Bフレッツ(光)導入記

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NTT東日本のBフレッツ(光)。以前から導入しないかと勧誘されていたのだが、今まで住んでいた所ではADSLも、それほど遅いとは感じず必要性も感じないのと、プロパンガスのガス漏れを検知して通報するシステムが電話回線に接続されており、これが光回線だと対応していない等という問題?(昨今は光にも対応しているとか?)も有って先送りしていた。
それと電話で勧誘してくる人間が光の利点ばかり強調して費用だとか工事内容とかの説明がロクに無いのが不満で見送っていた。
光のケーブル自体は近くまで来ているので屋内の工事をするだけで済むという話だったが..

平成20年の2月末に現在の場所に引越して電話局から距離が遠くなったらADSLの速度が遅くなり、しかも電話回線の不具合からかADSLが接続出来ないというトラブルが発生したりと散々。
たまたま5月になってNTTの関連会社から勧誘の電話が有って一旦は断ろうと思ったものの、今なら工事費が無料、利用料金も数カ月(3カ月だったか4カ月だったか忘れたが)無料という話で、ADSLも今ひとつ調子悪いし乗り換える気になった。

利用料は少し高くなるものの、電話を「ひかり電話」にすれば電話代は安くなることもあり、トータルで今より千円くらい高くなる程度の差。

とりあえずokしたものの、電話での申し込みというのは書類が届くまで本当に申し込みされたのかと不安になる。

しばらくして正式な案内の書類が届いたので安心したが...

その後で今度はモデムの取付方法やBフレッツに必要な接続ソフトのインストールCD等が入った物が届いた。(2mくらいのLANケーブルも付属)

工事日は私が休みの日を選んで来てもらうことにした。当日は午前中ということで申し込んでおいたら9時前に二人で来て、早速工事。
光ファイバーを引き込むのに直径1cm程度の穴が必要とのこと。私の場合はエアコン用で使っていた穴が有ったので、そこから通して貰ったが無い場合には新規に穴を開けることになる。

光ファイバーは黒いカバー?で覆われているようだ。(よく見てないが)

家の中に引き込んだ後でコンセントという中継の箱? を介し、そこから更に終端装置(ひかり電話の場合はモデムとルーターも一緒になっている?)
まで光ファイバーで引っ張っている。外から引き込んでいる光ファイバーは強度が弱く、折り曲げは禁止。コンセントから引き出している物は折り曲げ ない限りは平気なもよう。
(あまり小さい直径で丸めるのは止めた方が無難とは思うが..)

配線が済んだ後で工事業者が持参したノートパソコンで回線の接続を確認。

モデムは自分で設置し、接続も自分でやったが頼めば有料で設定もしてくれたはず。


柱に取り付けた光のコンセント
(左の黒いケーブルが屋外からの引き込み、右が屋内用のケーブル)

ひかり電話を使う場合はモデムの電源は切らないこと。切ると電話も使えなくなるし、当然、停電時も電話は使えないので注意。
停電が怖いならUPS(無停電電源)にでも接続して使うしかない。それと固定電話と違って使えなくなるサービスも有るので、こういうサービスを必要とする人は要注意。

モデムの電源はACアダプター。ひかり電話のモデムの場合、電話機のモジュラージャックは2口とLANのジャックは4口有る。
試しに電話機を2台接続してみたがNGだった。どちらか1口だけしか使えないのかも? (未確認)

LANは4口有るため最高、4台までのパソコンが接続出来そう。
 
光のモデム(終端装置と、ひかり電話、モデム兼用)
縦型で安定性が悪いため市販のブックエンドを使っている
(寝かせると放熱が悪くなりそう)
光のモデムの裏側(青いのがLANケーブル、その下の二股が電話線を分岐している、一番下は光のケーブル、右の黒いのは電源ケーブル)

Bフレッツの接続ソフトはインストールするとパソコン起動時に自動的に常駐する設定になるらしく、ADSLの時代のPPPOEのように自分で接続する必要は無い。
 だからパソコンを立ち上げると何も考えずにメールのチェックやブラウザを立ち上げてネットサーフィンが出来る。
(接続を切断するにはIPv6リゾルバサービスというアイコンを右クリックして無効化してやれば良い)

気になる回線速度だが私の場合、24M程度だった。

なおプロバイダによってはADSL等から光に回線変更をする場合は料金コースが変わるためコース変更の連絡(料金も変わる)が必要になる場合も有るので注意されたい。

私の場合、コース変更に伴う切り替えで接続が出来ない時期が有るのでは?と心配したが、特に問題も無く開通した。
(その前にWindowsをクラッシュさせてしまい復旧に苦労してしまい、回線は開通したものの確認が出来なかった..)  

なお電話をひかり電話に変える場合は現在の回線を「休止」手続き(工事も必要で有料)が必要になる。電話番号は変わらない。
休止の期間は5年だそうで、5年経つと休止期間を延長する手続きが必要? 放置していると電話の契約が解除になるらしい。

今まで使っていたADSLモデムとスプリッターは工事に来た人が回収していくという話で、そのとおり引き取って貰った。
(前回、ADSLを1.5Mから12Mに変えた時はモデムは自分で送り返した)

これから光の導入を考えている人は料金の折り合いさえつけば導入するのが得策だろう。ただ100Mという数字は最大値であり、実際はそんなに出ないので期待すると裏切られるかも? 私のようにADSLでは満足な速度が出ず、少しでも改善されるならという人は迷わず乗り換え?

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