと送られていきます。
こちらは、(予想はされましたが)1本目のスパロゴとシリアルが「2違い」なので、ヌシ先生が学生時代から御用達だった、渋谷のKSCの(6本単位の)ショップオーダー物だと思います。
1本目のダークCARのスパロゴ1号は、アルダーボディでもありましたが、スパ2号は、ジョイント部に塗装のはみだしとORDER MADEのシールがあって、木部がほとんど見えないので、ちょっと判別不可能です。(接写画像CDーRをネックと一緒に送って、DGさんに見てもらおうかと思ってます。)
こっちのボディ色は、ちょいクリームの白なので、ローズ指板ネックと合わせるかもしれません。
黒パーツもSSH加工&黒塗りのピックガードもあるので、リッチー御大かJ・E・リーの「なんちゃって仕様」で、しばらく遊びます(笑)
スパ1号と一緒にKSCにあったリッチー仕様(デカヘッド&スキャリ)のSTMは、お持ちの方いたら、是非画像提供して欲しいですね(スキャりじゃなければ、買ってたんですけど・・・)。
「奏法 U」
奏法というか、練習法みたいな感じの話になるや知れませんが、まぁ、どっちでもいいか(笑)
とりあえずはピッキングですが、スナップを使うなり、チッキンで弾くなり、合わせ技でいくなり、いずれにしろ「ピックが弦に触れている時間がどれだけ短くできるか」というのがポイントになります。
振動している弦にピックを近づけていくと、「ピックと弦が擦れて触れ合う位置」があるはずです。
普通に弾く時も、この状態をいかに短くするかが「抜ける音への分かれ道」です。
ちょうど弦とフレットがビリつく状態と同じになるので、「ピックがなるべく早く弦に近づいて、音出したらトットと逃げる」ことをしないといけないワケです。
右手技の時の右手側の指にも、同様のことが言えます。
ところが、「ピックが弦の近くにいる時間が短い方が音がヌケるのは分かったけど、遅目のテンポの曲ではどうなるの?手首は曲のテンポに合わせてリズムを取るとして、ピック周りだけ速くなったらおかしいでしょ?手首は曲のテンポに合わせて動いて、弦をヒットする近くだけチッキンで動くのかな? (・_・?) ハテ?コードを鳴らす時も、手首が柔らかく動く方が、音ヌケがいいと思うけど・・・」
これは、あまり話題になったのを聞いたことありませんが、答えはズバリ「角度」です。
手首のスナップを使っての振り子運動とチッキン時の親指の反りと戻しというのは、「ピックの先が円を描いて、弦の振動範囲にいる時間短縮」に貢献します。
「古過ぎない、まともな弦」は、ボディの平面に対して、ほとんど平行成分のみで振動します。
手首も指先も固定されて、肘から先を動かして弦をヒットすると、ピックが描くラインは、この弦振動の平面と同じ平面上での、半径の大きい直線に近い動きとなるので、弦の振動範囲にいる時間が思いっきり長くなるのです。
「奏法 T」
先日、L・リトナー氏のことに触れましたが、彼のクリニックの手伝いをした時に印象的だったことの一つは、ベンド&リリースです。
指が細く、やや高目の弦高の彼は、例えば2弦を大きくベンドする時には、3・4弦の下に指を潜り込ませてしまいます。
ここ一番の大きいベンドは、通常薬指でやりますから、リリースの際には、人差し指で上の弦をミュートしながら弦を下げてました。
(この奏法用に、爪と指の先を瞬間接着剤で固めて、弦が指と爪の先の間に入らないようにしてる人も知ってます(笑))
これも含めた大きくビブラートを掛ける時以外でも、上の弦が鳴ってしまう人はよくいますが、僕は基本的に、1〜5弦でメロディを弾く時には、右手の親指付け根から手首にかけての腹で、常にミュートするようにしています(弦移動しても自然にそうなるようにしています。右手首の角度は、ハミングバード時で45°とすると、10〜15°位で、手首が使える最少角度です。下の弦は、左手の指の腹でミュートします)
右手ハミングバード型でリズムを強調する時などは、左手でミュートするしかありませんが、「4弦を親指で押さえて、その腹で5・6弦をミュート」位出来ると、かなり色々なことが出来ます。
ギターを「弾ける人」というのは、「体のリズムを、手首を介して音に表現出来る人」のことで、「上手い人」というのは、ミュートや「最少弦のピッキング」も上手くて、余計な音を出さない人のことだと思います。
「荒技」
僕が常用しているホームセンターは、車で20分以内の距離までとして、5店舗(5社)あります。
ここのところは、一番利用頻度の低かった(最近合併を発表した)ホー○ックというところの利用頻度が増えてます。
なぜかというと、「開封はもちろん、使っちゃっても交換可」という荒技を発表したからです(笑)
店内放送でも「開封・使用後の交換も可能だから、迷ったら買っちゃってください」みたいなこと言ってます(爆)
(直接はHIRO先生、間接的にはDG巨匠が情報提供してくれたワシン(「和信」らしいですな)物も充実しているので、ちょっと高くても迷わずにセット購入できました(笑))
「そういやぁ、これあると便利だと思ってたけど、(色やサイズを)確認してから、また来ないとダメか」「急用じゃないけど、気分転換に探してた物をブラブラ見て来るかな?でも、色やサイズをしっかり見てくのが面倒だな」と考えなくてよいので、探索回数が増えますね。
「ローン会社が、100%返しそうな人100人に貸すより、80%の人1万人に貸した方が、貸し倒れの分差し引いても、トータルで利益は上」というのと同じなんでしょうな。
案外、なんとか返済するものだし、商品も少額だと返品しない人も多いのでしょう。
ギターやDIY物だけでなく、料理や家事関係物にも興味を持っておくと、ホームセンターにいる時間が増えて(今の時期などは、一番暑い時間帯にいるようにすると良いですな)、掘り出し物に巡り合う機会も増えて良いですよ。
「音色 娯」
「1959ったって、アタリハズレがあるんだから、なんでもいいってワケじゃないんだよ。シロウトは1959さえ買えばあの音が出せると思ってるから、困るんだよねぇ。でもアンタ、運がいいよ。ウチにちょうど○○の真空管のデッドストックがあるから、とりあえず調整込みで付けてあげるよ。○万円でいいよ」
「結局、消耗品交換と調整だけじゃ限界あるんだよ。改造しないで、あの音が出るワケないでしょ?これとこれとこれを変えてみるかい?ここを繋ぎかえると、またかなり違うけどね。ワリにあわないから、本当は常連さんのしか受けないんだけど、しょうがないか。△万円でいいよ」
「結局電圧が微妙に違うし、日本は特に不安定だからね。歪まない?何言ってるの?フルアップじゃないと歪むワケないでしょ?慣らしだってまだ終わってないでしょ?しょうがない、市販のはツカエナイから、ウチのオリジナルの内臓アッティネーターをわけてやってもいいけど、あんたみたいな人は、こっちのウチのオリジナルアンプ買った方がいいよ。最後の一個で、今度はいつ作るか分からないけどね。」
「アタリハズレがある」「購入者に慣らしや改造を必要とさせる」というのは、工業製品において「敗北」、つまり「致命的欠陥のある出来損ない」を意味し、上のような輩にツケイル隙を与えてしまいます。
1959のように、本来の目的とは違った「副産物」が尊ばれるモノを追求する場合、かなりの覚悟と気合がある人以外は、手を出すべきではありません。
(「自分の環境で最適な音を追求する」のが目的ではなく、「自分では分からない、1959にしか出せない音の出ると誰かが保証したモノを所有」するのが目的ならば、別でしょうが・・・)
「音色 詩」
「お金持ち」っていうか「庶民と違う世界の優雅な生活」とは、どの次元からをいうのでしょうか?
「都心の一等地に豪邸」とか「趣味用の豪華機材に専用スペース(例えばスタジオやガレージ)」とか?
答えはNoで、僕は「用途別に機材を持っていて」更に「それを使いこなすために人を雇えるかどうか」だと思います。
これが、どうアンプなんかの話に繋がるかというと、録音でセクションごとに分けて録る時はなんとか一人でも出来ましょうが、ライブやスタジオでのバンド練習で一曲通してやる時などで、「各音色を一個のアナログアンプで、かつ自分一人で使い分けこなす」のは、不可能ということです。
(ここでいう「各音色」とは、最低でも「クリーン・歪み・クランチの満足いく三音色」をさします)
似た例では、某トレモロシステムがそうで、最近何個か分解・清掃・組み立てをしましたが、あれだけ手間を取らせておいて、各弦の弦高微調整が出来ないというのは、もう僕の人生には必要の無い物と言わざるを得ません(笑・・・無)
あれは、よっぽどセッティングが好きかすぐ決められる人か、専属のギターテクニシャンが雇える人用のモノだと思います。
僕は昔から、グヤ以外のアンプも使いますし、手は大きい方なので、STM・TLMは、「ボディが小さめ&Gibsonと同じスケール」という理由で使ってます。
つまり、一番分かり易いところで、無条件でヌシ先生に同調してる点は「あれが好きではない」という点です。
「ホームページ」ですので、いちいち「僕の個人的意見」とは書きませんが、深刻な腰痛持ちの友達が、「本当に調子の悪い時は、医者まで行く力もない。ある程度自分で出来る治療法でないと意味がない」と言ってるのと同じです。
エフェクターと一緒で、「タマに気分転換に使ってみるけど、メインにしてそれに頼ることはない」と言った感じです。
「音色 賛」
ディストーションよりオーバードライブ(←エフェクターね)、トランジスタアンプより真空管アンプの方が、ピッキングニュアンスが出しやすいというのが大前提や宣伝文句となるのが、一般的でしょう。
また、ディストーション+トランジスタアンプでは「真空管アンプと音も違うしニュアンスも出ない」のに比べて、最近のデジタルシミュレート物を弾いて見ると、「音はかなり近いけど、ニュアンスが出ない(粗が見えない)」という印象でした。
5WのGA50Fでも、マンションやアパートとかだとVo2に出来ればいい方ですので、店で試し易いし、買って帰ってからのギャップも少ないでしょうから、音量が出せない住宅事情ならば、最近のデジタル物を色々試して買うのが一番だと思います。
この歳になっても、ピッキングレベル向上を考える根性のある人は、アンプ無での練習をすれば良いでしょう。
それと、真空管アンプでも小音量で歪むようなモノは、クリーンかかなり歪みを抑えて使わないと、ピッキングの練習にはなりません。
仮に1959を使える環境だとしても、音量が大きくなると、少なくとも、弾いてる本人には粗が分かりづらくなります(錯覚もありますしね)。
チューニングの時に、あまりデカイ音や歪んだ音でやらないのと一緒です。
逆に「(小音量で録音して聞いても)何を弾いてるかは分かる。粗も少し分かるけど、これ位なら歪ませたり大音量やデジタル物なら差がほとんど分からない」というのであれば、「家族を人質に取られてて、ピンキングオリンピックで金メダルを取らないと殺される」とかいう人以外は、カネや時間を他に使ったほうがいいと思います。
「PCツール」
ここのところ、HPやオークションに少し時間を割いてるキッカケは、デジカメを買ったからです。
スーパーとメーカーの提携モノや中古の2個イチなど、10K円未満のモノをダマシダマシ使っていたのですが、それら数台纏めての下取りが案外高く、年度末セールかつ5年保証だったので、「なんちゃって600万画素」のモノの購入に踏み切りました。
また、以前よりUSBには否定的だったのですが、2.0になってからは安定度も増したようです。
しかし、どうもその原因は、電源を分割するようにしたところに多く依存してるようで、画像を取り込むのにデジカメをUSB接続にしておいて、しばらく放っておくと、カメラのバッテリーが上がってしまうとは・・・。本来はそこで充電して貰いたい位なのになぁ。
そこで、ACアダプターを買おうと思ったら、6k円・・・・・。
20〜30k円のデジカメの緊急用だけに、6kはだせまへんわな、あたしゃ。
んでもって、エフェクターで慣れているから、300円のジャンク物を2・3個買ってきて、ニコイチで作りました。
せっかくならと、少し余裕のある仕様にして、ロングコードバージョンが完成。
こういう時の勝利感は最高です(笑)
今日は、デスクトップのアイコンの位置が勝手に変っても元に戻せるソフトも導入。
レジストリ(プログラムファイル)をイジラないヤツだから、これはよさそうですわ。
「音色 爾」
自分が高校生だった頃を思い出してみると、回りのE・ギターを持っている人で、HR・HMに全く興味のない人というは、そう多くはいなかったのではないでしょうか?
昔はGS・Bestlesなど、僕等の年代ではフュージョンと呼ばれた物をやる為に電気ギターを買った人達も少なくなかったとは思いますが、やはり「HR・HMやるんで、まずは歪んだ音で基本のサウンドメイク」という人が多かったと思います。
ところが、良く聞いてみれば、案外「歪んだ音」というのは使われていないはずで、元々は、大音量で得られるサスティンと「音の張り」みたいなモノが重宝がられたようです。
ROCK’N’ROLLやブルースロック系の人で、「大型アンプの本来の目的」、つまり「歪まない大きい音」の為にスタック物を使ってる人が結構いるのもこの為です。
まず「HR・HMありき」で電気ギターの音を作る人は、特に「単音の速弾き」の際のピッキングの「粗」が(弾きながら聞く分には特に)隠れるので、「無意識にコンプレッションを求めて、結果的に、求めてもいない不自然な歪んだ音」にしてしまう傾向があります。
回路的に、多少「細工」のあるアンプでも、極端なモノでなければ、アンプの前に繋いだエフェクーで歪ませるのとは違うし、ノイズや心理面での錯覚もあります。
当時出始めた、ディストーションではない「オーバードライブ」「チューブ○○」という名称のエフェクターの宣伝文句には、必ず「ディストーションと違って、ピッキングニュアンスが出しやすい」みたいなことがあったはずです。
また、「ブリッジに右手を乗せる他の巨匠達とは一線を画する、ピッキングの位置を自在に変えられる、RBの多彩なピッキングニュアンス」なんてのも良く聞いたはずです。
要するに、「強く弾いた時には歪む」ということもニュアンスのバリエーションの一つとして考えるべきで、「根本的に歪んじゃったら、ピッキングのニュアンスなんか出せないし、聞いてる側は何弾いてるんだか分からない」ということが言いたいのです。
「音色 壱」
増えすぎてワケ分からなくなってきたので、「効果」と「アンプ」他、まとめて「音色」ということにしましょうかね(サブタイトル付けなきゃいいのか(笑)))
当然ですが、「音色」であって「音質」ではありませんので、ノイズがやたら大きいとか、音が聞き取れないようなモノでなければ、好みや色気の要素が入るということですね。
まずは「歪み系」ですが、「ヒズんでる」「ユガんでる」ということを念頭が入ってないと、何処にも行き着くことは出来ません。
要するに、アンプもSPも真空管もギターもPUも、「歪み」用に基本設計されたモノは、ひとつもないということです。
ちょっと考えれば「ナチュラルなディストーション」ということ自体おかしいワケで、「○ァイナル○ァンタジーI」とか「マイルド○ブン スーパーライト」とかと同じ意味不明な言葉です。
70年位からはエフェクター、80年代にはアンプの改造やアクティブPU、90年代にはアンプの多チャンネル化やデジタルシミュレート等、後に様々な「付加手段」が講じられますが、結局、「ビンテージかその復刻物が最高」ということになってしまってます。
つまり「歪み前提で作ってないモノで歪みを追求する」ならば、自分で色んな人の音を聞いたり、可能な限り機材を試したり、回路的なことも勉強したり、消耗品を確保するなりしなければならないということで、
そこまで気合も時間も金も使う気がなく、記事などの伝聞を参考にするならば、「後でガタガタ言わないで済む範囲」にしておくべきです。
「アンプ 碁」
まずは旧掲示板からの転載です。
2年以上前の物ですから、多少は事情が変わってることもありますが、基本理念は変わってません。
『以前から、米「GUITAR PLAYER」誌や他の米英の文献を読んだり、色々な人に聞いた話などをまとめた僕なりの結論では、元々スタック系のマーシャルは、当時のイギリスで@アメリカ物と比べギターのPUの出力も弱くAPAも満足な物が無かったためB「歪まないででかい音を!」という発想で生まれたということです。
そこへイギリスのPUより高出力のギブソンのハンバッカーやフェンダーのシングルコイルを繋いだ「結構歪んだ伸びる音」を60〜70年代に一世を風靡した人達が使ったためと、生産中止による神格化、ルックス上の問題から今のような話になったのではないでしょうか?
80年代には最初から歪む用に設計されたアンプを使えばいいものを
「最高の1959なんだから、歪むようにすればもっといい音するはずだ!」といった感じで改造ブームがあったような気がします。
数年前○ケベ楽器のフェアで来日したジム・マーシャル本人に「Bとオールドも自社コピーの復刻1959も80年以降のHR・HMの歪みにはむきませんよね?」と聞いたところ「それはあります。当社の他のアンプもお試しください」と言われました。
レスター・ポール本人が「色々な可能性からレスポール・レコーディングが一番」と言ってるのに、58〜60年のスタンダードとそのコピーがやたら別格扱いされているのに似ています。
まあ、ロックはルックスや本人のモチベーションも大事ですから、それが最高と思って積極的に練習やライブをこなすとすればそれはそれでいいとは思いますが・・・。
僕は「当たり」かどうかわかりませんが、71年の1959+1960とその復刻版も共同所有で持ってますが、チャンネル切り替えの利便性、今の真空管事情を配慮した点、オールドフェンダー系の音も出せる点、80年以降のHR・HMの音を聞いてる人(成毛先生他)が作った点、ノイズ面からスタジオ・ライブではFLIP5000ばっかり使ってます。 』
ここで最大のネックは、やはり「今の真空管事情を配慮した点」ではないでしょうか?
真空管自体、通信・オーディオ用に開発されたのですから、「歪み」前提で出来てるはずはありません。
実際、僕がストックしている「貧テージ」(爆)の12AX7も、オーディオ用のショップで、「ゲインが高目で歪んじゃう」から、安く「ワゴンセール」している物です。
かなり前に某所にカキコしましたが、秋葉原のその店に初めて入った時、「ゲインの高目のが欲しいんですが・・・」というと、店主は「ギター用かい?」と即攻でした。
PCショップの横の定食屋で隣になったオジサンが教えてくれた店で、先週WBSにも出てましたが、期限無で交換にも応じてくれるありがたいお店です。
「アンプ 詩」
5年も放って置かれたVALVESTATE君、クリーントーンも、HBだと余りザラつきは気になりませんし、シングルでもトーンと内臓リバーブを工夫すれば、我慢出来る程度にはなります。
ショートディレイをギターとアンプの間に繋ぐよりは、プリアンプの後の内臓リバーブを通した方が違和感もありません。(エフェクトループ接続は、配線が面倒だし・・・)
強くかければ、サ−フィンサウンドにもバッチリです。
ちょっと見たら、大手リサイクル店でも2万円台で「3ヶ月返金保証付」で複数出てますので、「VALVESTATE 40V Model8040」は、場所が許せばお薦めです。
総体積は大きめでも、天井が「平らで大きめな長方形」ですから、小物や小アンプが置けることを考えると、(タワー型のPCと同じで)中途半端な大きさや天井が丸い物よりは、案外邪魔になりません(取っ手を外すのもアリです)。
逆に、もう少し大きければ、別のヘッド乗せられていいんですけどね(T字型は、さすがに格好悪いよね(笑))
ハコ・セレッション12インチSP・Marshallロゴ・ロゴ付フットスウィッチ・ツマミ(エフェクターに流用)だけでも使えればOKの値段なら、「勝負師」の方は、内臓の真空管やヒューズの交換だけであっさり直る物も少なくないので、「音出ません」というジャンク物に挑戦してください。
(アンプとSP両方使えないという可能性は、PPM以下だと思います。)
こんな「事件事故」があったので、VALVESTATEの話が長くなりましたが、次回から、一般的なアンプ・音色の話に入ります。
「アンプ 酸」
ほとんど、12インチSPのボックス用に使っていたMarshallのVALVESTATE、初めて「コンボアンプ」として鳴らしてみると、クリーンはともかく、歪み音はまぁまぁで、やはりハコと(ドライブしきれない音量でも)セレッションの効用は大きく、自宅でセレッションを鳴らすのも久しぶりなので、「しばらくこれでいくか」とメインで鳴らしてました。
ところが、突然、音が小さくなって、しばらくするとまた少しずつ立ち上がってくる現象が出始めました。。
「まぁ、いいか。どうせアンプ部は使わないし・・・・。『セレッション・ロゴ入りフットスウィッチ・頑丈なハコ』だけでモトの3倍は楽に取ってる値段で買ったんだし・・・。でも、なんか電圧が下がる感じだけど、その後の音の立ち上がる感じは・・・はて?」
思い立って中を見てみると、LEAD12という小型アンプ(当然ノンチューブ)の後継機のVALVESTATEも、この大きさの物(40W)は、ECC83が1本入ってるんですね。
グヤのアンプで、中まで開けなくても真空管が交換出来る(要するに裏を見ればチューブが見える)のに慣れてしまっていたので、5年もの間気付かなかった(大汗)。
真空管を交換すると、やはりハーモニックの出方などが全然違って、歪み系はかなり使えます。
やはり、クリーンCHはタマを通してないようで、こちらがザラついた音なのも納得です。
「アンプ 荷」
ほとんど、12インチSPのボックス用に使っていたMarshallのVALVESTATEというの引っ張り出してきて、初めて「コンボアンプ」として鳴らしてみました(爆)。
最近の「MG10CD」というデジタル物が案外良かったので、こちらも試す気になったからです。
VALVESTATEは、デジタルシミュレート物の前の「アナログで真空管の音に近づける」という感じの物だと思います。
結論から言うと、歪音は「少し物足りないけど、これで真空管の心配をしなくていいなら合格かも」という感じです。
よく「Marshallの粘っこい音」と言いますので、納豆に例えますと、臭い納豆が大好きだけど「カミさんがそれを苦手」とか「出勤前にあれを食うと回りの人間に大顰蹙」だから、許せる範囲の「最近の技術で出来た臭いの少ない納豆」という感じです(笑)。
ところが、クリーンがアカンですわ(笑)
旧掲示板に書いたように「カレー粉が馴染んでなくて角があるカレー」みたいで、特にシングルコイルのストラトのクリーントーンだと、高音に耳障りな物があります。
「アンプ 市」
昨日、○ンカンのコーバーチブルというアンプが売りに出てました。
20年近く前に出たヤツで、「あらゆる有名チューブアンプの音+αが出せる」という触れ込みの先駆けモノだった記憶があります。
確か、当時定価630K円で、あまり値引きもない割りには、スタミ(スタジオミュージシャン)の人がやたら使ってましたね。
40K円で出てたので買おうかと思いましたが、フットスウィッチで切り替え出切るのかな?あれって・・・。
その発売の少し前、土曜日の朝7時から「○ーニングサラダ」という番組がありまして(確か○ッテレ)、丁度登校前だったので見てました。
西○秀樹と伊○つかさがメイン、レギュラーのト○ネルズがまだコントをやっていて、「あんたがまた(野球界の監督の仕事で)浪人したから、一茂の給食費、今月から免除申請したわよ」なんて夫婦コントを覚えてます(苦笑)。
ある日の放送で、小太りの白人メガネおじさんが、Eギターを弾いていました。
ロングトーン中心でバリバリ弾くワケでもなく、プロではないのは誰にでも分かります。
「はて?誰だろか」と思っていたら、楽器フェアで自分のアンプを紹介に来たP・リ○ラでした。
こんなお気軽バラエティに、S・○カサーならともかく、P・○ベラが出るとは意外でした。(野○五郎の番組なら分かりますが・・・。
後で考えると、同局の音声技術者で、サラリーマンブルースマンで有名な日本エ○ハモの社長の弟が、担当の番組だったからなのかもしれません。)
彼のアンプも多系統モノで、発売以降、基本回路はかなり応用利用されているので、思い出したのでした。
「ネック よん」
木工部や細部の作りは、日本製が一番だと思いますが、国産のギターの弱点は、フレットの柔らかさだとずっと思ってます。
例えばロングスケールのストラトで、国産の上級機種やオーダー物が10万、本家のレギュラー物が15万だったら、フレットの硬さだけから,
僕は後者を買います。
某所Uの主さんが言ってたように、やはり「指板がノーダメージのフレット交換」は有り得ないし、ギターに関してDIY派の最大の関門もフレット交換でしょう。
ミディアムST等は、ほとんど国産しか選択の余地がありませんので、
「どうせ交換する」とか「オーダーする」なら、仮に割り増しになっても、僕なら最硬度の物を付けて貰います。
ところで、先日、STMと同じ△マキの部品取りに、初めてスキャリのあるギターを買いました。
弦が一応6本付いてたので、しばらく弾いてみましたが、気分も変わるし、録音時にコードを弾かないセクション用にとか、1本は欲しいところですかね。
○ーモスのネックを加工してみようかと思ってます。
笑ったのが、(このギターのどこから出てきたのか?多分、自作のピックガードの隙間かな)前のオーナーのライブでのセットリストが付いていて、曲のリストの間に「MC(ここはやや笑いを取る)」「MC(ここは結構マジに熱く語る)」とか細かく書いてありました(爆)
「効果 二本目」
「あまり好きじゃないし使わない」と言っても、30年もやってると、意図せずに集まったりするモノです。
誰の物か分からないモノもかなりあります。
現在までの段階の僕の中での結論としては、エフェクターというのは「ギターを弾けない聞く側の人間の為でなく、(音出してる本人も含めた)ギターを弾く人か(弾けなくても)プロデュース権限のある人の為にある」と思います。
ちょっと飽きてきたけど、「ギターやアンプを買うのはそう簡単にはできないから、エフェクターでも・・・」(日本の場合は、場所的なことも大きいはず)、「あいつはずいぶんDEPTHを深めにしてるんだなぁ」「ここのアルペジオは、エコー(ディレイ)よりコーラス系でいってみてよ」とかです。
「私はギターのこと分かりませんけど、今日のバンドの中では、あなたの歪が一番ナチュラルで格好良かったです」「あそこのアルペジオは、やはりウニウニしたモノ(コーラス系)よりもエコー(ショートディレイ)の方が聞き易いですよね」なんてこと言われることはまずないでしょ?
ギターを弾かない人にとっては、「何弾いてるか分からないけど、すごいみたい」と思う位の速弾きに似てると思います。
昔、△UEENのアルバムには、「ノーシンセサイザー」と書いてあったり、ある長身の日本人は「最前列のヤツらが、「裏にシンセ弾いてる人がいるんだな」なんて言ってるの聞くと快感だぜ」と言ってましたが、トータル的なサウンドからすれば「シンセ使えばいいじゃんか」で終わってしまいます。
ギター弾きは、トータルでサウンド・曲の良さを判断することが出来ないということもありますね。
「今日も○チローはマルチヒット!」「○ツイは守備でもファンを唸らせた」・・・・はて?試合の結果や現在のチームの順位は?というのにソックリです(笑)
僕個人は、たまにディレイ、かなりたまに(イコライザーの代わりも含めて)クライベイビー、もっとたまにフェイザー、ケーブルの中継兼バッファアンプの替わり・ブースト用に歪ませないでオーバードライブ物といった感じです。
まぁ、アンプは2台か2チャンネル以上の物とフットスウィッチは使うので、エフェクター1個は使ってるのと同じ感覚ですかな。
ディレィのステレオアウトの調子を診るのに、手近の系統の違うアンプ2台に繋いだところ
「1台だとドライとディレイが重なって音が濁るけど、ステレオだとやっぱ使えるなぁ。ナチュラルでかなりいい感じだわ」と思ってたら、ディレイはOFFでした(爆)
「ネック 参」
ローズ指板なのにスカンクストライプがあったり、メイプル指板なのに貼りメイプルであるのは、トラスロッドを仕込む工程の作業内容の統一の為なのでしょう。
コスト面もあるでしょうが、ギターが「構造面で、他の楽器や手工・工業製品に比べて独特で、ある程度の材質・製作技術・セッティング技術を必要とされる部分」は、トラスロッド・フレット・(特にフローティング状態の)アーム付ブリッジだと思います。
ロッド面では細く薄いネックを選択する場合、フレット面では弦高を低くする場合、フローティング時のチューニングの問題などは、ある程度の知識・技術・覚悟・妥協も必要になってきます。
話をロッドに戻しますが、最近では構造や材質も進歩してきましたので、かなり薄いネックでも扱い易くなったようですが、弓なりに仕込む構造の根本改革がない限り、(日本の気候を考えるとロッドの余裕はかなり欲しいので)厚く出来るネックに比べると、シビアな対応が要求されるはずです。
また、少し前のE・クラプトンモデルの「レースセンサーのPUカバー・ミッドブースト回路用の電池ボックス以外は、外見は54年モデルと同じにする」というコンセプト・リクエストに対して、唯一の例外・妥協点はなんでしょうか?
それは、ネックを外さなくてもロッド調整を出来るように、ヘッド側にロッド用レンチの差込口を設けたことです。
その上で外見上もなるべく54年物に見えるように、後期STMと同じ
「ビュレットや穴だけではない、黒系色木材でわざわざ塞ぎを作って、その真ん中になるべく小さいレンチ穴を空ける」構造にしています。
先週、久々にロングスケールのオールドタイプのプレベを調整したのですが、「弦を張らない状態での逆ゾリ具合のスウィートスポット」の勘がすっかり無くなっていて、何度もネックを外したりして疲れました。
ペグの動きが渋目なのも追い討ちをかけ、整体のお世話になりました(笑)
「Rock観」
「あのジジィ、許せねぇ」
「どうしてくれようか・・・」
僕の高校に出入りしていた、近くのパン屋の主の話です。
レーズンパンそっくりの小豆パン、ピザ系に見えるパンに乗ってるのはチーズではなくマヨネーズだったりと、そこで買うしかない公立高校の生徒相手に、とってもラブリーな経営方針を貫いていました。
今思えば、最も血の気の多い年頃の男が1200人以上いる中へ、あの「ペテン調理パン」を山ほど抱えて、毎日単身乗り込んで来る度胸は、尊敬に値するかもしれません。「よくぞ御無事」だったものです。
しかし、生徒側からすれば「次はどんな詐欺商品を投入してくるんだろう?」というのを楽しんでいたフシもあり、今でも高校の同級生に会うと、良く笑えるネタになります。
「レーズンパン」「ピザパン」と明言・表示していたわけでもなく、仮にそのパン屋の親戚が生徒にいたとして「これ美味しいよ」と言ったとしても、あくまで買う判断をしたのは自分です。
意図的に毒を入れたとか命に関わることでもなければ、「あんたを信じて買ったのに」と、幼児ならともかく、高校生にもなってた当時の自己責任の観念に気付かず、20年経ったあとにゴチャゴチャ言ったり、嫌がらせに近いことをしたりするとしたら、その人は、粋な生き方を放棄しているし、仮に今「何か音を出していた」としても、聞く人にRockを感じさせることは、まず出来ません。
笑い飛ばして次へのステップにするなり、当時は気付かなくても、後に勉強してそのジャンルに詳しくなったとしたら、反面教師にでもして、自分が良い物を作ればいいだけの話です。
「ガキの頃にヒドイ目に遭わされてね。誰とは言わないが、俺はあのジジィ、絶対許さないぜ。
自分で知ってたかどうかは知らないが、むしろ分かってて俺達をハメててくれた方が嬉しいけどな。知らないでやってたことに乗せられてたとしたら、どっちもマヌケすぎるモノな。
Rockってのは、ガキを騙すもんだろ?当時は俺達の完敗ってワケだろうが、今なら違うぜ。出来るなら、あの頃のあのジジィと今の俺達の勝負を、是非アンタ達に見せたいよ。それが無理だから、俺達は、今のガキを騙すしかやることがないってワケさ。」
「効果1本目」
昔一度、ステージで音が出なくなったことがあって以来、エフェクターは、余計使わなくなりました。
部品点数が増えると当然リスクも増えますし、電池やノイズの対策も面倒です。
配線も最低1本は増えますし、エフェクトループ接続で電源コードもとなると、もう、足元はワケ分からなくなってきます(笑)
(「携帯電話、各種電化製品のリモコン、PCの無線LAN等で、必要悪ともいえる配線が身の回りから減ってきているので、「エフェクターの為だけに時代に逆行する」というと違和感も増長されるのでしょう)
○OOMのマルチエフェクターを、値段の割りには良いと思って、「電池使えないから1K円」とかで買ったり、○OSSの「各ペダルを1個のエフェクターに割り当てて、アナログ感覚で使える」マルチも持ってはいて、「ディレイだけとか増歪だけ」とかなら使えそうですが、それでも面倒です(笑)。
どうも、昔のBeck先生やジミヘンのような「普通はアンプのみの歪で、タマにエフェクターで上乗せした下品な歪みを使う」ということが、完全にオールチューブで歪ませてるアンプでないと難しいようで、なにか、お互いに打ち消しあって音痩せするだけの感じがほとんどですね。(真空管自体が昔と違う以上、アンプの回路が昔のマンマと違うのは、仕方ないところでもあります。)
ピックや弦の消耗を心配しながらダイナミックな演奏が出来ないように、ビンテージ物の心配や、エフェクターの切り替えのタイミングの心配を始終していては、Rockにはなりません。
ついでに、ことあるごとに「オレはロックンローラーだ」と言う人の中に、Rock’n’Rollerは、まず存在しません。(最初、なんの話だったっけ・・・・(笑))
「ネック 弐」
25年振りにローズ指板のストラトを買って、ふと気付いたのですが、後期のSTMもスカンクストライプがあるんですねぇ。
最近、その周辺物が出てきて売りに出したら、思わぬ高値が付いた'76の白ローズSTを思い出しました。
スカンクストライプは、ルックス的には好きなのですが、此処に段差や隙間ができることも多いようで、僕のSTMの2/4本にも、少し段差があります。
もう1本だけTEが欲しいのですが( (¬_¬)←外野の視線)、貼りメイプルは好みではないので、(某所Uの影響でもないのですが)質問したら、今朝、ワー○スから返事が来て、314のコンバージョンネックは、1ピースメープルは出来ないそうです。
オールローズは出来るそうなので、そっちにしようかとも思うのですが、舞蹴るが持ってるから(僕から強引に持って行って、去年、ようやく「許せる額」の総額支払い終了(笑))、 ( ̄ヘ ̄;)ウーン
某所Uが、ワー○スやオー○パーツ同様にライセンス持ってて、本家のヘッドの形が使えれば、すでに数本はオーダーしてるんですけどね(笑)。
( ̄ヘ ̄;)ウーン
「ネック 壱」
既所有の3本のSTMは、みんな一度は擦り合わせしているので、フレットは8分山弱位でしょうか。
すっかりそれに慣れて、特に弾き辛いとも思ってませんでしたが、
今回買った物は、フレットも9.5分山はあって、頂上の丸みも残っています。
僕はどちらかというと、「音程の微調整・多少押さえ損なっても音が出る・細めのネックでも強く握らなくても全ての音が出る点」で、コードを押さえる時の方が、速弾き時よりも、少し高目のフレットの利点を感じますが、「STMって、こんなに弾き易いモノだったのね」と、再認識しました(笑)。
木工部や細部の作りは、日本製が一番だと思いますが、30年前から変わっていない、某工房の広告にあるフレットの比較表にもあるように、国産のギターの弱点は、フレットの柔らかさだとずっと思ってます(あの比較表は、大変参考になりますが、高さに関しては、低目の物以外は、実際には2割位足りないと思います。STMでも1.5mm位ありますし・・・)
「デジニャーニャ」
(by 地味頁)
と、あの奇術師の小学生兄弟が言ってるかどうか分かりませんが、先週、久々にデジ○ートを見ていたら、STMが2本出ていました。
一般の中古屋さんには、ヤ○オクでの高値等は浸透していないらしく、「普通の中古価格(定価の半額前後)」ですので、どちらも既に売約・予約済みです(まだ画像があると思ふ)。
金曜日に、ちょっと左手の人差し指の爪を削ってしまい、「ツイテないなぁ」と思いながら、土曜の13時の約束で、Ryanzo君の家に向かいました。
ちょっと早かったので、彼の馴染みの店(以前、STSを委託で出したけど、舞蹴るが強引に引き上げて、僕が直して代理出品した時の店)に寄りました。
昼ちょうどの開店時間で、店主がPCで何か打ち込んでいます。
ふと目に留まったギターを見ようとすると
「あぁ、いらっしゃい。気付きませんですみません。ちょうど、そのギターをデ○マートに登録中で・・・。私はPC苦手なもんで・・・やっと出来ました。」
「無駄な労力を使ったようですね」
「・・・・・・・・・・・は?」
「じゃぁ、これで・・・・(○万2千円)」
「お買い上げですか?」
「持って帰りたいけど、これから会う人に見つかると面倒だから、すぐ梱包して下さい」
「音出しとかは?」
「必要ありません」
「一応、傷等の説明を・・・」
「結構です。そのメモ帖、1枚いいですか・・・・。はい、ノークレーム・ノーリターンの誓約書です。」
「本当にいいんですか?」
「(この値段なら、最悪、ボディかネックのどっちかだけ使えればOKだし)構いません。そのかわり、間違いがあるといけませんので、そこの郵便局で自分で発送していきますので、梱包をお願いします。お忙しければ、梱包材も買って自分で出しますので・・・」
「分かりました。すぐ梱包しますね」
「お願いします」
というワケで、25年振りに、ローズ指板のストラトを買いました。
色も、出回っても白と黒ばかり(それでも高値)の中で、最近、ほとんど見たことないメタリック系ピンクです。
少し前に自慢した(笑)スパロゴの物は、少し暗目のCARでメイプル指板と丁度いい感じですが、こちらはローズ指板ですから、明るめの赤系が、ピッタリきます。
今回は(店頭もネット上も土曜の昼に売り出しで)平日の昼間に融通が利くからとか、事前に取り置きして貰ったとか、金にモノ言わせた(そんなにないけど)とかいうことが一切ない「イコールコンディション」でのゲットですので、お許しを・・・・(笑)
ローズ指板で赤系だから、RRと名付けよう・・・(笑)
実家は、母一人の時もあって以前から検討中でしたが、知り合いもいるし、これを機会に警備会社と契約しました(笑)。
「先生方」
LR氏とは、P誌でのバイトがキッカケで、ギタークリニックの手伝いをした時以来、少し親交があります。
(「英会話もギタープレイもどっちも多少出来る」というほうが、「どっちかだけ完璧だけど他方はダメ」というより便利だったようで、結構、他の人の時も頼まれたものです。)
インタビューの時に、ES335を持っていって、「是非、サインをお願いします。あなたに敬意を表して、タバコもこれに変えました」と○ールトンというタバコを見せると大ウケして、気に入ってくれたようでした。
当時発売された自分のモデルが「市販品もクオリティは高いのか」気になったらしく、楽器店回りも一緒にしました。
確か「非対称ネック」で、「バターのように滑らかなフィンガリング」という広告の文句だったので、「へぇ、フィンガーイーズの替わりに、指板に溶かしバター塗ってるの?」なんてからかったりもしましたね。
大人しいけど誠実な人柄でした。
当時、東洋の島国で勝手にライバル化されていたMR.335とは、本当は仲良しなんですよねぇ。
こちらの先生の時は、○ーバイスではなく○ーのジーンズを履いて「あなたに敬意を表して・・・」とやりましたが、イマイチでした(笑)○トナーなんて商品なかったしなぁ(笑)
Beck大先生は、冗談が効かないので、日本側の人達は苦労するようです。
僕は、自動車メーカーに勤める兄から、彼の好きそうなネタを仕入れていったところ、かなり機嫌が悪い時でも「コイツだけなら入ってもいい」と2時間位車の話を聞かされました。
帰ろうとした時「ギターの話はいいのかい?」「別にいいんです。」と無関心を装うと、心配して「時間あるなら、ちょっと聞いてけよ。上のヤツラに恩を売れるぜ。」と色々話してくれたのを覚えてます(笑)。
もう20年もたってしまいましたか。
「比較三原則」
最近、3SのSTM1本は、常に本家の「ノイズレス」系を使ってます。
アッセンごとセットで交換すると、やはり結構効果はあるようです。
先日、配線が面倒な人も多いだろうと、余ったノーマルピックガードに全部載せてヤフオクに出したりもしました。
その際、例によって使えるんだか使えないんだか分からないパーツと悪戦苦闘後(バルク&ジャンクは、「音出ない」とか「PC立ち上がらない」とかの場合、原因追求が大変です(笑))、なんとか完成。
最早、10年実家にあって誰の物か分からないトー○イのストラトに付けて試奏すると、かなり「いいじゃあーりませんか」。
ノイズレスにも何種類かあるので、「これがシリーズの中じゃぁ、一番いいのかもなぁ。それとも、個体差の中の「当たり」かしら?売るの止めようかなぁ。」なんて、ノーマルではほとんど使わないミックスポジションを鳴らしながら思っていました。
「やっぱ、自分で使おう。(静かな部分で「ノイズ、なんとかして下さい」って、卓側から)
怒られなくて済むし、人間ノイズゲートも疲れたし・・・_| ̄|○ 」と、一旦、STMに載せて鳴らしたところ ・・・・(・_・?) ハテ?
「悪くはないけど、「良い」というよりキャラが違う。嫌いじゃなければ、ノイズ少ない分いいかもね」程度です。
何年もマトモに弾いたことがなかったので忘れてましたが、恐らく、文字通り「スケールが違う」せいで、埋もれてた倍音まで聞こえる感じは、その為だったのでしょう。
演奏のノイズと同じで、PAやアンサンブル等、他の要因がある時には気にならない程度なのでしょうが、単独で慣れた環境で鳴らすと、結構違いが分かります。(逆に言えば、「そうでもないと違いは少ないのだから弦長優先」ってのも「アリ」でしょう)
「なんの不満もなかったけど、オイル交換したらレスポンスが全然違う」というのに似ています。
そうそう、ノイズレス系は「3個セット+サーキットフルセット」ばかりではないので、気を付けて下さい。
最近品薄のはずのBeck先生モデルが、やけに安いと思ったら、「PU3個だけ」ならまだしも、「PU1個だけ」でした・・・。
同じケース・パッケージで売るなぁぁぁぁぁ!
「健勝or腱鞘」
僕は身長175cm弱で「平均やや上」位ですが、大好きだった大工の母方の祖父に似たらしく、手がやたら大きくて、広げると22〜23cmあり、それでいて指が太いというわけでもなく、STSでも、ローポジのA7もB7も鳴らすことが出来ます。
一時は、色々な理由から、ほとんどギターを弾かない時期もありましたが、復活の最大の理由は「その手で勿体ないだろが!」という友人達のの脅し(笑)です。
PEの後期の弦のゲージの話の時、
「ボクも△十(歳)を過ぎまして、(中略)008にしました。」
とN先生が言っていたのを覚えてます。
その辺りの番組後期から「よいこの〜初級編」ビデオまで、正直言って「腱鞘炎の話が多すぎ」だと思ってました。
しかし、当時10代だったPE世代の我々も△十歳になる頃です。
最近は、HIROさんも腱鞘炎気味?とのことですが、みなさんはいかがでしょうか?
僕は「手がでかいから、あまり心配ない」とタカを括っていたのですが、思わぬ盲点があって、「手を小さく絞り込んで、細かい所を磨いたりすると時」に、若い頃と違って最後まで持たないことがあります。
分かり易い例では、フレットの擦り合わせ後の面取り時です。
最近では、「右手の人差し指だけでやっていた作業を、中指でも」「右手全体でやってたものは、左手でも」出来るようにして、リスクを分散しています。
「Drive Me Crazy」
先日、「マーシャ」というロゴのついた小アンプを買いました。
タバコの箱×4個位の大きさで、9V電池でも鳴るヤツです。
生意気に2モードあって、DriveModeで鳴らしてみると、ハコごと鳴って、意外にいい感じです。
やはり、「音色」と「ドライブ感」というのは、別の物なのだと思いました。
住宅事情から「小さい音でCDみたいな音」を有難がる傾向は仕方ないのでしょうが、「ピッキングにスピーカーが反応して動く」とか「SPのハコが震える」とか「弾いてる自分や部屋の他の物が動く位の音圧を感じる」際の「回りの空気との一体感」というのは、(多少、音色がショボくても)「モチベーションまでドライブする」ということも含めて、異次元・別世界の物だと思います。
似た例では、実際のプロのレコーディングで「必殺テレコ(←死語?)返し」というのがあって、「Drのパートをラフミックスしてモノラルでカセットテープに落として、ラジカセで歪み切る直前の音量で鳴らした物をマイクで拾う」方法があります。
妙な迫力が出るので、この音をミックスするのですが、曲によっては、Drは、これだけで済ませてしまうこともあります。
「デジタル多チャンネルで録ったのに、なんかショボイ」という時には、試してみて下さい。
(ついでに言っとくと、最近、HIROさんが「バスドラをミュートするなら、段ボールでも叩けば?」みたいなことを言ってましたが、そのとおりだと僕も思います。逆に、そういう音が欲しい時には、「Drセットのケースを叩いた音」が、良く使われるようです。)
それで「マーシャ」君ですが、新品では6000円位するのでお薦めしませんが、結構出回ってますので、中古で2000〜3000円で見つかったら、一つあっても良いかもしれません。
ん?「マーシャ」なんてアンプ、聞いたことも見たこともない?
ロゴの最後の「L」二つが無くなってて「Marsha」。
音出ない・ポット膠着で500円だったから、買ったんですわ(笑)。すぐ、直っちゃったけど・・・。
「L」が一個残ってたら、使えないネタでした(笑)
「Lock&Rock?」
今週、HIROさんがBBSにカキコしてくれたので思い出したことを書いておきます。
少し前に、HIROさんが「配線が済んで、一度組み上げて弦張り・試奏後、(アースがどっかに触れてるとかで)再度、中を開けて調整・弦張りの際、○パーゼルは便利」と言ってのを「なるほどねぇ」と思った人も多かったでしょう。
それより後(結構最近)には、12弦の弦交換の際に「なんとか張れるけど、少し短い弦があって苦労する」とも言ってましたよね。
(ジミー・ページ仕様のテールピースが後ろ目のヤツでは、そういうことも多いでしょうし、6弦のノーマル弦には無駄に長い物があるので、それを選べが良いでしょうが、12弦用はそう多くないし安くもないので、選択の余地も少ないでしょう。)
僕は、こういう「弦を張れてしまえば問題ないけど、張る時に引っ掛ける分の長さだけ足りない」という時、「爪楊枝ロック」をしていますが、かなり便利です。
「レスポール 弐」
みなさん御存知のように、76年に再生産されたLPstdは「デカヘッド・ナット裏にボリュート・3ピーストップ」と、あまり格好の良い物ではなく、人気もほとんどありませんね。
最近、Gibson社自身でも「(ヒストリックシリーズが落ち着くまでの)70〜90年代には、クオリティの高い物はあまりなかった」みたいなことを言ってます。
グ○コやトー○イの「ドンズバ・コピー」が流行ったのには、そういう事情もあったのでしょうね。
(僕の初めての(まともな)電気ギターも、花屋でバイトして買った「グ○コ EGF850」で、「最終生産ライン・バージョン」の直前の「見本」だったらしく、ペグがロトマティック、ブリッジがやや幅広タイプだったのを覚えてます。)
ところが、先日、オービルのLPを調整していて、ナットを外したままスタンドに吊っていたのをフト見て、ちょっと驚きました。
(頭では分かっていても)細目のネックで、ナットの無い時にそこの薄さを改めて見ると「マホでこれじゃぁ、折れもするわなぁ」ということが容易に想像できます。
オークションや中古(特に委託も扱ってる店)をよく見る人には分かると思いますが、「お!安いな。いっとくか。」と思ってよく見ると、「大体ヘッドがナット裏で一度折れてて、素人修理」というものが、ほとんどです。
少し前に、僕がHIROさんのとこに「買ってまうかも」とカキコさせて貰ったセミアコは、どちらも日本製の「オービルのリッチーChild In Time335」と「エピフォンのジョン・レノンGet Backカジノ」だったのですが、どちらもヘッドが一度折れてました。
「古着と古本がメインの店で、店主が好きで少し分かるから楽器も置いてあるけど、都合の悪い時は素人のフリをする」という素晴らしい店(笑)なのですが、「ネック折れ・補修歴」の明記がなく、値段も「普通よりは安いけど、折れてる割には高い」で、更に素人補修ではなかったので、パっと見は分かりませんでした。
当然、「俺もナメられたもんだな」と言い残して、その店を後にしました(笑)。
(因みに、上のようなセリフは、低音弦の音を上げてる時の「ネックとヘッドの起き具合」の不自然さを左手で感じて、チューニング以外の音を出す前に気付く人限定です(笑)。また、少し前に某所(バレバレだけど(爆))のカキコに対して、「揚げパン・・・揚げ足を取る」ようだったので、レス・カキコしませんでしたが、僕の記憶では、某先生が楽器屋を「インチキ」と言ったことは一度もありません。楽器屋は「悪徳」、楽器・音楽雑誌業界人が「ドシロウト」、「インチキ」は、当時の「某国のギタープレーヤー達」です。
「インチキ・悪徳・ドシロウト」の三種の神器は、揚げパンを取られないことを確認の上、仁義を欠かない程度に正しく使いましょう(笑))
話をLPに戻しますが、つまり、3ピーストップはともかく、「でかヘッド」と「ボリュート」には意味がある訳で、オールドルックで特に細目のネックを使う場合には、リスクは覚悟する必要があるワケです。
「G3」
ギターの木工部、とりわけヘッドに穴に開けるのには抵抗があるから、「元々ペグがロトマティックのSTD+が丁度いいのかも?」というのが前回のお話です。
ところが、レスポールといえば、ペグは☆社のモノに替えるのが普通ですし、僕のSTD+に付いてるのもそこのなんですが、どうもチューニング時の感触が良くないのです。
一度合えば、チューニング自体は安定するのですが、いくらトルク調整をしても、回した時の「適度な抵抗感」が出ません。
比例に近くなく、ある程度以上の力で、急に一気に音が上がる感じです。
もちろん、ナットの溝はチェックしてますし、そこで引っかかってる時とも違う感じです。
同じペグの物を何本か試しましたが、少なくとも全弦(6個)で納得できるモノはありませんでした。
先週、別のベースで、初めてロトマティックペグの分解・調整をしました。
その時、参考にさせて貰ったサイトの人も言ってたように「無傷で裏フタを開けるのは無理」そうですし、「中のグリスが変な粘度になってる」のなら分解・調整で直るかもしれませんが、どうもギヤの精度の問題っぽいです。
10年前後、ほとんどそれしか使わなかったSTMの物を10点とすると、4200円で買った韓国製のモッキンバードに付いていた物でも8点以上なのに、せいせい6点止まりです。
15年位前に、大手店員が「外国人が☆OTOHのペグを買いに来る」とか、有名工房の主が「昔より精度落ちてるから、☆OTOHの方に替える人も多い」と言ってたのが思い出されます。
ということで、ネジ穴位置がほとんど同じモノがあれば、☆OTOH製に替えようかと思ってますが、(例によって)ヤフオクで見たフレーズ「△トーの糸巻き、つまり「△マキ」です!」・・・・これが、購入にちょっとブレーキを掛けてます(爆)
「レスポール」
最近、LPはトップページのスタンダードプラスを使っています。
デッドコピーのヒストリックや、それに近くてお手頃価格の50’、昔のクラッシク系に比べると、人気・知名度はイマイチというところでしょうか。
僕自身もチェリーサンバーストでオールドルックは大好きですし、そちらの方が断然、格好良いとは思います。
2年保証もつく大手I店では、50’は見た目も良い物が17万前後で買えるようで、中古もかなり取り扱ってる関係から、僕のSTD+の査定も案外高く(ケースの違いも影響あるようです)、下取り2割アップキャンペーンを利用すると、ほとんど持ち出し金なしで50’に買い替えできるようです。
ところが、なぜ買い替え(交換?(笑))に踏み切れないかというと、唯一最大の原因は、紛れも無く「弾く」からなのです。
基本的に、僕はギターの木工部を削るということが出来ません。
貧乏性やデッドポイントが面倒ということもありますが「いつでも元に戻せる範囲でチューンナップ」するのが「スマートで粋」だと思ってるからでしょう。
(3本持ってる後期STMも、「元々ザグリがHSHで、更に予備のピックガードを入手できた」のでSSHにしましたが、3Sザグリだったらそのまま使ってると思います)
そうすると、LPを「弾き倒す」には、ペグはロトマティック系に要交換で穴を広げる必要がありますし、ツマミの間隔もかなり狭くなるし、シャフト穴回りの強度も気になります。
その点、STD+は、元々ロトマティックペグで、ヘッドも「デカヘッドとオールドの中間よりやや小さめ」で、ルックスとの妥協点からも一番良いような気がします。
また、ブリッジスタッドのグラつきを考えると、スタッドはナッシュビルの方が有難いですし(サスティンにも有利でしょう)、国産のABR型ブリッジが、(ミリとインチの関係で)ナッシュビルのスタッドにピッタリ入ったので、それも好要因です。。
細かいところでは、ジャックプレートが金属なのも「小ポイントアップ」でしょうか。
「軽量」
自爆日記の続きがこちらというのも変かもしれませんが、まぁ、良しとしまして(笑)
良く「重い」といわれ、それだけで敬遠されることも多い某社の某電気ギターですが、設計思想・体積と木材の密度等から(パーツの軽量化は難しそう)、そんなに軽く出来るはずはありません。
ライバルの某々社のギターと中間的なスケールの某々々社の発展・飛躍には、
「高級感がありながら軽量」という要因が少なくないようです。
ところが、物によっては本国以上のマーケットのある東洋の島国からの「もっと軽く!軽く!」という長期に渡るしつこいリクエストに切れ気味(←推測)の某社は、数年前から、文字通り秘策に出ました。
あるギターを、歯科医の友人にX線を撮って貰って、初めて見た時は、「ここまでやるか?!」と感動すら覚えました(○リオットという個人ビルダーも歯科医で、亡くなったんでしたかな?)。
と、話はここまでにせぜるを得ませんが、「重い」のが普通の某ギターの不自然に軽い物を「軽いし、生音劇鳴りじゃんか!超当たりだな、ラッキー!ちょっとキツイけどボーナス併用でなんとかいくか!」と有難がって清水ジャンプをする前に、「(パーツ全体の重さは、そう軽くなるワケないし)凡その体積と木材の比重位は調べて、トータルの最低重量」の把握はしたほうが良いと思います。
そりゃぁ、軽いし生音デカイはずですよ・・・あれじゃぁね(笑)
「韓流ブーム?」
最近の「中以下の価格帯」の新品の電気ギター物は、中国製が多いようですが、今、中古になってる物、つまり少し前の主流は、韓国製ですね。
○ブソンの二つの廉価ブランドで、「○ービルのロゴに「by ○ibson」が付いてない物」「○ブソンのボディ形状でエ○フォンのヘッド形状」の物あたりから、
僕も韓国製物に触れるようになってきました。
外見は大きくは違わないようですが、中身の配線材などに、お国柄のような物を感じます。
一番ショボイのがジャックで、比べれば、子供でも「強引なコストダウン」が分かります(笑)。
逆に言うと、「ジャックさえ調整か交換すれば、すぐ使える」のに、「音が出ない」ということで、驚くほど安く出てたりします。
最近、幼稚園から高校まで一緒だったヤツが、脱サラして大手リサイクル店の「店長&地域長(5・6店舗を管理)」をやってますので、楽器やPCなどは、値段を付ける前に相談されます。(今は、ほとんどボランティア状態で、ヤフオク等の代理出品までしてやってますので、僕が自分が買っても良いと思う物は、買取価格で売ってくれます。例えば、オークションや楽器店なら2万円位にはなるのに、面倒だから、近所の店に引越しのついでにタダ同然で出す人も案外いるようです。)
我々「非素人」からすると、「音が出なくても(ネック等)がしっかりしてる」方が直すのは遥かに楽ですが、素人は「音が出ないんじゃねぇ」で、ほとんど話は終わってしまいます。
(最近、DGさんがブリッジの特集をしてくれていて、「10.5mm派」の僕には大変有難いのですが)韓国物のストラト系は、ロングスケールでも10.5mmピッチ物が多く、ヨサゲなブリッジの物色に、とりあえず貰って帰るパターンも多いですね。
とりあえず預かってる○ピフォンのボルトオンネックのレスポールSTD(←一応「ディープジョイントの本物のレスポールスタンダード」と言っても嘘にはならないのが、とっても御茶目(爆))も、10.5mmピッチで、ちょっと直したら、気軽に鳴らすには案外良いので、買い取ってしまうかもしれません(汗)。
思いっきり人工的な「虎目&チェリー」も、下品でよろしいかも・・・(爆)
「小ネタ話」
僕は、今ではPCのソフト・ハード両面が副々収入源位にはなってますが、比較的PCやネット歴は浅くて、まだ5年強位です。
超初心者の頃の5年前、「成毛滋」で検索したところ、Charの立ち上げたレーベルの(仲の良い)野村義男氏などが参加している企画物のCDの中に、、成毛先生の参加した曲も1・2曲発見しました。
そのすぐ後、「あるサイト」を発見したところ、成毛先生自身の書き込みや、HIRO@師範代さんのサイトとの相互リンクもありました。
ここで、事情を複雑にしているのが、Charのレーベルは「江戸屋」、あるサイトとは「江戸紫特急」という点で、初心者の僕は、てっきり、「江戸紫特急」は、Charが、成毛先生に敬意を表して、自分のレーベル下に立ち上げたサイトだと思ってました(笑)
60年代初期の英国で、(リッチー御大の隣に住んでいた)ビック・ジム・サリバンがスタジオで超売れっ子の独占状態だった時、突貫工事で読譜をマスターしたジミー・ページが、その一角を崩し始めたのは有名な話ですが、本名が「○けなか」であるCharも、「○かなか」と間違えられてスタジオワークの依頼電話が良く来たそうですので、ここでも「成毛ツナガリ」があります(笑)。
また、これも昔から結構言われてますが、漢字四文字のCharの本名のフルネームで検索すると、「お間違えではありませんか?「竹中直人」でも検索してみて下さい」と出るのも笑えるところですね。
「Hard on Hands」
最近は、家事的なことからギターやPCをいじる軽作業の際まで、手袋を良くはめてます。
100円ショップで、運転用「綿の2個入」「すべり止め付1個入」(ペアは「双」という漢字なんですよね)、普通の軍手、すべり止め付軍手、ゴム手袋、使い捨てポリ手袋、などを使いわけていて、「異種重ね合わせ」もよくします。
僕は、何年に一度かは、手あれかしもやけが襲ってくるので(指先の反乱病か?)、もっと早く使うべきだったのでしょうが、やはり、細かい感覚がねぇ・・・(外科医や歯科医も、素手ならもっと細かいムズイことまで出来るはずだと思いますが。そうもいかんでしょうな)
二十数年前の高校入学前の春休みに、「1日でも早く、何でも良い」からと、店頭に募集チラシがあった花屋さんにバイトの申し込みをしました。
「(書いてないけど)女の子が欲しい」という女将に対し(その後、雇用機会均等法ができましたので、現在は、特定業種以外で「男子のみ」「女子のみ」と書いたら違法です。雇用者の方は、一応、知っておいてね)、「力仕事も結構あるから」と店主と古参店員がアシストしてくれて採用されました。
両親の影響で、園芸・華道もシロウトではなかったので、時給も二日目から上がり(笑)、終わる頃には、女将も掌を返して「忙しい時は、来れるだけ来てよ」なんて言ってくれましたが、手があれちゃってギターが弾けないんで、行きたかったけど、それで辞めてしまいました。
花って農作物だけど食べない物だから、アクが強いんですよね。
「ローズ指板」
今週買ったベース、ミディアムスケールということもあり、「JB62Mが見つかるまでは、外でもこれでいっとくか」と、2個欠品のノブと同タイプのが1個だけ安くあったので、とりあえず購入(注文しても400円だけど、それじゃ面白くないしね)。
ネック裏をチョイ補修ついでに、厚目の塗装を少し薄くしました。
が!マスキングが甘かったのか、磨き用の電動ハブラシのローテンションを間違えたのか、目痩せした縦の細かい筋が白くなってしまいました。
水研ぎでクリーム状になったクリア塗装かコンパウンドのカスが入ったようで、1本ずつ爪楊枝でコソゲ落とせば取れますが、数千本はありそうで、さすがにそんな気力はありません・・・(笑)。
「最初からそれもあって安かった」というのであれば諦めますが「せっかく安かったのに、自分で価値を落とした」となると許せません(笑)。
ふと初心に帰って、「ある荒業」を決行すると、綺麗になってしまいました。
「初心」・・・僕のメンテ・レストアの歴史は、自転車・単車・車のラインで来ていて、道具があるから、ギターなんかも、そのどこかでいじるようになったのでしょう。
そう、ワイヤーブラシにシンナーつけて擦ったら落ちました(笑)。
これで、後で小傷を磨く方が楽だしね。
「ロゴ」
歴史的モデルとも言える「Squire SST−314」の発売後数年、「G社スケールにF社ロゴを付けるのは、あいならん!」と言っていたF社も、機種別の売り上げNO1となった物を廉価ブランドにしておく訳にもいかず、プレゼントの際「F社ブランドに昇格した」とラジオでも毎回、N先生は紹介していましたね。
その後、STMの前期・後期と移行しましたが、ロゴは相変わらず新し目の物ばかりでした。
PEを知らない友人達は、僕の後期STMを見ると(二点支持部とロゴ、Body材も高くないことを合わせて考えて)「アメスタの日本版?」(←劇謎(笑))と軽蔑とまではいかなくても、マイナスの感想を述べたものでした。
その時は「オレより手も体も小さいクセに・・・」と内心で思って言わせておくままにしていました。
またもや何が言いたいかというと、前回登場のST57−58Mを買う前に、(同じくN先生御用達だった渋谷のKサウンド○ティで見つけた)
「6本単位でショップオーダーの最後の1本だった」スパロゴのSTM(更にアルダーボディ&(N先生も「F社で一番良い色」と言っていた)CAR)を自慢したいだけなのです(爆)。
友人達も、最近、ノーマルのSTMが高額で落札されるのを見るにつけ「これって、中位のヒストリックが買える位の値段は付くんじゃない?」と態度を急変させました(笑)。
実際、それより上のオファーを受けたこともありましたが、勿論、断りました。
数本ある電気物の中で、深刻な貧困にあえいで手放すとしても、TLMがラス前、このSTMはラストになるでしょう。
ここ数年の最大の悩みは、「あそこをF川モデル仕様にするかどうか」です(同日に2回目のお名前引用で恐縮です(笑))。
オリジナル状態も残しておきたいので、「10.5mmピッチで、ボディ側未加工で使えるトレモロ部」をご存知の方は、教えて下さいね
「ミディアムスケール」
昨日買ったベースは、32インチのミディアムスケールです(ノーマルは34インチ)。
現行モデルで、FenderJAPANにJB−45M@というモデルがあり、STー43MAと共に購入検討中でした。(どちらも値段の割には良い物ですね)
以前、ST−43Mの前に、ST57M−53BとST62M−53Cという、ネック厚・幅や弦間ピッチの大きい中途半端なモデルがありました。
昔、ST57M−53Bを、N先生御用達だった渋谷のKサウンド○ティで試奏したのですが、「複数個所で中途半端」と感じました。
しかし、取り寄せて貰った物だったので、断りづらく購入してしまい、「傷を付ける前に」と翌日委託販売に出してしまいました。
「新品購入最短所有」の思い出深い(笑)ギターです。
そのクセ、最近、Cが近所に売りに出ているのを見つけ、購入検討中です。
同時期に、JB62−58MDというのもありましたが、これも買っておけば良かったと後悔しており、捜索中です(見つけた方はお知らせください。薄礼差し上げますので・・。)。
話が分かりづらくなったのは承知ですが、何を言いたいのかというと、「現行の@Aは安くて結構良いのに、なぜ保証もあるそれらを買わずに、中古のDや(一日で売り飛ばしたBの姉妹機の)Cは欲しいのか?」というと・・・????。
BCDは、オールドロゴなのです。
「BassGuitar」
最近、「家に置いとく用」のが無かったので、今、郵便局行ったついでに1本買ってきました(笑)。
3コントロールのノブ2個欠品ですが、ロッド調整だけで、ガリもなく即使用可です。
フェ○ナンデスのでしっかりしてるし、弦も全部付いてて(結構重要)、しばらくはこのまま使えるし・・・。
(ケースないけど)2100円でした・・・何かがおかしい我が祖国(笑)。
「リサイクル」
最近は、オークションも含めて、リサイクルの渦の中にいます(笑)。
一番多いのは、例えば普通10万円で売ってる物で、もちろん10万じゃ買わないが、興味はあり。それが、ちょっと直せば使えそうなジャンク状態で、店の目利き不足で5万で出てて「最悪4万なら売れるだろうから、試す良いチャンスかな?」で購入するパターンです。
(国産コピーですが)FRTなどは、このパターンでほぼ全タイプ試せましたし、分解・清掃・組み立て・調整を実際やってみて、「弾き勝手よりも調整法が自分には向かない」ということが実感できました。
変わったところではBCリッチで、MBは胸に出っ張りが当たるのでイマイチ、イーグルは案外良いということも体験できました。(ミディアムスケールで24フレットですしね)
とりあえずは売ってしまいましたが、イーグルは、今、良さげな物が1本出てるので、買うかもしれません。
ただし、持ちなれないギターを持つと
「H○deモデルの色違いのコピーっすか?nさんにしては、ダサくないですか?モノホンは、バー○ーっていうメーカーなんですよ!」と言ってくる若者の対処もしないといけなくなります(笑)。
こんな時に「○リ・ロートは、○ングヴェイの真似っこっぽいよな」と言っても、最近の子には分からないので困ってます(爆)。
「矛盾?」
下の「アームレス」を書いたのは、1ヶ月ほど前だったでしょうか。しばらくは、その心境でLPとTLMばかりを鳴らしていました。
昔、M・シェンカーが言ってましたが、「アームをギンギン使った曲のカバーをアーム無でやるのも、全体の雰囲気を壊さずにフレーズを工夫したりするので、面白い」ものです。
ところが、昔に良く聞いた「とある曲」を、出先の店の有線で偶然聞いて 「おぉ!帰って、久しぶりに聞いてみるか」と音源を引っ張りだし、聞いているうちに軽く合わせて弾く気になってきました。
その曲は、ほとんどアームプレイの箇所は無いので、しばらくLPで弾いてみたものの、「かなりの違和感」に耐え切れず、すぐにSTMを引っ張り出して、小一時間かけて調整、「やっぱ、これだけはコレだ!(謎)」と納得しました。
やはり、我々以上の世代の日本人ギター弾きは、リッチー御大には弱いようです(笑)。
「アームレス(転載)」
久しぶりなので、軽いネタからリハビリしていきます(笑)。
3.4年前まで、10年以上の間、3本のSTM(普通より一回り小さいストラト)で、9割方は済ませてきました。
ところが、ひょんなことから、LPとTLを続けてゲット、以来「電気物は、これ3本で一生足りるだろ」とさえ思っていたSTMの出番は、めっきり減ってしまいました。
ストラトのブリッジの調整や弦張り・チューニングは、若い頃は楽しい面もありましたが、最近は「ちょっと軽く弾くか」という気に水を差してしまいます。
某氏が某所で、「ストラトは、チューニングがほとんど合いません(暴言)」と言ってましたが、これは確かに暴言で、(私的には)「絶対に合いません」が正しい表現です(爆)。
ストラトを弾いていてアームを使わないのは、なんとなく寂しいのですが、LPやTLは、アーム無が当然という意識があります。
20年近く、「アーム対策用の弦張り」が身についてしまってましたが、最近は、ペグポストに巻き付ける回数を変えてナットからの角度を調整したりしてると、30年前に、教則本通りに弦張りをしていたのを思い出します。
「アンプ考(転載)」
少し前に、オークションでマーシャル小アンプを誤落札してしまいました(笑)。
最近のデジタル物はナカナカの物もありますが、「本家が定義したデジタルシミュレートの音を体験するには、まぁいいか」と取り消し要請せずに購入
(○OSSのコンパクトエフェクターと変わらない値段だしね(爆))。
その直後、リサイクル店でH&M10を発見。ジャンクの割りには「ガリなし」とあるし、他のの国産有名メーカーの同サイズのトランジスタ物より安い。もちろん速攻購入。
弾き比べてみると、歪系の音はソックリとは言えませんが、かなり近い物があります。
「1959そのものの音」ではなく、「1959の条件の整った音に近い音を、安定供給」しようとする二つの解釈・解答が分かった気がしました。