左側がスキャナ本体、右側は携帯用のケース
（色は薄いブルー系でスッキリしており好み。携帯用のケースは写真では分かり辛いが黒一色）
平成１２年の秋にパソコンを新調した際にスキャナもついでに新調した。今まで使っていたスキャナはプリンタの
ポート（パラレル）に接続するタイプで、電源もＡＣアダプタというのがネックでたまにしか使っていなかった。
それとＷｉｎｄｏｗｓ９８までは問題なく使えたが、２０００以降ではドライバーが対応しておらず、メーカーの話だと今後も対応する予定は無いとのことで、将来性は見込めないことも有ってＵＳＢの物に買い換えることにした。
Ａ４サイズの物ならいくらでも有り、値段もピンからキリまで有る。しかしながら私の用途としてはＨＰに写真などを貼り付けるだけなので、Ａ４サイズのスキャナでは場所を取るだけで困りもの。そんな時、パソコン屋で目にしたのはＮＥＣのＰｅｔｉ Ｓｃａｎ（プチスキャン）というもの。
これはＡ６サイズ（ほぼハガキ大まで対応）だが、それ以上の原
稿でも、本体を裏返しにすることでスキャンしたい部分をスキャン出来るとのことで購入。なおＡ６以上のサイズの
原稿でも読み取る場所を移動して複数回読み取り、それをソフトで張り合わせることにより大きなサイズに対応することが出来るとのこと。
定価だと２９，８００円とか？ 購入価格は１５，０００円くらい。Ａ４サイズのスキャナでも安いのだと１万を切る値段で買えることを考えると高め。
しかしながら、他にはこのサイズの条件の製品は見当たらないので購入した。
箱を開けると本体と携帯用のソフトケース、読み取りソフト等のCDと取説類、ＵＳＢのケーブル。
ソフトはTWAINドライバと画像処理ソフト(AdobeのPhoto Deluxe)、画像ファイリングソフト、文字認識ソフト、名刺を読み込んで処理するためのソフト(体験版)、マイクロソフトのWord用のスキャナプラグインソフト、ホームページ作成ソフト(AdobeのPageMill3.0)の体験版等が付属している。
私はTWAINドライバとWord用のスキャナソフトくらいしか使う必要性を感じないので、他のソフトはインストールしなかった。
(インストール時に選択できる。なお、Photo Deluxeは別のCDになっている)
大きさはＡ５サイズで厚さ３６ｍｍ、重さ６３０ｇで携帯用のケースが付属しており、持ち運びに便利。小型なので使わない時には本棚等でも置いておける。
ＯＳはＷｉｎｄｏｗｓとＭａｃの両方で使える。（ソフトも両方に対応とのこと）
気になる解像度は最高６００ｄｐｉまで。私はＨＰに貼り付ける関係で１００〜１５０程度にしている。
これは、あまり
解像度を上げてもデータ量が増えて重くなるだけで、ホームページの場合あまりメリットが無いため。
印刷等をするなら解像度を上げた方がキレイになるだろう。
接続はＵＳＢなので電源のＯＮ／ＯＦＦを気にしなくてもＯＫで世話無し。
私の場合、Ｐａｉｎｔ Ｓｈｏｐ Ｐｒｏ ７．０４Ｊで使っているが、スイッチ等の操作をしなくてもソフトだけで対応出来る
ので良い。以前，使っていたスキャナだと原稿をセットしてから読み込みボタンを押す必要が有ったが、これなら原稿をセットして、後はソフトで取り込みすればＯＫ。機械的な操作は不要。（Ｗｉｎｄｏｗｓの場合は手前に有るボタンを押すと自動的に読み取りソフトが起動するとのこと）
なお付属の読み取りソフトだけでも画質の調整（明るさ、左右の反転、白黒変換、部分拡大読み込み、色バランス等）が可能。
とりあえず画像編集ソフト等を持っていなくても同梱のＰｈｏｔｏ Ｄｅｌｕｘｅと併用すれば、何とか編集は
可能かと思われる。（個人的にはＰｈｏｔｏ Ｄｅｌｕｘｅの使い勝手は好きじゃないけど．．）
Ｗｉｎｄｏｗｓ ＸＰの対応だが、ドライバーは２０００用を使う。ただ、私の環境（ソーテックのＷｉｎ ＢｏｏＫ Ｕ２７０Ａ４）
ではドライバーをインストールして動作はするのだが、ドライバーのインストールが正常に行われていないと認識しているのか、パソコンを起動する度に新しいハードが見つかったからと、インストールを求めてくるので煩わしい。
ドライバーのダウンロード先その後、パソコンをASUSのベアボーンキットに買い替えたが、これではそういう現象は起きていない。