スキャナ使用記 

Justy SCANROM 4E

インターネットでホームページを作り始めてから写真等が入ってないと寂しいという意見が有り、仕方無く?
買った。デジカメの購入も考えたが画質に難が有るのと、今まで撮った写真を有効に活用したいため買った。

Justyというメーカーで出しているSCANROM−4Eというパラレルポート(プリンターポート)を使用したタイプで外観は外付けのCD−ROM風でハガキ大の大きさまで取り込みが可能。
台湾製。解像度は標準で400dpiだが、ソフト補完で4800dpiまで可能とのこと。ホームページで使う分には200dpi程度で使う方が処理速度やデータ量からいってベターと思う。定価は39.800円。

平成14年の1月、神奈川の方に譲った。

使用可能な本体はCPUが80486以上のDOS/V機で、(PC−98は別売の接続キット=ソフトとケーブル)で可。
OSはWindows 3.1か95。(Windows98も可,但しWindows2000はドライバーが対応しておらず、メーカーの話しだと今後も対応の予定は無いとのこと)メモリーは4MB以上要。ハードデイスクは10MB以上要とのこと。

スキャナのドライバーソフトは3.5インチのフロッピーで提供されるのでCDが無くても可。
(オマケで付いてくるレタッチソフトのAdobeのPhoto DeluxeはCDのため使用するなら2倍速以上が必要とのこと)

本体との接続は付属の25pin Dsub(オス−メス)のケーブルを使用してパソコンのプリンターポートに接続する。
なおスキャナにはプリンターを接続するためのコネクターも付いているので、スキャナを接続してもプリンターが接続出来なくなる心配は無い。
(ただしスキャナの電源も入れておかないとダメとのこと、電気的にスルーとならない様で検討してほしいところである)

使い方は本体の左側面に有る電源スイッチを入れ、全面の左側に有るEJECTボタンを押してトレイを出し、トレイの上蓋を開けて写真やハガキ等のスキャンしたい物を置き、上蓋を閉じる。EJECTボタンを押してトレイを閉じる。
それからTWAIN対応のレタッチソフト等を起動して読み込む。「アプリケーションに出力」と「クリップボードに出力」の二種類の読み込みが有るが、通常は「アプリ..」でOKと思う。
(トレイがスライドしてスキャンするのでトレイの前方には15cm以上のスペースが必要になる。電源は付属のACアダプターを使用する。

ソフトはSCANROM−4E専用のソフトとレタッチソフトで有名なAdobe(アドビ)のPhoto Deluxeが付いている。
(個人的にはPhoto Deluxeは使い勝手が好きじゃないので使っていないが...)

一応スライドも読めるとなっているが、私がホルダー付きで試してみた感じではNGだった。
(希望する明るさとか画質が得られなかった)

白黒はカラーモードで読んだ時よりも不純な色(赤系のドット)が混じり、カラーモードの方が自然に近い色合いになった。

色は実物よりも落ちるようである。一寸、白っぽくなるというか...レタッチソフトである程度の補正は可能だが、色の再現性という意味では今ひとつ物足りない気がする。

値段を考えれば致し方ないかもしれないが...

ソフトを起動すると下の写真のような画面が出る。原稿の縦横変換やモード、解像度、明るさ、コントラスト等の調整はオプションの画面で設定する。
読み込み時間はハガキ大の大きさを200dpiで読んだ場合、約1分。
サイズは長辺で約1200ピクセル。


SCANROM 4Eの初期画面

解像度についてはサンプルを入れておきますので興味のある方は見て下さい。
絵ハガキを200dpiで読み込み、JPEG画像(原画に対して75%)、サイズは1160*790ピクセル程度。
データのサイズは124KB。

ACアダプター(13.5V/1A)
スキャナの背面。左側がパソコン側からのケーブルを接続するコネクタ 
で右側がプリンター接続用。右端がACアダプターのコネクタ。 
 
 

 


ドライバーソフト

 

 
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