平成25年の11月20日(水)の午後、利根川の鮭の遡上を見ようとライブ映像(独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所)を見たら沢山映っていたので、昼過ぎから見に出掛けた。
魚道を上がる鮭を見たり、地下の観察室に行って写真を撮ってみたが波しぶき等で思うように撮れず。
持って行ったカメラも普段はサブとして使っている物で、手動で設定しようと思うが使い方を忘れて思うようにならず。
※一部、内容に記憶違いが有るかもしれませんので、相違が有るようでしたら教えて頂けると幸いです。
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1号魚道を遡上する鮭(ガラスの近くでないと上手く写らず)
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魚道に設けられた柵を越えようとジャンプする鮭だが殆どは飛び越えられず、元に戻されてしまう。 |
諦めて上に上がって魚道を上がる鮭を見ながら撮っていると、そのうち玉網等を持った係の人が一人、二人とやってきて何が始まるのかと思ったら採卵だった。
魚道に柵が設けられているため遡上する鮭が上れない。何故だろう?と思ったら採卵の為にわざと上がれないようにしている(18日から20日)らしい。
1号魚道は埼玉県の行田市側で観察室の有る場所。
上流からの水量を減らして流れを減らすのと平行して用意してきた大型の水槽?に川の水をポンプで汲み上げ、二人の係の人が釣り用の長靴(ウェーダーというのか?)を履いて、
上は万一の為の救命胴衣を着けて魚道に降り、鮭の溜まっている一角に腰まで漬かって玉網ですくい、それを上にいる人に渡し、上の人はそれを用意してきた水槽?の大型の物に移していた。
1号魚道で鮭をすくっている係員・左上の網の中はすくった鮭
水が塞き止められ、柵が有る状態では鮭はそれ以上上流には行けず、その一角は生け簀状態。
鮭がウヨウヨ...(しかし後日、遡上数を見たら151匹と少ない日だった)
塞き止められた魚道の一角は生け簀状態
水槽に移された鮭を別の係の人が採卵できるかどうかを見て判断し、ダメな物は上流に放流していた。
そうして採卵に適した物だけを別の水槽に移していた。
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その後、オスとメスで別々の水槽に分けて入れ、その中から最初はメスを一匹ずつ別の箱に移し蓋をしていた。
この箱の中の水は浅い物で、3匹を入れて静かになったところで一匹ずつ取り出して別の箱(スポンジで水を取る)に入れて水を切ってからタオルで拭いて目を覆い、
一人が鮭を支え、もう一人が腹を押さえて用意されたザルに採卵。
卵を取っているところ。一人が鮭を持って、もう一人が搾っている。
オレンジ色のイクラが取れた後でジョウロに入れた水のような物(鮭の体液と同じ成分とか?)を振りかけて洗う。
鮭の体液のような成分の液体を掛けているところ
その後、水で洗い、これを3匹分取った後でボウルに入れ換えてから今度はオスを同じように一匹ずつ出して、今度は卵に精子を掛ける。
同じように3匹分の精子を掛けた後で手でかき混ぜてから水を入れて浸す。精子は卵子に比べると少量で、こんな少ないの? と思う量。
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これを3回くらい(合計で9匹分?)繰り返しただろうか? 卵を取った後のメスの腹は、しぼんでペッタンコ。
中には卵が取れない物や精子の出ない物も有り、これらは全て放流。
卵や精子を取った物も放流していた。採卵や受精した卵は全て日陰で行っていた。
14時半頃に終わり、魚道の柵を下ろして遡上に問題が無いようにして、水も元通りに流れるようにしていた。
受精した後の卵は持ち帰ったと思うが、そこまでは確認せずに帰ってきたので不明。
受精卵の入ったタライ?