内蔵HDD認識せずの顛末
最初に付いていたシーゲートのST320423A(7200回転) 交換してみたメルコ(MAXTORの33073H4) 5400回転

平成12年の12月初旬に購入したソーテックのM261DVだが、HD革命バックアップというソフトで外付けのハードディスクにバックアップ中、97%程度まではサクサクと小気味良くバックアップしていたのだが、その後がやたらと遅くなり、ノロノロ状態。
イライラしてきたので強制的にリセットしたらスキャンディスクが始まり、それも時間が掛かる
ので停めたら動作が不安定になり、仕方ないのでノートンユーテリテイでチェックしたら表面検査になり、これが不良セクタを検出し修復に時間が掛かること。
朝まで掛かって(夜中は付き合いきれないので寝てしまったが..)やっ
と終了。

その後は何とか不良セクタも見つからず動いていたのだが、数日して新しくソフトをインストールした後で外付けのハードディスクにコピーを取り、インターネットするのに再起動したら突然画面が白くなって何も表示しなくなった。

これはWindowsが壊れたと思ってリカバリCDを引っ張り出し(これまでリカバリCDを使うようなトラブルは無かった)リカバリを完了。
ここのリカバリはCDを入れるだけで開始されるので世話無し。

終わって、さて外付けからバックアップを戻そうと思い、リカバリした筈の内蔵ハードディスクにHD革命をインストール。
終わってバックアップを戻そうとHD革命を実行。ファイルが無いと言われる。そんなバカな? マイコンピュータ
ーでドライブを確認すると外付けが見えない。(認識されていない)

おかしいなぁ? と思って何回か再起動しても同じ、そのワリには起動時に外付けのハードディスクにアクセスしている。アッ! と気がついた時は既に遅し。
何と内蔵のハードディスクが認識されないため外付けのバードディスク
(ロジテックの30GBで中身はIDEだがSCSIに変換して接続しているそうだ。これを15GBずつ2分割してあった)をリカバリしてしまったのだ。
しかも分割してあったハードディスクを1つの区画に書き戻してしまい、結果的にバック
アップしてあったデータもパー。

泣くに泣けない結果になってしまった。まさか内蔵のディスクが、こんなに簡単に壊れるとは思っていなかったので怒り心頭。メーカーにメールを書いて問い合わせたが、返事が届くのに1週間は掛かったし...

翌日、ハードディスクの問題だと思ったので別のハードディスクをとりあえず買って交換すれば動くだろうと思い、バルク品でも良いから、あまり金をかけないでやろうと思って上尾市のパソコン屋まで行く。
元々付いていたのはシーゲ
ートのST320423AというOEM用の物。仕様を見るとATA66で7,200回転。
(市販品で同等品はST320420Aか?)

で、最初はバルク品を買おうかと思ったが設定とか初期化で苦労して動かないのも困るので無難なところでメル
コの製品を購入。
元が20GBなので20にしようか迷ったが、外付けが30GBということもあって30GBにした。

値段は18,400円に税。I/Oデータと両方有ったが、缶コーヒー数本分の価格差でメルコにした。(^^;)

買ってきて中身を見るとMAXTOR社の物、製造はシンガポール製だが製造年月を見ると2,000年の8月製らしい。
シリンダー(トラック)、ヘッド、セクタ数は全く同じだが回転数が5,400回転ということで遅かった。

交換して、リカバリCDを使ってみると問題なく認識。とくに初期化しなくてもOK。よくよく見ると、このパソコンの初期設定は1ドライブだが、リカバリCDを使えばドライブを分割して使用することが可能とのことで2分割してリカバリ。

リカバリは終了したので、早速ノートンユーテリテイ(正確にはシステムワークス)等のソフトを再インストール。
インターネットの設定も、やりなおしてOK。でも、何か起動が遅い。ショートカットが表示されてくるのも遅いし、マウスを右クリックして内容を見たりする時も1,2秒待たされる。
やはり、このあたりは回転数の違いとシークタイムが
遅いせいだろう。そうこうしているうちに、今度はダイヤルアップネットワークで接続出来ないトラブルが発生。
(これは後日、設定ミスと気がついた)

問い合わせても、なかなか返事が来ないのがイマイチ。もっと速くて静かと言われるIBMでも買おうかと真剣に考えてっていた頃になって、やっとメーカーから本体交換の連絡が有り、なんとか問題は解決しそう。
さて、交換したハー
ドディスクをどうしようか? 5インチベイに取り付ける金具が付いているので、外付けの代わりに内蔵で追加するか? 
でも、アクセスしているかどうか一目で見えないのが難点。容量的には30GBも有れば困ることは無いけど

なぁ。

結局、本体ごと交換となり12月29日に届いた。早速メモリーやSCSIカードを取り付けるため蓋を開けて中を見てみると今度はシーゲートではなくMAXTOR製が付いている。
しかし型番から推察すると5,400回転の物。まあ、安
心して使えるなら構わないが..製造年月を見ると2000年の4月製。後から買ったメルコよりも古いぞ..(^^;)

でも回転数が5,400回転ならインストールし直す手間を考えると前のハードディスクの方が良いと思い、そのまま故障後に使っていたメルコの30GB(中身はMAXTOR)と交換してしまった。このドライブはスピードはイマイチだが安心感は有るし、今まで使っていたソフトがそのまま使えるので..どうしてもガマン出来なくなったらIBMの7,200回転のドライブにでも載せ変えることにしようと思う。

交換後に30GBに交換したが、どうも反応が遅い気がして元の20GBに戻してみた。
時間を計ってみたが、思ったほど差は無い。むしろシーク音(ヘッドが移動する時の音)は、こ
ちらの方が煩くカリカリ言う感じで気になる。速度が大差ない上に音が煩く、容量も少ないとあっては30GBを使う方がソフトの再インストールの必要も無いので、30GBに戻してしまった。
速度が気になるようならIBMの7,200
回転にでも交換することにしよう。
シークタイムではシーゲートが一番みたいだが、どうも信頼感に欠けるし..

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