埼玉古墳(さきたまこふん)

埼玉県名発祥の碑
開館日、料金等は当時のものであり現在は変更になっている可能性も有りますので、予め確認の上でお出かけ下さい。

埼玉県の県名発祥の地でもある。隣町の行田市(ぎょうだし)に有る古墳群で、「稲荷山古墳」という所からは国宝の『金錯銘鉄剣』(きんさくめいてっけん・昭和43年に出土、昭和58年に国宝に指定)も出土している。

余談だが4月の初旬の日曜には「鉄剣マラソン」というものも開催される。
前方後円墳が多いが、円墳の丸墓山
(まるはかやま)古墳は高さが18.9m有り、一説によると前方後円墳の円墳のみが残ったとか? 
資料によると
日本最大の円墳とのこと。丸墓山古墳は階段が付いており頂上まで上ることができる。
園内には「埼玉県立さきたま資料館」も有る。(問い合わせTEL.0485−59−1111)9:00〜16:30開館で、入館は16時15分まで。
入館料50円。(20名以上の団体の場合は30円)、高校生以上の学生は30円(団体は
20円)、中学生以下と65歳以上は無料。
なお、入館料は将軍山古墳展示館と共通。月曜及び祝日の翌日は休
館。
(土・日に当たる場合は開館)年末・年始(12月27日〜1月5日は休館)

住所は埼玉県行田市大字埼玉4834。入館料のデータは平成13年4月現在。

資料館には出土品の画文帯環状乳神獣鏡(がもんたいかんじょうにゅうしんじゅうきょう)、三環鈴(さんかんれい)、武人埴輪(ぶじんはにわ)等の埴輪と農具等が展示されており、将軍山古墳展示館には甲冑や馬具等が展示されている。

同じ敷地内には埴輪(はにわ)作りの出来る「はにわの館」(TEL.0485−59−4599)も有り、こちらは入館は無
料で材料の粘土代が1,000円)。
交通はJR高崎線の吹上駅(ふきあげ)から東武バス佐間経由行田車庫行きで
15分、「産業道路」で下車してから徒歩15分とのこと。
問い合わせは北部公園建設事務所TEL.0485−25−4
492。駐車場は150台分有り。バスの本数は少ないので注意が必要。

5月4日には「埼玉火祭り」も行われる。この祭りは古墳の周囲で古代人の扮装をした人達が松明を持って行進をするのがメインイベントらしい。
問い合わせは行田市商工観光課、TEL.0485−56−1111。

(私は参加したことがないので詳しいことは知らないが昼間はアトラクションやフリーマーケットも開かれ、賑わう) 
埼玉古墳中、最大の「丸墓山古墳」
埼玉県立さきたま資料館

古墳は丸墓山古墳(円墳)、稲荷山古墳、将軍山古墳、二子山古墳、愛宕山古墳、瓦塚(かわらづか)古墳、鉄砲山古墳、奥の山古墳、中の山古墳(以上、前方後円墳?)、浅間塚(せんげんづか)古墳が有る。

資料館の近くには移築した民家が2軒有る。
これは幸手市に有った地主の家と行田市の農家が、当時のままの状態で保存されており、見学することが出来るが、一部分立ち入り出来ない所も有るので要注意。  
将軍山古墳と展示館
二子山古墳
稲荷山古墳

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