内蔵ハードディスク交換

買ってから1週間程度で内蔵ハードディスクが不調となってトラブルの発生したソーテックのパソコン(M261DV)だが、確認のためメルコのハードディスクに交換してしまい、結局本体交換の後も引き続いて使っていた。
しかし、何
となく反応が遅く感じられ、初期の物が7,200回転?だったのに対し、5,400回転になったせいかと思い、速い
ハードディスクに換装することを検討していた。

平成12年の12月30日に無線仲間と大宮で忘年会をした際に大宮のソフマップでIBM製のハードディスクを購入。
他にも同じような仕様でウエスタンディジタルやカンタム等も有ったのだが、Webでの評判が良いIBMを購入。
型番はDTLA−307030という、30.7GBでシークタイムが平均8.5msの物。
バルク品なので箱も説明書も無い。(静電防止の袋に入っているだけ)

パソコンのカバーを外し、交換するIBMのハードディスクのジャンパーをスレーブに設定する。
(ジャンパーの設定がディスクの側面にラベルで貼って有り、16ヘッドと15ヘッドの2タイプが有るが、これは16ヘッドの設定)

取り付けようとしてケーブルを見ると、これは内蔵ハードディスクと5インチベイに追加する所にスレーブ用が有るがハードディスクとCD−R/RW等のうち1台しか使えないもよう。DVD(CD兼用)とCD−R/RW用に1回路とハードディスク用(増設を含む)に1回路有るのかと思ったが、ケーブルはハードディスクとDVD、そしてもう1台分しかコ
ネクターは付いていない。
仕方ないので5インチベイの所のケーブルを引き出し、窮屈な体制で仮取り付け。

(ハードディスク用のIDEケーブルは1台しか付かないケーブルなので2台取り付ける場合はケーブルを交換する必要が有る、もしかするとBIOSの設定も変更しないとダメかもしれない。未確認だが..)

初期化しようとしたが当然、そのままでは出来ない。仕方ないので起動用のフロッピーで起動してからMS−DOSのコマンドでFDISKを実行して初期化。一応、初期化したと思ったら8GBしか領域確保していない。

ロジテックの外付けハードディスクにオマケで付いてきたフォーマットソフトで初期化しようとしたがダメ。

メルコの内蔵用ハードディスクのオマケに付いてきたフォーマットソフトで初期化しようとしたがフォーマット不良と言われ、初期化しなおすが8GBの領域は変更出来ず。再初期化しようとしてもゴミ箱が出来ているためか、出来ないと言われてお手上げ。(新規に初期化した、もう一つの領域は20GBを確保)

この件についてNET上で検索してみて判った結果だが、MS−DOS上でFDISKを実行(起動DISK使用)のため、MS−DOSでは8GBを超える区画は作成出来ないとのこと。Windows95(OSR2以前)でも同様とのこと。

ドライブは認識しているので、仕方なくソーテックのリカバリCDを引っ張りだしてリカバリを実施。リカバリの前に2分割してからリカバリをし、終わってからHD革命をインストールして、外付けのディスクから復元。何とか元に戻った。
メルコやIO DATA等のメーカー品だったら、いきなりリカバリCDから実行して戻せば済む話だが、バルク品は苦労する。
初心者はバルク品は買わない方が無難なようである。元の状態に復旧してから交換。

使ってみた感じではモーター音は静か。シーク音はマクスターの20GBがカリカリという感じだとしたら、これはチリチリという感じ。でもケースに入れてしまえば、それほど気にはならないかもしれないが..

起動速度は、あまり変わらないみたいだがファイルのコピー等をすると流石に速い気がする。

値段は7,200回転の30.7GB(未初期化)で15,000円程度だった。同じ程度の容量のメルコ等が18,000円台(ただし回転は遅い)で買えることを思うと、速度を気にしなければメーカー品を買った方が楽だと思う。
(ただし中身が何処のメーカーかは開けてみないと判らないし、選ぶことも出来ない)

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