富士通コンポーネント製親指シフトキーボード

富士通コンポーネント製の親指シフトキーボード

平成14年の7月にパソコンをメーカー製から自作品に近い物(ASUSのベアボーンキット)に換え、OSもXPにしたことから今まで使っていた親指シフトキーボード(リュウド製)が使えないものと思い(キーボードがソフトで動くため) キーボードドライバーが出ていたのだが、どうも上手く動作してくれないので諦めて富士通コンポーネント製のキーボードを購入。
富士通製品の専門店である、青山の「アクセス」という店で通販しているというのでネットから注文。
(リュウドの親指シフトキーボードはWindows XPまでしかドライバーが提供されないため、それ以降は事実上は使用出来ないと思われる)

定価14,800円+税+送料とのことで、支払いは代金引き換えだとかコンビニで払い込み、銀行振込等が可能。 (当時の価格)
私は銀行振り込みを選択。銀行振り込みだと振り込み手数料が掛かるけど..

私の場合、送料は900円だった。佐川急便での発送とのことで、予定通り届いた。

で、使ってみた感想だが親指シフトのキーと文字のキーの高さの差が大きい。
親指シフトのキーが他のキーに比べて高すぎる感じ。慣れないと、かなり違和感が有る。

DELキーがFnキーと一緒に押さないと使えない。通常はDELキーではなくBS(バックスペース)キーになっている。
この辺りは別々に出来なかったのかと思う。DELキーは結構使うキーなので独立していないと使い勝手が悪くて困る。

TABキーが左の親指キーの左側に有る。私は頻繁にTABキーを使うクセが有るので、使いづらい。

半角・全角のキーは大きいが、こんなに必要ないので、この位置にTABキーでも付けてもらった方が良かった。

動作にはJapanistという専用?の富士通純正のIMEが必要。
私の場合、これを含んだOASYS2002を買ったので無駄な出費になってしまった気がする。

同梱されている取説やJapanistというIMEのCD

キーボードのコネクターはUSB専用。もしかするとPS2用の変換コネクターを使えばPS2でも使えるかもしれないが、未確認。誰か試してみるか?(^^;;)

キータッチは何方かが書かれていたが、少しバネというか押した時の戻り圧力が大きいかもしれない。
その方はキートップを外してから下のゴムを少し切り取ったそうだが..

キーボードその物は軽い。現在使用しているリュウドのキーボード(富士通純正のFMV-KB611か何かと同等)に比べると大きさは半分くらいだし、重さもはるかに軽い。その分、キーボードを押した時の感触がチャチなのは仕方無いが..
 
キーボードの大きさ比較。奥がリュウドの親指シフト
キーボード(富士通の純正品FMV-KB611等と同じ)
手前が富士通コンポーネント製のコンパクト親指シフトキーボード(大きさは半分くらい)当然ながら10キー無し
こちらは梱包されている箱
それと同じIMEを使っていても、変換速度が遅い気がする。

個人的な感想としては小型は良いのだが、もう少し大きくてもデスクトップで使えるようなシッカリしたキーボードを出して欲しかった気がする。富士通以外のDOS/V機を使う場合に他に選択肢が無いから使っているような物で他に有れば金を出してまで買いたいと思う設計ではない。

HOMEやENDもFnキーを押しながらカーソルのキーを押さねばならず億劫。普段フルキーボードを使っていると使いづらくてイライラしてくる。この辺りは小さくても独立したキーを与えて欲しかった。

キーの間隔は普通(キーによっては半分くらいの大きさのも有るが..)
Windowsキーとかは個人的には使うことも無いので必要無いが..

キーのストロークは少なくはないがメンブレムタイプのせいか感触が今一つ。
メカニカルタイプに慣れてしまうと...値段を考えると文句は言えないし、そういう人は富士通製のパソコンを買って純正のキーボードを使った方が良いだろうけど..(苦笑)

添付品はJapanistのCDと取説他。パームレストも付いている。

キーボードはUSB接続だがコードは比較的長めになっているので、そうは困らないだろう。
ただ、カールコードではないので取りまわしが長いと邪魔かもしれない。裏を見たらマレーシア製だった。

しばらく使ってみたが親指キーの高さの違和感とソフトの相性?による文字変換の不調というか、誤変換というかが多く、嫌になって手放してしまった。

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