越後湯沢・南魚沼


南魚沼市(六日町駅傍)の愛・天地人博会場

平成21年の6月中旬、梅雨時ではあったが休暇を取ったのでブラリと出掛けてみた。

キッカケは旅行雑誌の記事に花の見どころとして湯沢高原が紹介されていたこと。
高山植物の植物園が有るとのことで出掛けてみた。

天気予報だと新潟はお昼ころから雨とのこと。
家を出る時はポツポツと降り始めていたので車で駅まで行くことにし、駅の近くの有料駐車場に停めてから8時前の新幹線に乗って8時50分頃に越後湯沢に着き、そこからロープウエイの乗り場まで800mほど歩く。
相変わらず雨は降っており少し濡れるが傘をさすほどでもないと思って、そのままロープウエイの乗り場に行く。

ここのロープウエイは166人乗りということで、結構大きい。
9時発(20分おきに運行)の便に乗ったが私を含めて乗客は3人しかいなかった。
料金は往復で1500円。切符にハサミを入れてくれる。ロープウエイを出た先には無料の足湯も有る。
天気が悪いので足を入れている人はいなかったが..


ロープウエイを下りた所に有る足湯

ロープウエイを降りると無料のシャトルバスが待っていて植物園の近く(あやめケ池)まで行く。シャトルバスを降りて池に沿って木道を歩いて行くと、ひおうぎアヤメというのが咲いているが、見頃は過ぎた感じだった。
無料のシャトルバスはロープウエイの乗り場の近くから出ている
あやめケ池、左上の道を上って行くと高山植物園?

高山植物園に辿り着くが、「ロックガーデン」という表示が無かったみたいで、まだ先に有るのかと思ってサマーボブスレーのコースに沿ってミニゴーカート
(雨で休み)の方まで一回りしてエーデルワイスというレストランの傍まで行ってしまった。
ボブスレーは休止中だったが、最高で30kmくらいまで出るそうだ。

私以外には歩いている人間も居らず、道も人が頻繁に歩いているとも思えない、階段や坂道...
そうと知っていれば、もう少しジックリと高山植物園を見たのにと思うと残念だった。

今の時期は「コマクサ」だとか見られる筈なのだが、見ず終い。  

高山植物園のオダマキ

帰りのロープウエイはに客は私一人。山麓駅に戻り、少し汗をかいたので中に有る「コマクサの湯」という温泉に入った。
ここは入浴料が500円。タオルを持って行かなかったので貸しタオルを200円で借りた。
私以外に1人しか居らず、貸し切りみたいなもの。
それほど広くはないが良い湯加減だった。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉。

ロープウエイを後にして湯沢の駅に戻り、南魚沼(六日町)の天地人博を見に行くことにする。
11時頃で六日町に行く電車の時間を見ると40分以上も有る。お昼には少し早いが腹ごしらえをしようと思って食事処を探すが、駅の中に一軒有るだけで、駅前を見てもラーメン屋くらいしか見当たらない感じ。
仕方無いので駅の中の店に入り初めてソースカツ丼を食べる。

一般にカツ丼といえばトンカツを玉子でとじた物だが、ソースを掛けたカツが乗っているだけ。
私が入った時は空いていたが、一人で6人掛けくらいのテーブルに座るのも気が引けたのでカウンターに座ったら、その後でグループの客が増えてきたので正解だったかもしれない。
余談だが、ここにも温泉施設が有ったと知り、ビックリ。流石に温泉のハシゴはしなかったが...

食事を終えて駅の構内にある売店で笹団子を土産に買う。その後で切符を買おうと自販機を見たら「ほくほく線」には六日町は見当たらない。
路線図を見たら、ここはまだJRの管轄らしい。(上越線か?)券売機の路線をJRに変えて片道320円で切符を買うホームは0番線。
ホームに行くと隣の1番線には特急の「はくたか」だか「サンダーバード」だかが停まっていた。(こちらの方が先発)各駅停車の電車は2輌編成のワンマンカー...
乗り降りは運転手のいる車両から。各駅かと思ったら快速? 12時前の便で出発したら六日町までノンストップで行った。

六日町の駅に降りて右手を見たら「愛・天地人博南魚沼」のカンバンの建物が見える。
歩いて1分とのことだが、たしかに近い。市役所も駅の近くにある。この時点では雨は上がって傘は要らなかった。

ここの入場料は大人600円。入場記念?で魚沼産のコシヒカリの小袋(1合くらい?)をくれた。
内容はNHKの大河ドラマ関連の展示が殆ど。(衣装や出演者の写真パネル等)撮影の裏話の映像とかも短いながらも見られる。
内容的には映像等を見ても1時間も有れば充分だろう。展示だけだと600円の入場料は少し高い気がしないでもない。

内部の撮影は禁止だが出口近くに有る「愛」の前立ての兜を被って記念撮影の出来る場所が有り、ここだけは撮影可となっている。
ここではスタッフが撮影もしてくれ、出口で出来上がった写真を売っている。(1枚千円、大きさは2Lサイズ?)


兜を被っての撮影のみ可能

出た所では売店が有って土産物を売っている。直江兼続や上杉景勝、謙信等の名前がついた物を主に売っているが結局、何も買わずに来てしまった。

六日町の駅の傍で土産物屋に寄り、お菓子等を買ってから帰途につく。13時半頃、六日町を出て越後湯沢に向かうが帰りの電車は本当に各駅で3駅くらい停まる。
湯沢に着いて新幹線に乗るのに時間が有ったので売店でお菓子を買って帰る。

14時過ぎの二階建て新幹線のMAXに乗るが熊谷には15時に着き、天気が良ければもう少し湯沢でゆっくりしても良かったかと思うと少し残念だった。

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