「太陽」インデックス. 鈴置氏の演劇活動について.


SPC「宴会」レポート


 SPCの定例イベント「宴会」が、今年も新宿の「南の島リゾート」で行われました。
 会場は歌舞伎町のそばにあるので、私は興味本意で歌舞伎町のいかがわしい店通りを通りながらひとり会場へ向いました。真っ昼間だから大丈夫だろうと思ってたのですがさすがにヤバさを感じ、いいかげん出ようとしたところで会場を見つけました。

 会場のビルの前でしばらく待っていると香瑞那生さんがやってきました。私の近くで待っていた方も香瑞さんのお知り合いのようで、3人でしばらく待ってから(入ろうとしたら、その時受付カウンターそばにいた鈴置さんにまだ準備中と言われたとの事で)会場に入ったのですが、中にはすでにお客さんが何人もおりました(あれ?)。会場入口で鈴置さんと目があったので、遠くから軽く挨拶しました。前回お会いした時のことを覚えてて下さってたようです(^^)。

 料理が配り終えられ、鈴置さんの旭川公演の後日談が始まりました。公演初日の朝に雪が降って風景が真っ白だったこと、それから鈴置さんは公演の後、予定がなかったので北海道旅行(鈴置さんは大の旅行好きで、都道府県は青森以外全て行っているそうです)をすることにしたそうです。中野順一朗さんも一緒にくっついてきての男二人旅。旭川からJRで、まだ制覇していない稚内へ向かい、宗谷岬へ行った後日本海側の「オロロンルート」をレンタカーで下り、途中の増毛(ましけ)町で温泉を楽しみ、小樽でオルゴールとガラス細工にはまったそうです。「TSUNAMI」のオルゴールを喜んで買っていた鈴置さんを、中野さんは冷めた目で見ていたそうです(笑)。
 
 遅れてきた人も揃ったところで鈴置プロデュースの次回公演のお知らせが、鈴置さんからありました。来年四月の新作「誰かが誰かを愛してる」から、「煙が目にしみる」「見果てぬ夢」の再演と地方公演の、2年後までぎっしり詰まったスケジュールが発表されました。

 去年はキャストの方が勢揃いで、鈴置さんと一緒にお芝居をすることになったきっかけを一人一人がお話されたそうですが、今年のキャストの方は鈴置さん、麻生さん、田中さんの3名のみでしたので、鈴置さんが参加している会員さんをハガキから選んで、対談をするということになりました。お題は「思い出の街」。
 最初に選ばれたのは、大田区に住んでいるという和服の女性で、福島の話をされました。
 この人はすごい話が上手くて、鈴置さんが「今度うちの芝居に出ない?」と舌を巻くほどでした。さすが大人の女性 まだ19歳(本人談)なのに(^^;)。
 次に選ばれたのはなんと当サイト常連の香瑞那生さん。香瑞さんは鈴置さんと同じ名古屋出身で、ローカルな話題で盛り上がりました。

 次に選ばれたのが、なんと私でした(偶然!?)。私は鈴置さんが唯一行っていないという、青森へ行った時の話をしました。米軍基地のある三沢市の話なんですが、居酒屋に金髪ロングヘアのおねえさんがいましたと言うと、「あ。そこ行ってみたいなあ!」って鈴置さん。
 街の話よりも、私が札幌からはるばる来たということにみなさん驚いているようでした(^^;)。
 私の後は、男性の方が二人選ばれていました。残念ながらよく覚えていないのですが、四人目の方が西麻布にお住まいで、最後の方が京浜急行のそばにお住まいだそうです。

 それから、鈴置さんが各テーブルを回って会員の方々と会話を楽しんだりしていました。私も当サイト常連の高嶋さんの席におじゃましたりしてたんですが、その間に鈴置さんが私の席に座っていました。あ、ちょっと損したかも……。

 ラストは鈴置さんの歌う吉田拓郎の曲「外は白い雪の夜」でシメました。間近で聴いた鈴置さんの歌はよかったです。終わってから鈴置さんにサインをもらっている方が何人かいたのですが、その中のひとりに、先日掲示板に書き込んでくれたなつみさんがいらっしゃいました。よく見ると私の席のそばにいた方ではないですか。帰りは高嶋さんと香瑞さんは急いでいたのでお先に帰ってしまいましたが、なつみさんとはJRまでご一緒して、いろいろお話ができました。




なまスズ