浄化槽管理士受験記

平成16年10月下旬、浄化槽管理士の受験をした。東京の場合は試験会場が板橋区の帝京大学医学部。
電車だとJRの十条駅が最寄りで徒歩で約10分。
私は7号館の3階、734教室で私が受験した教室では128名の受験者だったようだ。4人掛けの机の両端に2人掛け。

職場の日常業務で浄化槽の自主点検(点検は業者に委託)を行っているのだが、今年は色々とトラブルが多く少しは浄化槽に精通したいと思い勉強を兼ねて受験した。
しかし受験料は2万円(20,200円)と高い! 
受験の参考書としては財団法人日本環境整備教育センターから講習会用の教本(浄化槽の維持管理)が出ているが、これも4冊セットで2万3千円と高い。
受験申請書は400円分の切手を同封して郵送で取り寄せる。

受験に際して色々とNET上で情報を検索したが情報が少なく、判らないことが多かった。
これから受験を考えられている諸兄に少しでもお役に立てば幸いである。

まず試験問題は100問。これは問題集(オーム社から出ている)を見れば判ると思うが..
午前と午後の2回に分かれており、それぞれ50問ずつ出題される。

試験時間は午前、午後とも2時間半ずつ。試験開始後30分が経過すれば退出可。

午前の試験は10時から12時半まで。午後の試験は14時から16時半までだが、注意事項の説明等が有るため午前の集合時間は9時半、午後の集合時間は13時45分となっている。
受験票には写真が貼られていないが、試験開始前に試験官が申請した書類(写真が貼ってあるもの)と見比べて確認する。
(午前と午後の2回)

午前の試験が終わって午後の集合時間まではお昼休み。近くに食堂等が少なく、有っても休みの所が多いため駅の近くまで行かないと無さそう。
そのため弁当を持ってくるようにと受験時の注意に書いてある。
食事は受験会場の教室で摂れる。ただし、ゴミは持ち帰ること。

最初に解答用紙が配られる。解答用紙と問題には受験番号が記されているのには驚いた。
問題集は落丁が無いか確認する。
(受験番号と氏名を解答用紙と問題集の両方に自書し、解答用紙に受験番号と生年月日をマークシートで塗りつぶす)

時間になったら始める。思ったよりも難しいというか過去問題とは違うものが出るため、傾向を予想するのが難しい。
30分が経過したら退出しても良い。その際は試験官に問題と解答用紙を渡して、自分の荷物を持って退出。
問題集は持ち帰れないので注意。受験票も持ち帰ること。

平成16年の問題はこちら(pdf形式)に有り

結果は11月30日に発表されるとのことで、掲示板とホームページ、官報にも載るそうだ。不合格者には不合格の通知が届くとのこと。
合格者には合格通知と免状の申請書類が送られるとのこと。

12月に入ってから結果が届いたが、これが何と不合格通知でもご丁寧に簡易書留。(苦笑)
中を見たらA5サイズの紙に不合格通知と、もう1枚試験結果等を載せたホームページのURLの書いた紙が入っていた。
こんな物はハガキ1枚で充分な筈。結果が届いた日が、たまたま不在だったため不在通知で封筒というので合格したから申請書類等を同封して有るため簡易書留かと期待しただけにガックリ。
紛らわしいことをするなと言いたい。リベンジするにも受験料が高すぎ。再挑戦する気も無くなってしまった。

仕事でこの資格が無くては困る訳でも無いので取得は断念した。
それにしても、こんなに受験料が高い理由は何なのだろう? 講習会も有るが、これも129,700円と高い。
もちろん講習時間(13日、80時間)を考えれば妥当な金額とは思うが、何か、この資格に特別の権益?でも有るのだろうか??と考えてしまう 

合格点は65点以上とのことだが、その前の年は67点とのことで合点が行かない。
普通は合格点は何点以上と決まっており、年によって合格率が変動することは有っても合格ラインが変わるというのが納得出来ない。

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