SCSI-IEEE1394変換コンバータ

RATOCのFireREX1
SCSIをIEEE1394に変換

平成14年11月、今まで使っていたMOだがSCSIとUSB1.1仕様。しかしUSBは遅すぎるのでソーテックのパソ
コンから現在のパソコンに変える際に、SCSIカードをソーテックから抜いて差し替えて使っていた。
しかし、ソーテックのバックアップ用に使っていた外付けのハードディスク(SCSI)が使えなくなってしまい、バックア
ップが出来ない状態で不便に感じていた。

そんなおり、本庄のY電機に行った際にSCSIとIEEE1394の変換をするアダプタを見つけたが、値段が高いので
買いあぐねていた。

将来のことを考えた場合、USB2.0の方が良いとは思うが、その時点ではWindows  XPで正式に採用されていなかった為、ソーテック機にも標準で付いていたIEEE1394を使うことにして安いカードを入れたことも有り、これにした。Adaptecか何処かでUSB2.0とIEEE1394が1枚のカードになった物も1万円くらいで売っているが..

最近ではUSB2.0の機器も種類が出回って値段も手頃になってきたので、これから買うならUSB2.0の方が良かったかもしれない。
(USB1.1とケーブルの互換性も有るし..)

で、買ったのはFire  REX1というRATOC(ラトック)の物。購入価格は9,800円。
SCSIは50pinのDーsubタイプでIEEE1394の6pinのコネクタが2個付いている。
ケーブルはどちらに差しても動作する。機器に電源が無い場合は別売のACアダプタが必要とのこと。
スキャナもIEEE1394に対応しているドライバーが有れば動作可能らしい。

使い方はSCSIのケーブルを外し、そこにこれを差し込む。
IEEE1394のケーブルをパソコンとこれに接続する。

ドライバーソフトはCDで付いているがXP用はメーカーのホームページから落として来ないとダメかも?
最初、CDのドライバーを入れて使ってみたがドライブを認識しないで悩んだ。
デバイスマネージャーを見ても「?」マークが付いているし、その割りには「ドライバー」は正常に動作していると言うし2〜3時間、原因を探してしまった。
CDにはドライバー以外にもMO等のフォーマットをするユーテリテイも入って
いる。

しかしドライバーを入れ直してからは問題なく動作。
ウルトラSCSIの転送速度は20MB/秒に対し、IEE1394の転送速度は50MB/秒と速い。
USB2.0は60MB/秒と2割くらい速い計算。
実際はSCSIからIEEE1394に変換する処理が入るのでSCSIで使う際の7割程度の速度しか出ないもよう。
SCSIが使えるなら、そのままの方が速いようだ。(苦笑)

SCSIと違い、電源が入ったままでもケーブルの抜き差しが可能。
(取り外しはリムーバブルディスクのアイコンをクリックして閉じてからでないとダメなので要注意)
 
SCSI側のコネクター(50Pinハーフピッチ)
IEEE1394コネクター側(真ん中は電源用の端子)

平成15年の8月に売却。もうSCSIの機器も手元に無くなったのと、IEEE1394やUSB2.0という高速のI/Fが有る時代にULTRA SCSI(20MB/sec)やFAST SCSI(10MB/sec)では無理に使う意味も無いので..


同梱されているケーブル、取説、ドライバーCD・ケーブルはIEEE1394の6Pinと4Pinの対に
6Pin同士の対。取説とユーザー登録カード、ドライバーはXPの場合、HPからD/L要かも?

詳細はRatocのHPを参照

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