Windows7で親指シフトキーボードを使う

平成23年の5月末、Windows XPの将来に不安が残るようになってきて、そろそろWindows7への乗り換えを視野に入れないといけないと思う
ようになってきたものの、ネックは現在使用している親指シフトキーボード。

親指シフトキーボードと言っても大きく分けてJISキーボード配列を踏襲したFMV-KB211やOASYSから続くFMV-KB611系の2種類が有り、611 系は現在でも新製品が継続して販売されているが211系はドライバーもサポートされず、後継機も型番こそ後継のように思われるものの配列は611 系のような物しか販売されず、211系を使い慣れた身には使い勝手が悪く好きになれない。

しかしながらWindows7でも使えたという人の話を参考にダメで元々とやってみた。
先ずはコネクターの変換。

古いキーボードというのは大概がPS2接続なのだが昨今のパソコンは大抵がUSB接続でPS2のコネクターは付いてない。

そこでPS2をUSBに変換する物が無いかと調べたら数社から出ているらしい。
中にはマウスとキーボードの両方を接続出来るように二股になっている物も有る。
私の場合、マウスはUSBで問題無く使えるのでキーボードだけ使えれば良い。

通販のamazonで見た中でサンワサプライのUSB-CVPS1というのが安かったので、これを購入。
(税込み・送料無料で893円)

これでキーボードそのものはUSB接続になるものの、これでは親指シフトキーボードとしては動作せず、しかも106/109キーボードとしても文字が表示と一文字左だか右だか忘れたがズレて入力されてしまう。
(たとえば親指シフトキーボードでAを入力したつもりがSが出る感じ)

em1keypcというソフト(エミュレーター?)とoyayubiwmを使うことによって使えるらしいと判った。
(両方とも同じフォルダ内に入れること)

早速ダウンロードしてきて入れてからJapanist(富士通のIME)でキーボードを親指シフトキーボードFMV-KB211)に設定したら『ドライバーが見つからない』と言われたが特に問題無く動作した。

ただJapanistでキーボードを設定する方法がWindows7(正確には私が使っているのは簡略版のStarterだが)では判りづらくて悩んでしまった。

プロパテイを開くとjapanistの環境設定が出来るのだが、ここに辿り着くまでに悩んでしまった。
同じWindowsでもXPと7では設定画面が違うので初めてだと悩んでしまう。 

その後、PCを64bit版のWindows7に入れ換えたが、特に何もせずに使えている。
(japanist2003使用、ドライバは無し、キーボードの設定は106/109でエミユレータ等は不要)

その後、Windows10にしたが上記の組み合わせで特に問題も無く動作している。
Windows11にしてもJapanist2003の最新版は使えるそうなので一安心。
 

※IMEはATOK等も使えるようだが私はATOKは持っていないし使ったことも無いので、それらの設定は他の人のHP等を参考にして下さい。

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