平成１５年の２月、それまで使っていたＳＣＳＩのＭＯを将来的なことも考えてＵＳＢ２．０に変換して使うことにし、とりあえず秋葉原に行くついでに変換アダプタを物色した。
メーカーとしてはＡｄａｐｔｅｃ（アダプテック）、Ｉ／Ｏデータ、Ｌｏｇｉｔｅｃ（ロジテック）、ＲＡＴＯＣ（ラトック）等が有るが、今回買ったのはアルファデータというメーカーの物。ＡＤ-ＵＳＢＳＣ２というもの。
あまり聞き慣れないメーカーだが、たまたま入った浜田電機という店に有って値段が一番安かったもので．．
（５，８８０円）それにしても、意外とSCSIを変換するアダプタは少ない。やはりSCSI機器は少ないのだろうか?
箱を開けるとアダプタ本体と取説、ＵＳＢ２．０のケーブル（１ｍもの？）、保証書、ドライバーの入ったＣＤ。
インストールはＳＣＳＩ機器とパソコンのＵＳＢ２．０カードを付属のケーブルで接続し、ドライバーのＣＤをセットした後でＳＣＳＩ機器の電源を入れると自動的にドライバーを探すので、指示通りにインストールすれば良い。
ドライバーをインストールした後で使ってみたが問題無く動作した。ただ動作については使用しているＳＣＳＩ機器が光もの（ＭＯ）なので書き込みは遅い。ハードディスク等なら効果は感じられるだろう。
もっとも、それにしても元々のＵＬＴＲＡ ＳＣＳＩの２０ＭＢ／ｓｅｃを超えることは出来ないが．．
ＵＳＢ２．０の転送速度は６０ＭＢ／ｓｅｃなので、勿体ない気がするが、手持ちの機器でＵＳＢ２．０の使える物が無いので仕方ないか．．
SCSIとは違い、パソコンを起動してからでもSCSI機器の電源を入れればSCSI機器を認識するので便利。
途中でＳＣＳＩ機器の電源を切る際は機器の取り外しの操作が必要だが．．
なおＭＡＣ ＯＳ８．６以降でも使用可能。（ＭＡＣ ＯＳ Ｘは使用不可）