消えたシリーズ第二弾？はＱＳＬ会社です。（最終更新　２０２３年１０月）

昭和５０年の開局当時から、早４０数年。この間に消えていったハム関係のメーカーも数少なくない。
ＱＳＬカード会社も雨後の筍のように出ては消えしていった。
考えてみれば「アドカラー」と「デザインナカニシ」は長いこと続いているものだと感心してしまう。
（アドカラーは２０１４年２月に廃業、デザインナカニシは２０２３年で営業終了）

アドカラーは私が開局当時に印刷されていない規格カードを買って来てはコールサインのゴム印を押したりして使ったものである。
ここでは、それとは別に現在は撤退してしまったＱＳＬ会社を紹介してみたい。
 
東京プリンター
秋葉原のトミヒサ無線（現在は無線から撤退）に印刷の無いＱＳＬが置いて有った。
私も昭和５０年代の初期に多用したものである。
青とか緑を使った一色刷り。中にはコールサイン等を印刷している人も居た。
 

山口プロセス
「山桜はがき」のハガキを使用したＱＳＬで、自分で撮った写真を白黒にして印刷してくれた。
私も三種類くらい作った。１００枚ずつ箱入り(「山桜はがき」の箱)だった。 

ドーイング
初めて１，０００枚頼んだ。表面は光沢仕上げ。コールサインのみのシンプルなのを作ったが、使い切るのに時間が掛かり途中で飽きてしまった。絵入りの規格カードも有った。 

館山印刷センター
千葉県の館山に有ったメーカーでカラーカードを作っていた。
 

京都アイピー
京都に有ったメーカー、カラーカードを作っていた。使ったことは無い。
 

サンメガ
大阪に有ったメーカー。写真を使ったカラーカードや規格カードも作っていた。私は使ったことが無い。 

はしもと印刷
石川県に有ったメーカー。ＱＳＬ以外に名刺も作っていたが、最近見掛けない。  

研文社印刷
私は作ったことがないが弟が使っていた。

矢野印刷
平成２４年の秋頃？（８月か９月かは不明だが）廃業。
手頃な価格で規格カードや写真入りのカードを作っていた。
表裏とも光沢面なのでインクジェットのプリンターで使うには今一つで使う機会は減っていたのだが．． 最近（２０１６年頃？）復活したらしい。

東京プリンターのQSL (コール等はゴム印と手書き)

ドゥーイングのQSL

山口プロセスのQSL

これ以外にも東京の中野区に木村印刷という会社が有ったそうです。（６９年〜７０頃とのこと）
情報提供ＴＮＸ　ｅｘ、ＪＲ１ＦＴＹ局

アドカラー
老舗のＱＳＬカード印刷会社だったが２０１４年（平成２６年）で廃業。
私も規格カードというか絵入りで、それ以外は何も印刷されていないカードにはお世話になった。
今も、この手のカードが数百枚、手元に残っている。

デザインナカニシ
２０２３年８月２７日で営業終了とのこと。
規格カードを何回か使ったがインクジェットで使うには光沢紙？でインクの吸い込みが悪く汚れるので手書きで使ったような記憶が有る。