ノートパソコンのハードディスク交換

メルコの交換用ハードディスク

ソーテックのノートパソコン、WinBook U270A4だが、ハードディスクは10GBしか無く、2分割されているため
色々とアプリケーションを入れていると残り容量が気になってくる。

そこでハードディスクを交換することにした。30GBまで必要ないが20GBは欲しいところ。

平成13年の12月、思い立って大宮のSという、駅前に有るパソコン屋に出掛け中古が無いか探したが8GB以下
の小さな物しか無かった。仕方無いので新品を探し、バルクは無いかと思ったが3.5インチしか無い。


IBMのTravel Star(4,200回転、内蔵2.5インチハードディスク・これは元の10GB)

仕方無く箱入りの物を探したらメルコとI/Oの物が有り、20GBはメルコしか無かったのでメルコにした。
買ったのはDVN−20GXという9.5mm厚の物。

中身はIBMのTravel Starという4,200回転の物。購入価格は20,500円程度。
ディスクの初期化をするソフト(Windows用)がフロッピーで付いている。

交換そのものは、さほど難しくないが最初にWindowsの起動デイスクを用意しておく。(Windows Meの場合)
それから、念のためアダプタとバッテリーを外しておく。その後キーボードを取り外し、金属のカバーを外した後で右側に有るハードディスクの金属カバーのネジを1本外した後で左にスライドさせて外す。その後、カバーの側面に有る4本のネジを取り外しハードディスクを外す。
(キーボードの外し方についてはhttp://www.ne.jp/asahi/ji1jci/kuromiya/pasocon/A4note.htmlを参照)

交換するハードディスクを取付、ネジ止めする。コネクターは、そのままでは付かないので先に外したハードディスクに付いているカードエッジを取り外して取付た後で右にスライドして取り付ける。
その後でネジを1本取り付けてハードディスクの固定は終わり。金属カバーを取付、キーボードを元に戻して取付そのものは完了。


上が元の10GB、下は交換した20GB。
メーカーは同じIBM製。

終わったらバッテリー、アダプタを取り付けてから起動用のフロッピーをセットして電源を入れる。
メニューが1から4まで出てくるが、ここでは4を選んで起動するとMS-DOSモードになるのでFDISKと入力してリターンキーを押す。初期化をして、ドライブの認識をしているようならパソコンに添付されているリカバリーCDを実行すればOK。
なお、この時にオプションでディスクの分割を指定しないとCドライブだけになってしまうので注意するこ
と。
これらのやり方が判らない人は交換しない方が無難。メーカーでも交換によるトラブルは保証期間内でも有償
修理となるため、自信の無い人はやらない方が良い。
(ソーテックのリカバリーCDはノートンゴーストで作られているのでFORMATコマンドで初期化されていなくても問題なくリカバリー出来る)

交換した結果だが気持ち、反応が良くなったようだ。反面、消費電流が倍(10GBは500mAに対し1A)のせいかハードディスク部の発熱が気になる。

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